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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】
[75]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI
:2017/12/16(土) 21:03:00 ID:g7+mGNss
★聖薇の反応 ハート4 ★
聖薇「初めてここにクラスメイトが来てくれましたから」
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2、3歩歩きだして僕の方へ近づく。僕との距離は1メートルあるかどうかといったところだろうか。
クルリと左右を見回し後ろの店も愛おしそうに眺め、振り返って目を細めてほほ笑みながら語り続けた。
聖薇「私、自分の家と家の前のこの景色が大好きなんです。落ち着いているというか、
こうやって箒を掃いていたり、家の中でお茶を飲んでいたりしていると心が静かになるというんでしょうか、
一生ここで過ごしていたいと思うぐらい素敵な場所だと思っているんです」
岬「(確かにここはいい所だ。隠居するならこういうところだ)うん、僕も素敵な場所だと思うよ」
聖薇「岬君もですか!?良かった」
顔に桜色に染まって喜ぶが、すぐに赤みの方がが強くなって恥じ入りだした。
聖薇「すみません。少しはしゃぎ過ぎました」
岬「いえ、大丈夫ですよ」
聖薇「すみません……それで、私だけではなくて、他のクラスメイト達にもここを知ってもらって、
一緒にここでゆっくり過ごせたら……等と思っていました。
けれどあまり人の来ないところですから、今までクラスメイトとここで会うことが無くて」
岬「(いい笑顔だ。もう緊張や警戒はしてないだろうな。さて、この次は)」
ひとしきりこの風景の感慨にひたる相手を見ながら、次の行動を考える。
そして僕はこの場にふさわしい行動をとった。
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0ch BBS 2007-01-24