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屁理屈推理合戦withキャプ森
[402]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2017/04/16(日) 01:55:16 ID:???
〜南葛市・商店街〜
森崎「……はっ!? ゆ、夢か!?」
気づくと森崎は再び、南葛市内のスポーツ用品店を目指す道中に戻っていた。
そこには黄金の蝶も、ゲーム盤も、あの小憎らしい魔女もどこにもいない。
幻想が入り込む余地など、この町のどこにはありはしなかった。
森崎「……いや、夢じゃねーか。残念ながら」
しかし、森崎の体験して来た幻想は真実だった。
彼の手には、小さく黄金の蝶の刺繍がなされた上質なキーパーグローブが握られている。
これは確かにベアトリーチェが、ゲームの前に報酬として提示した『魔女のマジックアイテム』だった。
森崎「だが、落ちてる物は都合良く利用するのが俺様だ。
こいつはかなりの代物だからな。少々シャクだが、ありがたく使わせて貰うとしよう」
森崎はそう言いながら、入手したグローブを嵌めてみる。自分の手のサイズにピッタリだった。
勿論魔法の力でボールをセーブできるとは到底思えない、ただの高級なキーバーグローブではあったが。
しかし、それでも何だか温かみがあって、確かに自信が湧いて来るような気もした。
ベアト「……森崎ィ。大事にしろよ、そのグローブ。なんせそれは妾が手ずから選び、
そして刺繍を施したものであるからな。妾の『魔法』、しっかりと受けるがいいぞォ……くっくくく!」
森崎「……あん? 今、アイツのクソ忌々しい声が聞こえたような……気のせいか」
ともあれ、森崎は先を行く。彼の覇道は魔女の介入程度で決して妨げられるものではないからだ。
……後に『キャプテン森崎』がその頭角を初めて世界に示した大舞台。
フランス国際ジュニアユース大会は、すぐそこまで迫っていた。
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0ch BBS 2007-01-24