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1- レス

屁理屈推理合戦withキャプ森


[640]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/08/31(木) 00:21:10 ID:v0O3wSA2

森崎「あ、諦めんぞ! えっと……
    『離れの祠の正体は支配人、ハナレノ・ホーコラ氏だった!
     ハナレノ氏は閂をかける時の衝撃波でミアータを異次元へと誘ったのだ』!
    『ミアータとはミアちゃんとータちゃんの双子だった! ミアータは今回の事件と関係しない』!
    『そもそも、ベアトリーチェの密室定義の定義が俺達の知る密室定義と異なる!
     ”今回の”ベアトリーチェの密室定義では、外部に脱出可能な隠し扉を含んでいた』!
    あ、後は……」

ミアータ「――【異次元へと人を送る衝撃波は、魔法とみなす】、【ミアータは今回の事件と関係する】
      【ミアちゃんとータちゃんは存在しない】、【ベアトリーチェの密室定義に誤りや変更はない】ッ!」

キンッ、キンッ! ――カーンッ!

森崎「うぐっ……!」

――魔女と立会人が”魔法”を起こす直前、森崎は窮地に瀕していた。
苦し紛れの青では、ミアータの鋭い剣戟を乗り切る事はできず、少しずつ押され、
そして――喉元に、鋭い赤きナイフを突き立てられる。

ミアータ「死ねやモリサキィ! あの世でストラットを殺した罪を詫び続けろォォォォォォオオォォォッッ!」

森崎「……!!」

――しかし、死に至る直前でも、森崎は諦めなかった。
考えろ。考えろ。これまでの赤を掻い潜る青を。魔女の欺瞞を拭い去る青を。
絶対絶命のピンチから逃れ、逆転勝利を掴み取る為の奇跡の青を。
……そして、こうした彼の姿勢こそが、絶対の魔法。
例え争いの場がサッカーコートであらずとも、森崎有三は”魔法”を起こし続ける。


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0ch BBS 2007-01-24