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屁理屈推理合戦withキャプ森
[240]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2017/01/23(月) 00:04:08 ID:???
森崎が幾ら面倒そうな素振りを見せても、この魔女はマイペースを崩さない。
とはいえ無視するともっと面倒なのは明らかなため、森崎は諦める事にした。
森崎「……どうしたらここから失せてくれるんだ?
世界のてっぺんを目指す俺にはな、お前なんかとじゃれ合ってるヒマは無いんだっての」
だからせめて、森崎は少しでも時間の浪費を最小限にするべく、単刀直入に要件を聞くのだが。
ベアト「くっくくく……! そなたがそう言う位、妾とて推理……じゃなかった。
地獄の魔女・サトリーヌ卿から学んだ『心を読む魔法』で予知済みよ!」
が。どうもこれがまた、ベアトの思い通りの返しだったらしい。したり顔で笑っている。
ベアト「だから妾は、そなたにゲームを挑むとともに……『ご褒美』を用意している。
そなたの覇道を手助けする事間違いナシの『魔女のマジックアイテム』をな」
するとベアトの掌から蝶が一匹生まれ、それはみるみるうちに姿を変える。
姿を変えて現れたのは――小さく黄金の蝶の刺繍がなされた、上質なグローブだった。
森崎「……! お、お前。これ幾らで……」
ベアト「魔女に金策の心配とは愚かな。妾は無限の黄金すら生み出せる大魔女ぞ。
この程度のグローブなど、使用人の支給品にするにも憚られるわ」
『良い選手には良い道具が必要』と主張し、サッカー用具の質には一家言ある森崎が見ても、
そのグローブは素材、製法、性能からして良質だった。
恐らく、これから行こうと思っていたサッカー用品店では売っていない――売っていたとしても、
到底今の森崎の小遣いでは買えるレベルで無い代物である事は間違いなかった。
森崎の目の色が変わった事を確認してから、ベアトは頷いてこう続けた。
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0ch BBS 2007-01-24