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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】
[209]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/09/15(火) 00:20:52 ID:fhSJ7/9c
*****
鈴仙「……はい。じゃあ今日はここまで、お疲れ様」
てゐ「ふいー、いい汗かいた。部屋に帰って
りんごジュース
でも飲もうっと」
霞「鈴仙さま、今日はありがとうございました」
――そして数時間後。
てゐと霞の動きが丁度良く洗練されたタイミングを見計らい、鈴仙は練習を打ち切った。
ひたすらな修練は大切だが、不要な反復作業は正確なフォームを乱す。
それに何より、自分達には午後から大会の三位決定戦
――聖徳ホウリューズ対紅魔スカーレットムーンズの試合を見に行く予定がある。
霞「あっ、私、後片付け手伝いますよ」
鈴仙「良いってば。霞には今日の三位決定戦のデータを集計するっていう、大切な仕事があるでしょ?
……っていうか、霞ったら寝不足でしょ。
てゐから聞いたけど、データ集計用に藍さんの付けてたスカウターを拝借して改造してるとか……」
霞「河童じゃあるまいし、私は改造までできませんよ。自爆機能を取り除いてただけです」
鈴仙「(それだけでも、他の妖怪兎の事を考えればスゴいと思うけどね……)」
片づけを手伝いたがる霞の申し出を丁重に断り、鈴仙は一人で練習後の片づけに入る。
(てゐは当然の権利のごとくサッサと帰っていた)
所詮は三人での練習、それも軽い調整が主だったため片づけは楽だった。
鈴仙「さてと。あと片づけるのはこのボールだけかしら……っと」
鈴仙は練習開始早々にフィールド隅に転がっていた「ボロボロのボール」を手に取る。
これが最後のボールだ、と思って丁寧に屈んでそれを胸元にまで持って行った時――。
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0ch BBS 2007-01-24