※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【不屈の心は】鈴仙奮闘記40【この胸に】


[357]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/08/03(木) 23:28:27 ID:???
明日が早いので少しだけですが、更新再開します。
>>355乙ありがとうございます。リアルと更新を両立させたいですね…
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
B:「私達の不屈の心が、あなた達の不屈の心に僅かに勝利した。……それだけよ」

鈴仙「あんた達は確かに強かったわ。これまでのリオカップの対戦相手の誰よりも、
    あんた達は最後まで全力を出し切って、最後まで諦めなかった。
    ……運が悪ければ、私達の方が負けていた。けれど」

ネイ「けれど?」

鈴仙はすうっと息を吸って、周囲の仲間達を見渡しながら、続ける。

鈴仙「――私達だって、こう見えても皆がそれぞれが悩んでいるのよ。
    押し潰されそうになった時だってある。でも、諦めずに一歩ずつ進んでいる。
    それで今回はたまたま、私達の不屈の心が、あなた達の不屈の心に僅かに勝利した。……それだけよ」

ネイ「ハハハ……たまたまか。俺はそんな風には見えなかったけどな。レイセンは謙虚だなぁ、可愛いなぁ……」

鈴仙「(ヤバイ、ちょっとアレなスイッチが入ったかも)」

ネイ「ああ。レイセン……俺は君の赤い瞳に釘付けだよ。はうぅ……お持ち帰りしたいよぉ……って、イテテ」

トニーニョ「――あまり迷惑をかけ過ぎるな……。レイセンよ。口下手な俺は、お前に言い残す事は何もない。
       だが、一言だけ言わせて貰う。良い試合だった。君の強さ、しかとこの心に焼き付けておこう。
       さ、帰るぞ、ネイ」

ネイ「いやだー! 俺はレイセンと結婚して幸せな家庭を築くって決めたんだー!
   子供は兄弟でサッカーリーグが出来る位欲しいって話してたんだーー!」

ネイは何やらうわごとを言いながら、何時の間にかやって来たトニーニョに引っ張られながら退場していく。
試合に敗れこそすれ、彼らの間には真実の友情がある事は間違いないと、鈴仙は軽口を叩き合う二人を見て確信していた。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24