※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
屁理屈推理合戦withキャプ森
[136]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2017/01/09(月) 00:24:27 ID:???
反町「な、何だって……!」
ベアトリーチェ「何、心配は要らない。妾の魔法は完璧だ。
警察に足が付く事を恐れているならば、それも心配ない。
魔法による完全犯罪など、赤子の手を捻るより容易い事よ」
その提案は衝撃的だった。それは反町がつい先程妄想していた事を、
眼前の魔女は現実に可能であると断じてみせたのだから。
しかし、反町の疑念はまだ拭えない。それを悟ったベアトリーチェは、先回りするように説明を重ねる。
ベアトリーチェ「……まだ妾の存在が信じがたいとみる。まあ、それも仕方ない。
人間とは元来、抗魔力が高い生き物故、妾の姿など目視できぬ者が多いのよ。
――そんな中で、そなたが妾を視認できたのはまさしく僥倖。
元より異世界との親和性が高いが故、妾の魔力を敏感に察知できたのではないか?」
反町「いや、異世界なんて行った覚え、ないんですが……」
ベアトリーチェ「くくくくっ、その辺りは妾の推測だ! 気にせずとも良い。
それより肝心なのは、これはそなたの妄想でも何でも無い。
そなたには魔術師としての適性がある。先程の話は、それを見込んでの取引だという事よ!」
反町「取引……?」
ここまで話を聞いて、反町は自然と、この幻想的な出来事が事実ではないかと薄っすら思い始めていた。
気付けば彼は、ベアトリーチェの美しく凛とした声に聞き入ってしまっていた。
ベアトリーチェ「うむ。本来妾は無限の魔女故、殺人など幾らでも犯す事が出来るのだが。
しかし先般、とある事情から魔力の多くを失ってしまってな。
このように、完全なるニンゲンの形をとる事が出来なくなったのだ。
これでは、妾が単独で殺人を犯す事はできぬ。誰かの力を借りるしかない」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24