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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】


[327]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/05/27(日) 20:14:57 ID:4HTfgGS2
しばらくして父さんは紙を収めて封筒に戻し、自らの懐へ入れた後、目の前の協力者に感謝の言葉を伝えた。

岬父「ありがとうございます。これで明日からでも仕事ができそうです」
マルシェ「それは良かった。不足したところは」

岬父「ありません」
マルシェ「おお、その言葉を聴いて安心しました。これで我が党の完全な独立も、遠いものではなくなるでしょう」

相手は笑みを浮かべている。ただ初体面の時とは違いどこか皮肉めいているというか、どこかに
影がかかったような笑顔である。

ヤレヤレといった風に軽く両手をハの字に広げた後、僕に向かっておどけた様子で話しかける。

マルシェ「モン・プサン、いやそれでは君に失礼だ、ムッシュー・プティ・ミサキ。
     ここで少し我が党の弁解を許してもらいたい。
     これからの父君の『仕事』の意義を、知ってもらいたいのだ」

そう言って改めて周りを見回した後、彼が言う「弁解」を清聴する機会に恵まれた。


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0ch BBS 2007-01-24