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【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】
[738]鈴仙奮闘記@ ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/26(木) 00:27:45 ID:???
ヒュウウ……
鈴仙「……さむっ」
――そして、10月も終わりに近づいた日の夜は寒かった。
鈴仙は身体を温めるためにも、その辺りに転がっていたボールを取り出して、
リフティングでも始める事にした。何か作業をやっていれば、嫌な思考から離れられる。
そのうちに、永琳と藍から告げられた問題への答えも見つかるとも思って。
ポーン、ポーン、ポーン……。 ……ジャリッ。
それからどれだけの時間が経っただろうか。
鈴仙が自分のリフティング回数を正確に数えられなくなって来た頃に、
中庭の土を踏みしめる僅かな音が聞こえた。
鈴仙「……誰? ――って、あらっ」
ポーンッ、ポン。コロコロコロ……。――スッ。
中山「――悪いな、鈴仙さん。リフティング、止めてしまって」
その音の主は中山だった。
夜でも相変わらずユニフォームを着ているが、どうやら昼のとは違うらしく清潔だ。
びっくりして零してしまったボールを中山は拾い上げ、鈴仙に近寄った。
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0ch BBS 2007-01-24