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【不屈の心は】鈴仙奮闘記40【この胸に】


[560]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/21(土) 23:35:55 ID:???
慧音「――しかし、もしもボールを止められなかった場合が問題となるな。
    さとり殿には少ないブロッカーでシュートを防ぎに行って貰わなくてはならない」

さとり「……それは嫌ですね。少なくとも私にとっては」

佳歩「後は……撃たせる前に止める、となりましたら。サイドへの守備もある程度は気を配る必要が出て来るでしょうか。
    PA内をガチガチに固めてあるならば、さとりさんの守備力も相まって、サイドは最悪放棄しても大丈夫そうですけど、
    撃たせる前に止める場合、DF陣はPA内に引き籠り続ける訳にもいかない。
    そうなると、DF陣の隙間を縫ったシュートが飛んで来る危険性も高りますから、従来通りのサイド守備も大事になってきますね」

お燐「つまり、サイド際の守備に定評のあたい的には、そっちの方が目立ってハッピーってこと?
    さとり様すみません。あたいが止められなかった場合は弔ってあげますからね……あいたっ」

さとり「弔った後に私の死体を持ち去りたいのは知ってるけれど、少しはその欲求を消す努力をしなさい……」

穣子「う、うう〜ん。よくわかんなくなって来たけど、結局撃たせる前に止めるよりも、
    シュートを撃たせてPA内をガチガチに固めて止める方が良い……ってこと?」

パチュリー「そうとも限らないわ。何故なら、PA内を固めるという事は、ただ単に敵のシュートチャンスを増やすだけじゃない。
       ”有利な状況下での”敵のシュートチャンスを増やす事になってしまうわ。
       具体的には、フリーでのシュートや、撃った後のフォロワーが多い状況を容易に作り出してしまう。
       そうなると、幾ら私達のチームのDF陣が堅いと言っても……限界は、必然と生じる」

鈴仙「(要するには、どっちの策にも同じだけのメリットとデメリットがある、って事ね……。
    分かり切った事だけど、今回の試合の場合はどっちのメリットを優先させるべきか……)」

仲間達の討議を聞きながら、鈴仙もまた同時に考える。
打たせてからの体制を固めるべきか、打たせる前に止めるべきか。
あるいはその中間を狙うか。はてまた第四の選択肢を思いつくか。



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0ch BBS 2007-01-24