キャプ森ドリームマッチ！

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キャプ森ドリームマッチ！

[302]◆85KeWZMVkQ ：2019/06/09(日) 23:46:37 ID:CuF9TcOg
中山「（どうやら敵は勿論、俺達味方内でも戸惑っている様子だな……まあ、かくいう俺もそうなんだが）」

来生「イエーイ中山ァ！　見た見た？？？　これが点取り屋の真の実力ってヤツよ！」

中山「ああ……まあ、凄いな」

そんな内心を知らず、来生は嬉しそうに中山の元へと駆けてきた。
中山は混乱を抑えながら素直に祝福の意を示すのだが……。

来生「ま、中山も早く俺に追いつきなよ。同じ日本人選手として、他の奴らが不甲斐ないままだとアレだしな。
　　　　世界に来生と中山ありって事をどんどん示してやろうぜ！」

中山「ん……？」

来生「日向やコインブラもまあまあやるんだけどな～。やっぱ点取り感には溢れてないしな～。
　　　　点取り屋ってのはこうだぞ、ってのを教えてやらないと」

中山「（こいつ……調子に乗り過ぎている！？）」

そう高らかに語る来生の表情の裏には、中山や他の選手への憐憫の意が伴っていた。
恐らく、先のゴールで自信を得過ぎたせいで、
自分が世界一のプレーヤーと思っている様子が見て取れた。

中山「（次の作戦を考えるよりも先に、こいつに一言言ってやる必要があるだろうか……？
　　　　　まあ正直、適当におだてておいていいタイミングでディアスと交代しとけば、
　　　　　それで良いような気もするが……）」

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