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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】


[119]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/01/13(土) 23:00:44 ID:xjSfz7Io
★オリンピアのお値段  ハート5 ★
早乙女「1つ20フランになるわ」岬「(500円ぐらいか、効果を考えればいいかも)」
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そうやってオリンピアの価格を耳に入れていた時。
ボーンボーンと柱に取り付けられた壁掛け時計が鳴りはじめた。

早乙女「あら、もうお昼ね。そうだ岬君、これからお昼ご飯なのだけれど、ご一緒にいかがかしら」

岬「え、いいんですか」

早乙女「ええ、たまにはお客さんと食べたいと思っていたし、それが聖薇の友達なら尚更ね」

聖薇「と、友達って」

早乙女「あら、違ったかしら?もしかして岬君は嫌いな人だった?」

聖薇「違います!岬君はそんな人ではありません!」

早乙女「あらら、そうじゃないとすると、ひょっとして恋人?聖薇も変わったわね」

聖薇「い、いい加減冗談はやめてください、岬君も迷惑してます!」

岬「(うーん。どうしようかな。お昼食べてすぐ去る訳にもいかなそうだし、この後の自由時間は無くなってしまいそうだ。
でもここで付き合っておけばこの母娘との関りも深くなるだろう。どうする)」


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