キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【1000だと言ってよ】キャプテンブライト5【バーニィ】
1 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2009/03/18(水) 21:46:14 ID:AqlJKVHI
このスレは(中略)です。詳しくは前スレのテンプレを参照のこと(大差ないですが)。…1000行くために、こっちも必死だ。
一応。一年戦争のWB隊の航路をトレースしてます。あと基本的に、水曜夜は定休日。
ちなみに。容量オーバーで前スレは
>>954
で終わりです(もう何も書き込めません)。595586バイト、一番タフだったね…。
---
『キャプテン・ブライトとは』
キャプテン森崎のスピンアウト作品と言い張り、カオス、モテモテ王国、タキオン、マイナスイオン、タウリン1gを配合し、
野球とガンダムっぽさ、そしてサッカーを演出したものです(#尚:本製品にガンダムは出てきません)。
「効能:効果」
人生を無駄に過ごすことに効果をあらわします。
「成分」
適当、テキトー。添加物として、冒険王版、ながいけん、ガンパレードマーチ、1000行かない、ヘタレ、凶悪、等を含有します。
「使用上の注意」
・気分が悪くなった場合。全裸になる、PCや携帯を投げ捨てる、革命万歳と叫んで走り回る、などを行ってください。
・中の人は愛情表現がおかしいです。好きな人やキャラを悲惨:ヘタレな描写にすることが多々あります。
・中の人はキャラの知識がないことも多いので、細かな設定間違いはスルーか指摘してください。基本はアニメ版準拠。
「用法に関する注意」
・ガンダムブライトアムロシャアアリーナルナなのは新田灯里奈々松岡修造芝村舞塾長月星姉弟岬太郎ファン等の方は、
著しく気分を害する恐れがあります。その場合、勘弁してください。っつーか、ここって『ヘン』なので。
「取り扱い上の注意」
・本製品は、伊藤 誠が評価される、おそらく世界で唯一のスレです。 …誠氏ね。
・灯里が「トップ」スピンをかけたらボールが戻ってきた→言い間違い? いや、ボールだって戻りたくなることもあるさ…
「禁忌事項」
・略式でドライブシュートやオーバーヘッドを放つ。→正式な『まず、服を脱ぎます』という手順を守りましょう。
・クラブのAを連続5回引く。→医師、またはエスパー伊東あたりにご相談ください。
・空気抵抗とか重力とか生身で宇宙でのサッカーに突っ込みを入れる。→いえ、そういうスレなので。以上で答弁を終わります。
622 :
森崎名無しさん
:2011/01/20(木) 01:34:31 ID:???
燃えよ桜子 →ダイビング前受け身18+(壁+2+式神+2)+
クラブJ
=
623 :
森崎名無しさん
:2011/01/20(木) 22:50:53 ID:???
ところでクラブ同士だがこれは反則になるの?ならないの?
624 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/20(木) 23:51:00 ID:+Fq40QA6
>>623
あ、接触プレイではない(シュートVSブロック)なので、反則にはならないです。
今日は選択肢とかナシの日です。…明日もかも。
#訂正。桜子のマーク一致スキルの名称は「制空圏」でした(効果同じ)
-------
レンガさん全力投球→狙いをつける15+(GKなし+3コース制限-2ベギラマ-2制空権-3) クラブQ =22
あおいちゃん動き出す→粉砕バット18+(あおいちゃん本気出す+6)+ クラブ6 =30
灯里、行きまーす→即席スカイラブクリア8+(壁+1左舷+1) スペードQ =22
燃えよ桜子 →ダイビング前受け身18+(壁+2+式神+2)+ クラブJ =33
≦-2→ WB隊防御、そして…
----------
レンガさん「レンガさんの投球は、外角低めへ! いいコースです!」
あおい(何かを読んでいる)「うーん」
桜子「…あおいちゃん? この状況で、私に突っ込みをやらせると?」
シホ「大丈びゅ!(←かんだ) もし明日から本気出せなかったら、明後日から本気出せばいいんです!」
ミハル(頑張り屋の民間スパイ)「て、典型的なダメ人間…」
あおい「ちっがーう! 過去ログ読んでたのよ」
桜子「何もこんな状況で」
あおい「ううん、『本気のバント』って聞いて、確かそんなのが…と思ったら」
桜子「ふむ」
625 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/20(木) 23:52:55 ID:+Fq40QA6
あおい「けっこう凄いバント見つけちゃって」
灯里「チョコバットの当たりクジの、バントでホームラン(無限増殖するっぽい)ですかー?」
あおい「いや、普通の技で。マジ必殺技」
奈々「へぇ。凄いんですか? 誰が持ってるんです?」
あおいちゃんは、ビシッと奈々を指差した。
あおい「奈々ちゃん、アンタだー!」
奈々「は!?」
あおい「『ななカウンター』が回った時。『バントでレフト前』ってのを覚えてた」
奈々「あぁ、そう言えば…使ったことないですけど」
626 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/20(木) 23:54:59 ID:+Fq40QA6
レンガさん「あのー。私の全力投球…外角低めに…」
あおい「ごめ! それじゃあ再開…! あおい選手、外角低めの球に巧く反応しました!
三遊間に転がす絶妙なバントです! サード、ショートとも一歩も動けません!」
悠木 映「(右打席のあおいちゃんが、レフト方向へのバントで三遊間をブチ抜いた…明日はホームランね!)」
レンガさんの放った(サッカー)ボールは、あおいの粉砕バントで弾かれた。
#(ようやく)本気を出した、あおいちゃん。『バントでレフト前』を習得しました。
・バント系、まとめ。
ワンツー時の必殺技。自分がワンツーの受け手の場合にのみ使用可能。
主に野球経験がある選手が使う場合が多い。
送りバント→自分だけ補正+2:ガッツ消費80
実はブライトさんも『構想段階』で覚えてます(背番号7あげた時、奈々に教わった)。
ダイビングスクイズ→自分だけでなく、パスの受け手にも補正。さらに『必殺パス』も処理できます。
あおいのみ所有。この試合、桜子のスライスパスに対して使用された。数値だけ見ると地味。
バントでレフト前→送りバントの強化版、のようです。
627 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/20(木) 23:58:25 ID:+Fq40QA6
桜子「でさー。あおいちゃんの本気って、結局バントなわけ? 散々期待させておいて」
あおい「違うよ。前々から一応何度もフラグ出してたの! 次からは、段々そのへんを開発していくつもり」
奈々「フラグって…サリンジャーのですか?」
あおい「それ! 塾長狙撃事件の時とか、ボクがメカ沢を端末に操作してたでしょ。ああいうの」
桜子「あー、随分昔のような気がする。でも、まるで意味わかんなかったんだけど」
あおい「まあ、それは、おいおい。だけど段々と、ボクの快進撃が始まるんだからね!」
#ある条件のもとで。ある種の「覚醒」をするキャラも何人かいます。名ばかりの場合もありますが。
アリーナ「それより、私は桜子のスキルが気になってるんだけど」
桜子「いや、まあ、本気出してきたし」
アリーナ「『制空権』って何?」
桜子「組み手争いの時の『間合い』の調節よ。大雑把に言えば良いポジショニングをするってこと。
アリーナもやってみれば? 防御が少しはマシになるかも」
#桜子は、あまり組み手は巧くないのですが(左側に構えるので、相手がやりにくい…女子では珍しいのでしょう)
アリーナ「『間合い』か…。私はあまり深く考えずに、その時その時でテキトーにしてるんだよね」
奈々「私は時々、危ない間合いでは『キュピィーン』って感覚になりますよ。
突然、原さんに刺されたあたりから、なんとなくコツが掴めてきました」
灯里「皆さんいいですねー。私も何か欲しいです…。長物(#ナガモノ…オールのことです)持ってることですし」
---女性の会話って、なんで延々と続くんだろう…---
美津乃「(もういいわよね…)ピッ、ピッ、ピー!
三遊間を破ったレフト前へのバントを、ワールドがキャッチしたところで試合終了ですッ!」
628 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/21(金) 00:01:02 ID:kdi/Ojvw
試合終了。『WB隊:悠木小隊 2-1 ジオン軍:個別の11人』
WB隊から、ようやく歓喜の声が上がった。
ちなみにメイリンの時計では、試合終了から10分以上経っていたが。
脇役の彼女は空気を読んで何も言わなかった。
奈々「たっ、大変!」
アリーナ「どうしたの?」
奈々「なのはちゃんのこと…すっかり忘れてた」
『あぁ、そう言えば』的なノリで、気絶して倒れているなのはの周りに集まるWB隊女性陣。
…こういう時、普段から頑丈&無鉄砲なことやってると、何かと損である。
灯里「なのはちゃん、大丈夫ですかー!?」
なのはの持つ、魔法の杖『レイジングハート』が、持ち主に代わって答える。
RAISING HEART「Don't Worry」
#訳:まあ平気なのでは。
『レイジングハート』は、何の根拠もなく結構テキトーである。…なのは本人もそんな感じだけど。
629 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/21(金) 00:05:09 ID:kdi/Ojvw
ルナマリア「シーマさん、今ですよ。ほら、ちょっと敵っぽいこと言ってきてくださいってば。
シャアさんに頼まれてるんでしょ? 『少し場を盛り上げてきてくれ』とか、どうとか」
シーマ(メンタル不安定)「……。(こくり)」
レンガさん「(あー。すっげー不安)」
シーマはゆっくりと、WB隊の前へと歩いてきて…。
何を言おうか考えていたら。
カウンターを食らった。
悠木 映(キャプテン)「なのはちゃんを倒したくらいで、いい気にならないでねっ!」
アリーナ「…フッ。所詮なのはなど、我ら四天王の中でも最弱…」
ワールド「四天王のツラ汚しめ…」
ルナマリア「(え!? え!? 何これ!? どう見ても向こうのほうが『敵っぽい』んだけど!)」
シーマ(メンタル不安定)「(こっちだって)…遊びでやってんじゃないんだよー!!」
630 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/21(金) 00:11:12 ID:kdi/Ojvw
メイリン「あ、もう無理。絶対無理。逆にこっちが主人公っぽくなってるわ。…お姉ちゃんッ!」
ルナマリア「わかってる! 全員、撤退せよ! おぼえてろーッ!」
ケルゲレン子「我々は個別の11人。ここで我々が倒れようとも、個別の自我が我々の意志を引き継ぐ。
よって我々にとって死は意味を持たない。…撤収でーす!」
あおい「(んー。あのメンバーの中でマジメな子って、ストレス凄そう…)」
--------ルナツー奇襲戦:WB隊右舷側。戦闘終了--------
#現時点でのガッツ
FW:Jワールド:290/560 Iアリーナ:0/715
MF:H謙信:30/400 G映:210/460 F奈々:185/595 Eあおい:10/600
DF:D美津乃:10/400 C桜子:480/700 B蘭:0/500 A灯里:280/480
GK:@なのは:0/465(&現在は怪我ペナ「-2」。気絶中)
ボロボロです…
631 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/21(金) 01:20:03 ID:???
確認。
>>519
での宣言通り、美津乃ちゃんは離脱します。
「当面:他スレには干渉しない」という自分ルールのため。
…新平くんは、唯一ヘタれなかった男キャラかも(今のとこ)
632 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/21(金) 01:21:45 ID:kdi/Ojvw
#軍人、軍属の人間は、戦闘結果によって、報酬が支払われます。目処は第三者の採点に準じます。
報酬は、連邦軍内部でのみ使える貨幣『P』(ポインヨ。あるいはペリカの略)です。
上層部評価値→「基本値+3:得失点差+1」→+4
賞金。『得失点差』2対1→「+1」*20Pが、全員に支払われます(0以下にはなりません)。
---
今回の採点者→自己採点(採点者の主観や好み、『贔屓』が、かなり入ります…今回の場合、自分に厳しい人には不利)。
採点(100点満点):選手名:寸評、です。
75:Jワールド:試合じゃあまり活躍できなかったけど、ま、今回の作戦は私のおかげだし
55:Iアリーナ:ワイルドタイガー完成はOK。雷獣のミスショットさえなければ
40:H謙信:まだ、力が戻らぬ…不甲斐ない
55:G悠木映:もう少し目立ちたかったな
50:F奈々:援護もできたし一応は活躍できたけど、決定力不足よね…
45:Eあおい:「明日から本気出す」だけが痛かった…
85:D美津乃:こっちは素人よぉ!?
35:C桜子:後半、挽回したけど。前半はダメダメだったわ
45:B蘭:とりあえずの仕事はできました。スタミナ切れが、ちょっと…
45:A灯里:コンビプレイも巧くいかず…
70:@なのは:GKで失点は痛いけど、一度に25人まとめて吹っ飛ばせた。自爆も決めたし
633 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/21(金) 01:23:39 ID:kdi/Ojvw
#獲得賞金、表彰選手(記者投票)、他。
「作戦難易度:200P」WB資金+200P、その他選手→+20P
→通常勝利:増減なし
「殊勲賞」 強敵に勝った選手に与えられる。+100P
・美津乃
「敢闘賞」 敢闘精神溢れるサッカーを展開した選手に与えられる。+100P
・なのは
「技能賞」 優れた技能を発揮した選手に与えられる。+100P
・マリー
「ゴールデングラブ賞」 守備が巧い選手に与えられる。+100P。
・該当なし
「カムバック賞」 汚名返上できた選手に与えられる。+50P。
・桜子
「ファイアマン賞」 セーブが多かったり、危機一髪を助けた選手に与えられる。+50P。
・ルナマリア ・なのは(同時受賞)
「ベストナイン」 FW,MF,DF,GKそれぞれ一人だけ選出される。+50P。
・FW:該当なし。MF:マリー。DF:ニナ。GK:なのは。
「沢村賞」 最も普通に最高にサッカーをした本格派の選手に与えられる。+100P。
・該当なし
「ゴール」なのは、アリーナ、ニナ→各々50P
「アシスト」ケルゲレン子→各々50P
「完封」なし→各々50P
634 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/21(金) 01:27:33 ID:kdi/Ojvw
『勲章』
「銀剣突撃勲章」:累計で。大勢の人間を吹っ飛ばした選手に授与。+100P
・なのは(再度授与):一度に25人まとめて吹っ飛ばし
「名誉負傷勲章」(パープル・ハート):戦闘によって負傷した選手に授与される。+50P
・シーマ:心の古傷
・なのは:自爆
「勲功章」:格別な功績を挙げた選手に授与される。
・ルナマリア:雷獣を初めて止めた
・ニナ:WB隊へ初のダメージ
「青銅星章」(ブロンズスター):作戦において英雄的、且つ名誉ある奉仕を行ない、成果を挙げた。+100P
・なのは:敵全員をまとめて砲撃、1得点。自爆でニナのミドルを防ぐ。
「手作り勲章」(軍非公式)
・美津乃
「罰金」:-100P
・なのは:味方への誤射。
635 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/21(金) 01:30:48 ID:kdi/Ojvw
『(軍事)法廷』(罪状:覚せい剤不法所持)
「沈黙していても有利にはならんぞ」
「答えたまえ」
「聞こえないのかぁッ!?」
……。
「…月星 美津乃。懲役、1年」
-----
某スレ主の管理下にあったアイドルは、計画が抹殺された
・月星 美津乃
・月星 美津乃/b(バール装備)
--登録抹消--
このことにより、月星 美津乃 氏への
罪状は消滅した…
636 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/21(金) 01:32:32 ID:kdi/Ojvw
---後日…。コロニーの落ちた地で。---
『連邦軍。北米:オークリー基地』
月星 美津乃「基地か。懐かしいな。ホワイトベース…」
↑(懲りずに)また営業に来たらしい。
美津乃が、ふと気配を察して。
振り向くと。
ニナ・パープルトンが立っていた。
月星 美津乃「ニナ…」
ニナ「…(ニコッ)」
-----
月星 美津乃「最後まで、どんな死亡フラグよー!!!」
#ごめんよ。なんか0083のラストを再現したら、こんな感じになったんだ…
今日はここまでー
637 :
森崎名無しさん
:2011/01/21(金) 01:49:25 ID:???
芸細な退場乙でした〜w
638 :
森崎名無しさん
:2011/01/21(金) 08:53:38 ID:???
けっこうギリギリの試合だったんだな
639 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/22(土) 00:50:58 ID:z6XBlnRE
>>637
そういう言葉が何よりの活力です。今、新平くんのラストを一生懸命書いてますが。努力の方向性間違ったかなぁ。
>>638
敵も全員必殺技があって、得意分野もありましたからね。
訂正。「上層部評価値」は、補給戦直後で「16」になっていました。今回さらに+4で、値は「20」。
「20」を越えました。事態が沈静後、何かプレゼントがもらえるようです。
細かな訂正:桜子のブロックと謙信ちゃんのパスカット。一部スキル名称間違えました(差はない)。次は直ってるはず…
------
・ワールド、悠木映、はスポット参戦組です。次回以降は基本的に出場しません。
#試合終了。なのは以外の全員、ガッツが300回復します。
・個人特有のガッツ回復スキルが発動します。
奈々「戦線復帰+100」、あおい「ストレッチ+50」、桜子「クールダウン+50」、謙信「おにぎり+50」。
・なのはは、バリアジャケットの修復に魔力を使いました。ガッツが200回復します。
また、怪我ペナが「-1」にまで回復します。
「残りガッツ」
Iアリーナ:300/715
H謙信:380/400 F奈々:585/595 Eあおい:360/600
C桜子:700/700 B蘭:300/500 A灯里:480/480
@なのは:200/465&怪我ペナ「-1」
640 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/22(土) 00:53:43 ID:z6XBlnRE
悠木 映「そういえば私、パスカットで『K』引いてたよ。YESだね。フラグだけ、誰かにあげる。
うーん。じゃあ…今回、スタメンでスキル発動もなく、見せ場がなかった灯里ちゃんに」
灯里「はひっ☆ ありがとうございまーす」
あおい「ねえねえ。勲章って、前、EXPもらえなかったっけ?」
桜子「ああ、あれ。『廃止』だって」
あおい「うわ。またサラッと来たね…」
奈々「システム的には良いんだけど、過去ログ読んでてつまらない、等などの理由だそうです。
ただ全員がLV3、私と謙信ちゃんはLV5まで成長してから廃止ですって。能力値の個性とかは、適当になんとかするとのこと」
あおい「その『適当に』ってのが、なのはちゃんの『大丈夫です』ばりに信用できないからねぇ…」
641 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/22(土) 00:54:55 ID:z6XBlnRE
悠木 映「今回の試合の映像データは芝村さんに見せてみます。アドバイスとか、お叱りとかありそうだけど」
桜子「うぉー、私、前半が不調だったから叱られそうだー!」
なのは「私は、叱るのは好きですが。叱られるとイラッとくるので、拒否します」
蘭「(なにそれ、こわい)」
…ここらへん。常識人は(このスレでは)損してると思う。
642 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/22(土) 00:58:36 ID:z6XBlnRE
アリーナ「あー、それにしても疲れたわねー。そこらへんにマァム(ベホイミの達人)いない?」
なのは「それじゃあアリーナお姉ちゃん、何かクスリいりますか? 一発で疲れが吹き飛びますよ」
桜子「ちょっ、そんなのキメたら、ますます『主人公側』から遠のくじゃないのさ!」
なのは「…それは、コウ・ウラキ少尉の全否定ですか?」
あおい「(まさかの正論が!?)」
ワールド「まあ。あの年齢で『女体の神秘』って本を図書室から借りてるのには、私も少し引いちゃう部分はあるかも」
灯里「でもでも。貸し出してるアルビオンのほうも、素敵な戦艦ですよねー☆」
桜子「もとは税金だぞ!?」
奈々「女体の神秘と言えば。女性の皆さん。自分は左胸のほうが、少しだけ大きいというお悩みを抱えてはいませんか?」
悠木 映「(なに、急に…。あっ、でも私もそうだな)」
奈々「アレは心臓の側が常に刺激されているので、そうなりやすいのです。病気じゃありません、大丈夫!」
アリーナ「その理論だと。サウザーは右胸が大きいという推論が成り立つわね…」
奈々「今度聞いておきます。メアド知ってるので」←人脈が無駄に広い
謙信「……。胸が大きいというのは、良いな…」
全員「「「(ふ、普段は無口な謙信ちゃんさんが!?)」」」
謙信「胸が大きければ、遠距離からの手裏剣の直撃くらいでは内臓まで到達しないだろう…」
…ちょっと微妙な空気になった。
643 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/22(土) 01:01:58 ID:z6XBlnRE
なのは「致命傷は受けなくても、手裏剣に毒でも塗られていれば、ちょっと困ると思うの」
アリーナ「えー? 毒消しなんて、200Gとかで良く売りにくるじゃん」
あおい「アリーナ、それ思いっきりボラれてるよ…」
アリーナ「そうなん?」
桜子「道具屋行けば10Gくらいじゃね?」
アリーナ「まあいいわ。どうせ私のおカネじゃないし」
・桜子の声リフレイン「もとは税金だぞ!?」
灯里「ところで私、奈々さんのお話しの続きが気になりますっ」
奈々「サウザーさんのことですか?」
灯里「いえ、胸のバランスのことです。どうやって解決するんですか?」
奈々「パッドを入れてバランスを取るだけですよ」
ワールド「でもパッドはね! 偽とバレたらダメなのよ!?」
なのは「(やたらに熱い主張だけど、私子供だからよくわかんない)」
桜子「(…それより奈々ちゃんとサウザーの接点が気になる私は、まだ常識人なのだろうか)」
あおい「(『退かぬ』サウザーと、すぐ退く奈々ちゃん。…確かに接点なさそうだけど)」
桜子「(サウザーが、奈々ちゃんの帰宅途中を襲ったとか?)」
あおい「(うーん。ボクの考えてる『聖帝』のイメージと違うなぁ)」
644 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/22(土) 01:05:33 ID:z6XBlnRE
…。
……。
悠木 映「ココでダベッてるより、層が薄い男性陣(左舷側)の援護をしたほうが良いのでは…
と思った私は、多分、常識人だよね…。うーん、ちょっとYES!」
ナレーション役:灯里「はひっ、業務連絡、業務連絡。戦後処理に忙しいので、今日は(も)選択肢なしの日です。
実際は、新平さんのシーンに夢中になっているそうですけどねー。
でも私だって、本当は男性陣のことが心配です。そもそも『左舷』が好きですし。…視聴率も気になりますし」
---------
ごめんなさい、今日はここまでー。
…左舷側の男性陣って。上で喋ってる女の子たちが、誰もいない場面なんだよ!?
モチベーションとか、ツッコミは誰がやるのかとか、心配すぎるよ…
645 :
森崎名無しさん
:2011/01/22(土) 01:13:39 ID:???
開幕ダイジェストでも驚かない。乙でした〜
646 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/23(日) 00:27:37 ID:SbFEEXno
WB右舷側での戦闘は終了したが、ルナツー基地では、まだ緊急サイレンが鳴り響いている。
灯里「WBの左舷側…男性方は、大丈夫なんでしょうかねー」←場面を進めようと、少し頑張ってみた
あおい「あっち、突っ込み役がいないからね…。考えたくないな」
桜子「ダイジェストでいい、って
>>645
で言われてるんだから。そうしようよ」
あおい「そこまで言われてはいないでしょ。別に『驚かない』宣言なだけだし。
でもまあ…そうだね。じゃあダイジェストで進めちゃおうか」
アリーナ「年表のほうが、早いんじゃないの?」
桜子「じゃ、年表にしよう! それでは僭越ながら…。
『宇宙世紀、某年。某月某日。ブライト、誕生』
」
あおい「年表って、 そ こ か ら !?」
桜子「…違うの?」
647 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/23(日) 00:31:17 ID:SbFEEXno
あおい「違くはないけど…そんな年表なら、ダイジェストのほうがいいって」
桜子「わかった。まかして。やってみる。
・試合開始:新田くんが颯爽と登場
・一秒後:ネオ隼シュートを放つ
・二秒後:カード引く→
・三秒後:クラブのA
・四秒後:ドレンさんがセーブに→
・五秒後:ダイヤのAでゴールポスト
・六秒後:こぼれだまのゆくえ→
・七秒後:JOKER
・八秒後:ボールは新田くんがねじこみに→
・九秒後:ここでようやく皆、キックオフはジオン軍からということに気付く
」
あおい「(どこから突っ込んでいいのやら…)」
648 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/23(日) 00:33:55 ID:SbFEEXno
灯里「とりあえず、長すぎますよー。もう少し(?)短くしないと」
アリーナ「じゃあこれくらいでいいんじゃない? 四行でまとまるわ。
・試合開始
・試合終了
・結果:WB隊得点→ダイス振る
・結果:ジオン軍得点→ダイス振る
」
なのは「ダイスをまとめて振っちゃえば、三行で終わるみたい」
奈々「(…さっ、桜子さんがボケただけで、ここまでグダグダになるなんて…!)」
#事態は全く進んでいない。
649 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/23(日) 00:38:04 ID:SbFEEXno
あおい「まあマジメな話。いんたーみっしょんで、よくまとめてくれてたから。ボクはアムロに期待してるんだ」
灯里「(塩田とか奈良に比べれば)叶親さんも、多少は常識人ですよー。モミアゲに期待ですね」
アリーナ「女がいない時なら、意外とヤムチャもいい線いくかも」
桜子「(みんな、ごめん。でも私だって、たまにはボケたかったんだ…)」
桜子の瞳から、一筋、涙が零れ落ちた…。
…誰が彼女を責めれようか。本来彼女は、ツッコミ専門ではないというのに。
普段、良いことをしている人が、ちょっと悪いことすると、物凄くイメージダウン。
普段、悪いことをしている人が、ちょっと良いことすると、何故かイメージアップ。
でもそれは違う。冷静に考えれば、普段から良いことをしている人のほうが、圧倒的に良い人のはずなのだ。
灯里「はひっ、業務連絡、業務連絡。『明日から本気だす』とのことです。
実際は新平くんのシーン(やたら長くなった)を圧縮してるだけみたいですけど。
『岬も出るよ、本当だよ』。って、何か違う努力な気もしますねー。まあ試合前にケリつけたいみたいです。
ともあれ明日から、男性陣側にカメラさんが移動すると思います。あとようやく選択肢も。…多分」
---------
いや、本当に。多分…
今日はここまでー。
650 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 00:55:11 ID:???
ボケたおして終わったw
乙でしたー
651 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 01:45:17 ID:???
ブライトさんは新平がお気に入りだったんだよね?
652 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/23(日) 23:02:18 ID:SbFEEXno
>>650
桜子だって、たまにはね…。
>>651
です。なのはの手駒として、よく働いてくれましたし。
新平くんは、(圧縮しきれなかったので)三分割くらいして投下予定。
---------
###ルナツー。係留中のWB右舷で、奇襲を受けた女子チームが防戦している場面から、少し時間は遡る。###
ブライト「つーか。どんだけ主人公が出てこないのかと」
アムロ「そもそも主人公なのか、って話ですけどね。…あ、いえ。言い過ぎました」
(原さんが通り魔事件を起こしたおかげで)、基地ルナツーには警戒警報が鳴り響いていた。
男子寮にいたブライトたちは、各自、装備を確認するも…士気は極めて低かった。
ブライト「なぁ。ホワイトベースは誰か他の人の責任、ってことにしてさ。俺たちは出ていかなくてもいいんじゃん?」
責任者からして、コレだからである。
ヤムチャ「(よっぽど、戻りたくないんだろうなぁ…)」
ブライト「つか。俺はもともと『伝令役』としてWBに乗ってただけであって。なんで指揮とらなきゃいけないんだよ…」
叶親「(今度は愚痴り始めた…)」
653 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/23(日) 23:04:12 ID:SbFEEXno
その時、バタッと男子寮のドアが開いた。
構えていた拳銃を下ろし、今度はふらふらと手を振ってくる男がいる。
瀬戸口 隆之「なんだぁ、ブライトさん、いるんじゃん。探したよ。基地は今、大変な騒ぎになってるんだよ?」
ブライト「ああ、瀬戸口か。いや、でも。ほら。これって俺の管轄外のことでしょ?」
瀬戸口「まあ同意見ではあるけどね。でも頼むから俺がオペレータやってる間だけは、真面目に働いてくれ。
俺、芝村のお姫様に睨まれたくないもん。あー、あと俺の後釜のオペレータ、誰か探しといてよ?」
糸色望「(…この人も苦労してますね)」
伊藤 誠「で。僕たちはWBの防衛に行くんですか?」
瀬戸口「そ。ここからだと左舷側の防御に回れる。右舷側は、舞ちゃんがいるから大丈夫だろう。
敵の狙いはWBだと考えて、まず間違いない。そして奇襲なら、おそらく挟撃をしてくる」
伊藤 誠「…でも。僕たち人数、少なくありません? 今メカ沢さんは『WB内で充電中』なんですけど…」
ブライト「え」
一瞬、その場が凍りついた気がした。
伊藤 誠「ついでに、アリア社長はその上に乗って、寝てました」
654 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/23(日) 23:06:00 ID:SbFEEXno
ブライト「…待て。えっと。男性陣って、今、誰がいるんだ? よし、点呼! いーち!」
アムロ「にー」
叶親「さーん」
ハマー「だー!」
ヤムチャ(華麗にスルー)「ごー」
絶望先生「ろーく」
伊藤 誠「しーち」
リュウ「はーち」←ようやくのセリフが…
合計8人。
瀬戸口を入れても9人。
ヤムチャ「あれ? GKって、今まで誰がやってたっけ」
叶親「確か、妙なオッサンに任せてたような気がするんだけど」
ブライト(横を向きながら)「…そんなローカルヒーローなど、初めから存在しない」
---城山 正。登録抹消---
655 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/23(日) 23:07:57 ID:SbFEEXno
糸色望「ま、まあともかく。私たちは今現在9人なわけですね? 2人足りないです」
瀬戸口「あ、それだけど。俺はサッカーは、できれば参加したくないんだよね…」
ブライト「て、てめーっ、自分だけ逃げるな!」
瀬戸口「違う違う、5121(ごーいちにーいち)小隊の出番が多すぎる、って言ってるの。悠木映ちゃんまで出してさ。
舞ちゃんと刺殺魔のおねーさんだけで、充分に魅力的なラインナップでしょ。もうリーグ優勝狙えるメンツだよ」
…何故だか納得してしまう男性陣であった。
伊藤 誠「でも、このままじゃ。ちょっと人数差がありすぎではないかと…」
ハマー「しかもムサい男ばかり。なんとか増援を用意したほうがいいでござるYO。できれば女の子」
アムロ「そう言えば、あおいちゃんと一緒に過去ログ読んでて気付いたんですけど」
リュウ「(…あれ? いつ一緒だった?)」
アムロ「モテモテ王国戦で、こっちが勝った場合に『メンタル要員』が加入という約束をしてましたよね。
ゆうメンタルの、あすなさん。アレ、今まで一度も出てきてないんです…」
ブライト「任せろ。こんなこともあろうかと、もう一度ゆうメンタルに増援の依頼を出しておいた」
アムロ「大丈夫かなぁ…」
656 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/23(日) 23:10:06 ID:SbFEEXno
ブライト「後一人は…スポット参戦の人を、どこかで探すしかない。初心に帰って、スカウト活動だな」
糸色望「非常警報、鳴ってるんですけどね…」
瀬戸口「できれば3人は探してくれよ、ついでに常勤オペレータも」
#今現在、男性陣で計算できるWB隊戦闘メンバーは8人です。あと3人ほしいところ。
+瀬戸口(できれば戦闘参加したくない)と、メンタルクリニックの人(来るかどうか不明)が参加するかもしれません。
ブライトのスカウト活動→
A:カードで決める→キャラとヤル気に当たり外れがあります(完全に運)
B:投票で決める→ヤル気は固定ですが、複数の候補の中から選べます(キャラの概略のみ、事前にわかります)
【選択肢】
先に2票入った選択肢で続行。age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
-------
今日は多分ここまで。
選択肢決まったら、新平くんの文章(の一部)だけ投下です。
657 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 23:10:43 ID:3F7Ly6nQ
B
658 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 23:22:04 ID:jjtApEb6
B
どんなんが来るのかw
659 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/23(日) 23:40:36 ID:SbFEEXno
『新平リポート:その1』
--WB内、田舎地方の商店街。とある、小さな小さなスポーツショップ、「ミケ」。--
中原 岬「店長ー、今月も売り上げ、いいですね」
<中原 岬(なかはら みさき):「NHKへようこそ」(アニメ版)より出演。18歳:アルバイト女性>
・主人公の「ひきこもり」を脱却させるためプロジェクトを計画し、カウンセリング(テキトー)をしてくれる人。
・今回はそんな設定と、全く違うようです。
中原 岬に『店長』と呼ばれた男性は…まだ若かった。
柔和な顔立ち。優しそうな瞳。それでいて、時折見せる、憂いのある表情。
名前を、月星 新平と言った。
月星 新平「そうだね。岬ちゃんが看板娘だからじゃないかなー」
中原 岬「またまたー。あ、店長は袋詰め(サッカー)なんてしなくていいですってば。私がやりますから」
月星 新平「いいよ。僕がやりたいんだ」
660 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/23(日) 23:41:55 ID:SbFEEXno
都会の喧騒から遠く離れ、時間の進み具合ですらゆっくりとしているような片田舎。
そんな地元の、小さなスポーツショップの店長として。月星 新平は生活を送っていた。
のんびりとした、時間。そしてのんびりとした、空間。
新平は思う。僕は今、自然な笑顔で笑っている。
そうだ、こういう生活も悪くない…
スリルと引き換えに得た、穏やかな…そして質素な暮らし。
月星 新平「(それにしても。僕は一体、何を求めているんだろうねぇ…?)」
カネを稼ぐのには、もう飽きた。
…どうして人は働くのだろう。
生きるためだろうか?
だったら。生きる保証だけの貯金を作った自分は、すでに働かなくてもいいはずだ。
中原 岬「あ、ボール売れたんだ。在庫にありましたっけ?」
月星 新平「残り4つ。アベレージで1ヶ月は大丈夫だけど…もう少しあってもいいかな」
中原 岬「じゃあ発注かけときますね」
愛くるしい笑顔で、せっせと働く 中原 岬 を見て。ぼんやり新平は考える。
…僕はこれから、どうすればいいんだ? そして何をしたいんだ?
いや、答えはわかっている。ただ『機会』が訪れていないだけだ。
そしてそれは、世間の大多数の人間にとっては、望ましくないことのような気がした。
661 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/23(日) 23:43:43 ID:SbFEEXno
月星 新平「そうだ、岬ちゃん。サッカーボールの値段変わったから、注意しといて。
レジのデータと手書きの台帳が、まだ揃ってないみたい」
中原 岬「わ。ごめんなさい。気付きませんでした」
月星 新平「まあ…いいんじゃない? 間違ったら、両方の中間の金額を残しとくとかさ」
中原 岬「あははっ。でもダメですよ店長ー、しっかりしないと。どうせ月末とか年末で忙しくなるんだから」
月星 新平「『普段がヒマ』ってことのほうが、重要なんだよ」
中原 岬「……。店長、ヒマならお店が終わった後、喫茶店にでも行きません? 店長にはいろいろ教わることが多いし」
月星 新平「金融機関の、『1円以下の利息』に対することかい? 小銭だけど、掻き集めれば大金になる…」
中原 岬「そういうのじゃないです! 私、何度も誘っているのに、一度もいい返事をしてくれたことがない」
月星 新平「そうだったねぇ」
中原 岬「…新平さんって、ずるいです」
月星 新平「僕が?」
中原 岬「いっつも優しくして。私のこと、嫌いなら嫌いだって、ハッキリしてくれればいいのに」
月星 新平「…いや、嫌いじゃないな。妙なカウンセリングはちょっと微妙だけど」
#中原 岬18歳女子校生のカウンセリング(我流っぽい)は、効果の程度は保証できない。
662 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/23(日) 23:45:18 ID:SbFEEXno
中原 岬「新平さん…。ひょっとしてお姉さんのこと、まだ、引きずっているんですか?」
月星 新平「ん?」
中原 岬「数年前。ホワイトベースのブリッジで、原さんの包丁で刺し殺されたんですよね…。
確か、サッカーボールの納品の件で、当時のバイトがミスッったのが原因で」
月星 新平「……。いや、死んでない」
中原 岬「え、まだ死んでなかったんですか!?」←大臣のクビが飛ぶレベルの失言
---------
今日はここまでー。選択肢はBで決定。
新平リポートは、続きます。
663 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 23:54:40 ID:???
乙でした〜。
素で続きが気になりますw
664 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 00:28:23 ID:???
岬違いだw
665 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/24(月) 23:16:11 ID:7jMlV5m6
>>663
三分割か四分割かで悩むほど長くなってしまいました…
>>664
岬(太郎のほう)も出るよ、本当だよ!
--------
B:投票で決める→
突然、ツカツカと歩き出し、テレビの電源を入れるブライト。
アムロ「…すいません、ブライトさん。その行動の意味が、まるでわかりません」
ブライト「まあまあ。アメリカでボクシングのチャンピオンになった田島 彬(たじま あきら)が、
帰国会見をするんだ。面白そうだろ? HAHAHA! 実にファイティングでエキサイティングな男さ!」
アムロ「……。貴様、『ブライト』のキャラ忘れてるだろ! そこを動くな、修正してやるッ!」
叶親「あ、アムロ落ち着け…(な、なんつーパワーだ!)、ちょ、誰か手伝えって!」
ヤムチャ「こ、この力はまさか『冒険王版』アムロ!?」
伊藤 誠「こんなところで、無駄に覚醒しないでくださいよーっ!」
糸色望「(…これだけ派手な行動ができるなら、突っ込み役もアムロ君でできるかもしれませんね!)」
瀬戸口「っつーかさ。スカウト、しないの?」
一方テレビでは、既にその会見が始まっていた。
666 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/24(月) 23:17:53 ID:7jMlV5m6
-----
田島 彬「ボクシングはもう辞めました」
記者「それはボクシングをやめて、田島さんが元々やっていた総合格闘技をやるということですか?」
田島 彬「総合…いえ、総合ではないです。人材派遣会社を始めたいと思います」
記者「人材派遣!?」
田島 彬「既に、登録してくれている者も多い。彼らを、激戦区へ派遣します」
ざわ…ざわ…
田島 彬「ってゆーか、無理矢理に登録させちゃった人もいるくらい」
ざわ…ざわ…ざわ…
667 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/24(月) 23:19:26 ID:7jMlV5m6
田島 彬「マニアなら誰もが知っている者。同時代に生きていることを誇りにさえ思う者から、裏の世界の用心棒まで。
それぞれ交わることなく、別の世界でいろいろ言われてきた者たちが。
…またいろいろ言われそうな気もするけれど。そんなキャラたちを集めて投票を行います。
・大勢の女子生徒の下ネタに対し、ひたすら突っ込む生徒会副会長
・主人公の成長を促すため、敢えて失策を続ける軍師
・ザクとは違うことを主張する、オレンジ色の特務隊員
・「青い閃光」の異名を持つバトルマスター
多種いるキャラクターが、ルール無しで戦った時…。
スポーツのサッカーではなく、目突き金的ありの『このスレ』で戦った時。
最強にうさんくさいスポット参戦キャラは誰か。
その答えの一端が、この投票でわかる」
ざわ…ざわ…
668 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/24(月) 23:21:48 ID:7jMlV5m6
田島 彬「それでは投票を開始します」
A:「ツッコミはママの味」生徒会副会長 →長所:ツッコミ。短所:男性陣へのツッコミ経験は少ない
B:「リーヴェの槍はワシが壊した」軍師 →長所:策略。短所:そもそも策略がうまくいったことがない
C:「ザクとは違う」特務隊FAITH →長所:有名なセリフが言える。短所:3秒くらいで死んだ
D:「引換券」バトルマスター →長所:異名はカッコ良かった。短所:二軍落ちする
【選択肢】
2名まで、選択肢を書いて(1名でも可)、ご投票ください。
キャラ2名が、先着2票で勝ち抜け(スポット参戦)します。
同着の場合は、そのレスの上に書いてあるキャラが勝ち抜け。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
---------
今日の選択肢はここまでー
あとは選ばれたキャラの名前や概略などを投下の予定です。
669 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 23:23:03 ID:fBrdn9tM
A C
670 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 23:23:48 ID:vuIeaOmk
A C
671 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/25(火) 00:32:52 ID:dBBjuXxQ
田島 彬「それではトーナメントの一回戦を発表します。
一回戦:第一試合。
『ツッコミはママの味』生徒会副会長:津田タカトシ
VS
『ザクとは違う』特務隊FAITH:ハイネ・ヴェステンフルス
」
その組み合わせが発表されると、プロであるはずの記者たちがざわめいた。
記者A「な、なんて微妙な戦力…!」
記者B「これでジオン軍の精鋭とやろうっていうのか?」
記者C「いや、ツッコミとセリフ次第で、何とかなるぞ!?」
672 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/25(火) 00:34:42 ID:dBBjuXxQ
A:「ツッコミはママの味」生徒会副会長:津田タカトシ
<生徒会役員共 より出演。高校二年生時点>
もともと女子高だった、桜才(おうさい)学園の、第一期男子生徒。
桜才学園には、中庭の木の下で告白すると恋が成就するという伝説があるが。そもそも去年まで女子高である。
本人はいたってマジメ。成り行きで入れられた生徒会で、待っていたのは『女性への幻滅』。
基本は、周囲の卑猥なトークを制御(しようと)している。
優しい性格のため、色々な女性に気に入られるも…だいたいドン引きしている。
というか、どう見ても悪いのは女性陣のほうだ。
「容姿それなり、権力それなり」であることから、女子生徒からの人気は悪くない模様。
小学校では野球、中学校ではサッカーをしていたらしい。
性癖(?)は、ライトなM体質。「左よりも右の乳首のほうが感度がいい」(妹コトミ:談)
男性へのツッコミ、そして暴力的なツッコミができるのであれば、WB隊(というか進行役)として大活躍できるはず!
673 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/25(火) 00:36:24 ID:dBBjuXxQ
C:「ザクとは違う」特務隊FAITH:ハイネ・ヴェステンフルス
<機動戦士ガンダムSEED DESTINY より出演>
オレンジ色の空飛ぶグフ乗り。(空飛ぶグフってだけで、既に死亡フラグな気もするが)
特務部隊「FAITH」は、ザフト軍のエリート中のエリートである。
それは通常の作戦行動を外れ、独自の行動:作戦立案などを行える…のに。
なんで彼もアスランも普通に軍隊に混じってたのだろう。
… 独 自 の 意 味 な い じ ゃ ん !
なんかカッコイイ有名な言葉を叫んでたが、なんか一瞬で死んだ(うろおぼえ)。
歴戦のエース…らしい。というよりザフトの人材難がうかがえる。ごめんなさい、言いすぎました。
ちょっと思いだしたけど、作中でアスランもグフに乗って飛んで、死にかけていた。
やはりグフに乗るには、相応の経験が必要なのであろう…。ランバ・ラルしかり、ノリスしかり。
「グフ・イグナイテッド」(MS)
バッテリー(電池)駆動だけど、少しは強いし、空も飛べるよ!
いや、ルナツーには配備されていないけれど。
674 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/25(火) 00:39:43 ID:???
今日はここまでー。
新平くんは空気を読んで、今日は出番なしということで
(試合までにはケリつける予定)
675 :
森崎名無しさん
:2011/01/25(火) 01:56:59 ID:???
タカトシきたー!
相性わるいかもだけど
676 :
森崎名無しさん
:2011/01/25(火) 03:33:54 ID:???
乙でした。
677 :
森崎名無しさん
:2011/01/25(火) 21:42:44 ID:???
ツッコミの津田がいれば心強いな
678 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/26(水) 00:13:09 ID:9NCLerI2
>>675
確かに彼は未知数です…。絶妙に試合運びをしてくれるのか、空気になるのか…
>>676
どもです。
>>677
彼の「適応力」に期待ですね。「選手」としても、一応サッカーしてたらしいし。
-------
投票終了と同時に、男子寮に入ってきた、二人の男。
津田 タカトシと、ハイネ・ヴェステンフルス。
ともに歴戦の勇士…かどうかは知らないが。経緯はともあれ、派遣されてきたということは確かだ。
ハイネ「(ルナマリアにできたことだ、俺も活躍して、勲章の一つは手にいれてみせる!)」
↑ついさっき見直してみたら、ハイネは結構きさくな人だった。
ザコ三人くらい倒してたし、名前のあるパイロットに健闘していたから、まあまあ強いかもしれない。
津田 タカトシ「(オレには荷が重い気がする…。だってここの人たち、『 濃 い 』んだもん!)」
↑彼は(普段)暴力的なツッコミは使わない。それがどこまで通用するか、まだ未知数である。
・ハイネのヤル気は、まあまあです。数字で言えば8くらい。
・タカトシのヤル気は、そこそこです。数字で言えば6あたり。
679 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/26(水) 00:14:29 ID:9NCLerI2
ブライト「ともあれ二人、確保したわけだな。俺たち8人と、+2人と、瀬戸口か、ゆうメンタルの人で、合計11人!」
瀬戸口「だから俺は計算から外してってばー。GPM組だけで4人も出張っているのは、かなり異例なんだよ?」
#大抵、一作品に対して一人が選抜(?)される。
津田 タカトシ「ザッと過去ログ読んでみましたけど…結局、GKは誰になるんです?
というか、希望ポジションとか長所とか、みんなもう忘れてますよ」
ブライト「じゃあ皆に、長所とか希望ポジションを言ってもらおう」
680 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/26(水) 00:15:44 ID:9NCLerI2
ブライト:左舷弾幕を希望。
アムロ:気分次第。GK?パンチングは強いですよ(ブラウン管を叩き割るほど)
叶親:桜子さんの隣の部屋を希望。一応、どこでもやります(深く考えずに)
ハマー:目立つポジションを希望。特にパスカットは巧いでござる(接触プレイは、ちょっとポリシー的に…)。
ヤムチャ:同じく目立つところ希望。俺ってボールキープしていない時は、けっこう安定感があるのかも。
糸色望:どこでも頑張ります!←表向きは、前向きな発言。責任を回すパスは巧い。
伊藤 誠:どこでもやりますけど…今の僕はスタンド使えません…
リュウ:出番があれば、なんでもいい。とにかく出番が欲しい(#今回、基地内のためコアファイターは使えません)。
ハイネ:任せろ、俺は万能だ。でも強そうで渋そうなところがいいな(#グフは使えません)。
タカトシ:どこでも、いいです…(なんでオレの行く先々、こんな人たちばっかりなんだろう…)
681 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/26(水) 00:18:05 ID:9NCLerI2
アムロ「うーん。我ながら、パッとしないチームに見える…」
タカトシ「っていうか、シャアをとめた人って、みんな女の人だったし。オレたちで、止められるんですか?」
アムロ「あれ? みんな女性陣でしたっけ?」
ヤムチャ「桜子さん(バックドロップ)とか、なのはちゃん(自爆)とか、謙信ちゃんさん(奥義)とか」
糸色望「…先生には。叶親くんがポロッとやっちゃって、巻き添えで合計3人が退場したって記憶はありますけど」
ブライト「だ、ダメだ。アレはダメだ。俺が上層部に怒られる。なんでも政治的にヤバいらしい」
ハイネ「…そんなにヤバいのか? 『連邦のフジヤマ』というものは」
伊藤 誠「僕(&泉こなた)とナポレオンくんは心肺停止になりましたからね」
ブライト「南極条約に引っ掛かるんじゃないかと、調査チームができてるって話だ」
叶親「脱がないって! 俺が恐れているほうのポニテ(芝村舞)に、次はカトラスで斬るって脅されてるし!」
682 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/26(水) 00:20:43 ID:9NCLerI2
瀬戸口「…(結局、まとめるの俺じゃんかよー)。で、ブライトさん。次どうすんのー?」
ブライト「ん? そうだな…」
【選択肢】
先に2票入った選択肢で続行。age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
A:この戦力で良い。それより迎撃の構えを取るのが先決。
B:瀬戸口は諸般の事情でヤル気がないし、メンタルの人は来るかどうか不明。もう一人、誰かテキトーに探す。
A案は、確実に敵の奇襲効果を軽減させます。ヒマになったらガッツが回復します。
B案は、誰かもう一人スポット参戦するかもしれません(カードで決める)。
ただ、その人が見つかるか、あるいは瀬戸口たちより強いかどうかは、運次第です。
-----
今日はここまでー。
選択肢決まったら、新平リポート(続き)投下です。
683 :
森崎名無しさん
:2011/01/26(水) 01:22:48 ID:3FKQsMbw
A
684 :
森崎名無しさん
:2011/01/26(水) 02:14:44 ID:zMOMvcHs
微妙なメンツだろうし
Aで
685 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/26(水) 02:30:07 ID:9NCLerI2
『新平リポート:その2』
月星 新平「(それにしても、数年前、か…)」
中原 岬の言葉で、思いだした。数年前。自分はやんちゃをしていた。
最初は、大学で『白い粉』を売る程度の小悪党だったものだ。
だが突然現れた、コードネーム『ホワイトデビル』との接触が、全ての始まりだった。
ヤツは…女性の声をしていたが、女性なのか、個人なのか集団なのか、それすらもわからなかった存在。
彼女の手駒として働くうちに。実力も人脈も、無限に広がっていく気がした。
ナンカツシティ、そしてエンドール周辺の麻薬市場、闇金融市場を牛耳った。
続いてアレフガルド、グランバニア、サイド3のほぼ全ての権力を手に入れて。
…それからは、段々と興味を失っていったものだ。
サイド6、フォン・ブラウン。アナハイム社。最後のほうは惰性で手に入れた。
686 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/26(水) 02:31:11 ID:9NCLerI2
岬(太郎のほう)と会ったのも、あの頃だ。
今では疎遠になっているが、一時期、岬太郎は自分の右腕として、主にヨーロッパで働いていた。
現在は、こちらから連絡を取っていないので、彼は真面目にサッカーをしているらしい。
…スポーツショップなんてものをやっていると、サッカーに興味がなくても、自然とサッカー選手の評判は入ってくる。
そしてサッカーファンは、皆、声を揃えて言うものだ。
『タロー・ミサキは、別の次元にいる』と。
それは素人の目から見ても、明らかだった。
岬太郎は、翼や日向などの日本出身の有名プレイヤーたちよりも、遥かに格上。
パワー、スピード、テクニック。判断力、ガッツ。(人生)経験。全てにおいて、岬太郎は誰よりも上だった。
…岬太郎は主なタイトルを取ったことがない、という問題はあるにせよ。
#岬は興奮するとすぐに脱いで、女性のパンツをかぶり駆け回る→レッドカード退場、を繰り返しているため。
・しかもそれが毎試合。実働時間は極端に短い選手である。
687 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/26(水) 02:33:10 ID:9NCLerI2
中原 岬「わ。いらっしゃーい」
ドアの音とともに、お客さんが入ってきたようだ。新平は回想を中断し、ぼんやりと客人に目をやって…
少し、驚いた。
女性。短めの金髪。整った顔立ち。どこかに気品が漂う立ち居振る舞い。
何より、テレビの演説で見たことがある。
月星 新平「ベラ・ロナ!? 貴方はクロスボーン・バンガードのベラ・ロナさんでは?」
セシリー「いえ。今はセシリー…それが私の名前です」
月星 新平「…失礼。似ていたものですから。それよりセシリーさん、この店には、どういった事情で?」
セシリー「新平さんに、お願いがあって、参りました」
新平は、数年前当時の痕跡は、ほとんど消してきた。
姉とは一切連絡を取っていないし、岬太郎への連絡は、こちらから送る手紙だけ。それも何度か送った程度。
そう…岬太郎ですら、この場所を知らないのだ。
新平の連絡先を知っている人間は、極めて限られているのに。
月星 新平「…どうやって、ここがわかりました?」
セシリー「美島 奈々さんから、教えてもらいました。彼女とは、帰宅部の縁でお付き合いがありますから」
#セシリーは。実家(ロナ家)への帰宅、F91ラストでの母艦への帰宅、木星紛争からの帰宅、と実績がある。
・但し、それでも帰宅部ランクの上位を取ることはできなかった。
月星 新平「(奈々ちゃんか…)なるほど。それで、セシリーさん。私にどういったご用件でしょうか?」
セシリー「はい。ええっと…。……(ちらちら)」
中原 岬「あ、私、席を外しましょうか?」
月星 新平「いや、いい。岬ちゃんも聞いておいてほしい。セシリーさん、この人は信頼できる人だから大丈夫です」
セシリー「わかりました」
688 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/26(水) 02:35:19 ID:9NCLerI2
中原 岬の持ってきたコーヒーを。セシリーは一口飲んで。それ以上は飲まなかった。
一方の新平も同じだ。口をつけたのは、最初の一口だけ。あとは無表情を装って、セシリーのほうを見ている。
セシリー「それでは…。新平さん。事態は数年前と比べて、極端に悪化しています。
大手のスポーツショップ、ショッピングモールが進出してきて、商店街はシャッター通りとなっています。
田舎も酷いものですけど、東京の商店街だって、酷いです。お客は全て、大手に取られました」
月星 新平「ふむ」
セシリー「コンビニやスーパーマーケットが進出し、昔からある商店街は活気が失せて、皆、店を畳みます。
外食産業も同じ。ハンバーガーショップから牛丼屋まで、全てが大手です。個人経営の店はやっていけません。
私は…全国の。東京・世界・宇宙を含めた『商店街組合』の代表として、ここに来ました」
月星 新平「で、そこは僕に何をさせたいんです?」
セシリー「破壊を。大手のショッピングセンターに、正義の鉄槌を」
月星 新平「……。血が、流れますよ?」
セシリー「はい?」
月星 新平「大手のチェーン店ったって、法律を守り、市場で戦って成功しただけです。
それは資本主義としては当然と言えます。…個人経営のショップは、平等に戦って、ただ負けるだけのこと。
仮に僕が、大手のチェーン店全てを潰したとしたら。そこの大勢の従業員は、職を失います。…それが、正義ですか?」
セシリー「いえ…」
689 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/26(水) 02:38:23 ID:9NCLerI2
月星 新平「仮に、命が平等であるとしたならば。正義はどちらにあるでしょう。
例えばベラ・ロナは、木星紛争が始まる前、どんな演説をしたでしょうか」
セシリー「私はセシリーです。そして…ただの、パン屋です。その立場から言わせてもらえば。
競合相手は、倒れてほしい。そこの従業員や家族がどうなろうと、知ったことではありません。
それよりも、私のパン屋や家族たちのほうが、私にとっては大事なのですから」
月星 新平「命は平等ではないと、仰る?」
セシリー「『私の認める価値』は、平等ではありません。私には愛する家族がいます。
私は、見知らぬ人間たちのことよりも、私の家族のことを愛しています」
月星 新平「…ニュータイプというものは、万能だと聞いていましたが」
セシリー「私はニュータイプというものをよく理解していませんけれど。
万能な人間というのは、それは、もう人間ではないのではないか、と…そう思えます」
しばらくの沈黙。
中原 岬は、少し、おろおろしている。
月星 新平「…わかりました、セシリーさん。引き受けましょう」
セシリー「本当ですか?」
月星 新平「まあ。実は僕の立場も、似たようなものなんですよ。
個人経営のスポーツショップ、ってのに愛着がありまして。そこが潰れていくのは、見たくない。
正義も何もない、ただの私怨です。自分の都合。自分の趣味。ただ、それだけですから」
セシリー「感謝します」
690 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/26(水) 02:40:21 ID:9NCLerI2
…セシリーが深々と頭を下げて、そして立ち去ってから。
店内には二人きり。
大きく息を吐いて、新平は言った。
月星 新平「……。岬ちゃん」
中原 岬「はい?」
テーブルに残された、二つのコーヒーカップを指差した。
月星 新平「君がどんなに愛情を込めても。塩でコーヒーは甘くならないんだよ…」
中原 岬「……。てへッ☆」
691 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/26(水) 02:42:16 ID:9NCLerI2
新平は軽く頭を振ってから、それでも柔らかい笑顔で、岬に言った。
月星 新平「ともあれ岬ちゃん。この店…少し閉めることになりそうだ」
中原 岬「はい」
月星 新平「この店の…あるいは最後になるかもしれない仕事。それを、頼まれてくれないかな」
中原 岬「なんですか?」
月星 新平「届け物をしてほしい。あぁ、手が空いた時で構わないから」
新平は、綺麗に包装された箱を、棚から下ろした。
中原 岬「それは?」
月星 新平「『てつのつめ』と『すばやさのたね』だ。これを、とある人物に届けてほしい」
中原 岬「わかりました。必ず、届けてみせます」
月星 新平「さて…。久しぶりの仕事だ。あまり迷惑をかけたくはないが、まずは彼に連絡を取るべきかな」
中原 岬「どなたに?」
月星 新平「今はちょっとした有名人だね。…岬 太郎さ」
-------
「新平リポート」は(ようやく)次で最後です。
選択肢はAで決定。今日はここまでー
692 :
森崎名無しさん
:2011/01/26(水) 04:29:22 ID:???
この隔絶されたシュールさ、やっぱり好きだわあ…w
693 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/27(木) 00:19:57 ID:c4DaumxQ
>>692
ありがとうございます。熱血な感動ストーリーが欲しいなら、他を当たりな!って感じです。
…どこで道を間違えたんだろう。アムロが勝手にガンダムを捨てたあたり(一番最初の時点)かもしれない…。
------
A:この戦力で良い。それより迎撃の構えを取るのが先決。
ブライト「じゃあ、 俺 た ち で WBを迎撃しに行こーっ!
タカトシ「WBを迎撃して、どうするんです」
瀬戸口「待ってよブライトさん! 俺は試合に参加したくないって、言ったじゃん!」
ブライト「そんなの み ん な 同 じ だ !」
タカトシ「(言い切ったー!)」
叶親「(でも確かに。冷静に考えて、別に参加したいわけじゃない俺がいる)」
694 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/27(木) 00:21:22 ID:c4DaumxQ
ブライト「俺だってやりたくないのに、やるんだぞ。だからお前らも、参加しろ」
糸色望「まさしくジャイアニズム」
ブライト「……。まあ、ここでクルーの士気を下げるのも愚策…。なあみんな。ここで活躍したら、どうなると思う?」
伊藤 誠「どうなるんです?」
ブライト「女性陣たちが、俺らを見直してくれる、か も。
…ぶっちゃけ桜子あたりがフレンドリーに自室に訊ねて来るようになる!
どうだみんな、これは人生大逆転のチャンスだと思わないか!?」
ヤムチャ「…ぼ、僕の名前はヤムチャですっ。足元は少々お留守ですが、仲良くしてくださいッ!」
タカトシ「(何故この人は、緊張のあまり自己紹介を!?)」
695 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/27(木) 00:22:39 ID:c4DaumxQ
そして。
二人の男の顔が。
やたら男前になった。
叶親「フッ…。俺は最初から、例え一人になっても戦い抜く覚悟だったがなっ!」
ハマー「仲間を見捨てることなんて、できるわけないでござるYOぉおおおおお!」
活躍して女性にモテたい!
この願いは、(一部を除いた)男たちの心を一つにし、熱く燃え上がらせた。
…何気にヤリ手かもしれないな、ブライトさんって…
アムロ「僕にも、僕にも彼女が!? ご、ゴムの用意をしなくては!」
タカトシ「発想が極端すぎでしょ! 思春期かよ!」
アムロ「ええ、思春期ですよッ!」
糸色望「(かっ、かなりの逆ギレですね…)」
リュウ「しかし…出番がない俺にも望みはあるということだな」
ハイネ「俺は…出てきてすぐ死んだ俺にも、ルナマリアばりの出番ができるということか!?」
伊藤 誠「僕は女性なんて興味ないんですけど…。メカ沢もアリア社長(ネコ)も心配だ。全力を尽くします!」
696 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/27(木) 00:24:31 ID:c4DaumxQ
瀬戸口「あのさ…盛り上がってるトコ悪いんだけど。選手あと一人と、俺の後釜のオペレータはスカウトしないの?」
叶親「瀬戸口ぃぃい! 桜子さんが部屋に来てくれるんだぞ!?
それはつまり、いいわよ☆ ってことで、『灯里:はわわわ』できるってことなんだぞ!?」
ハマー「『灯里:はわわわ』!」
アムロ「『灯里:はわわわ』!!!!」
タカトシ「(…慣れろ。慣れろ、オレ…)」
瀬戸口「……。灯里ちゃん、遠くから頑張ってるなぁ」
697 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/27(木) 00:27:26 ID:c4DaumxQ
各自、装備を確認して。速攻で係留されているWBの左舷側にまでやってきた。
数名はヤル気もなさそうであったが…まあ、空気を読んだ。常識的な人たちである。
アムロ「ブライトさん、試合の場所はどこにします?」
ブライト「え? そりゃ…奇襲なんだから。相手が決めるんだろ。俺たちは相手が攻めてきたところを、叩く!」
男性陣:大半「「「おーっ!!」」」←ノリだけで
#状況が、「奇襲:想定内」になりました。
・地形を考えたり、罠を張っておくという考えは、今の男性陣たち(というかブライト)にはありません。
・それがッ! それが漢(おとこ)ってモノだろぉお!?
瀬戸口「勢いで来ちゃったけど、俺も試合に参加するの…?」
タカトシ「このままの人数だと、そうなるみたいですね」
698 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/27(木) 00:30:17 ID:c4DaumxQ
### 5分後 ###
右舷側から。
なのは「スタぁーあぁ、ライトーぉおおぉ…!」
RAISING HEART「Countdown Start. 10...9...8...」
なのは「ブぅレイカーああぁあぁあああぁあーぁあーああ!!!!」
という、恐ろしい叫び声と、轟音と閃光が走った。
ルナツー基地が、揺れる。非常警報。基地に相当な被害が出ているようだが…
男性陣は、聞かなかったことにした。見事な団結力である。←関わりあいたくない、というだけ
-------
タカトシ「それにしても。敵が来るのが遅いんじゃないですか?(右舷側では、試合始まってるみたいだし)」
ハイネ「普通、挟撃って同時にやるんだがなぁ」
#現在、シャアの本隊は。
原さんたちがドレンさんたちを刺したことによって動揺し、うまく連携が取れていない。
699 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/27(木) 00:32:17 ID:c4DaumxQ
瀬戸口「(あー。一体、俺の扱いはどうなるんだろう…)」
リュウ「(わかるまい! 出番が多すぎて自重したいヤツに、出番がないヤツの気持ちは!)
【先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で】
瀬戸口のゆううつ→! card
【と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カード結果により分岐します】
出たカードによって、次の試合のスポット参戦キャラが変わるかもしれません。
マークが、参戦キャラ。数字はヤル気になります(7で「普通」扱い。数値が大きい方がヤル気あり)
スペード・ハート→瀬戸口がそのまま参戦
ダイヤ・クラブ→ゆうメンタルからの増援が間に合う!
「特殊:最優先」
JOKER→ま、まさか桜子の予言通りに!? 新田くんが颯爽と登場!
--------------
今日の選択肢はここまで。カード引かれようが引かれまいが、少しまとめたら新平くんラスト投下です(間に合った…)
700 :
森崎名無しさん
:2011/01/27(木) 00:46:55 ID:???
瀬戸口のゆううつ→
ダイヤ5
701 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/27(木) 01:04:48 ID:c4DaumxQ
『新平リポート:その3』
新平は、プリペイド式の、もう捨てる予定だった携帯電話を取り出した。
岬 太郎の携帯電話へと電話をかける。
とぅるるるるるる…。
岬 太郎「……。はい、どちら様? こっちは全日本チームの練習中なんだけど」
月星 新平「憶えてくれてるかな、岬くん。僕だよ、月星 新平」
途端に電話の向こうで、声が二段階ほど、高く跳ね上がった。
岬 太郎「新平さん!? 本当に、本当に新平さんなんですか!?」
月星 新平「良かった、憶えててくれたみたい」
702 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/27(木) 01:07:02 ID:c4DaumxQ
岬 太郎「忘れるはずないですよ! 新平さん、突然いなくなるものだから。連絡先だって誰も知らないし…」
月星 新平「それは謝るよ。手紙でも書いたと思うけど、色々と思うところがあってさ」
岬 太郎「いえ、もうそんなことどうでもいいですよ。…ん? なんだよ日向、黙ってろ。
あと、おい翼。俺は練習で汗かいたから、ダッシュでポカリ買ってこい。
早くしないと俺の おいなりさん 押 し 付 け る ぞ」
ちょっとした会話の端々から、岬 太郎の現在の立場や交友関係が、なんとなくわかってしまった…。
月星 新平「ともかく岬くん。ちょっと頼みがあるんだ…と言っても、たいしたことじゃない」
岬 太郎「なんですか? 新平さんの頼みなら、なんでも引き受けますよ!」
月星 新平「あと少ししたら。大手のいろんな会社が、破産したり合併したり役員人事が変わったりする。
それはヨーロッパ地方全土にも、多少の影響を与えるはずだ。
岬くん。君はそれを『黙認』するよう、『色々な』関係者に一言、言っておいてほしい。僕の名前を出して構わない」
岬 太郎「え、それだけですか? ええ、はい。それくらいなら簡単です」
月星 新平「それだけで充分さ。…手紙でも書いたけど、君は、陽の光に当たる場所に(一応まだなんとか)いるんだ。
もう闇の世界に足を踏み込むべきじゃない。君の活躍を、僕は楽しみにしているから。それじゃあ…電話切るよ」
岬 太郎「新平さん! 待って! 僕も連れて行って! もう僕は、この世界じゃ満足できないんです!
ようやく僕は、サッカーなんかよりも、もっと色んなパンツを被りたいってことに気付いたんだ!」
月星 新平「いや、そういうことはあまり大声では…」
703 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/27(木) 01:09:17 ID:c4DaumxQ
岬 太郎「柔道部のポニテ娘とか、おてんばお姫様とか、ロリな魔法少女とか、バイオレンスOLとか、
帰宅部のエースとか、無口な戦国武将とか、ボクッ娘アンダースローとか、色々な女性のパンツを被りたいんだ!
って、おい、三杉。何笑ってる。お前だって褒められた性癖じゃないくせに。マスコミに写真バラ撒くぞ。
…日向! 誰が腕立てやめていいって言ったよ! 追加であと50回な」
月星 新平「あははっ…。じゃあね、岬くん。またいつか、会える日を楽しみにしてる」
岬 太郎「まっ、待って! 新平さん、待って! しん」
(プツッ)
数秒後。向こうがリダイヤルをしたのだろう。新平の手の中のプリペイド式の電話が、鳴った。
だが新平は無造作に電源を切ると、その携帯電話を、そっと中原 岬に手渡す。
月星 新平「岬ちゃん。これ、処分しておいてくれ。万が一、誰かに解析されて足跡がつくのもイヤだし。
完全に分解して処理するか、海にでも捨てるか…。任せたよ」
中原 岬「はい…でもいいんですか? 新平さん、なんだかとても楽しそうでしたけど」
月星 新平「いいんだよ、それで。…彼は(まだ一応)サッカー選手だ。だからサッカーを、するべきだ。
そこに僕がいると、邪魔になる。まあ気が向いたら、また手紙でも書くさ。
それにこういう仕事は…基本的に僕の役目だ。本来は『普通の人間』を巻き込むべきことじゃなかった」
704 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/27(木) 01:11:01 ID:c4DaumxQ
新平の言う仕事…。それは例えば、セシリーから頼まれた『仕事』のようなことだ。
中原 岬は、新平の前で片膝をついた。
まるで王女に忠誠を誓う、騎士のような姿。
陽だまりの中にある、小さなスポーツショップの中では、とても不釣合いな格好。
中原 岬「新平さん。お願いがあります」
月星 新平「なんだい? 岬ちゃん」
中原 岬「今回の仕事。私にも手伝わせてください。
…そしてもし私が足手まといになった時、すぐに切り捨ててください。新平さんの邪魔になる前に」
月星 新平「安心していいよ。もともと君を連れて行くつもりだった。働いてみせてくれ」
中原 岬「はっ。全力を尽くします。この命、すでに捨てる覚悟もできています」
月星 新平「…俺は、許可なく死ぬことを許していない。お前は命令に従い、遂行するだけだ」
中原 岬「は、はいっ」
本人に自覚はないのかもしれないが、新平は、感情が高ぶると少し口調が変わる。
おそらく、あっちが「本来の」月星 新平なのだろう。
705 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/27(木) 01:12:37 ID:c4DaumxQ
月星 新平「岬ちゃん、君は白兵戦が弱い。だからこれを渡しておく。いずれ使いこなしてみせてくれ」
中原 岬「これは…バール、ですか?」
月星 新平「いや、『バールのようなもの』だ。これを、こう。『どこか』にしまう」
中原 岬「え? え? ど、どこにッ!?」
月星 新平「『どこか』から取り出す訓練をしておくように。それができるようになった時、必殺技を伝授する」
中原 岬「はいっ!」
岬は、精神の高揚を感じていた。
身体が、震える。
そして目も眩むような恍惚感。
『伝説』となったコードネーム『ホワイトデビル』。
私は、今、その『再来』と呼ばれた男と一緒にいる。
裏社会に君臨し。しかし、何故か突然、唐突に姿を消した男。
706 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/27(木) 01:14:11 ID:c4DaumxQ
中原 岬「新平さん。私…嬉しいです」
月星 新平「ん? 何か言ったかい、岬ちゃん?」
中原 岬「いえ」
月星 新平「そうか。じゃあミッション・スタートだ。行こう、コードネーム『センター・フィールド』」
岬は笑顔で、肯いた。
そう。あの失われていたコードネームが、今日からまた、使えるようになったのだ。
中原 岬「はい、行きましょう! 我が師『ニュー・フラット』!」
--------
#月星 新平。登録抹消。
・以降、裏社会のことは、中原 岬(まだ未熟者)が受付窓口(?)になります。
今日はここまでー
707 :
森崎名無しさん
:2011/01/27(木) 01:19:07 ID:???
どこまで行っちゃうのか心配で、だけど俺の方なんか振り向かないで突っ走っていってほしい乙でした〜
708 :
森崎名無しさん
:2011/01/27(木) 01:58:40 ID:???
岬ダメすぎw
709 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/28(金) 01:03:43 ID:quG699zc
>>707
いや、もうここの基本ですから。自分「らしさ」が一番出るのが、このスタイルだと思ってます。
まあ某スレで(ココよりは)真面目にやった時もありましたが(当時。時間の保証があれば…続けたかったですね)。
>>708
あんだけ堂々とカミングアウトしてるのに、ハマーよりカッコイイのはなんででしょうかねw
正直「不真面目な要素」を取り払ったものを書くこともできますが(もともとそっちが本職)。
もしその場合、サッカーもキャプテン翼も全く関係ないものになるでしょう。…あれ? 今と大差ないかも。
あとはキャラ。「数合わせ」が嫌いなので、本当に掘り下げるなら主要メンバは4〜6人くらいが自分の限界か。
----------
瀬戸口のゆううつ→ ダイヤ5
・ダイヤ・クラブ→ゆうメンタルからの増援が間に合う!
???「え? なんですかこの厳戒態勢」
『外側』に注意を向けていたブライトたちとは正反対に。WBの中から、人影が現れた。
ブライト「まさか。ゆうメンタルの、あすなさんかッ!?」
だがそれは白衣&メガネの、ちょっと冴えない医者のような男だった。
710 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/28(金) 01:06:35 ID:quG699zc
心内 療「いえ、確かにゆうメンタルはウチですけど…。あの、私、呼ばれまして」
#心内 療(しんない りょう)。属性はツッコミですが、弱々しいです。
ゆうメンタルクリニックの心理士。
幼少期はアフリカで育ったため視力は5.0。逆に近くがあまり見えないので遠視用メガネ着用。
好きなマリンスポーツは潮干狩り。
いつか白馬にのったお姫様が自分のことを迎えに来てくれると信じている。
(以上、公式より。
WEB漫画が見たければ、ゆうメンタルでググれば一発です)
…モテモテ戦の頃は、ただの病院のWEB漫画(ヤな病院だ…)なだけでしたが。
気付いたら、単行本化、しちゃってました。
ブライト「ゆうメンタル…あすなさんじゃないの?」
心内 療「貴方はまだ、女性に幻想を持っているようですね…」
711 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/28(金) 01:09:39 ID:quG699zc
少しの間、傍観していた瀬戸口。彼はクシャクシャと髪を掻きあげると、何度も大きく肯いた。
瀬戸口「んー、まあいい。合格だ、心内さん。俺の代わりにサッカー頑張ってくれ」
ブライト「え? なんでお前が人事権持ってるんだよ!」
瀬戸口「俺は『熊本城攻防戦』まで待機してるって話だから、出てきてるだけなの! 脇役は目立っちゃマズイって!」
アムロ「(……。ソレってまだヤル気なんだ)」
ともあれ、心内 療。
彼は心理士として、立派な目を持っていた。
一瞬で、WB隊の弱点を見抜いたのだ。
心内 療「…どうやら、ハマーさんが空気を悪くしているようですね」
・あれ? なんかこの程度なら、自分もできそうな気がしてきた。
ブライト「そりゃ一目見ればわかるだろ。いつのまにかいた、自称忍者。もうあいつを矯正するのは手遅れだ…」
心内 療は、しかし、静かに首を振る。
心内 療「いいえ、違いますブライトさん。ハマーさんはそもそも、精神病ではありません」
アムロ「どういうことですか?」
712 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/28(金) 01:11:52 ID:quG699zc
心内 療「説明しましょう。精神医学では、覗きをする人を『窃視症』(せっし しょう)と呼んでいます」
・病名はカッコイイのが精神医学。
心内 療「ではこの『窃視症』。代表的な診断基準『DSM W』によると!」
・DSM W→ワリと簡単に基準が変わる。いや、真面目な話。
心内 療「以下の条件を満たしている場合に、定義されます」
『少なくとも六ヶ月間にわたり、警戒していない人の裸、衣服を脱ぐ行為、
または性行為を行っているのを見るという行動が反復する』
タカトシ「えーと、それはつまり…」
心内 療「『裸、衣服を脱ぐ行為、または性行為』ではないので、
下着姿やブロマイド程度ならば、いくら盗撮しても『窃視症』と認定されません!」
男性陣の一部「「ブラボーッ!!」」←またノリだけで
タカトシ「それでいいのかという気はしますけど」
心内 療「さらに言えば。対象は『警戒していない人』なわけで。
相手が警戒しているところを強引に、または策略を使って盗撮する場合。精神医学的には無問題なのです!」
タカトシ「いや、それ今度は違う病名つくでしょ」
713 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/28(金) 01:14:34 ID:quG699zc
(本来ツッコミ属性な彼だが)心内 療は続ける。
心内 療「叶親さんだって、そうです。精神医学では『露出症』というのですが…その診断基準はコレです!」
『少なくとも六ヶ月間にわたり、警戒していない見知らぬ人に、自分の性器を露出することに関する
空想や性的衝動、また行動が反復する』
叶親「それってつまり。知 り 合 い に 見せるぶんには問題ないと!?」
心内 療「はい、その通りです!」
叶親「『警戒している』桜子さんとかに見せるのも!?」
心内 療「ノープロブレム」
タカトシ「え!? 精神医学的にはともかく、法的にはアウトだよね!?」
・アウトです。
糸色望「しかしどちらも、『少なくとも六ヶ月間にわたり』っていう文言は、どうしてなのでしょうか」
心内 療「魔が差したり、勢いでチラッとヤッちゃった場合ならセーフ、ということです!」
・再度、念のため。法的には理由がどうあれアウトです。
714 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/28(金) 01:16:51 ID:quG699zc
ヤムチャ「カバーしてる範囲が広すぎるよ、精神科…」
心内 療「ハマー、叶親ときて。次なる問題児…なのはちゃんのことですが」
伊藤 誠「流石にアレは擁護できないですよ」
心内 療「いえ。なのはファンのことです。なのはファンは心無い中傷をされることも多いですが。
まず。医学的には『ロリータ・コンプレックス』(幼女限定)ではなく、
『ペドフィリア』(男女関係なし)というのが正しいです。ペドの定義は『DSM W』によると」
『少なくとも六ヶ月以上にわたり、(概ね)13歳以下の複数の子供との性的行為に関わる性衝動や
強い性的興奮を引き起こす空想、または実際の行動が頻発している』
心内 療「『複数の』ということ、すなわち、なのはちゃん一人に愛情を注ぐぶんには、ファンは問題ないのです!」
叶親「じゃあフェイトちゃんも好きな場合は?」
心内 療「それはアウト」
タカトシ「っていうか、もういろいろアウトだよ…」
#『複数の』→最愛の人が偶然若かった場合の言い訳らしい。
・そもそも『DSM W』自体を信じられなくなってくるから困る。
715 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/28(金) 01:18:58 ID:quG699zc
ハイネ「…精神医学を、あまり鵜呑みにしないほうがいい…」
糸色望「ぅおう! どうしたんです、急に」
ハイネ「…女子校生に手を出した場合。合意アリでも有罪になる…それが 条 例 だ!」
タカトシ「(何やらかしたの、この人!?)」
叶親「そんなッ! 女性は16歳から結婚できるのに!」
ハマー「そもそも、江戸時代とかは15歳で元服(大人扱い)のはず!」
アムロ「条例とか児童ポルノ法とか、大っ嫌いだー!!」
ヤムチャ「(ウチのメンバーって。女の子がいないと、けっこうアツいんだな…)」
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心内 療に『セーフ』の判定をもらったため。
叶親の最大ガッツが50上がりました。
ハマーの最大ガッツが上がったような気がしました。
716 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/28(金) 01:20:35 ID:quG699zc
次の戦いは。メイン8人+津田タカトシ、ハイネ、心内 療で行います。
左舷側のジオン軍がなかなか現れないので、少し休めました。全員、ガッツが+30回復します。
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「現在ガッツ」
ブライト:510/510 アムロ:500/500 叶親:630/650
ハマー:300/300 ヤムチャ:540/600 糸色:500/500
誠:530/550 リュウ:600/600
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瀬戸口「で。結局何も進展してない…(舞ちゃんとか桜子ちゃんとか、ミライさんとか、物凄く重要だったんだな…)」
ブライト「安心しろ! い つ も の こ と だ!」
瀬戸口「いつもの、ツッコミ役がいないから、こんなことになってるんでしょ!」
ブライト「でも試合が始まれば、結構ハイスピードで行くって。…後は敵のデータを作るだけだ」(ボソッと)
タカトシ「ちょ! 今、何て言いました!?」
ブライト「こっちは今、窮地に立たされている。しかし! 野郎共の士気は最高潮だぞ。さあ瀬戸口!」
瀬戸口「なんスか?」
717 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/28(金) 01:25:36 ID:quG699zc
ブライト「…あとは頼んだ」
瀬戸口「また俺に投げられたよ!!」
【先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で】
瀬戸口の胃痛→! card
【と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カード結果により分岐します】
マークにより、行動が変化します。数字が高いほうが効果が高くなります。
スペード・ハート→「瀬戸口」:芝村舞が、何かをしてくれているはずだ。連絡を取ってみるらしい。
ダイヤ→「タカトシ」:過去ログを読んだ。シャアに対する作戦とか、戦術的なことを考えてみるらしい。
クラブ→「ブライト」:とにかく左側に気をつけろ!→次の試合、「とにかく左側を強く」するらしい。
「特殊:最優先」
JOKER→瀬戸口がヤムチャの資質に目をつけます。
全てのK→小さな村の猟師の弟が、手弓で参戦します(心内 療は、外れます)
全てのA→某軍師が現れ、独自に(勝手に)指揮を執ります。
-----------
ごめんなさい、仕事が繁忙期で忙しく。色々と遊ぶのも忙しく。でも試合はすぐそこです(本当だよ!)。
試合に入ると早い(実はラク)ですし。今の視聴率なら、ポジション決めで時間食いそうですけど。何とかしましょう。
今日はここまでー
718 :
森崎名無しさん
:2011/01/28(金) 01:30:03 ID:???
瀬戸口の胃痛→
ハート8
今なんて言いました乙でしたー!?
719 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/29(土) 23:41:13 ID:???
>>718
一応用意してあったんですが。ドレンさん&アンディがいなくなって、どうしようかと…w
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灯里「はひっ、業務連絡、業務連絡。『明日から本気だす』とのことです。
昨日は皆勤逃しちゃうし、今日もこんなんですが。明日こそはポジション決めまで行く予定とのこと。
それではーっ」
720 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/31(月) 00:26:05 ID:RQTu/0CY
瀬戸口の胃痛→ ハート8
スペード・ハート→「瀬戸口」:芝村舞が、何かをしてくれているはずだ。連絡を取ってみるらしい。
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散々待たせたシャアだったが…
WB隊に姿を見せた時点で。
すでに 泣 い て い た。
アムロ「あのー。シャアさん? 一体、どうしました?」
シャア「あのね。アンディとドレンさんが…刺 さ れ た。通り魔の女に」
それが誰のことを指しているか何となくわかってしまったので。
ブライトは、そっと視線をそらすことしかできなかった。
シャア「こんなのおかしいよ…。攻撃能力がガタ落ちしたWB男性陣に対して、
容赦ない攻撃をしかけるシャア小隊、というのが最初のコンセプトだったはずなのに…」
ブライト「気持ちはわかる…。ここでは結構、想定外のことが起こるからな」
瀬戸口「(「勢い」が強すぎるんだよ…まあいいや。俺はプレイヤーじゃないおかげで、舞ちゃんと連絡が取れる)」
721 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/31(月) 00:32:10 ID:RQTu/0CY
瀬戸口は(もう何度か試していたが)芝村 舞への通信を試みた。特殊なコードだ。
芝村 舞(通信)「ん? おお、瀬戸口か。繋がったようだな」
瀬戸口(通信)「ミノフスキー粒子が濃すぎた。今、WBの左舷にいる。そっちはどうだい?」
芝村 舞(通信)「右舷では既に戦闘開始だ。私はそちらへ向かっている」
瀬戸口(通信)「そっち離れちゃって、大丈夫なの!?」
芝村 舞(通信)「桜子に任せてきた。問題あるまい」
瀬戸口(通信)「うーん。俺には彼女が、そこまで強い人だとは思えないけどな」
芝村 舞(通信)「どういうことだ? 桜子の実績も能力も、申し分ないと思うが」
瀬戸口(通信)「実戦経験の少なさを言ってるの。桜子さんって、数日前までは民間人でしょ?
軍隊的な考えに慣れるまで、時間はかかると思うけどね。…まあ、誰でも同じかもしれないけど」
芝村 舞(通信)「瀬戸口は、誰が適任だと?」
瀬戸口(通信)「現時点では、だよ。あのメンバーの中じゃ、おてんば姫。頭や行動はともかくさ。
アレはアレで上に立つ人間だ。そういう教育もあるだろうし。悪く言えば…末端の人間のことはあまり考えてない。
後は当然かもしれんが、謙信ちゃんさん。現役の武将だから、軍隊がどう動くかを知っている」
722 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/01/31(月) 00:34:16 ID:RQTu/0CY
芝村 舞(通信)「今後の参考にしよう。で、そちらの状況は?」
瀬戸口(通信)「シャアと接敵。だがどうやらシャア小隊のメンバーが二人欠けてるみたい」
芝村 舞(通信)「メンバー構成はどうか。右舷側は、名前があるキャラだけで構成されていたな。
チームの総合力では今までで最強のメンバーかもしれん」
瀬戸口(通信)「シャアとリカルドだけしかいないよ。MSもない。こっちは逆に、総合力では今までで最弱かもな」
芝村 舞(通信)「フォーメーションはどうする予定だ?」
瀬戸口(通信)「そーゆうのうは監督のブライトさんが考えることでしょ」
芝村 舞(通信)「問題ない。テキトーな理屈をつければ、結構すぐ言いなりになる。ブライトはそういうタイプだ」
瀬戸口(通信)「(ひっでーの…)ま、同感だけど。それで舞ちゃんは、どのフォーメーションをオススメするわけ?」
芝村 舞(通信)「こちらには、誰が出場するかのデータがない。だから何とも言えないが…一つだけ。
防御は、中央を厚くしろ。サイド攻撃は自由にやらせて構わない」
瀬戸口(通信)「どうして?」
芝村 舞(通信)「ジオン軍は、サイド攻撃の『戦術』を持っているだろう。だが。
サイド攻撃ができる『人材』がいない。要するに…シャアの力に頼るだけのチームということだ」
瀬戸口(通信)「まあ確かに、そう見える」
芝村 舞(通信)「桜子もあおいもいないから、ヤツを止めるのには苦労するだろうが…叶親に脱ぐなと言っておけ」
瀬戸口(通信)「了解ですよお姫様…。あと、他には?」
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