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【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】


[88]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/14(日) 16:27:03 ID:???
白蓮は屈託の無い笑みを浮かべそう話す。
彼女は本来、全幻想郷選抜代表として選任され、監督である紫の命令によって、
メキシコへとサッカー留学に来たのだったが……これは行動派の彼女のこと。
この町に渦巻くあまりに酷い格差に憤ると、内定していた上層都市の名門チームへの加入を拒み、
スラム街に居を構え、自ら行動を起こして一人一人の住民の救済を行っているという事だった。

白蓮「命蓮寺を代表する者として、来たる大会では全力を尽くしますし、サッカーの修行は怠りません。
    ですが――それにかまけて行動を起こす事を躊躇っていては、それは誠に空虚なものです。
    仮に困難な理想であったとしても。やる前から諦めていては、何事も始まりません」

そう強く語る彼女の法力により、住民の生活は確実に改善されている。
しかし当然、外部からやって来て街を変えようとする女を嫌う者は絶えない。
ナズーリンは情報を集め、白蓮の身を守る為にあらゆる手を尽くして来たのである。

ナズーリン「私こそ感謝したい。貴女から直々に、サッカーの訓練を付けて貰えた事は僥倖だった。
        お蔭で、ドリブルとタックルについては、世界でも通用する腕前になった気がする」

白蓮「私が教えられるのは、貴女の小柄な体躯を活かすための身のこなし。
    それと、相手からボールを奪う為の体術の基礎くらいですから。でもそれが、貴女の血肉となるのなら。
    私こそ、貴女に感謝しなくてはなりません。なんでも感謝です」

ナズーリンは報酬を受け取らなかったが。
代わりに幻想郷――いや、世界でも有数のサッカー選手でもある白蓮から、訓練を受けていた。
そのため、彼女の実力はメキメキと上達し。一芸だけではあるが、世界でも通用し得る選手へと成長を遂げてもいた。


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0ch BBS 2007-01-24