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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】
[68]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI
:2017/12/10(日) 22:30:09 ID:Ot+RQLJg
★少女の反応 ダイヤ6 ★
少女「こんにちは……ひょっとしたら、転校生でしょうか?」岬「(脈あり、話を続けられそうだ)」
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突然の来訪者に一瞬驚いたようだが、相手の顔を見てすぐに安心したらしく、落ち着いた声で返事をした。
少女「こんにちは」
箒を扉の脇に立てかけて僕の方を向きなおした。緊張もすっかり解けたらしく、自分の方から
話しかけてくる。
少女「失礼ですが、ひょっとしたらあなたは日本人学校の転校生でしょうか?」
顔にわずかながら笑みを浮かべて僕に尋ねる。少なくとも僕に敵意は抱いていない。
そしておそらくは将来のクラスメイトになるであろう相手だ。今のうちにさりげなく好印象を与えておこう。
岬「うん。僕は岬太郎、10月1日から日本人学校の6年生クラスに入ります」
少女「そうでしたか、私の名前は早乙女聖薇といいます。私もあなたと同じ6年生クラスです」
岬「早乙女…せいら?」
どこかで聞いたような気がする。その元について気付く前に、早乙女という少女が言葉を足した。
聖薇「聖薇というのは聖人の聖に薔薇の薇と書きます。すみません難しい名前で、あ、薔薇の薇は」
岬「いや大丈夫、ちゃんと名前は分かりました、ありがとう早乙女さん」
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0ch BBS 2007-01-24