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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】


[946]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/15(月) 23:44:23 ID:???
ヤクザそのものとしか思えないドスの効いた声で魅魔はドアの向こうの主と問答している。
これまで春だった鈴仙の脳裏に、今年一番どころか観測史上最大規模の寒波が吹き荒れた。
しかしそれも無理はない。
魅魔が発した言葉の中でサッカーらしい単語なんて、「選手」「クラブハウス」位しか無かったのだから。

ギイ……。

そして、軋むドアを開けて場末のバーから出て来た老人と魅魔のやりとりは、
既に不安で凍え切った鈴仙の脳内に追い打ちと言わんばかりに、
更なる絶望という名の液体窒素のシャワーを浴びせる結果となった。

老人「ホゲホゲ。……お前さん、エエケツしとるの」

魅魔「折角会ったと思ったら。なーに言ってるんだい、コーチ。
    あたしが魅力的なのはケツだけじゃなくて、顔や胸とかもだろう?
    ま。……生憎と新しい選手は、顔はともかく、尻も胸もほとほと貧相なのが申し訳ないけれど」

コーチと呼ばれた白髪をボサボサに伸ばした老人は、ヨボヨボと魅魔の尻を撫でまわしながら、
ギョロリと半魚人のような白目を鈴仙に向けて、品定めするかのように兎耳からつま先までを見たかと思うと。

コーチ「……ままま、合格じゃ。貧相なトコロもそれはそれでそそるってモンじゃ。
     それに何よりバニー耳がエエ。あれならそこそこ上玉じゃああよ。エエバニーさんになれるゾイ。
     どれどれ。もっと近くで見てみたいのお……。最近、視力が悪うて悪うて……」

ズッ、ズッ、ズッ……。


0ch BBS 2007-01-24