キャプ森ドリームマッチ！

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キャプ森ドリームマッチ！

[466]◆85KeWZMVkQ ：2019/06/20(木) 22:35:56 ID:f9zAVARI
翼「（見える……見えるぞ。これが、アルシオンの見ていた視界なのか……！？）」

――しかしこの時、アルシオンすら予想だにしていなかった副作用が生じていた。
大空翼という天才と、ラ・オルケスタという最高級のパスワークとが結びついた際の化学反応。
その効果は絶大だった。

翼「そこっ！」

バシュッ！

翼は三杉と中山を割り込むような位置にパスを放った。
普通ならば二人がかりで悠々と止められるような位置に。

中山「うっ……！（な、なんだこのパスコースは……！）」

三杉「（僕も中山も動けない。後僅かにズレていたらカットに向かえた筈なのに……！）」

フライハイト「イヤッホー！　天は我らの味方なりーー！！」

アルシオン「（あれはもし俺がツバサの立場だったら放っていただろうパスだ。
　　　　　　　　しかし、俺以外の奴であのコースに気づき、かつ通してみせる奴が居るとは……！）」

誰かが止めてくれそうなパス。にも関わらず、このパスは誰も止められない。
中山と三杉は狼狽するのは当然として、
味方であるアルシオンですら、翼が放ったパスに危機感を覚えざるを得なかった。

アルシオン「（ツバサ・オオゾラ……あいつはまだ、成長の余地を残しているというのか？
　　　　　　　　これまでに見ていたあいつの姿は、仮の姿だったというのか……！）」

＊翼がパスフラグを習得＆回収。スキル・パス＋１を習得しました。
＊翼のパス成長がこの試合の限界に達しました。

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