※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】


[417]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/17(日) 12:41:04 ID:QCQZ6oE6
           第11話『第一生徒発見』



★に誰か何してる?  9 ★→聖薇が長い筒とランドセルを担ごうとしている。大きな手提げバッグも持っているぞ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

岬「(あれは聖薇だな、ん、なんだあれ)」

教室後ろのランドセル棚から、自分のものであろう赤いランドセルを取り出す聖薇の姿が見えた。
ここまでは普通の光景だったが、彼女の右手には身長よりはるかに長い、
2メートルはあろうかという筒が2本、蛍光灯に当てないよう傾かせ、筒からのびる紐が首にかけてられていた。
しかもそのうちの1本は僕の頭より大きく見える程の幅の
さらに足元には彼女の肩から腰まですっぽりと埋まってしまいそうな、大きな手提げバッグも置かれている。

何かは分からないが、それはおいおい話していくうちに明らかになるだろう。
観察を終わらせて挨拶をかけ、親交を深めていく事にしよう。

岬「こんにちは、聖薇」
聖薇「こんにち…ああ、岬君」

僕の顔を見て柔らかな笑顔を浮かべて返事をする。
周りに人はいない。ル・エストで見せた穏やかな表情がそのまま残っているようだ。

岬「どんな所で勉強するのか見たくなってやって来たんだ。聖薇さんはこれから帰るの?」
聖薇「私はこれから弓の練習に」
岬「弓。その筒の」
聖薇「はい」


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24