※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

屁理屈推理合戦withキャプ森


[484]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/08/26(土) 13:42:54 ID:???
支配人「失礼いたします。……どうやら、突然の吹雪に見舞われたようです。
     恐らくはこれより明日の朝まで、下界の街へ戻る事は出来なくなりそうです」

神出鬼没の支配人がノックして報告せずとも、辛うじてガラス張りだった窓を見れば、一目瞭然だった。
このホテルはロの字型に造られており、客室や会議室はロの字の内側に面している。
よって、森崎達は既に会議室の窓からロの字の内側――即ち、ホテルの中庭を見ていたのだが。

ビュオオオオオオオ……ッ! ゴオオオオオオ……ッ!

翼「……雪、だね。それも、猛烈な猛吹雪だ」

若林「確かここは、モンテ・ローザの標高3800メートル地点に立っているんだったか。
    富士山の頂上よりも高い場所にあれば、夏場でも吹雪があってもおかしくない……」

早田「って、いやいや! なんでやねん!? 俺達一応、サッカーの合宿に来てたんだろ!?
    一体どの世界に、こんな山奥の山荘でサッカー合宿をするバカが居るんだよ……!?」

松山「なんだと!? 早田お前、俺が2年の時に企画したふらの中サッカー部冬合宿をバカにする気か!?
    網走の強烈な地吹雪にも負けずに走り続けた、俺だけじゃない、小田や加藤も……皆の想いまで、
    お前は否定するって言うのかよ!?」

――謎な激昂をする松山を邪険に扱いながら、森崎もひょいと窓から中庭を見ると、
その一面はすでに銀色に覆われていた。これを見て、森崎はますます疑念を募らせる。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24