キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【準々決勝】キャプテン霧雨26【天才解禁】
1 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/11(火) 22:06:00 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品で、恐れ多くも森崎に歯向かっていく吉良監督と魔理沙とその他大勢の物語です。
魔理沙がよくわからないことをしたり、変態がフリダームに暴れたりするので不快感を感じる恐れがあるので閲覧にはご注意を。
基本は本編と同様に、ロムしていただいている人に、カードを引いてもらったり、ダイスを転がしてもらって進んでいきます。
雑談、質問等は中の人の活力源にもなりますのでどんどんどうぞ。
【CAUTION!!】光ちゃんが出てきたりなど、キャラブレイクがすさまじいので、閲覧は自己責任でお願いします。
本当にキャラブレイクやばいです。なんか元が誰だかわからないっていうかそんな感じかもしれません。
☆前スレでのあらすじ
永琳とのシュート勝負にダブルスパークで挑む魔理沙、しかし相変わらずファンタジスタな永琳にあっさりと敗北してしまう。
そんなこんなで南葛vs錦が丘戦の観戦に向かう一行だったが、なんとそこに現れたのはチームを抜けたはずの霊夢だった。
そして、後半。南葛の新たな一員として降り立ったのは、フランスにいるはずの岬 太郎。
ゴールデンコンビの片割れを取り戻し、南葛は更なる進化を遂げたのであった。
……永琳?ああ、勝手にドライブ技とか習得してたよ。
霊夢から語られる観戦に来た理由、それは「チームに再び参加する」というものであった。
魔理沙は岬やよいではないか等々を考慮し、チーム合流を認めることにしたのだが……
当然のように現人神が反発し、その言葉に乗せられたニ柱、妹紅などが猛反発を見せる。
霊夢が実力を示すことに失敗し、彼女は守矢一行への復讐を誓いマサラへと戻っていった……
そして今、比良戸との決戦前夜……!!
☆一行あらすじ
鈴仙「目立ちたい」
788 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 21:14:28 ID:???
壁その4(野田)→ブロック 40+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+
ダイヤ3
789 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 21:14:32 ID:???
壁その4(野田)→ブロック 40+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+
スペードA
790 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 21:19:05 ID:???
畠山→パンチング 49+【最後の力(+1)】+
ダイヤ4
791 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/23(日) 21:44:34 ID:???
魔理沙Aの射撃→マスタースパーク 55+ スペード7=62
魔理沙Bの砲撃→マスタースパーク 55+ ハート4=×
壁その1(竹野)→ブロック 38+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+ ダイヤK=54
壁その2(長岡)→ブロック 41+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+ ダイヤA=45
壁その3(秋沢)→ブロック 41+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+ クラブJ=55
壁その4(野田)→ブロック 40+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+ ダイヤ3=46
畠山→パンチング 49+【最後の力(+1)】+ ダイヤ4=54
>>魔理沙、4点目を決める…が 竹野が覚醒し、全能力+1
魔理沙A「どっけええええええッ!!!」
ガッ……!
久しぶりに、真芯に蹴り捕らえた感触。魔理沙は獰猛な表情で、そのまま蹴りぬく。
強化された八卦炉の魔力を浴びた魔理沙のシュートは、両側からのインパクトにブレながら飛んでいく。
竹野「うおおおおおおっ!!」
秋沢「コースさえ塞げば…」
畠山「と め た い !」
ズガァアアアアアッ!!!
そしてその進む速度は、矢の如く。その前に壁として立ちはだかろうが、無意味。
全てを蹴散らし、魔理沙のシュートはゴールへとねじ込まれる。
792 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/23(日) 21:44:51 ID:???
ピィィィィィィィィッ!!
実況「決めた!決めました!!日向くんのタイガーショットを彷彿とさせるような凄まじいシュート!
放ったのはキャプテン、魔理沙くん!霧雨が4-1と更に突き放します!」
魔理沙「ぜぇっ……ぜぇっ、はぁ……はぁ…………!」
激しい疲労に膝をつきながら、魔理沙は笛の音をどこか他人事のように聞いていた。
上位符で奪えなかったゴールがこんなにあっさりと奪えたことに、不思議な笑いがこみあげてくるようだった。
魔理沙「……ははっ……ふぅ、ダメだ…やべぇ、体力が……持ちそうに…」
(24)瀬田「キャプテン様!?大丈夫ですか!?」
倒れそうになる魔理沙を急いで支える瀬田。
魔理沙は何とか不敵に笑おうとしつつ、体を瀬田に預ける。
魔理沙「ちょっと運んでくれ…ストライカー様だからな、当然だろ?」
(24)瀬田「はい、かしこまりました」
793 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/23(日) 21:45:04 ID:???
中里「(まさかあの子、忍者…くのいちでござったとは………拙者の不覚でござった……
うむむ、これから忍者仲間として仲良くしたいところでゴザルげへへへへ)」
森崎「……狙いが逸れなきゃ、あの威力か。やっぱり温存できる相手じゃないな。
(…にしても、あの疲労は異様だ。まさか、俺と同じく体に負担をかける…?)」
日向「フン、やっとシュートで点を取りやがったか」
アリス「ちょっと、大丈夫なのかしら……」
射命丸「ええ、ぐったりしているようですね……」
神綺「今すぐベンチに下りていくー!!」
アリス「ちょっと待ちなさいって(…でも、交代枠をここで更に使うかしら……)」
794 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/23(日) 21:45:20 ID:???
永琳「魔理沙、お疲れ。…すまないわね、色々と」
魔理沙「……ああ、全くだ。……でもまぁ、楽ができるか、これで」
気合を入れて立ち上がる魔理沙。
少し動くだけでだるさを感じるが、まだ意識ははっきりとしている。
永琳「(一概にそうとも言えないけれどね……次藤のシュートも未知数だし…
佐野の切り札は、まだ1枚残っていた。ここからが正念場ね)」
輝夜「さすがは魔理沙ね!ボガーン!!ってシュートだったわ!」
松山「(確かに執念じみたシュートだったけど…)体力は!?大丈夫なの?」
魔理沙「あー…そうだな………」
A 交代枠の最後を使い切って下がる ※この試合は指示が出せなくなります
B まだまだ踏ん張ってフィールドに立つ
C ここでラストエリクサーを飲んじゃう ※残り1つです
現魔理沙ガッツ 100/850
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
795 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 21:46:00 ID:ri2Qh/sM
A
796 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 21:46:27 ID:kNUsv3qU
A
797 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2009/08/23(日) 21:46:41 ID:bjn8BWpI
A
798 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 21:47:27 ID:u+WXUbP2
B
799 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 21:49:57 ID:???
魔理沙って交代できるんでしたっけ?
800 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/23(日) 21:52:19 ID:???
>>799 基本的には魔理沙も馬宮も交代できませんが、ガッツが200を切った場合のみ例外的に下がれます。
ただし、魔理沙がいないと多くの場合不都合が発生します
801 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/23(日) 21:58:47 ID:???
>>A 交代枠の最後を使い切って下がる
魔理沙「……悪いな、これ以上は試合に出ててもポストのほうがマシだ」
冷静に自分の体力を考えると……これ以上は、何もできないだろう。
休み続ければワンプレイできるかもしれないが、それよりは誰かを代わりに入れたほうがマシ。
永琳「よかったわ、判断が賢明で。幸い明日は休みだから、ゆっくり休養して頂戴」
魔理沙「ああ。もちろん下がるぜ…とと、その前に決めることが2つあったな。
私の代わりに誰を入れるか…と。キャプテンを誰に任せるかだな」
松山「(やっぱり交代するんだ……しょうがないけれど、やっぱり魔理沙さん抜きだと不安だな…)」
輝夜「(あら、斬艦刀が反応しなくなった……?)」
※松山の気力減少ペナが-1になりました 輝夜が難題モードに換装されました
魔理沙「……誰と交代しようかな?」
※交代可能選手(再交代は不可) 大妖精 藤木 田中
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
802 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2009/08/23(日) 22:01:25 ID:bjn8BWpI
藤木
803 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 22:02:49 ID:u+WXUbP2
田中
804 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 22:03:22 ID:ri2Qh/sM
藤木
805 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 22:06:14 ID:bGB7aLbo
田中
806 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 22:06:28 ID:IKb9Esek
藤木
807 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/23(日) 22:09:51 ID:???
>>藤木
魔理沙「……そうだな、守りを固める感じでいくことにしようか。藤木だ」
(7)金木「となると、藤木のポジションを変えたほうがいいと思うが、どうだ?」
○−○−○ 柴田 藤木 瀬田
−−−−−
−−−−−
○−−−○ 金木 永琳
−−−−−
−○−○− 松山 輝夜
−−−−−
−−−−−
○−○−○ 岡山 馬宮 妹紅
−−−−−
−−○−− 美味
魔理沙「………確かにこれは藤木が困りそうだな」
A ポジションを替える ポジションを交換する相手も付記してください
B いや、藤木ならやれる!
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
808 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 22:11:03 ID:IKb9Esek
A馬宮
809 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 22:15:28 ID:bGB7aLbo
A妹紅
810 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2009/08/23(日) 22:17:09 ID:SkGp13rg
A妹紅
811 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 22:18:10 ID:u+WXUbP2
A 妹紅
812 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/23(日) 22:20:27 ID:???
>>A 妹紅
魔理沙「……妹紅だな。FWも出来るのは妹紅ぐらいだ。少しぐらいは攻めっけを残しとかないとな」
永琳「なるほど、妹紅は大丈夫?」
妹紅「ああ。どこだって、やることは同じさ」
○−○−○ 柴田 妹紅 瀬田
−−−−−
−−−−−
○−−−○ 金木 永琳
−−−−−
−○−○− 松山 輝夜
−−−−−
−−−−−
○−○−○ 岡山 馬宮 藤木
−−−−−
−−○−− 美味
(7)金木「まだポジションチェンジをするか?」
A する
B しない
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
813 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 22:22:21 ID:IKb9Esek
B
814 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 22:26:15 ID:kNUsv3qU
B
815 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 22:27:21 ID:bGB7aLbo
B
816 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 22:27:24 ID:u+WXUbP2
B
817 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/23(日) 22:34:50 ID:???
>>B しない
魔理沙「必要ないな。この布陣で……残り20分ぐらいを戦い抜いてくれ」
(7)金木「わかった。で、最後だが…誰にキャプテンマークを預けるんだ?」
明らかに自分は止めてくれ、といった表情で魔理沙を見る金木。
この試合の助っ人でキャプテンができそうなのは永琳だが、輝夜は間違いなく言うことを聞かないだろう。
そして永琳自身にも聞かせる気がないだろう。
魔理沙「(ううむ、輝夜がフリーダムに動くのはちょっと不安だな……
とは言っても、輝夜にキャプテンを任せると何が起こるかわかったもんじゃないし…)」
松山「………」
魔理沙「(今の光に引っ張っていく力はなさそうだし…)」
A よし金木君に決めた!
B 行って来い、永琳!
C 相手は弱ってる、チャンスだ輝夜!
D 頼んだぞ、光!
E その他 ※適当に選ぶと永琳の評価は下がっちゃうよ!
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
818 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 22:35:36 ID:ri2Qh/sM
D
819 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 22:39:17 ID:bGB7aLbo
B
820 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 22:40:16 ID:IKb9Esek
C
821 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 22:40:23 ID:u+WXUbP2
D
822 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/23(日) 22:55:38 ID:???
※投票速報
キャプテン松山(女性版) 2票
キャプテン永琳 1票
キャプテンカグーヤ 1票
823 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 23:05:25 ID:SjMvBK16
D
824 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/23(日) 23:13:42 ID:???
>>D 頼んだぞ、光!
魔理沙「(多少荒療治かもしれないが…)光!キャプテンはお前に任せる!何とか勝ってくれ!」
どことなく気落ちしているように見える松山へ、魔理沙はその腕章を放り投げる。
思わず受け取った松山は、驚いたようにそれと魔理沙の顔を見比べている。
松山「え、えっ…私!?」
魔理沙「そうだよ。ふらのでもキャプテンやってたんだろ、ならやれるはずだ」
永琳「(やっぱりそうきたか……残念だけど、普段の彼女ならともかく、今の彼女の指示には従えないわね)」
輝夜「(ま、今までどおり適当に敵を潰せばオッケーよね)」
微妙な顔している永琳と、あくまでいつも通りの輝夜。この月人主従を除き、特に異論は見られないようだ。
それも当然といえばそうだろう。彼女はチーム設立後、かなり初期からのメンバーなのだ。
ただ、肝心の松山は……
先着1名様で
キャプテン松山(女性版)→! card
と書き込んでください。マークで分岐します
ダイヤ→落ち込んでられない! 気力減少ペナが一時的に完全消滅!
ハート・スペード・クラブ→できないよ…… さらに気力減少し、ペナが-2に
JOKER→その時、無意識が目覚めた!
825 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 23:14:52 ID:???
キャプテン松山(女性版)→
クラブ9
826 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/23(日) 23:25:13 ID:???
キャプテン松山(女性版)→ クラブ9
>>できないよ…… さらに気力減少し、ペナが-2に
松山「(そんな……できないよ………)」
ぎゅっとキャプテンマークを握り締め、俯いたままの松山。
今の彼女には、気炎を上げて次藤とぶつかるということは難題過ぎた。
魔理沙「………んじゃ、私はベンチに戻るぜ。後は光に任せた。んじゃあな」
当のキャプテンだった魔理沙は、疲れた疲れたと呟きつつ、ベンチへとゆっくりと戻っていく。
後の事は野となれ山となれ、である。
魔理沙「(でも負けたらどこまで戻されるんだろ……はぁ、気楽には戻れんな)」
(4)藤木「おつかれぃ、後は俺が行って来るぜ」
魔理沙「ああ、任せる任せる。あのダンプカーとかどうにかしてくれよな」
※松山の気力減少ペナが-2になりました 魔理沙がベンチに移動しました
827 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/23(日) 23:25:29 ID:???
永琳「……キャプテンさん。参考までに、これからどう戦っていくのか聞かせてもらえる?」
松山「え、えっと…」
本人はわかってはいないが、今の松山には永琳が目の前にいるだけで重圧を感じていた。
自分がこの人をおいてキャプテンとなって大丈夫なのか、きちんとチームを纏めれるのか。
ぐるぐると頭の中で考えが渦巻いていく。
松山「(絶対に次藤はこの隙を見逃さない、魔理沙さんが抜けたこの隙を……でも、どうしたら…)」
先着1名様で
ひかるんるん→! card
と書き込んでください。数字で分岐します
10〜K→次藤にもマークをつけよう
3〜9→このまま現状維持で…
A・2→いっそ全員攻撃しちゃおう!
JOKER→指示を出しているうちに感覚が戻ってきた!?
828 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/23(日) 23:25:57 ID:???
ひかるんるん→
スペード9
キャプテンとして!
829 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 23:26:09 ID:???
ひかるんるん→
クラブQ
830 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/23(日) 23:28:49 ID:???
現状維持とか変ですね既視感が……
831 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/23(日) 23:46:09 ID:???
>>830 うふふ
ひかるんるん→ スペード9
>>このまま現状維持で…
松山「(魔理沙さんの作戦が当たってたんだから……佐野に永琳さんのマーク…
で、隙を見てカウンター…うん、間違ってないはず)
今までどおりです。作戦変更はありません」
永琳「なるほど、わかったわ」
表面はいつも通りながら、内心で松山に少しばかりの減点を与える永琳。
その作戦が成果を出していたのは、魔理沙に突破・得点能力があったからこそだ。
だがしかし、カウンターを成功させるだけの火力を妹紅は持っていない。少なくとも永琳はそう見ていた。
永琳「(やはり、光の指示は聞けないわね。私は私の考えで動かないと)」
(12)馬宮「さっきと同じか……今度は美味さんまでボールを飛ばさないぜ」
(1)美味「まぁ、飛んできても俺が止めるけどな!!」
松山「……よし、それじゃあ比良戸ボールからだから、気合入れていこう」
一部除き全員『おう!!!』
※作戦は佐野に永琳をつけて攻撃はカウンター狙い それだけです
832 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/23(日) 23:46:23 ID:???
畠山「くそっ、点を取られちまった…」
秋沢「3点差……」
魔理沙のシュートでなす術もなく奪われたゴール。
比良戸のメンバーたちは気落ちしたように、暗い雰囲気をかもし出している。
が、そこに場違いな明るい笑い声が響く。
次藤「……ガハハハハハハハハハハハ!!」
佐野「次藤さん!?」
長岡「な、次藤!?何で笑って…」
次藤「これほど愉快なことはないタイ。今の1点は、いたちの最後っ屁のようなもんじゃ!
さぁ、ここからがワシらの時間。攻めて攻めて攻めて逆転じゃ!」
指差すのは、ゆっくりとベンチに戻っていく魔理沙の背。
それに、次々と他のメンバーたちも顔を綻ばせていく。
姫路「……次藤!」
畠山「これは…勝てるぞ!」
次藤「これで連中の攻め手は潰えたも同然タイ!さぁ、行くぞ!」
比良戸メンバー『おう!!!!!!』
833 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/23(日) 23:47:18 ID:???
ピイイイイイイイイッ!!!
実況「4点目を取った霧雨ですが、キャプテンの魔理沙くんが限界に達したようで、交代!
代わりに入ったのは藤木くん!さぁ、比良戸にはまだ闘志の火が残っているぞ!!」
佐野「次藤さん!」
次藤「うむ……では、全速前進タイ!!」
ダッー!!
実況「来たァ!!またもやダンプカー並みの突撃!!いきなりこれは厳しいぞォ!!」
妹紅「やらせるか!!」
次藤「お前との格付けはさっき終わったタイ!そこをどけ!」
先着2名様で
ダンプカー再動→ドリブル 45+【最後の力(+1)】+! card
もこー→タックル 42+【ドラゴンインスール(+2)】+! card
と書き込んでください
攻撃側 - 守備側の数値の差で分岐します。
2≦ 次藤、そのまま一気に走りぬける!
1= 佐野がフォロー
0= こぼれだま ランダム
-1= 瀬田がフォロー
-2≧ 妹紅の行動判定
【順番どおりではない書き込みは無効です】
次藤のカードがダイヤ・ハートの時【強引なドリブル(+2)】が発動し、吹っ飛び係数は4です
妹紅のカードがダイヤ・スペードの時【正直者の死(+3)】が発動し、相手の必殺技を無効にします
834 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 23:47:47 ID:???
ダンプカー再動→ドリブル 45+【最後の力(+1)】+
スペードA
835 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 23:48:02 ID:ri2Qh/sM
もこー→タックル 42+【ドラゴンインスール(+2)】+
ハート6
836 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/23(日) 23:57:49 ID:???
ダンプカー再動→ドリブル 45+【最後の力(+1)】+ スペードA=47
もこー→タックル 42+【ドラゴンインスール(+2)】+ ハート6=50
>> 妹紅の行動判定
妹紅「悪いが、私も崖っぷちなんだよ!!どけぇっ!!」
次藤「ぐぁっ!?」
体中から燃え立つようなオーラを放つ妹紅。初速の次藤に狙いを定め、一気に突っ込む。
次藤はそのオーラをまともに受け、その巨体を吹き飛ばさせられる。
実況「防いだ!妹紅くん、ポジションを代わってもそのタックルは変わりなし!
いや、先ほどより鋭くなっている!?」
佐野「くそっ、やられたらやり返す!!」
魔理沙「(……………そういえば、輝夜はコンビを解消するとか言ってたな。マズくね?)」
輝夜「……ふーん、少しはマシみたいね」
837 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/23(日) 23:58:02 ID:???
実況「ボールを奪った妹紅くんですが、佐野くんと姫路くんが奪い返しに向かってきている!!
判断の有余はあまりないぞォ!!」
妹紅「(私のキープ力なんかたかが知れてる……なら)」
先着1名様で
妹紅の判断→! card
と書き込んでください。マークで分岐します
ダイヤ・ハート→輝夜との蓬莱コンビで突破する!
スペード→ひとまず光に戻そう
クラブ→時間がない!このまま抜くしか!
ダイヤ10以上・JOKER→???
838 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 23:58:34 ID:???
妹紅の判断→
ダイヤ5
839 :
森崎名無しさん
:2009/08/23(日) 23:58:53 ID:???
妹紅の判断→
ダイヤJ
もこもこ
840 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 00:00:29 ID:???
お、惜しい・・・
841 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/24(月) 00:08:05 ID:???
妹紅の判断→ ダイヤ5
>>輝夜との蓬莱コンビで突破する!
妹紅「行くよ、輝夜!!」
バシィッ!!
素早くバックパス。相手は当然、輝夜。
自分一人で抜けないのなら、もう一人。さらに、これで相手に読み違いを。
輝夜「わかったわ(しゃあないわね、この試合だけは付き合ってやるか)」
ダッ!!
実況「輝夜くん、走る!!今度は妹紅くんとのワンツーで突破を図ります!!
佐野くんに姫路くん、既に行動はタックル!読み違えた!!」
妹紅「一気に!!」
佐野「チッ、させるかよぉ!!」
姫路「くそ、何とか届け!!」
842 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/24(月) 00:09:06 ID:???
輝夜「………………」
先着4名様で
リストラする気満々な輝夜→蓬莱コンビ 35+! card
突破したい妹紅→蓬莱コンビ 43+【ドラゴンインストール(+2)】+! card
ここで奪って反撃!→タックル 45+読み違い(-1)+! card
一応俺もいるぜ!→タックル 39+読み違い(-1)+! card
と書き込んでください
攻撃側 - 守備側の数値の差で分岐します。
2≦ 蓬莱コンビ、一気に突破!
1= 柴田がフォロー
0= こぼれだま ランダム
-1= 森本がフォロー
-2≧ 読み違えても勝つのがライダー!
【順番どおりではない書き込みは無効です】
今回、最後の力については、読み違いペナを-することで修正しています
輝夜のカードがダイヤの時【ブリリアントドラゴンバレッタ(+0)】が
ハートの時【ブディストダイアモンド(+25)】が
スペードの時【サラマンダーシールド(+0)】が
クラブの時【ライフスプリングインフィニティ】が
JOKERの時【蓬莱の玉の枝(+30)】が発動します
843 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 00:09:23 ID:???
リストラする気満々な輝夜→蓬莱コンビ 35+
ダイヤQ
844 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 00:09:26 ID:???
リストラする気満々な輝夜→蓬莱コンビ 35+
スペード6
845 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 00:10:04 ID:???
突破したい妹紅→蓬莱コンビ 43+【ドラゴンインストール(+2)】+
ハートA
信頼をとりもどせ!
846 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 00:10:40 ID:???
信頼をとりもどせ!
ぐふっ…
847 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 00:11:24 ID:???
ここで奪って反撃!→タックル 45+読み違い(-1)+
クラブ4
848 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 00:22:00 ID:???
一応俺もいるぜ!→タックル 39+読み違い(-1)+
スペードQ
849 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/24(月) 00:33:52 ID:???
リストラする気満々な輝夜→蓬莱コンビ 35+ ダイヤQ=47+【ブリリアントドラゴンバレッタ(+0)】=47
突破したい妹紅→蓬莱コンビ 43+【ドラゴンインストール(+2)】+ ハートA=46
ここで奪って反撃!→タックル 45+読み違い(-1)+ クラブ4=48
一応俺もいるぜ!→タックル 39+読み違い(-1)+ スペードQ=50
>>読み違えても勝ったのはライダー…ではなかった
輝夜「行くわよ!!」
バムッ!!
妹紅「(すっ、鋭い…!今は、斬艦刀の力はないはずなのに……)」
輝夜の放つパスに、思わず動揺してパスを返せなくなる妹紅。
そこに佐野が迫り、慌てて妹紅はボールを戻す、が。
姫路「悪いな、読みどおりだッ!!」
バシィッ!!
妹紅「ああっ!?」
実況「カットした!姫路くん、ボールを奪いました!これは鮮やかなプレイです!
しかし、輝夜くんにしては妙にへにょりなパスだったような…?」
輝夜「(……使えない。まさか、ここまだダメダメになってたなんてね。これじゃあ変態じゃなかろうとリストラよ)」
※輝夜→(使えない)→妹紅 となりました。輝夜内評価で【イナバより使えない】となると、更にヤバイです
850 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/24(月) 00:34:08 ID:???
姫路「次藤、俺たちもワンツーだ!!」
次藤「(佐野にはマークがついているか……仕方がないタイ)」
(7)金木「止めさせてもらうぞ!」
実況「金木くん、この2人のワンツーを止められるかァ!?」
先着3名様で
パスはちょっと苦手→ワンツー 44+【最後の力(+1)】+! card
姫路確変中?→ワンツー 40+【最後の力(+1)】+! card
パスカットはむしろ得意→パスカット 47+! card
と書き込んでください。
攻撃側 - 守備側の数値の差で分岐します。
2≦ 次藤のヘディング!
1= 佐野がフォロー
0= こぼれだま ランダム
-1= 永琳がフォロー
-2≧ ボールカット成功!
【順番どおりではない書き込みは無効です】
金木のカードがダイヤの時【???(+6)】が発動します
851 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 00:37:28 ID:???
パスはちょっと苦手→ワンツー 44+【最後の力(+1)】+
クラブ3
852 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 00:41:44 ID:???
姫路確変中?→ワンツー 40+【最後の力(+1)】+
スペードJ
「確」実に「変」態、ではない
853 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 00:43:18 ID:???
パスカットはむしろ得意→パスカット 47+
クラブ6
854 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/24(月) 00:56:24 ID:???
>>852 実況「ああっと、パチュリーくんは間違えようもなく確変ですが、まさかの東風谷くんも確変だーッ!!」
パスはちょっと苦手→ワンツー 44+【最後の力(+1)】+ クラブ3=48
姫路確変中?→ワンツー 40+【最後の力(+1)】+ スペードJ=52
パスカットはむしろ得意→パスカット 47+ クラブ6=53
>>永琳がフォロー
姫路「行くぞ!!」
姫路には引き続き気合が入っていたものの、次藤は細かいパスが苦手なこともあり、動きが消極的だった。
金木は危ういながらも、その次藤のパスを読んで弾き飛ばす。
(7)金木「くっ…カットできなかったか!」
実況「一進一退です!霧雨、比良戸ともに攻めきれず!このボールは永琳くんがフォローしましたが…
この永琳くん、果たしてどう動くか!?」
佐野「なんとしても逆転だ!!」
ダダーッ!!
実況「ああっと、佐野くんがマークの仕返しとばかりに永琳くんに突撃!ここで奪えばビッグチャンスです!!
なんとしてもボールを手に入れたい!!」
855 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/24(月) 00:56:35 ID:???
永琳「さて、そろそろドリブルと行こうかしら…?」
先着2名様で
余裕たっぷり→ドリブル 47+【対佐野(+3)】+! card
とめるぜ!→タックル 41+【インペラー化(+4)】+【最後の力(+1)】+! card
と書き込んでください。
攻撃側 - 守備側の数値の差で分岐します。
2≦ 永琳が余裕で突破
1= 輝夜がフォロー
0= こぼれだま ランダム
-1= 次藤がフォロー
-2≧ 反撃だ!!
【順番どおりではない書き込みは無効です】
永琳のカードがダイヤ・スペードの時【芸術的かつ強引なドリブル・改(+10)】が発動します
【芸術的かつ強引なドリブル・改】は、相手のマークがスペード・クラブ時のみ3の吹っ飛び係数を持ちます
永琳のカードがAの時【ファンタジスタ】が発動し、覚醒なしでそのマークの15扱いとなります
佐野のカードがダイヤ・スペードの時【スピンベント(+4)】が発動し、吹っ飛び係数は4です
スピンベントの使用回数 4/6
佐野のカードがスペードA・クラブAの時、変身が解除されてしまいます
856 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 00:57:21 ID:???
余裕たっぷり→ドリブル 47+【対佐野(+3)】+
ダイヤ10
857 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/24(月) 00:57:41 ID:???
今日はここまでです。お疲れ様でしたー
早いですが、スレタイの募集をさせてもらおうかと思います。
次スレではおそらく比良戸戦の決着が着くはずですねーそれではよろしくですー
858 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 01:01:50 ID:???
乙でしたー
とめるぜ!→タックル 41+【インペラー化(+4)】+【最後の力(+1)】+
ハート9
859 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 01:05:38 ID:???
【確変!】キャプテン霧雨27【マスクライダー】
860 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/24(月) 01:15:48 ID:???
全く意味のない追記
永琳のカードがハートの時【ダブルヒール(+6)】が発動します
それではスレタイもよろしくなんだぜ!
861 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 02:21:28 ID:???
結果は変わらないけど、
>>842の輝夜に応援技能による+1修正が抜けてます。
862 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 03:12:11 ID:???
【光と妹紅は】キャプテン霧雨27【焦げた焼き鳥】
蓬莱主従の評価は辛口だと思うんだ、まるでビッグネームじゃ無い時のファ○ミ通のクロスレビューみたいに。
863 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 03:59:22 ID:???
【敵だと強い】キャプテン霧雨27【次藤くん】
【三杉は】キャプテン霧雨27【コロコロする】
【KA・GU・YA!】キャプテン霧雨27【KA・GU・YA!】
【三原δは】キャプテン霧雨27【かませ犬】
【そして美味は】キャプテン霧雨27【吹っ飛んだ】
864 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 14:00:00 ID:???
【敵はズタズタ】キャプテン霧雨27【内はゴタゴタ】
865 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/24(月) 16:02:57 ID:???
>>861 うわわ、その通りです…今回は関係なくてよかった……
>>862 よし、急いで月人主従に賄…いや、お金を寄付するんだ! は冗談としてましてw
輝夜の場合は先入観もありますし、仕方ないかと。でもまだ、妹紅が活躍すれば充分に余裕で取り返せます。
まぁ妹紅が活躍できるかどうかは別問題、カード神の御心次第ですねぇ。
永琳の方は……実は光ちゃんを選んだ魔理沙の決定にもあまり納得してません。
ですが、魔理沙・松山に対しての評価は数値としては下がってません。せいぜいが端数程度の物です。
言うほどに辛口ではないのが永琳クオリティ。言うならば中辛?輝夜相手だと超甘口になりますしねw
麺類を許した師匠が辛口なわけないじゃないですかーw そしてその消しは……!君、狙っているなッ!
866 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/24(月) 16:03:25 ID:???
余裕たっぷり→ドリブル 47+【対佐野(+3)】+ ダイヤ10=60+【芸術的かつ強引なドリブル・改(+10)】=70
とめるぜ!→タックル 41+【インペラー化(+4)】+【最後の力(+1)】+ ハート9=55
>> 永琳が余裕で突破
佐野「うりゃああッ!!」
ズガガガァッ!!
ライダーの身体能力を生かした、鋭いタックル。確実に永琳のその足元のボールを捉えたと確信する。
何故ならば、永琳は足を動かさずに待ち構えている。ボールを今から動かそうとしても、間に合わないはず。
永琳「なるほど」
佐野「ケケッ、余裕はどこまで……」
軽く永琳が足を動かした、そこにはボールは影も形もない。
佐野は絶句し、永琳への動きを止める。
永琳「ヒールリフト…単体してはまぁまぁかしら」
佐野「ッ!?舐めやがって!」
軽く次の一歩を踏む永琳の足元へ、いつの間にか打ち上げられたボールがふわりと落下する。
後ろからならばと、抜かれた佐野は再度タックルに向かう。
867 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/24(月) 16:03:38 ID:???
永琳「次ね」
佐野「ふ、増えっ!?」
佐野を一瞥もせずに、左右へのフェイントを高速で繰り出す永琳。
残像に惑わされつつも、足を必死に伸ばす。だが、ハズレ。届かない。
この時点で、佐野の精神状態はほぼ滅茶苦茶。がむしゃらにボールを奪いに動くだけである。
永琳「複数人にも効果はありそう…と。さぁ、次よ」
佐野「ちきしょう!!」
ズザァッ!! ……クルッ…
佐野の勢いづいたタックルを、軽く回っていなす。
地面を削って佐野はブレーキをかけ、もう1回と飛び込む。回った直後なら、と。
しかし、なお永琳は上だった。
バッ…!!
永琳「惜しいわね。もう一度試してみたい技があるから、また後でお願いするわ」
ボールを足で挟み込んだまま、長い髪を揺らして華麗に跳躍。
佐野の上を通り過ぎ、優雅に着地する。
868 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/24(月) 16:03:57 ID:???
実況「………………………………………」
松山「………………………………」
次藤「………………………………」
森崎「………………………………」
翼「……………………………………」
岬「……………………………………」
井沢「………………………………」
日向「…………………………………」
反町「…………………………………」
諏訪子「………………………………」
射命丸「………………………………」
アリス「………………………………」
魔理沙「…………………む、惨い……あれは自信なくすだろ、常識的に考えて…」
869 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/24(月) 16:04:10 ID:???
佐野はもはやボールに向かう動きすら見せず、永琳のその背を見送る。
何度も何度も、まるで遊ばれるようにしてドリブルで抜かれ、今動く気力があるはずもなかった。
歩きに近い速度で動く、その永琳はあまりにも凄絶で不気味。
岬「(あ、あああああああ……完全に失敗だよ!来なければよかったよ!
何さアレ!こんな大会に出ちゃいけないレベルだろ!?)」
森崎「(あんなのがPAに突っ込んできたら……………おいおい、反則だろアレ…)」
井沢「(他は全くわけわからないが……最後の技…あれは……)」
実況「あ、あまりのことに私も混乱しておりますが………す、凄まじい技の連続でした…
佐野くんは、まざまざと実力の差を見せ付けられた形になってしまいました……」
観客「なんだありゃ…」「ねぇこれ中学生の大会だっけ?」「これはひどい」
沸くに沸けない観客たちに、実況。それらに全く構うことなく、静かに永琳は進んでいく。
途中、気付いたように松山が声をかける。
松山「え、永琳さん!ボールをFWに……」
永琳「…………」
しかし、それにすら構うことなく、永琳はゆったりした動きでドリブルを続ける。
彼女の目的は、時間稼ぎのみ。そのための大技連発である。
870 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/24(月) 16:04:23 ID:???
永琳「(あれだけの動きをすれば、迂闊には寄って来ない。囲まれるか、それともFWを押さえるか…
どちらにせよ、私からボールを奪えない限り、時間は削れる一方)」
次藤「(な…!?これほどの技を使いこなすとは、なんてふとか選手タイ!一筋縄ではいかん!)」
のろのろと進まぬ永琳を見つめながら、次藤は必死にこの状況を打破するために考えを練る。
果たして彼女の狙いは何か、そして、永琳からボールを奪うにはどうすればいいのか、と。
先着1名様で
天才の罠→! card
と書き込んでください。マークで分岐します
ダイヤ→次藤「……囲んで叩く!」 カードの数値/3の時間を稼がれる
ハート・スペード→次藤「……囲んで叩く!」 カードの数値/2の時間を稼がれる
クラブ→次藤「PAを固めるタイ!」 カードの数値の時間を稼がれ、更に…
クラブA・JOKER→比良戸は何も出来ず、試合終了に!
なお、稼いだ時間は端数切捨てです
※残り試合時間 17分
871 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 16:21:04 ID:???
天才の罠→
ダイヤJ
ジャーン ジャーン
872 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/24(月) 16:43:18 ID:???
天才の罠→ ダイヤJ
>>次藤「……囲んで叩く!」 3分稼がれる 残り14分
永琳に敵も味方も手が出せない、そんな異様な状態。
その意図に最初に気付いたのは、ベンチで休んでいる魔理沙だった。
魔理沙「ははぁ、アイツ……時間稼ぎか」
吉良「む?」
魔理沙「要するにだ、これ以上の追加点は無理と踏んで、この点差のままで試合を終わらせようって腹なんだよ。
今のドリブルは目くらましってところだ。あんだけやって、狙いがそれだなんて普通は思わないだろうしな」
吉良「なるほどのう……」
魔理沙「(光の指示はガン無視みたいだが……まぁ仕方ないかな。それよか今は体を休めないとだぜ)」
スポーツドリンクをガブ飲みしつつ、すっかり満足した表情で息をつく魔理沙。
今から休めば、試合終了後にはとりあえずまともに動けるくらいにはなっているだろう。
それから2分の後、次藤がようやくに永琳に対して動きを始める。
もちろん、緩急をつけて一気に突破される可能性がなくもない。しかし、このままでは時間が無駄になる。
次藤「(佐野にすぐに行けと言うのは酷か…)よし、囲め!いくらドリブラーでも囲めばお終いタイ!!」
873 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/24(月) 16:43:33 ID:???
秋沢「おう!!」
長岡「よし!!」
森本「もらったァ!!」
永琳「来たわね。……さぁ、行くわよ!」
先着7名様で
囲まれたー→ドリブル 47+囲まれペナ(-3)+! card
森本→タックル 40+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+! card
長岡→タックル 41+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+! card
秋沢→タックル 40+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+! card
野田→タックル 40+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+! card
曽田→タックル 39+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+! card
吹っ飛べタイ!→タックル 46+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+! card
と書き込んでください。
攻撃側 - 守備側の数値の差で分岐します。
2≦ 永琳、囲まれても突破
1= 輝夜がフォロー
0≧ 比良戸ボールに!
【順番どおりではない書き込みは無効です】
永琳のカードがダイヤ・スペードの時【芸術的かつ強引なドリブル・改(+10)】が発動します
【芸術的かつ強引なドリブル・改】は、相手のマークがスペード・クラブ時のみ3の吹っ飛び係数を持ちます
永琳のカードがハートの時【ダブルヒール(+6)】が発動します
永琳のカードがAの時【ファンタジスタ】が発動し、覚醒なしでそのマークの15扱いとなります
次藤のカードがダイヤ・ハートの時【パワータックル(+2)】が発動し、吹っ飛び係数は4です
長岡のカードがダイヤの時【鋭いタックル(+2)】が発動します
874 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 16:48:57 ID:5R4spV36
囲まれたー→ドリブル 47+囲まれペナ(-3)+
スペード7
875 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2009/08/24(月) 16:52:48 ID:???
森本→タックル 40+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+
ハートQ
876 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 17:22:43 ID:Im7Uo6pk
長岡→タックル 41+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+
ハート7
877 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 17:34:11 ID:???
秋沢→タックル 40+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+
ハートJ
878 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 17:35:11 ID:???
野田→タックル 40+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+
スペード8
879 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 17:38:34 ID:???
曽田→タックル 39+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+
ダイヤ9
だれにもとめられないんだー!
880 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 17:45:02 ID:???
吹っ飛べタイ!→タックル 46+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+
ハート8
881 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/24(月) 19:03:10 ID:???
囲まれたー→ドリブル 47+囲まれペナ(-3)+ スペード7=51+【芸術的かつ強引なドリブル・改(+10)】=61
森本→タックル 40+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+ ハートQ=55
長岡→タックル 41+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+ ハート7=51
秋沢→タックル 40+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+ ハートJ=54
野田→タックル 40+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+ スペード8=51
曽田→タックル 39+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+ ダイヤ9=51
吹っ飛べタイ!→タックル 46+【最後の力(+1)】+人数補正(+2)+ ハート8=57+【パワータックル(+2)】=59
>>永琳、囲まれても突破
永琳「この速度を目で追いきれるかしら?」
超高速の左右フェイントが、永琳の姿を幾重にも分裂させたように見せる。
分身ドリブルと呼ばれる技であるが、そんなものをお目にかかる機会が彼らにあろうハズもなく、ただ翻弄されるのみ。
森本「な、ななっ…?!」
長岡「わけわかんない…」
秋沢「さっきの魔理沙のような…!?」
永琳「残念だけど、タネはまったく別物よ。……まずはこれで3人」
残像が消える頃には、既に包囲網の一角は突破された後。
次藤は慌てつつも、野田と曽田を引き連れ、一気にボールへと向かう。
次藤「うろたえるな!残像があったところで、どれかは本物タイ!!」
永琳「その通り……ここは、こうね!」
882 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/24(月) 19:03:25 ID:???
野田「……なっ!?」
バギィッ!!
次藤との対決は体格的に不利と見ると、囲みの一角、野田へと進路を向ける。
その速度は今までの遅い歩みのせいもあり、反応できるものではない。
次藤・日向ばりの強引な突撃で、野田を吹き飛ばし直進。完全に包囲網を突き破る。
実況「な、なんと……1対6ですら止められない…!これが永琳くんの本気なのかァ!?
残り試合時間は13分!何とかして彼女からボールを取り返せねば、逆転はありません!」
佐野「ダメだ……なんだよあのチート………」
松山「……………………」
鈴仙「うわぁ……師匠が乗りに乗ってる……あーあ、可哀相に…」
翼「パワーとテクニックを具えたプレイ……まるで決勝戦の輝夜を見てるようだ!」
岬「(………いや、どう見たって輝夜よりはあっちの15番のほうが上に見えるんだけど…)」
森崎「(松山?…んんっ………ひょっとして…)」
骨川「キャプテン、どうかしたんですか?」
森崎「いや、ちょっと面白いことに気付いたかも…しれない」
883 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/24(月) 19:03:38 ID:???
永琳「(さて、ゴールはがら空きだけど……どうしたものかしら)」
DFMF6人を抜き去った永琳の目の前には、畠山のみ。
狙おうと思えば文句なしに点を奪える状況。
しかし、彼女の狙いは時間稼ぎ。ここで点差を増やすか、安全に時間を稼ぐか…
畠山「ガクガクブルブル……」
永琳「(………………)」
先着1名様で
永琳の判断→! card
と書き込んでください。マークで分岐します
ダイヤ→点を取っておこうかしら
ハート・スペード→時間稼ぎの一手ね カード数値/3分の時間を更に稼いじゃう
クラブ→時間稼ぎの一手ね カード数値/2分の時間を更に稼いじゃう
JOKER→試合終了
884 :
キャプテン井沢
◆TR3983VR7s
:2009/08/24(月) 19:04:48 ID:???
永琳の判断→
スペード8
885 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/24(月) 19:25:28 ID:???
永琳の判断→ スペード8
>>更に2分稼ぐ 残りは11分
永琳「(………あくまで時間稼ぎ。それ以上のことは必要ない)」
このゴールを狙うチャンスにも動じない永琳。最初から逃げ切りを狙っているだけに、得点への未練はない。
すぐに囲まれないように動きつつ、ボールをキープし続ける。
その行動に、さすがの他のメンバーたちも永琳の意図に気付く。
実況「これは……逃げ切りを狙って時間稼ぎだァ!!味方へのパスなしでの時間稼ぎとは……
しかし、これで既に5分以上の時間を稼いでいるのです、なんと恐ろしい選手でしょうか!」
松山「(くっ、どうしよう……作戦をそのままにするか、それとも永琳さんに合わせて時間稼ぎに徹するか…)」
次藤「(更に人数を増やして勝負するか……?いや、その場合パスを出されれば終わりタイ…)」
魔理沙「外から見てる分には気楽でいいなぁ」
先着2名様で
松山の判断→! card
次藤の判断→! card
と書き込んでください。マークで分岐します
ダイヤ・ハート→松山「……援護を!永琳さんの作戦に乗ろう!」/次藤「しかたない、9人で囲むぞ!」
スペード・クラブ→松山「ボールを取られた時のために下がらなきゃ…」/次藤「パスコースを塞ぐ作戦じゃ!」
JOKER→永琳「そろそろ使ってみようかしら…」
886 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 19:27:57 ID:???
松山の判断→
ハート2
887 :
森崎名無しさん
:2009/08/24(月) 19:28:33 ID:???
次藤の判断→
クラブ4
888 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/24(月) 19:43:42 ID:???
松山の判断→ ハート2
次藤の判断→ クラブ4
>>作戦違いが発生、比良戸に有利!
松山「(私がゴチャゴチャ考えるより、永琳さんの作戦に乗ろう!今は勝つんだ!)
みんな、永琳さんの援護を!(言ってみたかったんだよね、これ!)
よぉーし、とりかごだァ!!!」
輝夜「面白そうね…乗ってやるわ!!」
(7)金木「(吉良監督や魔理沙は好きじゃないだろうが…これも一つの勝ち方だろう)」
(24)瀬田「援護します」
松山の号令に従い、霧雨側の選手が次々と比良戸側に攻め込んでいく。
オフサイドにならないよう位置に気をつけつつ、フォローの体勢を万全にしておく。
永琳「(……そうね、ここは少し楽をさせてもらおうかしら)」
バシィッ!!
(7)金木「よし、松山さん!」
実況「おおおお〜〜っ!?今度は永琳くんを中心としたパスワークで時間稼ぎを図る霧雨チーム!
しかし、比良戸は……」
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0ch BBS 2007-01-24