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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】


[329]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/05/27(日) 20:18:46 ID:4HTfgGS2
マルシェ「だが、現在はそうではない。現在の我が党指導部、私的関係でいえば私の兄上は、
     国内で右往左往し、国外で貞淑さを示すばかりだ。
     社会党の内閣に入閣したはいいものの、ゴタゴタと揉めてばかりで
     影響力を発揮するどころか、今にも離脱してしまいそうだ。
     目を外に向けると、4年前のソ連のアフガン侵攻、3年前のポーランド干渉など、
     共産主義の理想を逸脱した覇権主義的行為に対し、
     我々は真にさようでございますと、父親の、ソ連に恭しくしているばかりだ」

父親の、といったあたりからか、相手の顔に険が、声にトゲが混ざりはじめた。ちょうどここまで話し終わったところで、
ウェイターが前菜を持って現れ、テーブルに並べはじめた。

口にして見ると、中身は液状にした牡蠣のキャビアのせといった所だろうか。濃厚な牡蠣の味が
舌にしみわたる。
ただあまりにも液化しているため牡蠣を食べるというよりスープをすすっているような気分だ。
マルシェ氏も父さんも黙って牡蠣のスープをすすっていたが、先に食べ終わったマルシェ氏が
口をハンカチで拭いた後、再び柔らかな口調で語りを再開した。


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