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1- レス

キャプ森ドリームマッチ!


[847]◆85KeWZMVkQ :2019/07/02(火) 23:23:01 ID:???
★後がないウイングズ→ クラブ9 ★
クラブ→クライフォート「……俺がキックオフシュートを撃とう」

クライフォートが熟考の末にそう言うと、周囲はどよめいた。

カルロス「理由を聞こう。……今1点を返すには、お前のシュートよりもシュナイダーの方が決まる確率が高いと思うが」

クライフォート「その通りだ。だが1点を返す確率は高くてもその場合、俺達が勝利する確率は極限まで低くなる」

クライフォートはそんな周囲にも我関せずといった風に淡々と述べる。

クライフォート「先に言っておこう。俺が今から述べる案を実行すれば、このまま0−3、いや、0−4か0−5で敗北する確率は上がる。
         しかし、現状限りなく0に近い勝利確率を引き上げる事は出来る。そんな案だ」

シュナイダー「(確かに、俺がシュートを撃てばその後は何の役にも立てなくなる。
          そうした意味ではクライフォートが打つのは合理的ではあるが……)博打に出るという事か」

クライフォートは短く頷いてからジェンティーレの顔を僅かに伺った。

ジェンティーレ「どのような策でも聞かせてくれ。さっきも言ったが俺は賢く大人しい、
          観衆受けする愛すべき敗者では居たくないんでね」

クライフォート「それを聞いて安心した。では詳細について話そうか。まず……と、その前に。
         キャプテン、メンバーを変えてくれ。この作戦にはビクトリーノ……FWの手駒が必要だ。
         何故なら……」

そうして短い時間を使い、彼らは懇々と博打の下準備を立てていく。
その横顔は自然と穏やかだったが、もはや焦りを見せている暇すらないようにも見えた。
そして――。



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0ch BBS 2007-01-24