※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[935]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/15(月) 00:18:50 ID:???
パチュリー「……今さら、何故私がこれからイタリアでサッカーをする事を知っているのかは聞かない。
あと、頂いた忠告については素直に謝意を述べてあげるわ。ありがとう。
だけど一つ教えて頂戴。……弟子のケアに行くとしたら、方向が逆よ。どこに行くのかしら」
パチュリーはその言葉を受け止めつつも、
神子は妖夢が去って行った方向とは逆の方向へと向かおうとしたため、彼女をこう問いただした。
省39
[936]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/15(月) 00:22:01 ID:???
パチュリー「正気の八雲紫が、彼女のような政治屋に統治を委任するとは考えられない。
となると。……幻想郷も、いよいよ私の知る幻想郷では無くなりつつある、という事かしらね」
パチュリーはそんな神子の後ろ姿を見て、心底残念だと言わんばかりにそう呟く。
そして、ここには居ない妖夢の親友であり、自身の弟子でもある人物に対して、心の中でこう呼びかけていた。
パチュリー「(強さを得ても尚、より完璧な選手を目指し自らを苦しめる魂魄妖夢。
省27
[937]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/15(月) 00:28:25 ID:???
*****
〜サンパウロFCホームスタジアム・観客席〜
――そして、パチュリーが去った後のスタジアムには、彼女のみが残された。
鈴仙「――妖夢。あんたもここで……色々と、頑張って、いたんだね」
今や無人となった観客席の一番前で、兎耳の少女は一人佇んでいた。
かつての友人との知られざる邂逅を経て、彼女は友人の栄光と苦悩を同時に知り……そして決意する。
鈴仙「……これからは、私も、頑張らなくっちゃ」
省17
[938]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/15(月) 00:33:56 ID:???
……と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
明日から漸く鈴仙の章に入れると思います。
人気投票結果の発表もやりたいですが、気分的に本編を進めたいので、
暫く鈴仙の章を進めてからにしようかなと思っています。
>>930
6差で負けたり7%しかないポストを引き当てたりしてるから、ここまで落ち込んでるってのもあるので、
もっと実力の高い相手に普通に負けた場合は、ここまで落ち込まないと思いますw
省6
[939]森崎名無しさん:2016/02/15(月) 00:49:23 ID:???
長野県「またウチが舞台になるのか壊れるなぁ」
[940]森崎名無しさん:2016/02/15(月) 23:15:06 ID:???
乙なのです
妖夢さん……本来は素晴らしい成長を見せつけて鈴仙さんにカッコよくライバル宣言するはずだったのに
[941]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/15(月) 23:33:31 ID:???
こんばんは、更新していきます。
>>939
洩矢神社や諏訪湖が幻想郷に引っ越して来た=幻想郷は長野県という説が有力ですが、
三月精やら深秘録の描写を見ると幻想郷と同じ座標?に東京みたいな大都市が広がってるので、
実際どうなのかよくわかりません(汗)
このスレでも早苗さんが赤口中学のエースやってそうな世界なので、また長野県という事でお願いしますw
>>940
乙ありがとうございます。どうも情けない感じになっちゃいましたね…w
省5
[942]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/15(月) 23:34:49 ID:???
第三章 プロジェクト・カウンターハクレイ 海外修行編
――鈴仙の章 その1――
――時は、妖夢と鈴仙の邂逅の二週間前にさかのぼる。
鈴仙「……うわぁ! ここがブラジルの首都・サンパウロですか!」
魅魔「何言ってんだい。ブラジルの首都はブラジリアっていう、もっと内陸の都市だよ。
とはいえ、このサンパウロの方が栄えてるってのは事実だけどね。
省37
[943]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/15(月) 23:36:35 ID:???
ブロロロロ………。
子どもA「キャハハ! いくぜみらーじゅしゅーと!」
子どもB「ハッハー! そんなのラクショーだぜ! それっ、ぎがんとぶろっくー!」
バシッ、バシッ……。
鈴仙「危ないなぁ。あの子たち、路上でサッカーなんてしてて。大人は怒らないんですか?」
魅魔「誰が怒るか。未来のスタープレーヤーは皆、こうやって小さい頃からサッカーセンスを磨いて来たのさ。
省26
[944]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/15(月) 23:39:05 ID:???
魅魔「……おっ、見えて来たか」
そして、その輝きが収束する地点がサンパウロにはあった。
都心であるにも関わらず、その周辺だけは広々とした芝地が広がっており、
良く見るとその芝地の全てがしっかりと整備されたサッカーフィールドであると分かる。
数多くの子どもから少年、そして大人がそこでハイレベルなサッカーを行っており、
しかも驚くべきことに、こうしたフィールドは鈴仙が見た限りでも四面程確認できた。
鈴仙「! 魅魔さん、これって……!」
省59
[945]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/15(月) 23:42:31 ID:???
鈴仙「(ウフフ……永琳様。今度からサッカーにおいては、私の事を師匠と呼んでも良いのですよ……ウフフ……)」
魅魔「……さーて。後15分位かな」
ブロロロロ……
――それ故、鈴仙はすぐに気付けなかった。
鈴仙を乗せ運転する魅魔のオンボロレンタカーが、サントスFCの駐車場を何食わぬ顔で通り過ぎ、
そのまま整然とした都市から、裏通りにあるスラム街へと角を曲がっていった事に。
***
――そして、それから魅魔の見立て通りに約15分後。
省35
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24