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屁理屈推理合戦withキャプ森


[250]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/01/23(月) 22:30:32 ID:4z784tCM
〜???・魔女のサロン〜

森崎「……なあ、ベアトリーチェ」

ベアト「うむ。これが妾がそなたに出題するゲーム盤。題して『地獄の悪魔の逆襲』であるぞ。
    内容からしてまさしく、妾によるそなたへの雪辱戦として相応しかろう!」

森崎「いや、そうじゃなくて。……復唱要求。
    「このゲーム盤の内容はフィクションであり、現実の人物・地名・事件と一切関係しない」」

ベアト「くっくっく! 早速ゲーム開始とは気が早いなぁ森崎!
    まぁ復唱しよう、【このゲーム盤の内容はフィクションであり、現実の人物・地名・事件と一切関係しない】
    だが、【この事件はネットゲームの出来事だとか、そんな話ではない】ぞ!
    後述するつもりだったが、謎の本質はそこでは――」

森崎「――そういう事を聞きたいんじゃねーよ。……なんか、今の話に知ってるヤツが出てたから、気になっただけだ」

ベアト「なァんだ、そういう事か。さっきもこないだも言ったであろう、妾は無駄な快楽殺人はせぬと。
    そして、これはあくまでゲーム盤内での出来事。実際の松山とかふらの中とかには、一切危害を加えておらぬ」

森崎「そ、そうかよ……相変わらず悪趣味な事しやがって。てか、ここどこだ」

ベアト「細かい事を気にするでない。妾程の魔女となると、ゲームを楽しむ為の亜空間を作るなど造作もないからな。
     ここは、人目に触れず妾とそなたがゲームを楽しめる遊技場――その程度に思ってくれれば良い」

森崎達は気が付くと、上品な家具が並ぶ洋風屋敷のサロンで机を囲んでいた。
机上には紅茶とチェス盤が置かれており、チェス盤の局面は既に中盤を迎えている。

ベアト「……それでは始めるか。まずは、そなたへの出題の前提として、幾つかの赤を。
     そして、この問題の趣旨である謎について、この盤面を元に示しておこうぞ」

その状況を指しながら、ベアトリーチェは前提となる絶対の事実――【赤き真実】を紡いでいく。


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0ch BBS 2007-01-24