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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】


[582]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/24(木) 00:47:45 ID:???
担当教員「こら、そこで何を話している!」

反町「あっ、すみません!」

穣子の号令から始まった、隣席の静葉との会話を打ち切られ、反町は慌てて前を向く。
――これが、フランスに来てからの、反町一樹の日常だった。
教員の役に立つが退屈な講義を聞きながら、反町はこう考えていた。

反町「(……平和な学園生活。理論に裏打ちされたサッカー講習。規律を重んじる仲間達。
    そして……穣子さんと静葉さんが隣に居てくれる。――これこそが、俺が夢見た生活だ!
    キャプテン……鈴仙さんの所に戻るまで、こんな日々が、ずっと続けば良いのにな……!)」

――新しい一日。校舎の窓は目覚めの秋空が青く輝いていた。



***


アリス「(どうしてここまで沢山書いておきながら、私についての言及が無いのよ……。
     どうして私は友達が出来るどころか、その前の土俵にすら立たせて貰えないのよぉ……!)」

そして同じクラスの筈のアリスは、全く集団の輪に馴染めずに、
机に突っ伏して寝たふりをしながら、人知れず泣いていた。


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0ch BBS 2007-01-24