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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】
[123]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/28(日) 01:19:32 ID:ASx8Dvhc
★ネイ→ドリブル 54 ( ダイヤ10 )( 3 + 3 )+(手加減-3)+(消えるフェイント+4)=61★
★鈴仙→タックル 52 ( クラブ8 )( 6 + 1 )=59★
≧2→ネイ、ボールキープ成功。
ネイ「……それっ!」
タタタタッ……バババッ、シュッ!
ネイは何となくの直観と単純な自己顕示から、
遊びの場において自身の最高傑作を自負する高速フェイント
――『消えるフェイント』を惜しげも無く披露した。
鈴仙「(……右に視線を寄せておいて、実際は左!
……では無くて、その実際はヒールリフ……と、見せかけたルーレットからの右!
――な、なんてメチャクチャなフェイントなのよ!)」
真っ直ぐにスライディングタックルに向かった鈴仙は、
瞬時にかつ巧妙に繰り出される高難度のドリブルテクニックの連打に面喰うも。
――こうして、ネイの動きがどこに向かっているかを、しっかりと捉えていた。
なぜなら。
鈴仙「(……でも。そのタネはとっくに割れてんのよ!
私にとって、そのフェイントは。『消えるフェイント』は――中山さんの二番煎じにしか過ぎない!)」
鈴仙は、幻想郷で既にこのフェイントを何度も見て来た。
だからこそ、焦らずに鈴仙はネイが本来突破したい方向――右に一点集中してタックルを仕掛ける事ができた。
ズザアアアアアアアッ……!
ネイ「(迷いの無い動きだ……! こいつ、俺のドリブルを見切っている!)――くそっ!」
ダッ、ガシイッ! ……クルンッ!
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0ch BBS 2007-01-24