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屁理屈推理合戦withキャプ森


[155]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 21:05:01 ID:MGYyPwiA
〜南葛中・宿舎〜

森崎「ぐが〜、すぴぴ〜」

……ここは東邦学園の宿舎からそう離れた場所ではない、南葛中の宿舎。
日向との決戦を控え、最後の特訓を積んだ森崎は僅かながらの休息を取っていた。

ベアトリーチェ「……森崎。森崎よ! 妾の声に応じよ!!」

森崎「ぐが〜、ん。そのイラつく声は……いや、流石に夢か……」

故に、人としての姿も保てぬ状態で、如何にベアトリーチェが呼びかけようとも、森崎は一向に起きる気配がない。

ベアトリーチェ「ええい、この非常時に……! ならば仕方ない、魔法を使うか……」

元はと言えば自分の誤算により引き起こされた異変であるが、傲慢なる魔女はそうした細かい事は気にしない。
ベアトリーチェは森崎を起こす為、なけなしの魔力でごく小さな魔法を使った。

――ジリリリリ! ジリリリリ!

目覚まし時計に黄金の鱗粉を振りまくと、時計の針が早回しのように進んでいき
――そして、目覚まし時計のベルを鳴らす。
時そのものを加速させる事はできずとも、手を触れずに時計の針を進める程度は造作もない。

森崎「うわっ! やべっ、寝坊した!」

ベアトリーチェ「ようやく起きたか、この寝ぼすけが」

森崎「……姿は見えぬが声は聞こえるぞ。その声は……テメエ。ベアトリーチェだな」

ベアトリーチェ「ほう! 良く覚えていたなぁ森崎。くひひひひ!! そうだよ妾だよ妾ァ。
         可愛い黄金の魔女サマが、お前を起こしに来てやったんだよぉホラホラ喜べよォ!」


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0ch BBS 2007-01-24