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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】
[245]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI
:2018/04/08(日) 19:32:39 ID:s85CX2cM
★フロッグアンドフライby岬 8+ クラブ8 =16
フロッグアンドフライby あずみ 13+ ダイヤ5 =18★
‐2=あずみ「やるじゃない。こんなに上手いのはあんたが初めてよ」 好感度UP
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テレビには池の上に浮かぶ大きな葉っぱ。周りには青い空と青々とした木々の葉が
(粗いドットで)描かれていて、先程までの暗い画面とは対照的な、涼やかささえ感じさせる
画面が映し出されていた。
あずみ「とりゃー!」
掛け声で意識はゲームプレイに移る。葉っぱの方に目を移すと灰色のカエルがちょこんと
座っている。灰色ガエルの反対側の葉っぱには何もいない。正確には赤いカエルが
反対側の葉っぱから飛び上がり、空飛ぶハエを捕まえようとしていた。
となると灰色のカエルが、僕だ。
それと心に気合を入れて、スティックを傾ける。飛んだ。飛んだはいいが勢いがあり過ぎて
ハエを飛び越し、そのまま池に落下してしまった。
あずみ「池に落ちても自動で戻ってきてくれるから、落ち着いて狙って」
上級者らしい余裕を持って、アドバイスを暮れている。それを黙って受け取りながら、
葉っぱを這いあがったカエルを再びジャンプさせる。
ハエはどう見ても3点ぐらいでしか構成されていないが、グラグラとした動きや
ちらつき具合からちゃんと羽ばたいて見える。そんな電子バエを今度はやすやすとキャッチする事ができた。
それからは日が暮れるまで黙々とハエ取り合戦である。ハエの飛ぶ位置は一定ではなく、
時々大きく落下したりと、捕まえる楽しさをかき立たせてくれた。
結局は最初のミスが響き、52対56の僅差で負けてしまったが、相手も充実した試合だったらしい。
あずみ「やるじゃない。このゲームでもここまでついてこれるなんてね。このゲームがこんなに上手いのはあんたが初めてよ……そうだ」
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0ch BBS 2007-01-24