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屁理屈推理合戦withキャプ森


[159]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 21:11:12 ID:MGYyPwiA

ベアトリーチェの発言に、ソリマチ卿は何らかの興味を示したらしい。
彼は毒の魔法を一旦中止して、森崎の下へと降り立った。

森崎「――知らねえけど、どうせやるしかないんだろ。やらないと俺はこの宿舎を破壊し尽すとか、言っちゃうんだろ?」

ソリマチ卿「成程。どうやらあの小五月蠅い蠅から聞いているようだな。
        俺の魔力の源泉を。それを止めるというのか……くくくくっ! 愚かな!」

そして、かつての森崎とベアトリーチェとの対峙と同じように、
二人の間を隔てるように一台のチェス盤が置かれる。
局面は序盤にも関わらず黒番の不利。盤面中央に白のクイーンが鎮座している一方、
黒はルーク、ビショップ、ナイトの駒が既に1枚ずつ脱落していた。

ソリマチ卿「見るが良い。この俺様が構築した、圧倒的な赤き真実を。
       そして屈服するが良い。ベアトリーチェをも超えた、俺様による完全不可能犯罪の前にな!!」

ベアトリーチェ「……期せずとも勝負が始まったか。森崎!
         そなたが何と言おうとも、このゲーム、妾がそなたのサポートとして補佐をさせて貰おう。
         そして必ず勝つのだ! さもないと魔女幻想やゲームどころでは無い!
         ソリマチ卿の魔力により、この世界は破滅してしまうぞっ!!」

森崎「世界がどうとかは知らねえが。俺はまだ死ねねえんだよ。ベアトッ!
    この戦いが終わったら、俺が説教たんまりかましてやるから、覚悟しとけよ!」

――かくして、些か不格好ではあるが。
世界の崩壊を賭けた、魔女と人間による奇妙な共同戦線がここに張られたのだった。


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0ch BBS 2007-01-24