キャプテン森崎外伝スレ

キャプテン森崎　Ｖｏｌ．　ＩＩ　～Ｓｕｐｅｒ　Ｍｏｒｉｓａｋｉ！～
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。

1 ：森崎名無しさん：2008/05/07(水) 04:11:22 ID:???: キャプテン森崎に関連したサイドストーリー、番外編用のスレです。
進行は小説形式でも参加型でもなんでもアリです。
コテをつけるかは自己判断ですがわかりやすく工夫したほうがいいかもしれません。(名前欄にタイトルなど)
前の人の作品が完結してから次の人は書き始めましょう。好評な作品は独立するのもありです。
ただあまりに過度にキャラを変えてしまうと本編に支障をきたすおそれもあるので程々に。
　
自信がない人もどんどん挑戦しましょう！
2 ：森崎名無しさん：2008/05/07(水) 07:37:51 ID:???: このスレは
キャプテン>>2ねいさんが乗っ取った！

これ以降の書き込みは
おねいさんﾊｧﾊｧネタ以外認めない！

というわけで、2GET
3 ：2 ◆vD5srW.8hU ：2008/05/07(水) 23:17:13 ID:???: おお、遂に外伝スレが立ちましたか。私も書く側だけじゃなく
読む側にも回りたいので、本当に楽しみです。

>>2
おねいさんﾊｧﾊｧ…って私がやってどないすんねん！
4 ：キャプテン山森：2008/05/08(木) 02:42:08 ID:???: スレ立て乙です。
とりあえずすぐ終わると思いますので、雑談スレ２の789レス目からの続きを。

>Ｄ　山田がオーバラップしているぞ。バックパスだ！

新田「(コースは塞いだ！ここを止めればＰＫ戦！一条がいるウチが有利だ！)」

山森「山田！！」

パシッ！

新田がブロックを確信した刹那、山森はボールをトラップすることなく、そのまま
ヒールキックで斜め後方へと転がした。

実況｢おっと山田くんが走りこんでいる！大友中誰もマークについていません！山田
くんはキック力に定評があるぞ！｣

観客Ａ「アイツ足遅いんじゃなかったのか？！」

小田「そうさ･･･山田は鈍足だ。でもアイツは判断力に長けている。アイツはウチが
パスを回している中、一目散にゴール前に上がっていたんだ！」

学「そして大友中は山森に気を取られて山田をフリーにしてしまっている！」
5 ：キャプテン山森：2008/05/08(木) 02:44:45 ID:???: 観客Ａ「なあ？アレ誰？」

観客Ｂ「さあ？南葛の控えとかじゃね？」

実況「飛び出していた一条くん慌ててゴールに戻る！何とか間に合うか！？」

一条「畜生！そう何度も得点されてたまるか！間に合ってくれ！」

山田「決める！(今日の2失点は新田に追いつけなくて決められた。俺の足が遅
かったせいだ･･･ここで決めなきゃ山森に申し訳が立たない！)」
6 ：キャプテン山森：2008/05/08(木) 02:51:33 ID:???: 【分岐】
先着順２名でこのスレに
山田→　!　cardシュート　　40 ＋(カードの数値)
一条→　!　cardパンチング　40 ＋(カードの数値)＋(体勢ペナ－２)
のスペースを埋めて書き込んでください。数値で勝負します。

ＭＡＸ【攻撃側】－ＭＡＸ【守備側】
≧２→山田の決勝ゴール！タイムアップ！
＝１→ボールはこぼれ球に。だが山森がねじこみに。
＝０→ボールはこぼれ球に。だが木暮がねじこみに。
＝－１→ボールはこぼれ球に。タイムアップ！
≦－２→一条、ゴールを守る。タイムアップ！

【補正・補足】
ポスト・枠外判定もあります。キッカーとキーパーの数字が同じ場合はポスト、マ
ークまで一緒の場合は枠外です。

一応トランプスレ使った方がいいんでしょうか？
7 ：森崎名無しさん：2008/05/08(木) 02:55:11 ID:???: ここでいいと思う

山田→　!　cardシュート　　40 ＋(カードの数値)
8 ：森崎名無しさん：2008/05/08(木) 02:55:33 ID:y+HZEFog: 山田→　 スペード5 シュート　　40 ＋(カードの数値)
9 ：森崎名無しさん：2008/05/08(木) 02:56:11 ID:???: 山田→ ハート3 シュート　　40 ＋(カードの数値)
10 ：森崎名無しさん：2008/05/08(木) 02:57:24 ID:???: 一条→　 ダイヤA パンチング　40 ＋(カードの数値)＋(体勢ペナ－２)
11 ：森崎名無しさん：2008/05/08(木) 04:18:19 ID:???: せっかくだからコピーして最初から載せれば良かったのに。と今更ながら思った
12 ：森崎名無しさん：2008/05/08(木) 23:22:08 ID:???: 今からでも遅くないな
13 ：キャプテン山森：2008/05/08(木) 23:54:13 ID:???: ではお言葉に甘えて、最初から載せさせていただきます。

キャプテン山森

あのフランス国際Ｊユース大会、奇跡の全日本Ｊユース優勝から10ヶ月・・・

実況「南葛、中央でゆっくりとボールを回しています。試合はこのままＰＫ戦か？
南葛中対大友中。静岡県大会決勝は2対2のままロスタイムに突入しそうです。
ボールは一度最後尾の山田くんに戻されます。」

山田「(最後のチャンスだ、慎重に組み立てないと・・・)」

骨川「山田、危ない！」

ザザー！バシィ！

山田「しまった！」

実況「おおっと新田くんだ！山田くんが振りかぶった瞬間、死角からの鋭いスライ
ディング！こぼれ玉を大友拾う！すかさず新田くん抜け出した！」

新田「俺だ！俺にもってこい！」

バシィ！ヒュン！ダダッ！

角田「ヤバい！裏取られた！」

潮崎「オフサイドは？！」

安田「剛田さん！」
14 ：キャプテン山森：2008/05/08(木) 23:56:13 ID:???: 実況「旗は上がりません！新田くんキーパーと１対１！剛田くん思い切りのいい飛
び出しでコースを塞ぎます！」

新田「南葛の不敗神話もここまでだ！ファイナル隼シュート！！！」

剛田「こんちくしょー」

気合の入った叫びと共に、大きく足を振り上げモーションに入る新田・・・
だが、その口元には笑みが浮かんでいた。

新田「なんてな（笑）」

バシッ！フワッ！

実況「おおっと新田くんループを狙った！ボールは大きな弧を描いて南葛ゴールへ
！これで新田君、ハットトリック達成だあ！！」

剛田が必死で手を伸ばすも、ボールは遥か上を超えていく。
フィールドの誰もが呆然と見上げる中、ゆっくりとボールは南葛ゴールに吸い込ま
れようとしていた。しかし・・・

　　　　　　　　　　　　　　「ま　だ　だ　！　！」

ダダダッ！クルッ！バシッ！
15 ：キャプテン山森：2008/05/08(木) 23:57:24 ID:???: 実況「おおっと山森くん、全力でゴールに飛び込み、反転してオーバーヘッド気味
にボールをかきだした！こぼれ玉は骨川くんの足元へ！南葛を救う、山森くんのス
ーパープレイだぁ！！」

新田「なにぃ！」

骨川「ナイスキャプテン！」

山森「全員上がれ、ここで決めるんだ！」

南葛「おうっ！！」

ポン！ポン！ポン！バシッ！

実況「南葛全員上がる！流れるようなダイレクトパス！大友ＤＦ陣全くボールに触
れません。」

里中「それ殿馬！」

殿馬「ナイスづら」

岩鬼「コラァ！ワシにもってこんかい！」

里中くん強烈なキックでサイドチェンジ！左サイドの殿馬くんにボールが出た！ゴ
ール前には長身ＦＷの木暮くんが走りこんでいる！ファーには岩鬼くんだ！センタ
リングが上がった！一条くん飛び出している！」

一条「シュートは打たせん！」

木暮「よしっ！このタイミングだ！」

バシッ！
16 ：キャプテン山森：2008/05/08(木) 23:58:41 ID:???: 一条「なにぃ！」

木暮「一条は釣り出した。後はまかせたぞキャプテン！」

実況｢おおっと木暮くんがバックヘッドでボールを落とす！その先には・・・ゴール
前にいたはずの山森くんが走りこんでいます！少し遅れて新田くんがマークに
つく！」

山森「ナイスだ木暮！」

新田「こいつ・・・60分間走りっぱなしでまだこんなダッシュができるのか・・・
だがスピードで負けてたまるか！俺はスピードスター新田瞬だぁ！！」

実況「新田くん追いついた！シュートコースをふさごうと前方に回りこんでいる。」

山森「(新田！ここで決めないとＰＫ戦だ。さてどうする･･･)」

Ａ　このまま決めるんだ！そのままボレーシュートを放つ。
Ｂ　さっきのお返しだ！ループシュートを狙う
Ｃ　岩鬼が走りこんでいる。スルーパスだ！
Ｄ　山田がオーバラップしているぞ。バックパスだ！

先に３票入った選択肢で続行。age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
17 ：キャプテン山森：2008/05/09(金) 00:03:41 ID:???: ここからこのスレの４に続きます。
それで６の続きからです。

山田→　スペード5 シュート　　40 ＋(カードの数値)=45
一条→　ダイヤA パンチング　40 ＋(カードの数値)＋(体勢ペナ－２)=39

ＭＡＸ【攻撃側】－ＭＡＸ【守備側】 ≧２→山田の決勝ゴール！タイムアップ！
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
ドガッ！ゴオォ！

一条「コースはここしかない！届けぇ！」

唸りを上げて大友ゴールに襲い掛かる山田のシュート。一条はゴールに背を向けなが
ら、シュートが飛んでくるであろうコースに必死に腕を伸ばす。しかし・・・

バチッ！パサッ！

一条「ああっ！」

ボールは彼の拳を弾き、ゴールネットに突き刺さった。

ピィイイイイ！！　ピッ！ピッ！ピィイイイイイイ！！！
18 ：キャプテン山森：2008/05/09(金) 00:07:51 ID:???: 実況「入った！！山田くんの豪快なミドルシュート！！見事大友ゴールに突き刺さ
りました！さすがの一条君もあの体勢では弾ききれません！そしてここで試合終了
のホイッスル！全国中学校サッカー大会、静岡県代表は南葛中学に決定です！」

新田「終わったか・・・」

山田「入った・・・やった・・・」

骨川「優勝だ！」

岩鬼「がっはっは！ワシの力があればこんなもんじゃい！」

殿馬「そういうのは点を取ってから言えづら」

木暮「（これで引退が伸びたな・・・）山森！これで全国だ！山森？・・・」
19 ：キャプテン山森：2008/05/09(金) 00:11:49 ID:???: 木暮が優勝を共に讃えようと目を向けたその先・・・山森は全ての力を使い果たし
地面に膝をついて息を切らしていた。

山森「ハァッ！ハァッ！(優勝だ。これで先輩たちに顔向けできる・・・安心したら
なんだか急に疲れたよ・・・)」

ガシィッ！

新田「ほれっ！肩貸せ山森。」

山森「新田？！」

新田「負けたみたいに倒れてるんじゃねえよ。全く、昔からブレーキの利かない奴
だなア。」

山森「ハハッ、助かるよ」

新田「でも、お前は上手くなったよ。お前一人にやられた様なもんだ。完敗さ・・・」

Ａ　「新田。南葛がなぜ勝てたか分かるかい？」
Ｂ　「新田も上手くなったよ！高校ではまたコンビを組もう！」
Ｃ　「新田は逆に下手になったんじゃないの？(笑)」
Ｄ　「新田！ちょっとあれ・・・」観客席を指差す。

先に２票入った選択肢で続行。age進行でお願いします。sageではカウント出来ま
せん。
20 ：森崎名無しさん：2008/05/09(金) 00:39:41 ID:zAzoN1N+: Ｃ
21 ：森崎名無しさん：2008/05/09(金) 00:39:43 ID:YdCFAJT+: D
22 ：森崎名無しさん：2008/05/09(金) 00:40:05 ID:ZKeAq9r6: D
おねいさんフラグ
23 ：キャプテン山森：2008/05/09(金) 02:21:18 ID:???: >Ｄ　「新田！ちょっとあれ・・・」観客席を指差す。

新田「ん？誰か来てるのか？」

【分岐】
先着1名でこのスレに
視線の先には→　!　card
とスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。

ダイヤ→謎のアフリカ人がこっちを見ている。サッカー選手か？
ハート→東邦学園高等部ＦＷ、猛虎、日向小次郎だあ！
スペード→昨年度大友中エース、中山政男さんだ！！
クラブ→来ていたのか！平戸中ＭＦ、佐野満・・・
ジョーカー→オランダ代表のエースストライカー！マルコ・ファンベルグ！？

>>２２
原則として琴ねえさんは出てこない予定です。
本編の段階では、この作品時に琴音さんがどうなっているか分からないので。
相変わらずストーカーなのか？山森公認のファンに格上げしたのか？それと
も既に男女の関係に？塀の中ということも・・・
24 ：森崎名無しさん：2008/05/09(金) 02:31:10 ID:???: 視線の先には→　 スペードA

俺は、おねいさんは塀の中にいると思う。
25 ：森崎名無しさん：2008/05/09(金) 03:20:58 ID:???: 中山さんｷﾀｰｰｰｰｰ!!
26 ：森崎名無しさん：2008/05/09(金) 14:25:16 ID:???: モロサキも無しか
27 ：森崎名無しさん：2008/05/09(金) 14:37:06 ID:???: そういや森崎は見に来てないんだな
28 ：森崎名無しさん：2008/05/09(金) 21:39:14 ID:???: 森崎はブラジルにいるからな
29 ：キャプテン山森：2008/05/10(土) 00:48:22 ID:???: 視線の先には→　スペードA

スペード→昨年度大友中エース、中山政男さんだ！！
---------------------------------------------------------------------------------------------
観客席の最前列、端の目立たない席に座り、中山政男は静かにグラウンドを眺めて
いた。

新田｢な、中山さん！！｣

ドサッ！ダダダッ！

山森「痛っ！」

自分が肩を貸していたことも忘れ、新田は中山の下へ駆けつけた。新田にとって中
山政男は、浦辺反次と並び唯一無二の尊敬すべき先輩である。

新田「中山さん！見に来てくれたんですね！」

中山「そりゃあ後輩の大事な決勝戦だ。見に来るに決まっているだろう？
それにリハビリばかりで退屈だからね。」

新田「負けちまいました・・・スンマセン！俺がふがいないせいで・・・」

素直に頭を下げる新田。その目には涙を浮かべていた。中山は微笑を崩さない。

中山「おいおい(笑)、新田はよくやったよ。山森に負けてなかったぜ。ただ、あえ
て言うなら、そうだな・・・」
30 ：キャプテン山森：2008/05/10(土) 00:49:52 ID:???: 新田｢中山さん？｣

中山「山森の方が、キャプテンの意味を分かってたみたいだな。勝敗を分けたのは
それだけだよ。」

新田「キャプテンの意味・・・！？」

中山「ははっ、いつか分かるさ。まあ友達なんだから全国大会も応援してやれよ。
そうすればきっと分かる。」

山森「ゼエッ！ゼエッ！中山さん！(生きてたんだ・・・)」

中山｢やあ山森、いいキャプテンになったなあ。さすがアイツの後釜だ。全国も頑張
れよ！」

山森「ハ、ハイッ！ありがとうございます！」

中山「そうそう。群馬県代表には気をつけたほうがいいぞ。すごい奴がいる・・・
それはさておき、　二人とも、そろそろ整列じゃないのか？｣

二人「ハ、ハイッ！失礼します！！」

慌ててフィールドに駆け戻る二人。中山はその姿を見届けた後、ゆっくりと観客席
を後にした。

中山「ちょっと格好つけすぎたかなあ。まあでも、こういうのも悪くないだろ森崎･･･」
31 ：キャプテン山森：2008/05/10(土) 00:52:45 ID:???: 中山がたそがれている間、グラウンドでは両校イレブンの整列が終了し、お立ち台
にて山森がインタビューを受けていた。

インタビュアー「・・・そうですか。チームとしてはやはりＶ４が最大の目標なん
ですね。では最後に個人としての目標をお聞きします。これは昨年も大空翼くんに
お聞きしたんですが・・・」

山森「はい？」

インタビュアー「今山森くんが一番対戦したい選手は誰ですか？」

山森｢ええっと・・・｣

Ａ「理想のキャプテン、森崎有三さんです！」
Ｂ「一番尊敬している選手、中山政男さんです！」
Ｃ「平戸中学のキャプテン、佐野満くんです！」
Ｄ「世界中の上手い選手と戦ってみたいです！」
Ｅ「理想のＭＦ、大空翼さんです！」

先に２票入った選択肢で続行。age進行でお願いします。sageではカウント出来ま
せん。

>>28
その通りでございます。
32 ：森崎名無しさん：2008/05/10(土) 00:55:58 ID:pRmvD2bk: B
33 ：森崎名無しさん：2008/05/10(土) 00:56:36 ID:v3MJftto: A
34 ：森崎名無しさん：2008/05/10(土) 00:58:14 ID:gtI51PgM: A
35 ：森崎名無しさん：2008/05/10(土) 01:04:47 ID:???: 群馬って、まさか赤信号野郎じゃないだろうな・・・
36 ：森崎名無しさん：2008/05/11(日) 00:46:07 ID:???: >Ａ「理想のキャプテン、森崎有三さんです！」

インタビュアー「森崎くんですか・・・確かに昨年度の全国中学サッカー大会、そしてフランス
国際での彼の活躍は素晴らしかったですからね。」

山森｢はいっ！！森崎さんのようなキャプテンになって、チームをＶ４に導くのが僕の目標です。
そして･･･それを叶えた時は、胸を張って森崎さんに挑戦したいと思います！｣

インタビュアー｢ありがとうございます。全国大会も頑張って下さい！山森正吾くんでした！！
(しかし、大空翼くんといい、山森くんといい、南葛の子は身内の名前を言うなあ。よその中学を
相手にしてないのかな・・・)｣

新田｢森崎さんか・・・俺には全くわからないが、そこまで山森が言うなら凄いキャプテンなのか？｣

＊新田の森崎への感情が、(尊敬？)　になりました。あまり意味はないでしょうが。

インタビューも無事終了し、閉会式が行われる。それを観客席から見つめる、スーツ姿の男二人。
日本サッカー協会、片桐と三上の二人だった。

片桐「森崎と戦いたい、ですか・・・山森も選手として欲が出てきたんですかね。」

三上「Ｖ３を達成し、世界も経験しているからな、狭い日本だけでは満足しきれないのかもしれ
ん。現に全国大会でも、総合力で彼に勝る選手はいないだろう。日本人ではね・・・」

片桐「彼には森崎よりまず、世界の強豪と戦ってもらいましょうか。」

二人「フッフッフ・・・」
37 ：キャプテン山森：2008/05/11(日) 00:47:18 ID:???: すみません。上のレスもキャプテン山森です。
入れ忘れました。。。
38 ：キャプテン山森：2008/05/11(日) 00:48:58 ID:???: 悪い大人が怪しげな笑みを浮かべるなか、山森は全国、そして彼方ブラジルへと想いをはせていた。

山森「(なんとか全国には出場できそうです、森崎さん。森崎さんはどうしてるかなァ・・・)」

一方その頃、森崎有三は・・・

トニーニョ「おいモリサキ！今度はお前が下になれ。いいな、ブースターシュートの要領だ！」

ネイ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・（気配を消している）」

森崎「ああ、やっぱブラジルの娘はいい体してんなー　ブラジル最高！！中里にも見せてやりた
いぜ・・・」

トニーニョ「いいから代われ、モリサキ！！」

・・・女風呂を覗いていた。

こうして全国大会への切符を手に入れた山森正吾、しかし彼は知らない。全国には彼の見知らぬ
強敵が待ち受けていることを・・・

キャプテン森崎、序章　終

つづく？
39 ：森崎名無しさん：2008/05/11(日) 00:49:41 ID:???: 山森はタケシを超えたのか
40 ：森崎名無しさん：2008/05/11(日) 00:51:06 ID:???: イイヨイイヨー
41 ：キャプテン山森：2008/05/11(日) 00:55:38 ID:???: すみません
当然キャプテン山森の間違いです

切腹モノの間違いだ・・・

いかがでしたでしょうか？我ながら駄文ですいません。
一応続けようかなとは思ってはいるのですが、
ひとまず終了という形を取りましたので、
他の作品を投下しようと思っている方、
構想中でもうすぐ投稿しようと思っていらっしゃる方は、
その旨を書き込んでいただけたら幸いです。
42 ：森崎名無しさん：2008/05/11(日) 01:26:57 ID:???: >>41
乙。もし大体の構想がまとまってて200～300くらい埋められそうならスレ立ててみては？
今のところペース的に深夜帯に数レスみたいだから突発的に書きたくなる人いたりするかもしれないし。
まああくまでも一意見としてね。
43 ：2 ◆vD5srW.8hU ：2008/05/11(日) 07:48:05 ID:???: ブラジルで青春満喫してますね、森崎！（爆）
新田を倒した山森の全国でのライバルは佐野、沢田、葵、赤井あたりでしょうか？
葵だけは弱小校に居た為全国に出れなかったのかも知れませんが…
44 ：森崎名無しさん：2008/05/11(日) 09:01:21 ID:???: >>38
俺のネイがいい味出してるぜｗ
乙！
45 ：森崎名無しさん：2008/05/11(日) 19:20:08 ID:???: 鼻血がブースター
46 ：キャプテン山森：2008/05/11(日) 22:47:25 ID:???: 雑談スレに名前をさらした間抜けです。恥ずかしい。

>>42
ご支援ありがとうございます。
アバウトな構想はありますが、単独スレを使う度胸はまだありません(汗)。
とりあえずこちらを使わせてもらって、他の方が書きたくなった時にはすぐ移転・中断する
という方向で行こうかと思っています。

>>43
２さんにコメントしていただけるとは光栄です！
彼らの他に、海外キャラも出そうかなと思っています。
本編で山森が覚え損ねた二つの必殺技が気になるところですｗ

近日中には、続きを投下させてもらおうかなと思っています。
47 ：キャプテン山森：2008/05/12(月) 23:30:34 ID:???: キャプテン山森その２

あの全国中学校サッカー大会、静岡県予選決勝から数週間後。全国大会を間近に控えたここ南葛中学
グラウンドでは、最後のレギュラー争いを賭けた、激しい紅白戦が行われていた。

岩鬼「ハッハッ！くらえ、ワシの必殺シュート！！」

殿馬「自分で必殺言ってりゃ世話ないづら」

ドガッ！ゴオッー！

里中「おおっ！めずらしく枠行った！」

剛田「（げげっ！不意を付かれて全く反応できねえ)」

バコッ！

岩鬼「はれっ？」

轟音を上げる岩鬼のシュートは、バーに阻まれ大きく跳ね返された。

木暮「ようしカウンターだ！サイド走れ！」

山田「戻れ！ＤＦ！ライン下げすぎないように！」

目覚しく攻守の入れ替わる紅白戦。その様子を学生サッカーに定評のあるスポーツ記者達が観察している。
48 ：キャプテン山森：2008/05/12(月) 23:31:45 ID:???: 記者Ａ「なかなか見ごたえのある紅白戦ですね。」

記者Ｂ「ええ、今年の南葛も悪くないチームですね。昨年のベンチメンバー、剛田くん、山田くん、
木暮くんとセンターラインは安定していますし、下級生にも、岩鬼くん、殿馬くん、里中くんといった
クセがあって面白そうな子が揃っています。」

記者Ａ「それでも昨年のメンバーに比べれば一段落ちますが・・・やはり山森くん次第ですね。」

記者Ｂ「あれ？見慣れない子がいるな・・・」

記者の見知らぬ少年が、ゴールを守る剛田に声をかけている。いかにも真面目そうな、優等生タイプである。

？？「やあ剛田君！山森君はまだ帰ってないのかい？」

剛田「おお出来杉じゃねえか！！他の部活はもういいのか？」

出来杉「ああ。最後の大会はサッカー部に専念しますって挨拶してきたよ。もう他の部活はだいたい
予選敗退してるしね。そういうわけだから、剛田君も僕に正ＧＫを取られないようにね(笑)」

嫌味のない笑顔をふりまく出来杉。彼は学年一の秀才であり、スポーツ万能。この二年間、助っ人として
各部活を掛け持ちしていたのである。サッカーも言うまでもない。ＧＫ不足の現在の南葛中において、
助っ人控えＧＫとして昨年秋から参加していたのである。

剛田｢ウルセー。お前はどこでも出来るじゃねえか。そういや山森もそろそろ帰ってくる頃だぞ。｣

出来杉「噂をすれば・・・我らがキャプテンのお帰りのようだね。」
49 ：キャプテン山森：2008/05/12(月) 23:32:52 ID:???: グラウンドに向かって歩いてくる二人に気がつき、出来杉が呟く。部員たちの視線が二人に集まった。
南葛中キャプテン、山森正吾と古尾谷監督の帰還である。

古尾谷「みんな！しっかりやっとるか！とりあえず紅白戦を中断して集合だ！」

南葛「ハイッ！」

監督の号令で集まる部員たち。ゴール近くに円になって座り、合宿を控えた最後のミーティングが始まった。

古尾谷「最初に今日の報告だ！まずは山森の検査の結果。全く問題なし！半年前の怪我はもう完璧
に治ったと太鼓判を貰ってきたぞ。」

部員たちの中で歓声が起こる。大黒柱である山森なくしては、全国制覇など夢のまた夢。
そのことは部員たち全員がはっきりと確信しているのである。

古尾谷「もう一つはあまりよくないニュースだな。全国大会の組み合わせが決定したぞ。」

山森「・・・ゴメンみんな。あんまりいいクジは引けなかったよ。」

南葛「ええっ！」

古尾谷「初戦の相手はいきなりふらの中だ！全員気を引き締めていけよ！」

今度は歓喜とも落胆ともつかない声が漏れる。困惑する部員の中で冷静に山田が聞いた。

山田「東邦はどうですか？あと比良戸は？」

古尾谷「東邦は逆ブロックだ。比良戸も準決勝まではあたらん。しかし前評判の高いチームはだいたい
こちらのブロックに入っている。どこが来ても強敵だ・・・ん？・・・知らん奴がグラウンドにいるぞ？」
50 ：キャプテン山森：2008/05/12(月) 23:34:53 ID:???: ポーン、ポーン

いっせいにグラウンドに目を向ける南葛イレブン。そこには両手をポケットに突っ込みながら、無造作に
リフティングをしている小柄な金髪の少年の姿があった。無造作ではあるもの、そのリフティングには
高度な技術が見てうかがえる。

安田「誰だ？」

潮崎「知らない顔だな。ウチのジャージではないし。」

角田「ていうか外人だぞ！」

ざわつく部員たちの中、岩鬼が大声を上げた。血の気の多さでは南葛一である。

岩鬼「どこのアホタレじゃ！ワシがいっちょお灸をすえてやろうかのう！」

いち早く立ち上がり少年に向かって駆け出す岩鬼。気づいた少年は、指をヒョイと上げて岩鬼を挑発する
岩鬼は満面の笑みと青筋を浮かべ、一直線に少年へと突撃した。

金髪「ちょっと遊んであげようかね。噂の南葛さんと。」

ダッ！

山森「岩鬼！やめろ！(あの金髪。かなりできる！それにあのジャージ・・・さて俺はどうする？)」

Ａ　「俺が行く！」金髪の実力を試してみたい。岩鬼を追いかける。
Ｂ　「誰か岩鬼を止めろ！」金髪の実力をじっくり見てみたい。様子を観察する。

先に３票入った選択肢で続行。age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
51 ：森崎名無しさん：2008/05/12(月) 23:37:07 ID:cZKonm/2: Ａ
52 ：森崎名無しさん：2008/05/12(月) 23:40:35 ID:FcvI5uDw: A
53 ：キャプテン山森：2008/05/13(火) 00:56:21 ID:???: 過疎ってるだけだとは思いますが、今回は私のミスで３票になっています。
一応１～２票でやっていくつもりです。

トランプも成長イベントで大人数引いてもらうこともあるかもしれませんが、
一レスで一気に引いてもらう形をとった方がいいかもしれませんね。
54 ：森崎名無しさん：2008/05/13(火) 03:56:07 ID:ROLB0Ta+: A
って今回はまだ書いてもよかったよね？
55 ：森崎名無しさん：2008/05/13(火) 09:59:06 ID:???: 琴ねいさん出ないのか…

仕方ない、ヒロインは新田か>>53で我慢するか。
56 ：森崎名無しさん：2008/05/13(火) 22:11:31 ID:???: >Ａ　「俺が行く！」金髪の実力を試してみたい。岩鬼を追いかける。

ダダッ！

山森｢岩鬼！怪我させるなよ！(あのジャージが本物なら、あまり心配はいらないはずだ！)｣

岩鬼の後を追い走り出す山森。それを見た剛田も、ニヤリと笑いつつ立ち上がる。

剛田「さすが山森！俺様も一口乗ったぜ！」

古尾谷「おい剛田、やめろ・・・」

慌てる古尾谷。すかさず出来杉が遮る。

出来杉「監督！やらせてみましょう。相手も近所の子供というわけではなさそうですし。」

古尾谷「全く・・・無茶は南葛の伝統にしないでくれ・・・」

古尾谷の溜息を意に介せず、剛田は嬉しそうにポストを叩き、金髪の少年に向けて大声を上げる。

剛田「おーい金髪！せっかくだから俺様が守るゴールを奪ってみろやー！！」

金髪「話がわっかるー！ウチの堅物どもとは大違いだ。じゃあ行きますか・・・・ってコイツ聞いてねえな。」

岩鬼「ワシのグラウンドに勝手に入ってきたんじゃ！怪我しても知らんからのー！」
57 ：キャプテン山森：2008/05/13(火) 22:12:56 ID:???: ダダッ！ズザッー！

砂埃を上げて、岩鬼のスライディングが唸りを上げる。あまりのラフさに反則を取られることが
多いものの、その切れ味は全国トップレベルと言って過言ではない。

金髪「おーおー！日本人にしては行儀悪いスライディングじゃねえか！気に入ったぜ！」

ポンッ！バッ！タタッ！

金髪の少年はボールをわずかに浮かせ、軽やかなステップで岩鬼のスライディングを飛び越える。
そして鮮やかに着地し、何事もなかったかの様にゴールへと走り出す。

岩鬼「なにィ！」

呆然と少年の後姿を見送る岩鬼、少年がエリアに近づいてきたところで、すかさず山森が間合いを詰める。

山森｢(やはり・・・只者じゃない、本気で行くぞ！！)｣

金髪「次はアンタか！？山森ってのはどいつだい？」

山森｢俺だ！！｣
58 ：森崎名無しさん：2008/05/13(火) 22:13:36 ID:???: wktk
59 ：キャプテン山森：2008/05/13(火) 22:14:40 ID:???: 【分岐】
先着順２名でこのスレに
金髪の少年→　!　cardドリブル　45 ＋(カードの数値)
山森→　!　cardタックル　40 ＋(カードの数値)
のスペースを埋めて書き込んでください。数値で勝負します。

ＭＡＸ【攻撃側】－ＭＡＸ【守備側】
≧２→金髪の少年が鮮やかに山森を抜きさる！
＝１→ボールはこぼれ球に。だが・・・
＝０→ボールはこぼれ球に。
＝－１→ボールはこぼれ球に。それを剛田がフォロー
≦－２→山森がボールを奪う！

【補正・補足】
両側のカードのマークがクラブの場合、守備側の反則になります。
怪我については｢キャプテン森崎｣本編と同様の基準を用いています。
金髪の少年のマークがダイヤかハートだった場合、｢スキルステップ｣が発動しドリブル力に＋２されます。

>>56もキャプテン山森です。あしからず
60 ：森崎名無しさん：2008/05/13(火) 22:24:50 ID:???: 金髪の少年→　!　cardドリブル　45 ＋(カードの数値)
61 ：森崎名無しさん：2008/05/13(火) 22:26:38 ID:???: 間違えた・・・これでいけるかな
金髪の少年→　 クラブ2 ドリブル　45 ＋(カードの数値)
62 ：森崎名無しさん：2008/05/13(火) 22:32:48 ID:???: 山森→　!　cardタックル　40 ＋(カードの数値)
63 ：森崎名無しさん：2008/05/13(火) 22:33:55 ID:???: 山森→　 クラブ2 タックル　40 ＋(カードの数値)
64 ：森崎名無しさん：2008/05/13(火) 22:39:43 ID:???: 60、62みたいにコピーするとスペース削除忘れたりするから一文添えといた方がいいよ。
あと携帯からだとコピーできないから今回だと
山森 →　!　card
だけでもいいっすか？
65 ：60：2008/05/13(火) 22:41:35 ID:???: >>64
一文添えてもらってたんだけど見逃してたんだ・・・
66 ：キャプテン山森：2008/05/13(火) 22:49:58 ID:???: >>64
了解です！確かにちょっとわかりづらいですね。
(！とcardの間の)スペースを埋めて。に修正します。
山森 →　!　cardだけでもちろん構いません。あれば私が楽なだけですから。

しかし携帯だとコピーできないんでしたね。
合宿イベントとか大人数引く際はどうしようかな・・・
67 ：森崎名無しさん：2008/05/13(火) 23:17:04 ID:???: 一応携帯でもコピーは出来るはず。ちょっと面倒くさいけどな

てか反則きたこれ
68 ：キャプテン山森：2008/05/13(火) 23:47:17 ID:???: 金髪の少年→　クラブ2 ドリブル　45 ＋(カードの数値)
山森→　クラブ2 タックル　40 ＋(カードの数値)

両側のカードのマークがクラブの場合、守備側の反則になります。
怪我については｢キャプテン森崎｣本編と同様の基準を用いています。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
慌ててタックルに行かず、腰を落として身構える山森。金髪の少年との間合いはどんどん詰まっていく。

金髪「(こいつ、えらい落ち着いてやがる。構えに隙がないな・・・なら！)」

スウッ・・・タッ！ダダッ！

少年は山森の目前でスピードを緩め、軽くステップを入れた後、急加速して山森の脇を通り抜けた。

山森｢くっ！｣

金髪｢遅いんだよ！｣

山森｢まだだ！まだ届く！！｣

クルッ！バシィ！

金髪｢しまった！・・・うわっ！！｣

すばやく反転し、少年の足元にあるボールに足を伸ばす山森。確実にボールを捕らえたものの、その足は
少年の残り足をも引っ掛けてしまっていた。

ドサッ！
69 ：キャプテン山森：2008/05/13(火) 23:48:45 ID:???: 金髪｢痛っ！｣

山森｢うっ！・・・｣

＊山森、金髪の少年が怪我（軽傷ＬＶ０未治療）をしてしまいました。補正に影響しない程度の怪我です。

木暮「山森！大丈夫か！だれかスプレーをもってこい！」

久美「はいっ！今行きます！」

すかさず駆け寄るマネージャーの杉本久美。手には救急箱を持っている。

岩鬼「おいこのガキャ！ウチの大将になにしてくれるんじゃあ！」

剛田「岩鬼やめろコラ！ただの接触プレイだろーが。つうかお前殺る気マンマンだったじゃねーか。」

山森「そうだよ。今のは俺が悪い・・・」

足首に響く軽い痛みを堪え、山森は少年に手を差し伸べた。

Ａ　「すまない・・・思わず足が出てしまった。キミの名前を教えてくれないかい？」
Ｂ　「マネージャー！俺はいいから先にこの子を診てやってくれ！」
Ｃ　「大丈夫かい・・・ところで、そろそろ出てきたらどうだ！！」用具庫の陰に向かって叫ぶ！

先に２票入った選択肢で続行。age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
70 ：森崎名無しさん：2008/05/13(火) 23:50:21 ID:W8JxUEFw: C
71 ：森崎名無しさん：2008/05/13(火) 23:50:54 ID:mCHC2Zps: C
72 ：森崎名無しさん：2008/05/13(火) 23:52:26 ID:???: 罠の悪寒
73 ：キャプテン山森：2008/05/14(水) 00:14:05 ID:???: <Ｃ　「大丈夫かい・・・ところで、そろそろ出てきたらどうだ！！」用具庫の陰に向かって叫ぶ！

安田「へっ？！」

潮崎「用具庫の陰に誰か？」

角田「いるっ・・・？」

その時姿を現したのは・・・

【分岐】
先着1名でこのスレに
隠れていた？！→　!　card
と(！とcardの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。

ジョーカー→ロベルト参上！！！！　もう知らね・・・
ダイヤ→突然物陰から銃弾が！！危ない！！
ハート→東邦学園中等部ＭＦ！沢田タケシだ！
スペード→日本サッカー協会、片桐さんだ・・・
クラブ→あれ？誰もいない・・・
74 ：森崎名無しさん：2008/05/14(水) 00:16:27 ID:???: 隠れていた？！→　 ハート2
75 ：森崎名無しさん：2008/05/14(水) 00:17:30 ID:???: ジョーカーが良かったが。一番まともな結果になったな
76 ：キャプテン山森：2008/05/14(水) 01:35:12 ID:???: 隠れていた？！→　ハート2
ハート→東邦学園中等部ＭＦ！沢田タケシだ！
----------------------------------------------------------------------------------------------------
沢田「さすが山森さんだ・・・いつから気づいてたんです？」

物陰に隠れていたのは沢田タケシ・・・山森と共にフランス国際を戦った、現在中学ナンバー１の司令塔と
呼び声高いＭＦである。

山森「この子のジャージを見た時からね。あまり夏場は着用してないけど、これは東邦学園のジャージさ。
なら東邦の誰かが回りにいるんじゃないかってね。留学生が一人でこんなとこまでこないだろうし。」

山田「ってことは・・・君は金髪の彼がウチに挑んでくるのを黙って見ていたのか？」

里中「キャプテンが道場破りみたいな真似で怪我させられたんだ！東邦の責任問題じゃないのか！！」

殿馬「つーかお前が仕組んだづらよ。」

大事なエースが怪我させられたとあって、いきり立つ南葛の面々。
しかしタケシは余裕の表情を崩さない。

沢田「まあまあ。たいした怪我じゃないでしょう。それにウチのエースも足挫いちゃったみたいですし、
おあいこと言うことで・・・」

岩鬼「コイツも死なすか？」

山森「岩鬼！大丈夫。ちょっとぶつけただけだから。彼も大丈夫そうだし。ってエースは君じゃないの？」
77 ：キャプテン山森：2008/05/14(水) 01:37:54 ID:???: 沢田「ああまだ紹介してませんでしたね。こいつはウチの留学生、マウリシオ・シウバです。実力はお見せ
したとおりです。まあこけちゃってますけど(笑)」

久美の治療を受けていた金髪の少年・・・マウリシオはゆっくりと立ち上がり、叫んだ。

マウリシオ「うるせータケシ！反則で止められただけだっての！あんたがヤマモリだっけか？
日本に来てこんなに削られたのはあんたで二人目だぜ！よーく覚えとけよ！もう帰るぞ！」

早口でまくし立て、とっととグラウンドを立ち去るマウリシオ。沢田はやれやれといった表情で後を追う。

沢田「今日はこれで失礼します。御迷惑おかけしました。コイツには後でよく言っておきますので・・・」

形式的な挨拶だけ済ませて沢田達は去っていった。
残されたのは呆然と立ち尽くす南葛イレブンのみであった・・・

山森「(沢田変わったなあ・・・日向さんがいないときはあんな感じだったっけ？)」

古尾谷「(これはいかんな。練習にならん・・・)今日は解散だ！レギュラーは部室に張り出しておく。
明日から合宿だぞ！」

部員「ハッ、ハイッ！」

古尾谷「山森、お前も今日は帰れ。いいな、絶対に夜中に練習などするなよ。お前が怪我で参加できんよ
うなら、せっかく頼んだ特別コーチ陣に申し訳が立たん。」

山森「分かりました。お疲れ様です！(特別コーチ・・・？城山監督とかかなあ？)」

こうして南葛の長い一日は終了し、山森は家路へ着いた・・・明日からは全国を控えた強化合宿である・・・
78 ：キャプテン山森：2008/05/14(水) 01:50:55 ID:???: その日の夜・・・

ここは南葛市内にある山森家。山森は夕飯、風呂を終え、自室でくつろいでいた。

山森｢(マウリシオ・シウバか・・・世界は広いなあ・・・)｣

一人溜息をつく山森。一対一で負かされたなど久々の経験である。

山森｢ヘコんでてもしょうがない！とにかく合宿だ！明日には痛みも引くだろう。
さて寝るまでどうしよう？さすがに練習はできないし、退屈だなあ・・・・・読書でもするか。｣

山森は本棚に向かい、何冊かを手に取った。どれもサッカーに関する本である。

山森｢さて、どれにしようかな・・・｣

Ａ　「モリサキノート」(さらに項目ごとに分岐。効果は様々です。)
Ｂ　骨川にもらった、「全国中学校サッカー大会チーム特集」にしよう。(他チームの情報が少し得られます。)
Ｃ　「ワールドサッカークイーン」読んでなかったな。(海外サッカー雑誌。能力アップかも？)

先に２票入った選択肢で続行。age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
79 ：森崎名無しさん：2008/05/14(水) 01:54:09 ID:1vZZAJTE: A
80 ：森崎名無しさん：2008/05/14(水) 01:56:04 ID:XKEHi5dM: A
81 ：キャプテン山森：2008/05/15(木) 09:45:34 ID:???: >Ａ　「モリサキノート」(さらに項目ごとに分岐。効果は様々です。）

山森「森崎さん・・・俺がこんなものいただいていいんですか？！」

森崎「お前のために書いたんだぜ。だから絶対Ｖ４しろよな！お前なら必ず出来る！！
（日本一にはコイツがなってた方が都合がいい、日向にでかい顔されるのは癪だしな・・・）」

山森「ハイッ！ありがとうございます！」

森崎がブラジルに旅立った日のことを思い出す山森。「モリサキノート」、森崎有三のキャプテンとしての
ノウハウが詰まった一冊である。

山森「さて、あんまり時間ないし、今日はどこを読もうかな・・・」

Ａ　『ボランチの勧め』・・・・　監修　松山光
Ｂ　『個人技の勧め』・・・・・　監修　日本攻撃陣
Ｃ　『組織的戦術の勧め』・・・　監修　三杉淳
Ｄ　『潜入工作の勧め』・・・・　監修　中里正人
Ｅ　『ケンカ必勝の勧め』・・・　監修　次籐洋
Ｆ　『森崎有三オススメ！全国お寺ガイド！』

先に２票入った選択肢で続行。age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
82 ：森崎名無しさん：2008/05/15(木) 09:56:59 ID:aThe0u6s: B
83 ：森崎名無しさん：2008/05/15(木) 10:14:05 ID:G8f77UQE: Ｆしかあるまい
84 ：森崎名無しさん：2008/05/15(木) 11:26:17 ID:zei7CaYw: F

タケシもツンデレ克服するために寺を回ったんなら負けられないな
85 ：キャプテン山森：2008/05/16(金) 00:26:33 ID:???: >Ｆ　『森崎有三オススメ！全国お寺ガイド！』

山森「眠くなってきたし、こういう時は気楽なものを読もう！だけど何故お寺なんだろう・・・」

訝しみながらページをめくる山森。ノートには写真つきで、全国各地の寺について詳細な解説が記されて
いた。有名どころではなく、いわゆる穴場ばかりである。」

山森「南葛市近辺にもけっこうあるんだな。ああ、ここなんて良さそうだなあ・・・」

山森も最初はパラパラと読んでいたものの、次第にのめりこんでいく。ノートには桜が綺麗な寺、
紅葉が見物な寺、国宝級の展示がなされている寺、大自然の中にポツンと立っている寺、
格闘技の修行をつけてくれる寺、呪いを解いてくれる寺、何故かテニスコートがある寺・・・・・・
バリエーションに富んだ寺が記されており、退屈しない構成である。

山森「ふうっ！これで全部か。ん？」

小一時間程で読み終わった後、山森は章末のある一文に気づく。

『これらの寺には･･･全て座禅を体験できるという共通点がある！座禅はサッカー選手、特にＧＫの集中力を
鍛えるのに最適な練習方法だ！トレーニングの参考にするといいだろう。』

山森「そうだったのか！さすが森崎さんだ！・・・でも、何でこんなにる○ぶみたいなんだろう・・・？」

＊休日の選択肢に、「お寺へ座禅に行く」が選べるようになりました！

読書も終わり、そろそろ眠りに落ちようとした際・・・

山森母「正吾！電話よー。サッカー部の骨川さんという方からですよー」

母の声で目を覚ます山森。骨川と聞いて慌てて一回に降り、受話器を取る。
86 ：キャプテン山森：2008/05/16(金) 00:32:11 ID:???: 山森「もしもし、骨川かい？偵察お疲れ様。」

骨川「キャプテンこそお疲れ様です。まず東邦ですが、昨年同様、やはり全体的にレベルが高かったですね。
肝心の沢田がいなかったのが残念です。それと噂なんですが・・・」

山森「留学生だろ？」

骨川「えっ？知っていたんですか！？」

予想外の返答に驚く骨川。彼は山森と共に抽選会に参加した後、そのまま有力校の偵察に向かっていたの
である。骨川に事の次第を告げる山森。

骨川「そうでしたか。それは空振りでしたね・・・次にふらのですが、ここも特筆した選手はいないものの、
　　総合力はウチより一段上です。全体のレベルを引き上げないと勝つのは相当厳しいと思われます。」

山森「そうか、合宿でチーム力をあげないとな・・・ってふらの！？・・・骨川どこにいるの？」

骨川「北海道ですよ。今日は親戚の家に泊まります。そこでキャプテン相談なんですが、明日も偵察を
続行してよろしいでしょうか？どうやら明日、ふらの高校との壮行試合があるそうなんですよ。」

指示を仰ぐ骨川、同級生の山森にも何故か敬語である。『キャプテンには絶対の忠誠を誓う。№１よりも№２』
これが昨年度から続く、彼のポリシーであった。

山森「うーん・・・」

Ａ　「分かった。監督には俺から言っておくよ！」隠された戦力がいるかもしれない。偵察を許可する。
Ｂ　「いや。明日には戻って合宿に参加してくれ！」骨川も大事なレギュラーだ。帰還を要請する。

先に２票入った選択肢で続行。age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
87 ：森崎名無しさん：2008/05/16(金) 00:34:57 ID:???: A
スネチャマは偵察してればいいのさ
88 ：森崎名無しさん：2008/05/16(金) 00:35:09 ID:PaajpGV6: A
89 ：森崎名無しさん：2008/05/16(金) 01:36:25 ID:???: テニスコートがある寺に行ったら無我の境地を取得できそうだな
90 ：森崎名無しさん：2008/05/16(金) 02:05:06 ID:aQq5dBA2: A
91 ：森崎名無しさん：2008/05/16(金) 03:31:54 ID:???: さすがスネちゃまだな
突然ふらっと北海道に行くぐらいなんともないぜ
92 ：キャプテン山森：2008/05/17(土) 13:12:55 ID:???: >Ａ　「分かった。監督には俺から言っておくよ！」隠された戦力がいるかもしれない。偵察を許可する。

骨川「ありがとうございます。こちらは任せておいてください。奴らの戦力、戦術、攻撃パターン、弱点・・・
全てを丸裸にしてみせましょう。成果の程は明日連絡しますので・・・」

山森「頼もしいな・・・あと骨川・・・」

骨川「はい？」

山森「少しはボールに触っておけよ！本番も近いんだからな！」

骨川「大丈夫ですよ。まあ任せておいてください（笑）それでは。」

ニヤリと笑いつつ電話を切る骨川。どうやらその点も抜かりのないようだ。
93 ：キャプテン山森：2008/05/17(土) 13:13:57 ID:???: 一方その頃、都内某所、㈱ヒューガーの一室。

日向「ご苦労だったな、タケシ」

沢田「ホントですよ日向さん！突然『マウリシオ連れて南葛にケンカ売ってこい』だなんて。
　　殺されるかと思いましたよ・・・」

昼間の一件を思い出し、震える沢田。本来気の弱い彼には、南葛潜入はまさに命がけのミッションであった。

日向「フン！その割には上手くやったようじゃねえか。マウリシオの様子はどうだ？」

沢田「気合入れてランニングしてましたよ。全く、怪我したばかりだというのにアイツは・・・」

ニヤリと笑う日向。どうやら彼の目論見は成功したようだ。

日向「それは構わん。本題に入るぞ・・・タケシ、率直に言え。南葛はどうだ？」

沢田「はい。現時点ではウチの優位はゆるぎません。ただ、山森さんは侮れません。まだ本調子でない
ようですが、決勝で当たることを考えると・・・」

日向「念には念を、だな。例の計画を実行するぞ！部員どもにも伝えておけ！」

沢田「ハッ、ハイッ！でも日向さん。その計画は・・・」

日向「ルール的には問題ない。ギリギリだがな。これで中・高・大学、東邦の全タイトル制覇に死角はない！
森崎・翼、キサマらのいない日本はこの日向小次郎が支配しておいてやろう。フッ・・・ククク・・・
ハァーッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ！！」

日向の高笑い声が闇夜に消えていく中、夜は更けていった。
94 ：キャプテン山森：2008/05/17(土) 15:21:16 ID:???: 翌朝、南葛中学グラウンド。古尾谷を中心に、合宿前のミーティングが行われている。

古尾谷「全員そろっているな！今日から４日間、全国大会に向けて集中合宿を行う！午前はチーム練習、
午後は各自で自由に練習してくれ。一日の最後に紅白戦をやって終了だ。」

部員「ハイッ！」

古尾谷「最終日には練習試合を組んである！全国クラスの相手だぞ、気合を入れろ！
　　　それから、４日間お前たちの相手をしてくれる特別コーチを呼んである。軽く自己紹介してくれ・・・」

古尾谷に促され前に出る四人。山森も見知ったおなじみの面々である。

長野「みんな、かなり上手くなったなあ！でも全国優勝には程遠いぞ！」

岩見「短期間だがビシビシ行くぜ！」

岸田「南葛高校一年岸田です。よろしくお願いします（なんか気まずいなあ・・・）」

西尾「同じく西尾です。よろしく（俺たちはＯＢじゃないからな・・・）」

古尾谷「彼らは南葛高校サッカー部の現役選手だ！監督がワシの知り合いでな。全国のため、無理を言って
選手を貸してもらえることになった。そろそろ練習を始めるぞ！山森号令をかけろ。」

山森「はいっ！まずはランニングからだ！」
95 ：キャプテン山森：2008/05/17(土) 15:24:28 ID:???: ランニングやストレッチ、ボールを使ったウォーミングアップを終えた後、チーム練習の時間となった。

古尾谷「よし！みんな体は温まったな？山森、メニューはお前が決めろ。強化したい内容を良く考えろよ。」

【合宿１日目、午前、チーム練習】

山森｢さて、初日はどうしようかな・・・｣

Ａ　ウチの弱点は守備力だ！ＤＦ陣の連携を高めるぞ！
Ｂ　戦術練習だ！全体でパスワークを鍛えるぞ！
Ｃ　シュート＆ブロックの練習だ！決定力をあげるぞ！
Ｄ　個人技を鍛えよう！一対一を重点的に鍛えるぞ！

先に２票入った選択肢で続行。age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
96 ：森崎名無しさん：2008/05/17(土) 15:56:29 ID:vxVEKgDg: Ｄ
97 ：森崎名無しさん：2008/05/17(土) 16:11:22 ID:d0ygodug: C
98 ：森崎名無しさん：2008/05/17(土) 16:20:08 ID:qEqL6LIk: Ｃ
99 ：森崎名無しさん：2008/05/17(土) 16:21:05 ID:P3QHXyRY: D
100 ：キャプテン山森：2008/05/17(土) 18:34:49 ID:???: >Ｃ　シュート＆ブロックの練習だ！決定力をあげるぞ！

山森「全国では俺もマークされるだろう。どこからでも点が取れるようにしないとな・・・」

古尾谷「攻撃陣とＤＦ陣に分かれろ！他の者はパス出しにまわれ！山森もだ！」

岩鬼「おおっし！ワシのメガトンシュートをお見舞いしてやるワイ！」

殿馬「お前はまず枠に入れるづら」

里中「俺の持ち味はミドルシュートだ！全国に通じるよう鍛えるぞ！」

木暮「予選ではアシストに徹していたが、俺が点を取れるようにしないとな。岩鬼はアレだし」

山田「ようしみんな！まずはきっちりコースを限定しよう。出来ると思ったら積極的に飛び込めよ！」

安田「はいっ！」

潮崎「でも岩鬼さんのは怖いなあ・・・」

角田「まともに当たったら死ぬもんな・・・」

岸田「俺たちもブロックに入るぞ！」

西尾「ハンパなシュートは蹴り返してやるぜ！」

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0ch BBS 2007-01-24