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屁理屈推理合戦withキャプ森


[401]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/04/16(日) 01:54:05 ID:???
森崎「最後の方、聞こえなかったんだが」

ベアト「べ、べっつにー? 妾別に魔女だしサッカーになんて興味無いし」

森崎「ま、そうだろうな。じゃいいや」

ベアト「うぬぬ……! そなたはわざとやっておるのか?」

こうしてみると、ベアトリーチェは最初と比べると随分と柔和な、そして子供っぽい印象を抱かせる。
――もしかしたら、これが彼女の本来の姿なのかもしれない。
森崎は何故か苛立つ彼女の想いをどこまで汲んだのかは分からないが、
ミルクと砂糖をたっぷり入れた紅茶をぐいっと品なく飲み干すと。

森崎「……ま。人に迷惑をかけないってなら、たまに遊んでやるのもやぶさかじゃないけどな」

ベアト「…………」

……と、少しだけ照れた横顔を見せてそう言った。
ベアトはその表情を見て、少しだけ安心したような様子を見せると、

ベアト「――くひゃひゃひゃひゃ! 何はともあれ、森崎よ。
     一度ならず二度までも、よくぞこの妾を打ち破ったな!
     先の約束通り報酬はくれてやる。だがこれで増長するではないぞ。
     何故なら、魔女は執念深いとどの御伽噺でも決まっておる。
     今にそなたを屈服させうる、極上のゲーム盤を用意するからなァ!
     それまで首を洗って待ってろよ、森崎、いやモロサキァ!」

パァァァァァッ! シュウゥゥゥゥッ!

――最後に、これは初めて会った時と寸分たがわぬ最高に下品な笑い声を立てながら
これまで森崎がくつろいでいたサロンごと、黄金の霧に形を変え、どこかへと消えてしまうのだった。


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0ch BBS 2007-01-24