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【SSです】幻想でない軽業師


[57]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/23(火) 21:58:03 ID:???
早苗「反町くーん♪」
反町「へ? え、早苗さん?」

と、そこに反町の耳に飛び込んできたのは――やけに陽気な声。
振り向けばそこには、頬を赤らめグラスを片手にニコニコと笑みを浮かべる緑の巫女。
その背後で疲れ切ったような表情を浮かべぐったりしている、赤の巫女。
東風谷早苗と博麗霊夢、両者の姿があった。

早苗「えへへ、大会お疲れ様でした!」
反町「は、はい……(あれー?なんだか凄く上機嫌だぞ……?)」

かつては常識に囚われず、フィールドで堂々と寝釈迦のポーズを取ってみたりGKながらオーバーラップをしたり、
はたまたゴールバーで懸垂をしてみたりと、それはそれは奇行を幾度となく繰り返してきた早苗。
ただ、反町と出会い常識の大切さを取り戻してからは、以前のような訳のわからない言動やハイテンションは鳴りを潜め、
どちらかといえば大人しい部類の性格へと戻っていた筈である。
ところが、今の早苗はといえば――いつもの様子は失せ、かといって常識に囚われなくなった訳でもない。
一体どうしたのかと目を白黒させる反町だったが……。

穣子「あー……飲んでるのね、早苗」
早苗「はいっ! 飲んでます!!」
反町「つまり……(酔っぱらってるのか……)」
静葉「(あまりお酒に強くないようだものね……おまけに酒癖がいい方でもないし……)」

同じ妖怪の山に住まう者、八百万の神と風祝。
何かと親交がある静葉と穣子は、早苗の様子について見当をつけ、的確に言い当てる。
そう、何が会ったのかと言えば……単に酔っぱらっているだけ。
本来、あまり酒を好んで飲む方ではない早苗であったが、祝勝会で高揚していたという事もあってか、ついぐいぐいと。
一口が二口、二口が三口となっている間にアルコールはどんどん体内に吸収され……ご覧の有様である。


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0ch BBS 2007-01-24