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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】
[756]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2018/04/28(土) 13:03:04 ID:e02EYz6s
遅くなりましたが、更新再開します。
夜までは外出とかしながらの低速更新となりそうですが、ご容赦ください(汗)
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A:「アリス! ……凄いわ。あんたってば……もう、友達100人よ!」興奮冷めやらない。
鈴仙はこの時、自分がゴールを決めた時以上に、何か感慨めいたものを感じていた。
今でこそ、鈴仙にとっても周囲にとってもアリスは魅力的な少女に映っているが、
過去の彼女がそうでなかった事を知っていたから。
鈴仙「(正直、最初の印象は最悪だったのよね……)」
幻想郷でサッカーが流行して以来、鈴仙が宴会などの場を通してでなく、
面と向かってアリスと交流したのは意外と最近の事だった。
鈴仙「(プリズムリバーと鳥獣伎楽のコンサートでたまたま会ったのはいいけれど、
会話の途中で謎の逆ギレをされて突き飛ばされたんだっけ……)」
※参考:
capmori
時間にすればわずか半年ほど前の筈だが、まるで4年程前のように感じるなぁ、と述懐しつつ、
それからのアリスとの交流を思い出していく……のだが。
鈴仙「(後は……魔法の森で無駄に手厚い歓迎をされたり、博麗連合戦で敵として対戦したり。
なんかいつの間にか新チームの一員になってフランスに行ったは良いものの、
ブラジルで合流した時には更に拗らせてヤバい人になりかけてて……。
――こうして考えてみると、アリスとの思い出って、これまでロクなもんじゃなかったわね)」
改めて、どうして自分がここまでアリスに対してキレなかったのかが不思議に思う。
それはある種の憐憫だったのか、同情だったのか、自分より不器用な者への優越感だったのか。
その根底は自分自身でも良く分からないが、何かがあれば仲違いをしていてもおかしくなかった。
――だが、それも過去の話。
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0ch BBS 2007-01-24