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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】


[480]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/01(日) 17:34:19 ID:5qLfYkp6
よく考えたら特に行動を特定するような選択肢ではないため、
続きを書き進めます。引き続き、478の投稿はお願い致します。



ポチポチとボタンを交互に押しながら、星のようにしか見えない車を動かして障害物をよける。

真美「なかなかいい具合だねえ、兄ちゃんプレイしたことあるの?」
岬「いや、はじめて」
真美「ほほう、いい筋してますなあ、じゃ、これでどう」

真美が言い終わるか終わらないかといったところで、急に道が曲がりはじめた。
すぐにZボタンを押して左にカーブするも、立て続けに右カーブ、左カーブと蛇のように道がうねりはじめた。
しかも進むごとに障害物は増え、道は狭くなっていく。何度か交わしながら進んでいくも、
カーブを曲がり切れずに壁へ衝突してしまった。



やらないか (H/Y)



岬「……ノーコメント」
真美「あれ、面白くなかった?」
岬「いや、最後のメッセージが分からなかっただけで、レースは面白かったよ」
真美「そりゃそ→だよ!この真美ちゃんがゲーセンやる時間も、亜美とコレコやる時間も削って作ったんだよ、これでダメなら詐欺だね」

ふふーという特異然とした表情が文字になって浮かびそうになるほど、愉快な顔になった。

真美「さ、この真美ちゃんの努力の成果、存分に感じてくれたまへ」

亜美に続き、真美もキーボードを叩いてプログラムを見せつけた。


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0ch BBS 2007-01-24