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キャプ森ドリームマッチ!
[912]◆85KeWZMVkQ
:2019/07/06(土) 21:18:59 ID:Fz6znk9A
ミューラー「シュナイダーよ……俺の弱点を突かれ、ドイツがWY準決勝でブラジルに敗北した事実に、
この俺が屈辱感を覚えていないとでも思ったか!!」
シュナイダー「ミューラー……!(そうか。奴のプレーの冴えはそういう事だったのか……!)」
今度は、シュナイダーが屈辱に跪く番だった。
疲労と、いよいよ覆せなくなった敗北を前にピッチに膝を着くシュナイダーが遥か高みから雷神ミューラーを見上げる構図は、
遥か中世に皇帝が神権に敗れ服従した事件である、カノッサの屈辱を観衆に想起させた。
クライフォート「(第二の賭け、ネオファイヤーではなくファイヤードライブで点を取る……。
この賭けは分の良い賭けと思ったが、まさかここで躓くとはな)」
そして、当初この攻撃プランを提案したクライフォートは、ひそかに溜息をつく。
クライフォート「(シュナイダーの体力消耗を最低限に抑えて1点を挙げる。
その後、モリサキが回復しきらない内にミューラーを消耗させ、
カルロスかビクトリーノの一対一で2点目。最後にツバサのサイクロンで3点目。
延長戦でアルシオンのスターバーストで4点目……というプランだったが、机上の空論だったか。
精々が1点、最高に運が良くて2点を返す程度で終わるだろう)」
彼が考える逆転までの道筋――それは明らかに糸を掴むような話だったが、その糸すらも今や絶たれた。
ジェンティーレ「(……俺達に出来る事は、最期まで戦い続ける事くらいか)」
キャプテンのジェンティーレは、表情を崩さなかった。
それが今の彼に遺された、精一杯の矜持だった。
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0ch BBS 2007-01-24