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キャプ森ドリームマッチ!
[298]◆85KeWZMVkQ
:2019/06/09(日) 23:35:28 ID:CuF9TcOg
ゲルティス「そこだッ!」
バァァァァァァッ!!
ゲルティスの狙いは正確だった。彼の両手は間違いなく来生のボールを掴みこもうとしていた。
しかし、それだけでは駄目だった。
来生「それぇっ!」
――ギュンッ! スーーーーーーーーーーーッ!
ゲルティス「きゅ、急加速……!?」
スーーーーーーーッ、スタッ。
来生が操るボールはもはやボールではなくセグウェイそのもの。
だから、何の前触れもなく速度を急に上げてゲルティスを悠々と交わし……
得点ラインを超えたところで、それがごく当然あるかのようにボールから降りた。
――ピッ……ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!
……あまりにも理不尽すぎる展開。理不尽すぎるプレー。理不尽すぎるゴール。
しかし、彼の行為はサッカールールのいかにも抵触してない。
だから、ホイッスルが高らかに鳴るのも、キャプテンズが前半33分に早くも二点目を決めるのも、
ごく当然の事なのだが……。
ゲルティス「(……俺のサッカーは。俺の集めてきたデータは……一体、何だったんだ)」
理不尽の暴力を一身に受ける立場となったゲルティスは、絶望の感情を抑えられなかった。
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0ch BBS 2007-01-24