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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】


[935]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/15(月) 00:18:50 ID:???
パチュリー「……今さら、何故私がこれからイタリアでサッカーをする事を知っているのかは聞かない。
       あと、頂いた忠告については素直に謝意を述べてあげるわ。ありがとう。
       だけど一つ教えて頂戴。……弟子のケアに行くとしたら、方向が逆よ。どこに行くのかしら」

パチュリーはその言葉を受け止めつつも、
神子は妖夢が去って行った方向とは逆の方向へと向かおうとしたため、彼女をこう問いただした。
すると、神子の口からはパチュリーの予想外の発言が飛び出した。

神子「――おや。私がいつ、彼女の観戦とケアをするためにここに来たと言ったかな。
    私が今日、この地に来たのはそれがメインでは無いのだよ」

パチュリー「……? どういう事よ」

神子は口で説明する代わりに、一枚の紙切れをパチュリーに渡した。それは名刺だった。
名刺にはこう書かれていた。

パチュリー「長野県幻想郷市 市長 豊聡耳 神子……?」

神子「――今日は幻想郷でも特色的な民芸品の輸出に関する取引でブラジルに来ただけさ。
    そして、今からまた別の姉妹都市協定にかかる会議に出席しないと行けない。
    私もそうそう、彼女のコーチングに時間は割けないという事だよ」

神子は今度こそ去って行った。
よく見ると、いつもの豪族とは別の黒服の警備員が彼女の周囲を取り囲んでいた。


0ch BBS 2007-01-24