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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】


[339]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/21(月) 00:35:56 ID:VL8Z4LzM
実況「中里選手は外界では絶滅した、ニンジャという種族の生き残りです。
分身、変わり身、縮地……様々な忍術を活かした器用なプレーは博麗連合にとって、縁の下の力持ち!
永遠亭ルナティックスは今日の試合、彼の動きにどこまで着いてこれるでしょうか!」

中里「(外の世界でスポーツ忍者となる夢こそ敵わなかったでゴザるが。こうして森崎とまたサッカー出来るのは、僥倖でゴザった)」

実況「天子選手は天界からの参戦です! 天人特有の固さを活かしたディフェンスも脅威ですが、 省64

[340]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/21(月) 00:38:45 ID:VL8Z4LzM
実況「中央にどんと陣取る、博麗霊夢選手についてはもはや説明不要でしょう!
絶対的な万能性を持つ幻想郷のスーパーシューティングプレイヤーたる彼女は既に、
5ゴール6アシストと圧倒的な実績を残しております。彼女は――強い!!」

霊夢「(「強い」……かぁ。昨日の準決勝でも思ったけれど。強いって一体何なのかしらね)」

実況「ハクレイタイプでは、MFとFWの間に選手がウイングとして入り、そのポジションの選手が 省60

[341]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/21(月) 00:39:56 ID:VL8Z4LzM
鈴仙「(魔理沙……やっぱりあんたも試合に出るのね。今日の試合が、自身のサッカー生命の終了を告げるとしても。
あんたは一瞬でも、閃光のように輝き続ける事を選んだ……と、いう事かしら)」

アナウンスによる紹介が終わると、観客達の歓声は更にもう一段階大きくなる。
キックオフまで、残された時間は本当に僅かとなっていた。
そしてそんな中。最後に紹介された魔理沙の決然とした視線を、鈴仙は食い入るように見つめていた。 省41

[342]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/21(月) 00:44:34 ID:VL8Z4LzM
鈴仙は魔理沙とそこまでは親しく無いが――ライバルとして、掛けるべき言葉が全くない訳は無い筈だ。
そう思って、鈴仙は言葉を選びつつ……魔理沙に対してこう答えた。

A:「私にも目標がある。負けられないのは、こっちだって同じよ」闘志を籠めて返す。
B:「私はあんたほど強くないかもしんない。だけど、負ける気は毛頭ないわ」強気に返す。
C:「……深くは突っ込まないわ。ただ、良い試合にしましょう」あくまで試合だと言う。 省13

[343]森崎名無しさん:2015/09/21(月) 00:46:27 ID:8bplPLSg
A

[344]森崎名無しさん:2015/09/21(月) 00:46:58 ID:rCLYxtPM


[345]森崎名無しさん:2015/09/21(月) 00:48:50 ID:VtMbEXd2
Fそう、がんばってね

[346]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/21(月) 01:29:01 ID:???
A:「私にも目標がある。負けられないのは、こっちだって同じよ」闘志を籠めて返す。

鈴仙「……色々と抱えているのは自分だけだって。そう思われちゃあ困るわね。
私にも目標がある。負けられないのは、こっちだって同じなんだから」

魔理沙「ふうん。じゃ、聞かせて貰おうか、お前の目標とやらを」

鈴仙の闘志を籠めた静かな言い方に、魔理沙は若干の嘲りを籠めて返した。
鈴仙は魔理沙の言葉に対し、胸を張ってこう答えた。
省35

[347]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/21(月) 01:30:17 ID:???
鈴仙「霊夢と……? 今も肩を並べてるじゃないの」

鈴仙にとって、霧雨魔理沙は霊夢の相棒としての認識しか無かったため、魔理沙の告白には違和感があった。
そしてこうした鈴仙の反応は、魔理沙にとって恐らく想定内だったようだ。
魔理沙は特別詰まる様子や困った雰囲気も無く、こう自身の限界を語ってくれた。

魔理沙「……私は何の才能も無い単なる人間。方や霊夢は才能の塊みたいな博麗の巫女。
元々のスタートが違う。これまでも私は、何でもやって来て、霊夢に追いつこうとして来て。 省50

[348]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/21(月) 01:31:42 ID:???

魔理沙「――もしも、私の言う事が間違っているとか。
自分にも同じような覚悟があるだとか。そう言いたいんだったら、試合でそれを示すことだな。
……でなきゃ、一旦は私の勝ちって事にさせて貰うからな」

クルリ。タッ……!

鈴仙「あっ、ちょっと……! ――って、行っちゃった」

鈴仙の姿に満足したのか、魔理沙は悪戯っぽく笑いながら、自身の陣形へと戻って行く。

鈴仙「(でも……ちょっと意外だったな。私と魔理沙で、考えてる目標が割と同じだったなんて……)」 省35


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