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【SSです】幻想でない軽業師


[210]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/02/10(土) 00:38:35 ID:???
………
……


佐野「……という事で、どうすれば俺に彼女が出来るか会議をこれから始めたいと思います」
ムラサ「却下」
小町「否決」
ぬえ「死ね」
佐野「あれ……なんかみんないつもより辛辣……」

落ち込みも、しかし溜まっていたものを全て吐き出してスッキリしたのか、佐野はすっかり元の調子に戻っていた。
……あっさりと戻った事によって、今までの心配はなんだったんだと一同は思い切り肩すかしを食らい、
佐野への対応が冷たくなるのだがそれも致し方ない事だろう。因果応報である。

魔理沙「……魅魔様、これがホントに私の弟弟子か? なぁ……こんなのがか?」
魅魔「……まあ、うん。 バカ弟子同士仲良くやっとくれよ」
魔理沙「これと同じ尺度で語られるのは流石に勘弁願いたいんだが……」

一方、師匠である魅魔と姉弟子である魔理沙も――こちらはただただ、呆れかえっていた。
特に魔理沙としては、佐野とは殆ど面識も無い。
魅魔が新たに迎えた弟弟子がどんな奴だろうと、改めて話すこの機会をある程度楽しみにこそしていたのだが、
それがご覧の有様な為になんとも言えない表情で溜息を吐くばかりである。

椛「(とはいえ……あんだけ完膚無きまでにやられておきながら、すぐに立ち直って馬鹿馬鹿しい事考えられてるのはスゲェッスよ……。
   ……真似したくないッスけど。 ……メンタルで言えばリグルとかに似てるんスかねぇ。
   あぁ……やっぱ真似はしたくないッスね……)」

ほんの少しだけ、佐野の事を評価する者もいた。
無論、それはほんの少しだけであり――感情の9割9分方は呆れの方が優っていたが。


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0ch BBS 2007-01-24