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屁理屈推理合戦withキャプ森


[11]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2016/12/30(金) 03:47:52 ID:???
森崎「……ったく、一周回って可哀想になって来るぜ。
    ベアトリーチェさんよ。お前は『男の友情』ってのを、全く何も分かってねぇ!!」

ベアトリーチェ「やれやれ、分かってないのはどっちの方だか……。妾の機嫌を損ねると大変な事になると言うのに」

森崎「んだよ。俺も殺すのか……?」

ベアトリーチェ「いいや、殺さぬ。代わりに、妾はそなたを《屈服》させる事にした」

森崎「屈服……だと……?」

平行線となりそうな会話を打ち切り、ベアトリーチェはそう言い放った。
すると彼女は虚空をまさぐり、大きな水晶玉を取り出して宙に浮かべた。

ベアトリーチェ「先程、そなたは妾に、『人を殺して笑うヤツを、誰が魔女として認めてやるかよ!』
         ……と、言ったな。だがしかし、現に魔法はあるのだ。妾はそうやって、翼を殺したのだから」

森崎「ハァ? 確かにお前の存在は魔法っつーか夢みたいだけどよ。実際はトリックか何かで殺してるんだろ?
    少なくとも、人間に不可能な事はお前でも出来ない筈だ」

ベアトリーチェ「くっくくく……! 良い事を言ったな、『人間に不可能な事は魔女にもできぬ』。
          ――果たして、それが本当かどうか、今お前に魅せてやろうぞ!」

パァァァ……!

ベアトリーチェの宣言に応じ、水晶玉が明るく輝いた。

ベアトリーチェ「今から妾がそなたに見せるのは、大空翼なる男の最後の瞬間。
          妾の黄金の魔法がヤツの心臓を凍てつかせるその瞬間よ!
          さあさ御覧なさいな、魔法の実在を! 妾の存在の証明をッッ!!」


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0ch BBS 2007-01-24