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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】


[569]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 18:33:12 ID:Fmp6caUc
★(岬の)83年9月週2回目の練習→ ハート4  ガッツ値+5
(あずみの)83年9月週2回目の練習→ スペード10  ガッツ値+10★
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翌日。
僕は昨日サッカー部員達と練習を行ったこのシュッセ運動場へやって来た。
一緒に練習をする約束を交わし、こうして待っている訳だが、かれこれ 83 分待っても来ない。

岬「(すっぽかされたかな?いやそれにしては手が込み過ぎているし、うーん)」
あずみ「みさきく〜ん!」

疑念が浮かび始めた頃、あずみちゃんがようやく姿を見せた。急いで向かってきたらしく
遠くから見ても分かるほど汗まみれで、脚はフラフラしている。
僕の元に来た時にはすっかり息が上がっていて、しばらくは話しかけられそうになかった。
仕方が無いので彼女の手を取って昨日と同じく木陰のベンチに移り、息が整うのを待ってから、
ハンカチと水筒を渡した後、視線をそらした。

あずみ「ありがと。あれ、何であっち向いてるの」
岬「早いとこ体ふいた方が良いよ。汗かいてるから透けちゃう」
あずみ「あっ、あ、そうね、ちょっと、待ってて」

自分の状態を察したあずみは僕に背をむけた。体をふいているのだろう。衣服や体のこすれる音がする。
後ろで聞いているのは少々耳に毒だったが、すぐにふき終わってくれたのにはホッとした。

あずみ「ふーっ、ありがと。さあ早速練習」
岬「まだ早いよ。それだけ汗かいたのなら水分を補給しなくちゃ。はい、どうぞ。冷えてるよ」


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0ch BBS 2007-01-24