キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/14(火) 20:05:33 ID:???
全日本ジュニアユースのFW(?)、反町一樹が
幻想郷のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

あらすじ。
八雲紫に拉致られた反町は、突然幻想郷のサッカー界に混乱を巻き起こせと言われる。
混乱・自己嫌悪をしながらも秋静葉・穣子と知り合った反町は、
チームメイトを探すべく幻想郷中を三人で回り、静葉の活躍によって8人の仲間を得る事に成功する。
11人が集まったところでチーム名を"オータムスカイズ"と決め、キャプテンに就任した反町一樹。
練習を重ねながら、オータムスカイズは小さな大会に出る事になる。
一回戦には勝利をしたものの、決勝戦では惜しくも敗退。
まだまだ弱小の域を出ない事を自覚しつつも、反町は必ず強者を見返してやると強く誓う。
その後練習をしたり練習試合をしたりして力をつけていくオータムスカイズ。
再び大会に出場し、その一回戦――妬ましパルパルズとの戦いにおいてリグルの退場などもあるものの勝利。
続く騒霊楽団戦もサンタナの奮戦、大妖精の好守などで有利に試合を運ぶ。
途中、嫌なドリームを見るも3−2で辛勝し見事小さな大会――若葉杯を制覇したオータムスカイズ。
次の目標を普通の大会に定め、反町はチームメイトを勧誘・練習・散策をして情報を新たに得るなどをして日常を過ごす。
その後、サモナイト石を手に入れたり紅魔館の門番と魔女と知り合ったりした反町はついに。
普通の大会――蒲公英杯に出場する事になりその初戦、地霊アンダーグラウンドとの対決の日を迎える。
拮抗する試合の中、地霊アンダーグラウンドはストライカーのお空の豪快な必殺シュートで一点先制。
オータムスカイズも橙の活躍などで試合を運ぶも全てのシュートを幻想郷最強クラスのGK・さとりに防がれてしまう。
そして、前半は終了……ハーフタイムを挟んで、後半戦へ。

769 :森崎名無しさん:2009/07/23(木) 23:22:17 ID:wXxcT2xk


770 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/23(木) 23:35:50 ID:???
>K.大妖精にお任せ
=====================================================
反町「うーん……それじゃあ行き先は大妖精が決めてくれるか?」
大妖精「え!? わ、私ですか?」
反町「ああ、俺はまだここに来て日が浅いし……どういう所に行くのがいいか、ちょっとよくわからないからな」

反町がそう言うと、大妖精はやはりどこか申し訳無さそうな表情をしつつも。
わかりましたと一言言い、顎に手を当ててどうしようかと考え始めた。

大妖精(反町さんがなるべく退屈しなさそうな場所の方がいいですよね……。
    ど、どうしようかな……)

先着1名様で、
大妖精と巡る幻想郷→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。

マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→緊急事態発生! 親方!空から女の子が!
ダイヤ→冬の妖怪が住む隠れ家に行く事に
ハート・スペード→無難に霧の湖に行く事に
クラブ→やっぱり思い浮かばない…適当にお散歩しよう

771 :森崎名無しさん:2009/07/23(木) 23:37:44 ID:???
大妖精と巡る幻想郷→ クラブJ

772 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/23(木) 23:55:24 ID:???
>大妖精と巡る幻想郷→ クラブJ =やっぱり思い浮かばない…適当にお散歩しよう
===============================================================================
大妖精(え、えーっと一番安全なのは霧の湖だろうけど……多分そこだと反町さんはつまらないだろうし。
    かといって人里に行くのは妖精である私の場合あまりよくないでしょうし。
    紅魔館は論外だし、えっと、えっと……)

大妖精は多分に色々考えてしまうという傾向がある。
引っ込み思案で常に人の事を考え立てようとするその姿勢は彼女の長所であると同時に。
最も大きな短所でもあった。
結局、大妖精は反町の安全などを考慮した結果、自分が連れて行ける場所はどこにもないと気づき。
その事を正直に反町へと話す。

大妖精「あ、あの、すみません、折角誘っていただいたのに……」
反町「いや、謝る事じゃないさ。 それじゃあ適当に歩いてみよう」

謝罪をする大妖精に反町は手を振りながらそう提案し、結局適当に散策をする事となる。
そして……。

773 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/23(木) 23:55:35 ID:???
先着1名様で、
大妖精と巡る幻想郷・2→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。

数字によって下記の表に従い分岐します。

JOKER→しっとマスク「ここで俺様登場! ムハハー!!」
K→ふよふよ浮いてる黒い球体のものを発見
Q→酔ってふらふらしている萃香ともう一人の鬼発見
J→酔ってふらふらしている萃香を発見
10→屋台を引くミスティアを発見
9→三人揃ってどこかへ移動中の騒霊三姉妹発見
8→竹林の方から轟音が聞こえてきた。
7→大きな落とし穴を発見。中から人の呻き声が……
6→空飛ぶ白黒魔法使いを発見。紅魔館の方へ飛んでるぞ
5→緑色の髪をした腋出しファッションの巫女さんと出会ってしまう
3〜4→エンカウント発生! 戦闘だ!!
2→疾風迅雷! 烏天狗の新聞屋に出会ってしまう
A→幻想郷中を巡って花を見守るフラワーマスターと出会ってしまう

774 :森崎名無しさん:2009/07/23(木) 23:57:37 ID:???
大妖精と巡る幻想郷・2→ ハートQ


775 :森崎名無しさん:2009/07/23(木) 23:58:22 ID:???
おお、AIBOだ

776 :森崎名無しさん:2009/07/23(木) 23:58:37 ID:???
やっぱAと2はその2人か

777 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/24(金) 00:37:42 ID:???
>大妖精と巡る幻想郷・2→ ハートQ =酔ってふらふらしている萃香ともう一人の鬼発見
=================================================================================
適当にぶらぶら反町と大妖精が歩いていると、不意に対面に二つの人影がある事に気づいた。
反町と大妖精はどうせ目的地が無いのだからと、その人影を確認する為に近づいていくと……。
やがてその二つの人影は大きなものと小さなものに別れ、更に近づくと隣を歩いていた大妖精は急に立ち尽くし。
顔面を蒼白させながら、あわあわとうろたえだした。
反町は一体どうしたのだろうと思い、思わず大妖精に顔を向けようとしたところで……。

萃香「おぉう? なんだい、反町じゃないか。 こんな所でぇ、奇遇だぁねぇ〜」
反町「あ、どうもこんにちわ、萃香さん」

その人影――伊吹萃香は。
瓢箪を片手に持ち、それをしきりに呷って体をふらつかせ、反町に手を振りながらそう話しかけてきた。
慌てて、反町は一旦大妖精の事を置いて萃香へと向き直り挨拶を返す。
萃香は何が面白いのかカカカと笑いながら更にその手に持った瓢箪を呷りつつ、反町の元へと寄ってくる。
因みに、大妖精は萃香が寄ってきた事を察知した瞬間に思わず一歩下がっていた。

萃香「聞いたよぉ〜、反町。 昨日の試合、ハットトリックをしたそうじゃあないか。
   さとりだって凄いキーパーなのに、大した奴だぁね」
反町「あ、いや、そんな……。 たまたまですよ」

酒臭い息を吹きかけながらそう言う萃香に反町は謙遜したように返答するが……。

???「いやいや、謙遜するこたぁ無いさ。 マグレや何かで点が取れる程、地霊殿のご令嬢もヤワじゃないからねぇ」

778 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/24(金) 00:38:14 ID:???
そこで突然、萃香と共にいたもう一人の女性が大きな赤い杯の中身(恐らく酒)を飲み干し。
反町に向けて、これまた愉快そうに笑いながら話しかけてきた。

???「確かに取った得点は全てミドルレンジからのもの、あのご令嬢の弱点を突いたもんだね。
    だがそれでいいのさ。 弱点を突かないで戦うのが正々堂々ってぇ訳じゃあない。
    決められたルールの中で勝ちにしがみ付くのが本当の真剣勝負って奴さぁね。
    あんたはそのルールの中で、あのご令嬢に勝った。 十分誇っていいだろうよ」
反町「あ、ありがとうございます」

思わぬ褒めの言葉に反町は素直に感謝をし、その女性の事を改めてみる。
どことなく体操着っぽい服装に、下はひらひらとしたちょっと透けているスカート。
やけに小さい萃香に比べ、こちらは反町よりも身長は大きいらしいが……。
何より気になるのは、その頭のデコの部分から一本飛び出した赤く大きな角である。

反町「あの……」
勇儀「ああ、こりゃあすまない。 私は勇儀、星熊勇儀(ほしくま ゆうぎ)だ。
   見ての通り、この萃香と同じ種類の鬼だよ」
反町「あ、俺は反町一樹です。 よろしくお願いします」

反町の視線で気づいたのか、一本角の鬼――星熊勇儀はすぐさま自己紹介をし。
反町もまた、それに返す形で自己紹介をする。
その後、何やら勇儀はにやにやと笑いながら萃香の瓢箪から再び杯に何か(恐らく酒)を入れてもらい。
それを飲みながら、反町に視線を向けて頭のてっぺんからつま先まで舐めつけるように見る。

反町(う、う〜ん……一体何だろう。 っていうか、二人ともよくこんな昼間からお酒呑めるよなぁ。
   ……さて、どうしよう)

779 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/24(金) 00:38:22 ID:???
A.萃香と世間話をする
B.勇儀と世間話をする
C.何故昼間から酒を呑んでるのか聞いてみる
D.何か二人とも楽しそうな事について聞いてみる
E.勇儀のサッカーの実力を聞いてみる
F.デュエルしようぜ!
G.大妖精が気になる
H.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

780 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/24(金) 00:39:03 ID:???
本日はここまで。続きは明日から書かせていただきます。
……これで地霊殿組は全員出ましたねぇ。
それでは、お疲れ様でした。

781 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 00:39:57 ID:olwBi0OI
乙でした。
ちょうど揃ってるしデュエル!
F

782 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 00:44:33 ID:RhhCamZ2
D

783 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 00:44:51 ID:FvoD02Mc
G

784 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 00:54:48 ID:vSafeYyc
G
おつでしたー

785 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 00:57:01 ID:R+2pLeGs


786 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 01:16:25 ID:DblmxnSQ
D

787 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/24(金) 22:33:48 ID:???
>D.何か二人とも楽しそうな事について聞いてみる
====================================================
反町「そういえばお二人とも、何だか凄く楽しそうですね。 何かいい事でもあったんですか?」

反町がそう聞くと、二人並んだ鬼は揃って笑顔を浮かべながら反町に向けて言い放つ。

萃香「楽しそう? ああ、そりゃあもう楽しいさ〜。
   こんなに愉快な事ぁ無いよ」
勇儀「なんたって、博麗の巫女でもない、ただの人間があのご令嬢からハットトリックを遂げたんだ。
   これが呑まずにいられるかってぇ話だよね」
反町「え……っと?」
勇儀「要するに、昨日お前さんの実力を見て盛り上がっちまったのさ。 私達はね」

混乱する反町に対し、勇儀は更ににやにやと笑いながら説明をする。
どうやら萃香と勇儀は昨日の試合を見ていたらしく。
そこで"ただの"人間である反町がさとりからハットトリックを遂げたのを見てすこぶる興奮をしたらしい。
といっても、単に凄い試合、凄い所業だったから興奮をしたという訳ではない。

萃香「私達と真剣勝負が出来るかもしれない、そんな人間が出てきたんだ。
   紫の話を聞いて私としちゃ正直、お前が本当にそんな事が出来るような奴なのかと半信半疑だったんだが。
   昨日の試合を見ていた限りじゃ、少なくとも退屈はしそうにない」
反町「つまり……」
勇儀「ああそうさ。 あんたとサッカーをするってぇのが楽しみ。 試合を想像して肴にしながら、こうして呑んでたってぇ訳さ。
   つっても、私も萃香もまだどこのチームに入ってるってぇ訳じゃあないから、戦うにしてももうちょい先になるだろうがね」

788 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/24(金) 22:34:05 ID:???
反町(それはつまり、萃香さんにも認められた、って事か?)
萃香「いやぁしかし昨日の今日でまさか反町に会えるとは思ってなかったね。
   どうだい反町、これから私達ぁ夜雀の屋台に行ってまた呑むつもりなんだけど、一緒に来ない?
   お前がいれば酒も美味くなる」
反町「えっと……」

A.ご一緒させてもらう
B.折角だけど遠慮させてもらう
C.ならここでちょっと勝負(デュエル)しようぜ!
D.いっそチームに勧誘してみる
E.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

789 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 22:40:46 ID:ZLkPIsow


790 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/07/24(金) 22:40:49 ID:4I1u9CV2


791 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 22:41:23 ID:/Bu+ioHw


792 :キャプテン岩見:2009/07/24(金) 22:41:33 ID:lYeGuhwo
C

793 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 22:42:35 ID:FvoD02Mc
B

794 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 22:50:25 ID:iTT3fQb2
A

795 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 22:50:55 ID:DblmxnSQ
A

796 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/24(金) 23:21:37 ID:???
>A.ご一緒させてもらう
==================================================================
反町「そうですね……お邪魔でなければ、ご一緒します」
勇儀「おお、いいねぇ、ノリがいい。 さぁさ、そうと決まれば早速行くとしようか」

どうせ行くアテも無い散歩をしていたのだし、それなら別に構わないだろうと反町は判断。
萃香と勇儀に自分も同行するという旨を伝えると、萃香と勇儀はお互いにハイタッチを交わし。
さぁさぁ行こう、と勇儀が反町の肩を組んで陽気に歩き出そうとする。
反町もそれに逆らわず歩き出そうかとしたが……思えば萃香と勇儀に出会ってから、大妖精は一言も発していない事を思い出す。
一体どうしたのだろうと振り向いてみると。
そこには顔面を蒼白させガクガクと震えながらこの世の終わりのような表情で反町を見つめる大妖精の姿があった。
反町は一体何があったのかと声をかけようとするが……。

萃香「ああ、それとそっちの妖精もどうせならおいでよ。 酒を呑むなら大勢でなきゃ!」
大妖精「うううあああああ、ははははは、はい!!!」

それより先に萃香が大妖精に声をかけ、声をかけられた大妖精は首を千切れんばかりにカクカクと縦に振り。
まるでロボットのようにこれまたカクカクと手と足を元気に振りながら歩き出す。
反町はその様子に更に訝しむが、勇儀と萃香にせっつかれ、結局何も大妖精に声をかけられないまま歩き出した。

大妖精(あああああううううう、お、鬼なんかと一緒にいたら何をされるかわからない……。
    で、でも、反町さんを放って逃げられないし……。
    せめて、せめて反町さんがお誘いを断っておいてくれれば……あああ、怖い、怖いよぉ。 チルノちゃん助けて……)

幻想郷の中でも随一の力を誇る鬼――そんな者と一緒にいては、当然ながら大妖精としてもいつ何があるか気が気でない。
暢気に歩く反町の背中を少しだけ恨みがましく睨みつけ……しかし、それでも大妖精はいざという時に反町を助けられるよう。
つかず離れずの位置で反町の後ろを追いかけた。

※萃香と勇儀の評価がぐーんと上がりました。
※大妖精の評価がガガガクッと下がりました。

797 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/24(金) 23:21:51 ID:???
そんな大妖精の心配をまるで知らない反町達が歩くこと数十分。
魔法の森の近くで既に営業を開始していたミスティアの屋台が見えてきた。

萃香「やあ女将さ〜ん、また来たよ〜」
ミスティア「あらいらっしゃ〜い。 ……あら、今日は珍しいお客さんもいるのね〜♪
      空いてるお席にどうぞどうぞ〜♪」

暖簾を潜る必要の無い身長の萃香がひょこりと台の下から顔を出すと。
ミスティアはまるで驚いた様子も見せず、即座に対応をする。
萃香と勇儀はとりあえずお酒と注文をしつつ席に座り、反町は二人の丁度間の席。
そして、大妖精は少しだけ考えてから萃香の隣に着席をした。
席に座った反町はお品書きと書かれた紙を見つつ……不意に、他の席へと視線を向ける。

反町(そういや、他にお客さんはいるのかな?)

先着1名様で、
先客は誰?→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。

マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→しっとマスク「それも私だ」 げぇっ、しっとマスク!
ダイヤ→緑色の髪をした腋出し巫女さんだ!
ハート→魔法の森の魔法使い、アリスさんだ!
スペード→大きな鎌を携えた赤い髪の女性。
クラブ→特に誰もいない。まあお昼だし

798 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 23:23:47 ID:???
先客は誰?→ スペード2

799 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 23:25:22 ID:???
まぁ、大ちゃんなら当然だな。


800 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 23:30:35 ID:???
話聞いてくれないレベルにまでさがったのだろうか

801 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 23:32:07 ID:???
早いうちに仲を修復しておかないといかんな

802 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/24(金) 23:32:58 ID:???
>>800
そこまでは下がってません。
というか、現状オータムスカイズの面々は殆ど反町に好意を持ってくれてますので。
とても酷い失敗などをしない限りは話聞かないレベルまでは下がりませんね。

803 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 23:36:32 ID:???
まあでも今回のはかなりひどい失敗レベルの下がり方だよなw

804 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 23:37:45 ID:???
まぁ、あれはどれを選んでも3方とも丸く収まる選択肢は無かった気がする
ならば新しい出会いに傾く

805 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/24(金) 23:38:35 ID:???
>>803
鬼がダブルできましたからねぇ。
反町に例えれば日向が二人いる飲み会に無理やり参加させられる感じです。

806 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 23:39:50 ID:???
2倍のコーラを買ってこないといけないなんて大変だもんな

807 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 23:40:19 ID:???
とりあえず怯えていることに気付いてあげないと

808 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/24(金) 23:47:27 ID:???
>先客は誰?→ スペード2 =大きな鎌を携えた赤い髪の女性。
============================================================================
反町からしたら反対側、大妖精の席から二つ分空けた席に、一人の女性が座り酒を呑んでいた。
赤い髪を両サイドで小さく束ねており、勇儀と同じほどの長身。
暑いのかやや開かれた胸元が、反町にとって何かと目に毒である。
見ている事に気づかれたか、その女性は反町に対して歯を見せて笑いながら目だけで挨拶をし。
反町もまた、頭をぺこりと下げて挨拶をする。
すると、それに気づいた萃香がミスティアからお酒を受け取りつつその女性に顔を向けながら言い放った。

萃香「死神じゃないか。 なんだい、こんな所でまたサボりかい?」
???「おや、"また"とは酷いねぇ。 まぁ、否定はしないけどさ」
反町(し、死神!?)

萃香の言葉にその女性はしししと苦笑いを浮かべながら、酒を呷る。
反町は萃香の言葉の真偽を確かめようとその女性を更によく観察すると……。
なるほど、確かにその女性の傍らには一振りの大きな鎌が置かれてある。

反町(た、確かに死神っぽい鎌だけど……死神って、こんな人だったのか?)

反町のイメージする死神といえば、どことなく陰気そうな悪魔のようなもの。
まさかこのような豪気な女性とは思わず、そのギャップに目を白黒させる。
一方で、大妖精は鬼の次に現れた死神に対していよいよ精神が擦り切れてきたらしく。
震えそうになる体を懸命に堪えてミスティアに目で助けを求めようとするが。
あいにくミスティアは鰻を焼いている最中である。当然ながら気づかない。

809 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/24(金) 23:47:49 ID:???
反町(う、うーん……死神かぁ。
   まぁ、それを言えば静葉さんや穣子だってどう見ても神様っぽくは見えないし。
   そういう常識はもう本当に意味無いのかもなぁ。
   と、どうしようかな?)

A.折角だから死神さんも一緒に呑もうと誘ってみる
B.そういやまだ注文をしてなかったんだ。何か注文しよう(更に分岐)
C.勇儀さんと話してみよう
D.萃香さんと話してみよう
E.大妖精が気になる
F.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

810 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/24(金) 23:48:36 ID:???
本日はここまでとさせていただきます。
それでは、ありがとうございました。

811 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 23:56:14 ID:vSafeYyc
E おつでしたー

812 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 00:07:34 ID:1smyJA6Y


813 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 00:16:17 ID:Zdiq8gTc


814 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 00:18:26 ID:???
日付変わってるからまだきまってないのかな?

815 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 00:24:36 ID:2B6ZCcZE
E

816 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/25(土) 22:40:23 ID:???
>E.大妖精が気になる
======================================================================
そういえば、と反町は先ほどから大妖精が一言も話していない事に気がついた。
元々口数は少ない方ではあるが、しかし、それでも決して大妖精は無口という訳でもない。
一体どうしたのだろうとそちらへと目を向けてみると……。

大妖精「…………」

あわあわと右サイドの萃香、左サイドの死神さん(仮名)にうろたえ萎縮し。
どうしたものかと涙目になっている大妖精の姿があった。

反町(……もしかして、苦手な人だったのか?)

反町としては萃香や勇儀がそこまで危険な人物に見えなかった為に。
単純に大妖精が鬼や死神に囲まれた状況に恐怖をしていたとは思えなかったのだが。
それでも、"この場"にいるのが嫌そうだという雰囲気はそれとなく感じ取れた。

反町(それならそうと言って……って、言えるタイミングも無かったし、大妖精はあまりそういう事を主張しない奴だしな。
   さて……どうしよう)
勇儀「ん? どうかしたかい?」
反町「あ、いえ……えーっと……」

A.ここまで来た以上後には退けない! このまま呑むぞ!
B.やはり大妖精が気がかりだ、ここは失礼を承知で逃げるぞ!
C.ここは適当な口実を作って大妖精だけを逃がそう!
D.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

817 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 22:43:15 ID:r7cWYjew
大妖精の酒量→ クラブK

D 大妖精に呑ませる

818 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 22:52:56 ID:cNHoMr9+
C

819 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 22:54:46 ID:MH5RcYZ+


820 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 23:00:25 ID:gjQvHYy2
C

821 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 23:20:34 ID:???
鬼は嘘が嫌いなんだぞおおおおおおおお

822 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/25(土) 23:21:28 ID:???
>C.ここは適当な口実を作って大妖精だけを逃がそう!
========================================================================
反町(流石に今更帰るなんて言えないしな……。
   ここは、俺がなんとかして大妖精の事を逃がしてやろう!
   とはいえ、何と言えばいいのか……)

A.大妖精は他に行きたいところがあるという方向に話を持っていく
B.大妖精はこれから用事があるという方向に話を持っていく
C.大妖精はお酒が呑めないという方向に話を持っていく
D.ええい面倒だ、単刀直入に怖がってるから帰らせるというぞ!
E.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

823 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 23:21:38 ID:???
どちらにも良い顔をするとこうなることもある。勉強代と思えばいいさ

824 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 23:24:41 ID:d8qk/kmw


825 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 23:25:33 ID:???
E.ええい面倒だ、単刀直入に怖いから帰るというぞ!

826 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 23:36:08 ID:gjQvHYy2
D

827 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 23:43:27 ID:3mIgvA0E


828 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/26(日) 00:18:32 ID:???
>D.ええい面倒だ、単刀直入に怖がってるから帰らせるというぞ!
=======================================================================
どうしたものかと考える反町であったが、そもそも自身はそれほど口が上手くない方だ。
適当な口実を作って逃がす算段など、整える事が出来る訳がない。
仕方が無いと反町はどこか後ろ髪を引かれるような思いで、隣に座っていた勇儀に話しかける。

反町「あの……勇儀さん」
勇儀「ん?」
反町「その……大変失礼なんですけど……」

ミスティアから受け取った酒を豪快に呑んでいた勇儀は赤い杯を卓に置きつつ反町に向き直る。
反町は心底申し訳無さそうな顔をしつつ、勇儀に対して大妖精の様子についての説明をする。
どことなく先ほど勇儀たちに出会ってから様子がおかしい事。
この屋台に来てからも、一言も発せずただびくびくしているだけという事。
それらを包み隠さず言うと、勇儀は事も無げに顎を摩りながら反町に返答する。

勇儀「ふむ、まあ私達を怖がってるんだろうねぇ。 まあしがない妖精ならそれも仕方ない事さ。
   無理に酒の席につき合わすというのも何だし、ここは丁重にお帰り願おうかね。
   恐ろしい相手と呑む酒はさぞや不味かろうしそりゃ私達の本義じゃない」
反町「あ、それじゃあ俺がそう伝えます」

勇儀はそれでもさして気にした風でもなく、反町に任せるよと言いながらちびりと酒を舐める。
反町は立ち上がって大妖精の席へと移動すると小さく耳打ちし、先に帰ってろと説明をした。
驚いた顔で反町を見上げる大妖精であったが、反町は何も言わせずそのまま立たせ。
背中を押して自宅へ帰るようにと更に念を押し、再び席へと戻っていった。

反町(やれやれ……ともかく、これで安心だな)

829 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/26(日) 00:19:00 ID:???
反町はそう思いながらようやくホッと一息つくものの……。

大妖精(どうしよう! き、きっと反町さんを攫っちゃうつもりなんだ!!
    ああでも、私の力じゃどうにも出来ないし……そ、そうだ! とにかく、静葉さんやにとりさんに伝えなきゃ!)

当然ながら大妖精としては鬼を恐れている。
だが、かといってそれなら先に自分だけが逃げればよかっただけだ。
ならば何故鬼と一緒にホイホイ屋台についていったかというと、それは勿論そこに反町の存在があったからである。
普通の人間である反町は、この幻想郷において自衛手段というものを持っていない。
だからこそ何かがあった時の為にと大妖精は反町を守ろうと一緒に屋台へと来ていたのである。
鬼と肩を並べて座る反町を見やりながら、大妖精は更に顔面を白くして涙をぽろぽろと流し自宅へと急いで向かった。

一方、残った反町はようやく人心地ついたといった表情でいたが……。

ミスティア「そういえば〜、そちらのお客さん〜♪ まだご注文は聞いていないのだけど〜、何にしようかしら?」
反町「えっ、あっ、そういえばまだ注文していなかったっけ……」

流石に飲食店に来て注文をしないという訳にはいかないだろうと。
慌てて反町はお品書きを開く。

反町(メイン料理はやっぱりウナギ関連なんだな……さて、どうしようか……。
   ……って、そういや俺お金300円しか持ってないんだよな!?
   ……ど、どうしよう……)

830 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/26(日) 00:19:09 ID:???
A.ウナギの串焼き一本頼む(200円)
B.ウナギの串焼きセットを頼む(1200円)
C.ウナ重を頼む(800円)
D.お酒を頼む(400円)
E.……お冷を貰う(勿論無料)
F.素直にお金が無い事を言う
G.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※反町の所持金は300円です。

831 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/26(日) 00:19:44 ID:???
本日はここまでとさせていただきます。
それでは、ありがとうございました。

832 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 00:20:31 ID:sBVdRdwE
G 300円しかないことを言ってその分だけのお酒を買う

833 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 00:21:18 ID:???


834 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 00:21:52 ID:puUcTaRM
大ちゃん、これ以上ややこしくするんじゃないっ・・・


835 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 00:22:58 ID:uPje4vVU
G 300円しかないことを言ってウナギの串焼き一本頼む


鬼の性格を考えると気前よくおごってくれるはず…

836 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 00:32:03 ID:???
乙でした

837 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 01:55:41 ID:e+0Rj3h+
F

838 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 02:38:09 ID:MErf+LV2

なんという健気さ 
これは俺の嫁になるしかない

839 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 06:33:50 ID:tVaA04RQ

素直が1番である

840 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 09:50:28 ID:6Wb6vyJc
>834
ややこしくしてしてるのは反町のほうだろう。
新しい出会いつっても死神に鬼なんだから。危険と認識しないと別の主役と同じになる。

G この場は帰らせてもらう

841 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 09:53:32 ID:uPje4vVU
Fに変更お願いします

842 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 10:07:32 ID:???
不安にさせることを言うようだが
自分のこと心配して泣いてる子を放っておくと過去最大のしっぺ返しくると思う

843 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 11:49:36 ID:???
何か鬼退治イベントの流れになっているような気がするんだが、気のせいか

844 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 11:53:35 ID:???
つまりこうか

「だってこのお話のお姫様は鬼達と死神にとらわれた反町なんだから」

プリンセス反町

845 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 17:00:23 ID:???
予想できる流れとしては
泣いて帰る大ちゃん→メンバー全員驚く、H激怒→平然と帰ってくる反町→好感度さようなら
ああ・・・もう無理じゃ

846 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 18:01:23 ID:???
現状は大ちゃんが鬼なんて信用できん!ってテンパッてるだけだから
とりあえずにとりや秋姉妹とか山連中の萃香へのイメージ次第かな
さすがにあの会話内容で危機感持てとか言ってたらチームメイトも信用できなくなるし

847 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 18:06:10 ID:???
そうかなあ妖怪は危険だって前もって警告されてることを忘れてないか?
某所でもそうだが、主人公はサッカー以外で無力な人間だって意識が今いち足りんと思うのだが

848 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 18:32:31 ID:???
とりあえずチルノからは間違いなく嫌われるな

849 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 18:34:19 ID:???
サッカー以外じゃって今回は思いっきりそのサッカーの会話からの流れだろ…
初対面でもなければ胡散臭さ全開の相手や露骨に危険扱いされてる相手でもないし
選手として対戦が楽しみとまで言ってる相手まで疑ってちゃキリがないだろ

850 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 18:52:18 ID:???
萃香は反町からしたら顔見知りだったりするところも複雑だよな
橙あたりがとりなしてくれればなんとか

851 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 19:14:55 ID:???
最初に大ちゃんに対するフォローをしなかったのが失敗だった
あそこでフォローしてたらもっと上手い具合に事も進んでたろうけど後戻りはできないんだし
この状況は甘んじて受け入れるしかない

852 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/26(日) 19:47:16 ID:???
            ヾヽ'::::::::::::::::::::::::::'',    / 時 .あ ま ヽ
             ヾゝ:::::::::::::::::::::::::::::{     |  間 .わ だ  |
             ヽ::r----―‐;:::::|    | じ て    |
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             _ト, ‐;:-  / トr-、_   \  な   /
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  とニとヾ_-‐'  ∨ i l  '     l |< 天  ヾ,-、_: : : .ヽ
 と二ヽ`  ヽ、_::{:! l l         ! |' 夂__ -'_,ド ヽ、_}-、_:ヽ

853 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/26(日) 20:05:50 ID:???
>F.素直にお金が無い事を言う
================================================================
ここは見得を張って何かを注文するよりも、素直にお金が無いという事を言うのがいいだろうと反町は判断した。
どうせここを取り繕ったとしても、後の会計の時にはバレてしまうのだ。
意を決して反町がそれを言った瞬間、ミスティアは呆れたような顔で反町を見つめ。
死神さん(仮名)と萃香は噴出し、お互い腹が捩れるといったような様子で笑いこけ。
唯一、勇儀だけが苦笑をしながら反町が閉じようとしていたお品書きに手を添えつつ言う。

勇儀「好きなもん頼みな。 誘ったのは私達なんだから、ここの御代は出したげるよ」
反町「い、いや、そういう訳には……」
勇儀「遠慮するこたぁ無い、さぁさ、何でも頼みなよ」

確かにこのまま何も頼まないでいるというのは、ミスティアに対しても失礼になるし。
また、反町を誘った勇儀や萃香も肩身が狭くなるというものだろう。
反町は感謝の言葉を口にしつつ、適当に注文をする。
注文を受けてウナギに串を通し始めるミスティアを見守る反町を。
横目で見ながら勇儀はちびりと酒を舐めつつ、改めて観察をする。

勇儀(うーん……誘った段階で既に金を払う気が無かったようには見えないんだけどねぇ。
   300円で飯が食えると思っていた世間知らずか、単に所持金を忘れていただけか。
   いやいや、本当に人間ってぇのはわからんね。 喰えない奴だ)

※勇儀の反町に対する感情が 勇儀→(喰えない奴)→反町 になりました。

854 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/26(日) 20:06:10 ID:???
反町がどうにか注文を終えていた一方で、全速力で自宅へと帰りついた大妖精はそのままの勢いで居間へと雪崩れ込んだ。
彼女としては反町を助けたい一心なのであるから、それもまた当然である。
居間ににとりや秋姉妹など、山に住む妖怪・神様が祈りつつ居間へと入り込む大妖精。
果たしてそこにいたのは……。

先着1名様で、
たすけて!だいちゃん→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。

マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→リグル「仕方ない、私が一肌脱ごう」 リグルがいた。
ダイヤ→にとりと秋姉妹が丁度いてくれた!
ハート→にとりだけがいた!
スペード→秋姉妹がいた!
クラブ→誰もいない……

855 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 20:06:22 ID:???
1番まずいのがだ、誰一人悪意が無いってのがやばい
でも頑張れば修正できる行き違いのはずだ

856 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 20:08:40 ID:???
たすけて!だいちゃん→ ハートA

857 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 20:09:36 ID:???
そういえば秋姉妹も山の住人だから知り合いの可能性があるのか

858 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/26(日) 20:17:03 ID:???
>たすけて!だいちゃん→ ハートA =にとりだけがいた!
==========================================================================
大妖精が慌てて居間へと入り込むと、居間の中央で寝転がって新聞を読むにとりの姿があった。
一体慌ててどうしたんだい?といった表情で大妖精を見るにとりであったが。
大妖精はすぐさまにとりの元へと歩み寄ると、先ほどまで反町と一緒に行動をしていて。
そこで鬼の二人組に出会ってしまったという事を説明する。

伊吹萃香と星熊勇儀。
彼女達は今でこそ住んでいる場所こそ違うものの、元はといえば妖怪の山に住んでいた。
妖怪の山は、妖怪にしては珍しく社会的な文化が築かれている。
所謂ピラミッド型の社会であり、鬼はその中でも一番トップの座に座る存在。
対して、にとりはそのピラミッドではやや下に近いような存在であった。
だが、その事はこの際問題ではない。
ここで重要なのは、にとりが鬼の性格や気質というものについてある程度理解があるという点である。

大妖精「かくかくしかじか、まるまるうまうま……という訳でして」
にとり「ふむん、反町に対して鬼が接触ねぇ……」

先着1名様で、
にとりの反応→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。

マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→にとり「反町だけがお酒を呑むなんてずるい! 私も行くぞ!」
ダイヤ・ハート・スペード→まあ大丈夫だろうと大妖精を安心させる
クラブ→そいつぁ危ないと大妖精の危機感を煽る

859 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 20:17:50 ID:???
にとりの反応→ クラブ9

860 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 20:18:31 ID:???
まずい

861 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 20:25:07 ID:???
れれれ、冷静になれ

862 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/26(日) 20:41:26 ID:???
>にとりの反応→ クラブ9=そいつぁ危ないと大妖精の危機感を煽る
==============================================================================
にとり「確かにそいつぁ危ないねぇ……。
    なんだかんだで鬼も結構気まぐれな性格してるし、何かにつけて勝負事が好きだ。
    もしも反町が鬼の事をあんまり知らなくてその勝負に付き合って負けちまったりしたら。
    大妖精の言う通り、本当に攫われちまうかもしれないね」
大妖精「や、やっぱり……!」
にとり「死神の方は然程心配するようなお方じゃないとぁ思うけど……万が一ってぇのもあるしねぇ」

にとりはただ淡々と、起こりうるだろう最悪の事態を説明しただけであり。
決してそうなるであろうと予想をしていた訳ではない。
しかし、それを聞いた大妖精は益々危機感が掻き立てられ、今にも倒れそうな程に顔を白くさせる。
そして、何を思ったか再び立ち上がると家を出て行き、ミスティアの屋台とはまるで違う方向へと飛び去っていった。

にとり「……ありゃ。 もしかして、余計な事言っちゃったかな?」

あちゃあと自身の頭を叩きながら、そう呟くにとり。

にとり「……かなり切羽詰ってたねぇ、大妖精。
    ……無駄に大事にされてしまうのも問題だ。 私の責任でもあるし、反町を迎えにでも行こうかね」

やれやれとため息を吐きながらリュックをよいしょと持ち上げ、歩き出すにとり。
とはいえ、彼女にしてもやはり鬼などは会いたくない人物なので。
やはりその足取りもどことなく重いものであった。

863 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/26(日) 20:41:36 ID:???
一方、そんな事が起こっているとは露知らない反町。
こちらはミスティアが焼いてくれたウナギに齧り付きながら、酒をちみりちみりと呑んでいる。
基本的にまだお酒が呑めない年齢(外基準)であり、更にはまだ太陽も出ている時間帯。
あまりおおっぴらに呑むというのはしたくないというのが反町の思いだったのだが……。
しかし、両隣に座る鬼コンビはまるで際限が無いかのように杯を開けてはおかわりを繰り返し。
ウナギを肴に酒を呑み呑み、辺りには空瓶が散乱していて既にかなり出来上がってしまっている。
死神さん(仮名)は豪気だねぇと笑いながらウナギを齧りつつそんな光景を見ているが。
反町としては、たまったものではない。

勇儀「おォい、全然酒が進んでないじゃあないか。 まだ遠慮してるのかい?」
反町「い、いや、そういう訳じゃ……」
萃香「駄目だよぉ、遠慮しちゃあ。 さあさ、呑もう呑もう!
   私達がおごるってぇんだから、女に恥じをかかしちゃいけないよ〜」

酒臭い息でそう迫る勇儀と萃香。
当然遠慮などではないのだが、酔っ払いに説明などが通じる訳もなく。
反町は再び自分の杯に酒を入れてもらい、それをちびりちびりと呑み始める。

反町(決して嫌な気分じゃないんだけど……あまり呑みすぎると帰った時になんて言われるかわからないしなぁ。
   こ、これ以上酒を飲まされない為にも、何かこっちから話題を振らないと。
   えーっと……)

A.二人のサッカーの実力について聞いてみる
B.二人の種族・鬼について聞いてみる
C.ミスティアに話を振ってみる
D.死神さん(仮名)に話を振ってみる
E.ええい、破れかぶれだ! ここは呑みまくってやるぞ!
F.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

864 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 20:42:16 ID:puUcTaRM


865 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 20:45:15 ID:e+0Rj3h+


866 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 20:52:11 ID:6Wb6vyJc
E

867 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 20:54:01 ID:UJN+FcvA
B

868 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 20:57:08 ID:n8ZOtlTE


869 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/26(日) 21:25:50 ID:???
>B.二人の種族・鬼について聞いてみる
====================================================================================
そういえば、と反町はまだ萃香と勇儀、二人の事について詳しくは知らないなと思い返した。
同じチームメイトである河童のにとりを見ている限りは。
河童というのは、基本的にエンジニアとしてのプライドが高く、人間に対して友好的。
そして何より義理堅いという性格をしているというのが何となくわかる。
しかし、鬼という種族についてはまだあまり詳しく知らないと反町が言うと。
勇儀と萃香は顔を見合わせた後、酒を呑みつつ説明を開始した。

勇儀「私ら鬼はまあ見た目通りさ。
   酒と楽しい事がとにかく好き、河童みたいに玩具にゃ興味が無いね」
反町(玩具か……にとりが聞いたら怒りそうだな)
萃香「後は勝負事が好きかな。 だからあんたとの勝負も楽しみにしてるんだよね」

そう言いながら、反町の肩を抱いてくる萃香。
萃香の身長がかなり小さい為に肩を抱くというよりは抱きつくような形になっているが、仕方ない。

萃香「ああ、それと……嘘が嫌いかな」
反町「……嘘?」
勇儀「そうだねぇ。 まあ、場合によりけりだけど、嘘は大嫌いだ」

カカカ、と萃香に同調するように笑いながら酒を呷る勇儀。

反町(嘘が嫌い……か。 まあ、誰だってそうなんだろうけど。
   それを強調して言う辺り、人一倍嫌いって事なのかな……)

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