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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】


[346]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/03(日) 15:13:09 ID:Y/oA6YmM
★83年8月号ソビエツキ・スポルト  クラブ9 ★ 岬「(『トレーニングサイクル』かあ。
                        長くて頭に入りずらいなあ。何度も読み返した方が良いかも)」
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岬「えーっと、『チームや各選手の実力向上は、指導者が、
  長期的な構想を持っていないと、継続的に進める事ができない……』」

聖薇の母親からもらったソ連の雑誌を読み込む。元々は国内用スポーツ雑誌であり、ステート・アマの
クラブの試合結果や選手の活躍具合の記述が中心で、参考になりそうな記事はそう見つからない。
だが、そうして見つけた訓練法は、大いに参考になりそうだった。

岬「(『トレーニングサイクルは1年間計画を枠として、半年単位の期間トレーニング、
    1月単位の月間トレーニング、1週間単位の週間トレーニングに大別できる。
    1年間計画を明確にしておかなければ、中期的ないし短期的な計画も曖昧になり、技量を恒常的に伸ばすことはできない』)」

岬「(『また、期間トレーニングは準備期間、試合期間、移行期間に区分される』
    ……プロの選手相手だから試合期間は準備期間に入れて大丈夫かな、ま、おいおい考えよう。
    移行期間は『もっぱら休養期間を促すものばかりになる』だから後回しにするとして、準備期間の方を見よっと。
    えっと、『コンディション、技術、戦術の実力要素を鍛える。どの要素も最初の数週間は初歩的な訓練が主になる。
    徐々に目標に合わせたプログラムを一貫して継続するのが、とりあえずポイントとなる』)」

ここまで読んできて、一旦あれこれ詰め込んだ頭を整理しようとして、横になる。
寝転がりながら、今後のサッカー選手の目標についてぼんやりと思う。

岬「(これから僕はどうなりたいかな。ドリブルでボールを、ひいては試合を支配する存在になるか、
   パス回しを上手くしてチームの潤滑油になるか、
   得点力を上げて攻撃面でも注目される存在になるか。敵のパスを遮断するのも試合コントロールができて面白い。
   その前に体力をつけてから基礎固めをするのもいいかも……いや)」

ここまで思考をめぐらせてふっと思い出した。自分の長所についてはたと考え出す。


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0ch BBS 2007-01-24