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屁理屈推理合戦withキャプ森
[484]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2017/08/26(土) 13:42:54 ID:???
支配人「失礼いたします。……どうやら、突然の吹雪に見舞われたようです。
恐らくはこれより明日の朝まで、下界の街へ戻る事は出来なくなりそうです」
神出鬼没の支配人がノックして報告せずとも、辛うじてガラス張りだった窓を見れば、一目瞭然だった。
このホテルはロの字型に造られており、客室や会議室はロの字の内側に面している。
よって、森崎達は既に会議室の窓からロの字の内側――即ち、ホテルの中庭を見ていたのだが。
ビュオオオオオオオ……ッ! ゴオオオオオオ……ッ!
翼「……雪、だね。それも、猛烈な猛吹雪だ」
若林「確かここは、モンテ・ローザの標高3800メートル地点に立っているんだったか。
富士山の頂上よりも高い場所にあれば、夏場でも吹雪があってもおかしくない……」
早田「って、いやいや! なんでやねん!? 俺達一応、サッカーの合宿に来てたんだろ!?
一体どの世界に、こんな山奥の山荘でサッカー合宿をするバカが居るんだよ……!?」
松山「なんだと!? 早田お前、俺が2年の時に企画したふらの中サッカー部冬合宿をバカにする気か!?
網走の強烈な地吹雪にも負けずに走り続けた、俺だけじゃない、小田や加藤も……皆の想いまで、
お前は否定するって言うのかよ!?」
――謎な激昂をする松山を邪険に扱いながら、森崎もひょいと窓から中庭を見ると、
その一面はすでに銀色に覆われていた。これを見て、森崎はますます疑念を募らせる。
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0ch BBS 2007-01-24