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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】


[364]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/09(土) 17:48:57 ID:rOW+5SAk
遅れてしまって済みません。これから再開します。



★83年9月1週1回目の練習(凄く上がりやすい)クラブK★→タックル力+2!
★誰かいる?クラブQ ★→特に誰とも出会わなかった
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ついてないときはトコトンすることなす事裏目に出るが、勢いに乗った時は万事上々。
今日の練習具合はまさにそんな言葉が当てはまる出来になった。

いつものようにシュッセ運動場へ出向き、同じようにサッカーの練習をしている少年に
相手をしてもらえないかと頼みこみ、ひたすらタックルの練習を行った。

岬「(基礎だ。基礎を固めるんだ。こういう体でぶつかっていくタックルは、
上半身から入っても自由な脚で逃げられる。)」

何度も何度も相手と併走しぶつかり合い時には吹き飛ばされながら、
タックルの基礎を固め直す。

岬「(できるだけ重心を下げて、下からすくい取るようにボールを取る!)」

繰り返す事数十回、練習を重ねる事でごく自然に、相手の体を滑るようにして
抵抗なく体を割り込ませ、ボールを奪い取ることができるようになった。

少年「すげえなあ。取ろうと思ってもあっさり取られちゃうよ」
岬「ありがとう。君のおかげでコツをつかめたよ。今度は僕の番だ、何の練習をする?(よし、
上手く行った!)」

協力の返礼として相手の練習に付き合いながら、今日の成功に心中グッと拳をにぎっていた。


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0ch BBS 2007-01-24