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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】


[249]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/04/08(日) 19:37:20 ID:s85CX2cM
薄い紫、薄い青、ライムグリーンと変化しながら縦に縮まり1本の線に収束して消えていく。
そして再びコティルが現れ、ゲームが再開された。

あずみ「このボルロンキャノン、敵への特攻以外にも出す方法があるのよ。それもハエっぽいやり方でね」

ハエっぽいやり方?なんだと思っているうちに、あずみはハエを今度はバリアに突っ込ませた。

あずみ「ヤーは手をする足をする、突っ込んでバリアを食わせても、ボルロンキャノンは出来るのよ。
    あ、ヤーっていうのはこの宇宙バエね。そもそもヤーっていうのは
    人類が滅亡した後に生まれた高度な知能と力を持ったハエのことで……」

あずみの蘊蓄を聞き流しながら、僕は今日の事を振り返っていた。
ゲームセンターやあずみの部屋でプレイしたゲーム。テンペスト、センチピード、アステロイド、
バトルゾーン、ルナランダー、ウォーロード、ドッジ・エム、フロッグアンドフライ、そして、ヤーの復讐。
日常では決してあり得ない架空の、それでいて心に思い描ける未知の世界。
宇宙船に乗り、戦車を操り、ロケットで月面着陸し、果てはカエルやハエになったりと、
様々な世界を移り渡り、なり切り、楽しめた。

岬「(とても良かった。もし先にサッカーに出会えてなかったら、ここでゲーム漬けになっていたかもしれない)」


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0ch BBS 2007-01-24