※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】


[379]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/10(日) 19:33:13 ID:XoF1ytSU
異議を唱える間も逃げる間もなく、僕はアパルトマンの5階の窓から勢いよく外へ投げ出されてしまった。
何メートルも放物線を描きながら空に上がった後、勢いよく表通りの道路へ投げ出されようとする。



おわりだ。



目を堅く閉じて胸を押さえ、最期の時を迎えようとする。その時。


ガッシャアアアアアアアアアン!


下から激しい衝突音がし、その中に僕は叩き込まれる。

岬「(え!?)」

激しくたたきつけられ痛みを感じたが、特に骨が折れたような感じはしない。
恐る恐る目を開けて手足を見回すが、どこにも傷は見られない。
代わりに見えていたのは、四方八方を取り囲んでいるぬいぐるみと枕、そして綿の塊だった。

通行人「おーい大変だ!ベッドのトラックとぬいぐるみのトラックが正面衝突したぞー!」

外から人の声が聞こえる。わいわいがやがやと声が大きくなってきたところを見ると、
野次馬が続々集まってきたようだ。何とか這いあがろうと手を伸ばすと、ぬいぐるみをかき分け手が上から僕のを掴む。
そうして引きずり上げられた先には。諸悪の根源の顔が映っていた。

沙織「よしよし。怪我は無いわね。うん、流石あたし!」


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24