キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【さらば】キャプテン松山14【イーグルス】
1 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/23(日) 19:45:12 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。
紅魔スカーレットムーンズと決勝戦が続いてますが、これで14スレ目。 またよろしくお願いします。
前スレ
【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1248260568
登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは
>>2
からになります。
216 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/31(月) 21:50:05 ID:???
『ワイルドイーグル』は地上シュートの威力を上げるスキルではないから、北国シュートにはマイナスです。
だけど、そうした一面を充分補える効果は確かと思います。
D 『ワイルドイーグル』モードに切り替える
松山は浅く、次いで深く呼吸をした。
フライハイトがパスのルートを探すのを最後に見届けて、瞼も閉じる。
松山「(難しく考えない。
ただ認めて……身を任せるんだ。大きな流れにたゆたうように……)」
それは松山が、とうとう幻想郷の能力を受け入れた瞬間だった。
外の世界から訪れた者、ここで暮らす者でも……人間から仙人に、天人になる世界。それが幻想郷。
松山はここで初めて、外の世界とは違う理を、実感を伴う形で理解した。
松山「……!」
閉じてた目を開いた時。激しい頭痛に酷似した衝撃が松山を襲った。
以前に、視覚や聴覚、五感の発達を実感した時など、及びもつかない鮮烈な……恍惚さと多幸感。
これまでの自分は、目にする全て、泥を通して見てきたとまで思えた。
217 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/31(月) 21:50:26 ID:???
松山「(それだけじゃない! ……軽い軽すぎる。ひとひらの羽毛みたいに……!)」
自重と同時に、密度と比重の概念が消失したかのようだった。
この状態を維持するだけで、松山は極度の精神の集中を強制させられてしまう。
キャパシティーオーバー。
紫が与えた空を飛ぶ能力は劣化コピー品ということだが、それでも最大発揮させる事は松山の手に余るのか。
松山「(北国シュートはとてもじゃないが撃てない。フォームを固定するだけで通常の何倍も疲労しそうだ)」
感覚を慣らしながら、松山も無理せず静かに上がっていく。
一方でフライハイトの判断は、中盤を避けて自らが左サイドを駆け上がるものだった。
赤い髪の小悪魔コンビが、チェックにやってくる。
フライハイト「まずは僕がここを抜かないと話にならないな……!」
218 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/31(月) 21:51:41 ID:???
先着3名様で
フライハイト→ ! card ドリブル 54+(カードの数値)=
小悪魔(ロング)→ ! card タックル 48 + (人数補正+1) + (パチュリー補正+1) +(カードの数値)=
小悪魔(ショート)→ ! card タックル 48 + (人数補正+1) + (パチュリー補正+1) +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ フライハイトが突破し、行動選択!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(鈴仙がフォロー)(こぼれ球・ランダム)(パチュリーがフォロー)
≦−2→ 小悪魔達が目覚しい働きを見せた!
補足・補正については
>>33-34
を参照してください。
219 :
森崎名無しさん
:2009/08/31(月) 21:53:04 ID:???
フライハイト→
スペード9
ドリブル 54+(カードの数値)=
220 :
森崎名無しさん
:2009/08/31(月) 21:59:33 ID:???
小悪魔(ロング)→
クラブ7
タックル 48 + (人数補正+1) + (パチュリー補正+1) +(カードの数値)=
221 :
森崎名無しさん
:2009/08/31(月) 22:00:01 ID:???
小悪魔(ショート)→
スペード10
タックル 48 + (人数補正+1) + (パチュリー補正+1) +(カードの数値)=
222 :
森崎名無しさん
:2009/08/31(月) 22:03:06 ID:???
これで雪おろしオーバーが反則的な威力になる事を
>>213
はわかってない
223 :
森崎名無しさん
:2009/08/31(月) 22:25:01 ID:???
>>222
いやわかってるよ
けどゴール前で高いボールをあげてもらえるという限定状況でしか発揮できないでしょ
浮き球特化するって能力自体が中盤にいる機会が多い松山には合わないなと思っただけ
224 :
森崎名無しさん
:2009/08/31(月) 22:45:57 ID:???
FWにルーミアかミスティアを置いて、
高い浮き球をスルーさせて1.5列の松山が詰める形が理想形だな
まあ、そこまでする相手はSGGKレベルしか居ないだろうけどw
225 :
森崎名無しさん
:2009/08/31(月) 22:53:21 ID:???
小学生以来のトップ下になる機会かもな
226 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/31(月) 23:07:54 ID:???
大会後の展開によりますが、松山に求められる役割や負担は多くなります。
シャンハイの成長や能力で、楽になったりするかも。
フライハイト→ スペード9 ドリブル 54+(カードの数値)= 63
小悪魔(ロング)→ クラブ7 タックル 48 + (人数補正+1) + (パチュリー補正+1) +(カードの数値)= 57
小悪魔(ショート)→ スペード10 タックル 48 +(カードの数値)= 58
≧2→ フライハイトが突破し、行動選択!
フライハイト「二人相手だろうと、ここで時間はかけさせない!」
時計も15分を指し示した。このあたりで追加点を奪えばそのまま勝利を手繰り寄せられる。
タイトにマークしてくる小悪魔達を、素早くフェイクを重ねて突破した。
フライハイト「(突破できた、けど……この人達にサッカーの助けになる能力があったらと思うと)」
より技を磨かなければ、自分の力では通用しなくなるかもしれない。
僅かに焦燥感を覚えたフライハイトはそのまま進み、広い視野で前方を見据える。
フライハイト「(どこにも味方にはマークがきつい。……もう少し進んでボールを運ぶべきか……?)」
鈴仙「(私にボールは……来ないよね、多分……)」
227 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/31(月) 23:08:07 ID:???
先着で
フライハイトの判断 → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値とマークで分岐します。
ダイヤ→ 魔理沙に空中で競り合わせる!
ハート・スペード→ 前半の再現を期待して射命丸へ
クラブ→ 裏をついて鈴仙にパス!
JOKER→ 鈴仙『ワタシダ! ワタシニモッテコイ!』
228 :
森崎名無しさん
:2009/08/31(月) 23:11:34 ID:???
フライハイトの判断 →
クラブ4
229 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/31(月) 23:31:26 ID:???
フライハイトの判断 → クラブ4
クラブ→ 裏をついて鈴仙にパス!
フライハイト「(くっ、パスコースがない。あのメイドさんの指示か……!?)」
射命丸をコーナー付近に封じ込め、自身は魔理沙に目を配りながら、危険な箇所を逐一潰していく。
前半と同じ守備方針だが、今度はイーグルス側に、射命丸のスタミナ不足という懸念がある。
フライハイト「(強引にいってボールを奪われちゃならない。ひとまず落ち着いて……)」
遅攻を取ったフライハイトは、左サイドでドリブルしてる鈴仙に気付いた。
フライハイト「彼女か……ここで僕がボールを持ち続けるより、左サイドの人数を増やしてみるか」
吸い付くような丁寧なパスが鈴仙の足元へ送られた。
もう気迷いは見られない。パワーも、スピードも、ボールさばきもそこそこなドリブルで邁進する。
鈴仙「(ここで私にボールを預けたのって、つまり……)」
230 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/31(月) 23:31:44 ID:???
先着で
鈴仙の判断 → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値とマークで分岐します。
ダイヤ・ハート→「天狗を自由にさせたいってことね」
スペード→「ここで私のドリブル突破ね!」
クラブ→「ここで私に一点決めて欲しいのね!?」
JOKER→ その時、鈴仙に語りかける謎の声が……
今日はここまで。
肩が痛むので、明日はお休みするかもしれません。
最終日のミスコンはこちら。巫女達の最終順位果たして!?
http://capmori.net/vote/vote34/bbs.cgi
231 :
森崎名無しさん
:2009/08/31(月) 23:32:33 ID:???
鈴仙の判断 →
スペード3
232 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/01(火) 00:29:43 ID:???
ミスキャプ森外伝選手権が終了しましたね。
多くの投票、ありがとうございました。
233 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/01(火) 23:03:13 ID:???
鈴仙の判断 → スペード3
スペード→「ここで私のドリブル突破ね!」
ボールを受け取った鈴仙だが、フライハイトの望んだ遅攻には応じずにドリブルスピードを上げた。
それ見てフライハイトは若干の狼狽をするが、松山の上がりに気付いて、自らは中盤の守りに下がる。
鈴仙「よし……!」
-----------------------------------------------------------------------------
〜回想〜
-----------------------------------------------------------------------------
控え室から、誰にも気付かれない内に抜け出した鈴仙は、スタジアムのコンコースの隅に居た。
誰にも存在を知覚させぬようしてたが……誰かの接近に気付いた。
と、思ったらウサ耳を引っ張り上げられる。
永琳「何してるのかしら?」
鈴仙「きゃあぁぁいたたたたっっ!? し、ししょー!?」
轟いた悲鳴に、売店や休憩室で寛ぐ周囲の人妖が、何事かと目を向けてくる。
それらも、永琳が極上のスマイル&ウインクで応えることで、顔を赤くしたりにへらとしたりで、その内に静まった。
234 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/01(火) 23:03:34 ID:???
鈴仙「し、師匠。あの、えっと、その、これはっ……これはその……」
しどろもどろに弁明しようとするが、上手くまとめられないようで、鈴仙は沈黙した。
永琳はしばらく、袋小路から背を向け、逃げてきた弟子の兎の迷い憂いの俯き顔を見つめて……
叱咤するでも、鼓舞するでもなく、静穏に語った。
永琳「うどんげ。……咲夜と勝負してきなさい」
鈴仙が、ここまでやってきた師のもたらした、予期せぬ言葉に顔を上げる。
目が合うと……師・八意永琳の瞳は、潮汐に作用する月の引力のように、目を離さなくさせた。
永琳「妹紅でもいい。イーグルスに力を尽くせないなら、個人で挑んでくるといいわ」
鈴仙「え……でもっ」
永琳「私はそんなうどんげを見たいわ。こんなところで膝を抱えてる姿よりも、ずっとね」
鈴仙「……」
優しい言葉はそこまでだった。
その後は、もう傍で聞くだけで、生まれてきてごめんなさいっと謝りたくなるような壮烈な説教が続いた。
夏場の乾いた石ころみたいになって、霊夢に引き渡されては引きずられるなど、散々な目にあったが……
それらを経て、鈴仙を苛んでいた迷いは、少なくともプレーに影響が出る程ではなくなっていた。
-----------------------------------------------------------------------------
〜回想終了〜
-----------------------------------------------------------------------------
235 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/01(火) 23:03:55 ID:???
鈴仙「よし……いくわよ!」
浄潔快豁。
あの天狗にも、腹立たしく思うのは変わらないが、もはやそれに拘泥したりしない。
サイド際を迷いなく上がってくる鈴仙を前に、藤原妹紅は少しだけ笑んで、向かってきた。
妹紅「あいつのペットにしちゃ良い気勢だ。抜けるもんなら抜いてみな!」
射命丸「大丈夫ですかねぇ……」
先着2名様で
鈴仙→ ! card 【ドリブル】50 + (???→ ! card) +(カードの数値)=
妹紅→ ! card タックル 50 + (完全で瀟洒なメイド+3) +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 鈴仙が意気軒昂に突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(射命丸がフォロー)(こぼれ球・ランダム)(咲夜がフォロー)
≦−2→ 妹紅が止めた。現実は無情である。
236 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/01(火) 23:04:08 ID:???
*鈴仙のマークがダイヤかハートの場合、【マインドシェイカー】が発動します。
*鈴仙の【マインドシェイカー】には、ダイヤの場合、転倒効果-4が、ハートの場合-2が発生します。
*妹紅の数値が7以上の場合、【正直者の死】(*相手の必殺ドリブル発動を無効)が発動します。
*???のマークがダイヤ・ハートの場合、???の数値の1/2を鈴仙の数値に加算します。
*???のマークがスペードの場合、しかし何もおこりません。
*???のマークがクラブの場合、鈴仙のカードを生贄にします。
*???のマークがJOKERの場合……?
補足・補正については
>>33-34
を参照してください。
237 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/01(火) 23:04:32 ID:???
ミスコンの最終順位出ましたね。
このスレでは……
【9位】東風谷早苗・博麗霊夢
【43位】八雲紫・山水丸楓
【47位】八坂神奈子
【54位】シャンハイ
たくさんの投票、ありがとうございました。
今回は結果のみですが、エントリーしたキャラには、何かご褒美とか考えておきます。
希望があれば、是非。参考にしますー。
肩の調子が悪いので、今日はここまでに……
お疲れ様でしたー。
238 :
森崎名無しさん
:2009/09/01(火) 23:05:35 ID:???
鈴仙→
ハート4
【ドリブル】50 + (???→
ダイヤ3
) +(カードの数値)=
乙でした
239 :
キャプテン井沢
◆TR3983VR7s
:2009/09/01(火) 23:07:35 ID:???
妹紅→
ハート10
タックル 50 + (完全で瀟洒なメイド+3) +(カードの数値)=
死ね!鈴仙・優曇華院・イナバ!
240 :
森崎名無しさん
:2009/09/01(火) 23:41:10 ID:VTsl90Ik
井沢さん鬼よの
241 :
森崎名無しさん
:2009/09/02(水) 00:41:52 ID:???
鬼っつうかさすがに少しイラッとするわ
カードの結果はどうでもいいがこういうセリフはやめてほしいもんだ
242 :
森崎名無しさん
:2009/09/02(水) 02:21:17 ID:???
いや富野ネタじゃないのか普通に
243 :
森崎名無しさん
:2009/09/02(水) 11:26:13 ID:???
ポブルセンいるしネタ元はマーダーショットじゃない?
どっちにしろ何でそんなネタつけたのかわからないけど。
244 :
森崎名無しさん
:2009/09/02(水) 18:50:22 ID:???
引きが引きだから余計ムカつくんだよな。
それに退いた後余計な捨てぜ台詞残すとき有るし
245 :
キャプテン井沢
◆TR3983VR7s
:2009/09/02(水) 21:59:41 ID:???
ぬう・・・
>>242
ポブルセンの奴ですよ
246 :
森崎名無しさん
:2009/09/02(水) 22:12:19 ID:???
まお気持ちはわかりますがね。
パロディだねHAHAHA!じゃすまない時とかありますぜ。
元ネタ分からない人とか、或いは好きなキャラの引きで死ねとか言われたら腹たちそうだ。
まぁ出しちゃいけないって訳じゃないし、難しいねえ
247 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/02(水) 22:43:35 ID:???
井沢さんのノリも、時には気を悪くされたり、悪ノリになる場合もありますね。
こういう時こそ! zangeをおひとつ……
鈴仙→ ハート4 【ドリブル】50 + (???+1) +(カードの数値)= 55
妹紅→ ハート10 タックル 50 + (完全で瀟洒なメイド+3) +(カードの数値)= 61
≦−2→ 妹紅が止めた。現実は無情である。
248 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/02(水) 22:43:46 ID:???
疾駆する鈴仙は、火の翼を現出させた妹紅にも怯まず、赤く輝く瞳を向けた。
亜光速で狂わせる狂気の瞳を。
だが、妹紅は一度動きを止めた後、すぐ再動して、突撃してきた。
鈴仙「え……」
妹紅「甘い甘いっ。そのッ程度で狂いやしないんだよ私は」
永く永く重ねた年季を一瞬覗かせ、妹紅はボールを正面から奪い取った。
正反対の反応を見せる観客達……紅魔館サイドと、守矢サイド。
そのどちらでもないが、守矢と同じ様に、攻撃失敗を残念がる一団があった。
てゐ「あ〜あ。勢い込んでた割にだらしないなあ鈴仙ちゃん」
その団体の多くが兎耳を生やした少女達。
中でも、一際目立つ黒髪の、人間に幸運をもたらすと言われる因幡てゐがあからさまに落胆してみせた。
輝夜「だけど……いつか私が看病するって言った時みたいな目じゃなくなったわね」
てゐに答えてから、月の姫は、悔しがる鈴仙と……彼女からボールを奪った妹紅を瞥見した。
飽きる程見てきた横顔だが、こうして決勝で活躍するのを見てると……胸に芽生えてくる強い感情が。
輝夜「(むしゃくしゃするわ。いいこと思いついた帰りがてら竹林に討ち入りしよう!)」
てゐ「(なんて思ってる顔したら、医務室まで来なさいだったけ。言って来よう〜っと)」
249 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/02(水) 22:46:13 ID:???
妹紅はすぐ体を起こして、しかしドリブルは始めない。
妹紅「(この感覚……アイツがどこかで見てるのか)」
長きにわたって戦ってきた宿敵の視線に、藤原の娘・妹紅は否応無く身震いした。
状況を鑑みるに、後半の半分になろうというところ。
切り札を見せるに……悪くない頃合だと妹紅は考えた。
妹紅「(そうでなくてもアイツの前だしね。それに……前半の借りだって返さなきゃならない)」
右ボランチの守備位置から、やや上がり気味の松山を見る。
妹紅からすれば、ある意味で割ればゼロに等しい少年だ。それでも読み負けた借りは結構大きい。
白い髪が波打つようにして、リボンが意思を持つかのように、火を纏って宙に浮かび上がった。
妹紅「手はず通り……行くよフランの姉上君!」
大きな山形のフィード。
その軌道上に、妹紅のリボンが、レミリアの場所まで繋ぐように陣取っている。
リボンを通過する都度、噴火で打ち出された溶岩の様に、ボールが燃え盛り球威を増していく。
イーグルスの誰もカットにいけない。行ったとしてもあえなく吹き飛ばされるのが容易に解った。
250 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/02(水) 22:47:28 ID:???
妹紅「(やっぱ使い慣れない術は疲れるね……リザレクション抜きにすればあと一回てとこか)」
打った直後に、肩で息をする妹紅だが、視線は下げずレミリアがボールに向かい走る姿を見続ける。
空高いボールは、シュートにいくならオーバーヘッドの選択しかないが……
吸血鬼たるレミリアには、そんなことは関係ないとばかり飛翔。打ち下ろすようなジャンピングボレーだ。
レミリア「今度こそ、決めるわ霊夢! この愛と怒りと友情の紅の弾丸で!!」
中盤を省略しての、電光石火の攻撃展開な為に、味方のフォローは何一つない。
たった一人で疲れを感じさせない程、高く飛び……それに負けぬ位に声高に叫んだレミリア。
レティが低いシュートの軌道を素早く読み取り、その指示で、にとりと雛が左右から寄ってブロックに構える。
レティ「これを防げば紅魔館のエースは沈黙するわ! (お願いね……霊夢)」
霊夢「どいつもこいつも頑張るわね。だけどゴールはさせないから!」
レミリアの熱、レティの期待に気付きながら、あえて流して、霊夢は打ち出されるシュートを見つめて構えた。
251 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/02(水) 22:48:00 ID:???
先着5名様で
レミリア→ ! card 【スカーレットシュート】 64 +(カードの数値)=
レティ→ ! card 【ブロック】 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
にとり→ ! card 【ブロック】 47 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
雛→ ! card 【ブロック】 46 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
霊夢の判断 → ! num
霊夢→ ! card 【キャッチ/パンチング/博麗大結界】 60/64/70 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ レミリア執念の、【スカーレットシュート】で同点に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(スカーレットムーンズの右CK)(イーグルスのゴールキック)(イーグルスのゴールキック)
≦−2→ レミリアのシュートを再三防いで、指示選択に!
252 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/02(水) 22:48:07 ID:???
*霊夢の判断が10〜4の場合【博麗大結界】
*3〜2の場合【パンチング】1の場合【キャッチング】になります。
*シュートの数値と、DFのブロック数値差が4〜2の場合、数値ぶんの威力減少が発生します。
*レミリアの【スカーレットシュート】には、吹っ飛び係数2がついています。
*レティのマークがダイヤの場合、【アンデュレイションレイ】(*補正+3)が発動します。
*レティのマークがハートの場合、【フィンブルの冬】(*補正+5)が発動します。
*【フィンブルの冬】は成功の場合、至近のシューターに凍傷ペナルティ(-2)を発生させます
補足・補正については
>>33-34
を参照してください。
体が本調子でないので……多分今日はここまでです。
253 :
森崎名無しさん
:2009/09/02(水) 22:50:13 ID:???
レミリア→
スペードQ
【スカーレットシュート】 64 +(カードの数値)=
254 :
森崎名無しさん
:2009/09/02(水) 22:50:15 ID:???
レミリア→
ハートQ
【スカーレットシュート】 64 +(カードの数値)=
カリスマブレイクしろ!
255 :
森崎名無しさん
:2009/09/02(水) 22:51:53 ID:???
レティ→
ハートJ
【ブロック】 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
256 :
森崎名無しさん
:2009/09/02(水) 22:52:54 ID:???
にとり→
ダイヤQ
【ブロック】 47 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
257 :
森崎名無しさん
:2009/09/02(水) 22:56:19 ID:???
>>252
お大事に
258 :
森崎名無しさん
:2009/09/02(水) 22:56:30 ID:???
雛→
クラブK
【ブロック】 46 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
259 :
森崎名無しさん
:2009/09/02(水) 23:06:43 ID:???
霊夢の判断 →
4
霊夢→
ハート4
【キャッチ/パンチング/博麗大結界】 60/64/70 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
霊夢「超豪運セーブ!」
260 :
森崎名無しさん
:2009/09/02(水) 23:10:04 ID:???
引きが酷いのに止めることこそ壕運・・・
261 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:34:32 ID:???
射命丸「毎度おなじみ射命丸です」
フライハイト「唐突に天狗に拉致されてきましたフライハイトです」
射命丸「(華麗にスルー)今日はミスコン投票にエントリーされた方のところお邪魔して、インタビューしたり
上位入賞者には、ご褒美をさしあげる……ついでに明日の新聞にだって載せちゃう趣向なんです」
フライハイト「へ〜。それじゃあ僕をここに連れてきた理由も説明してもらえる?」
射命丸「なんとなくです。当たり障りなく毒気も足りないインタビューに期待してます」
フライハイト「……。他当ってください。それじゃあ痛!?」
射命丸「今回のイベントでインタビュアーに途中帰りは認められてません。
それにしても、どうして私がミスコンエントリーされなかったんでしょう?
選手として、記者として、貴重な情報源として、最速に頑張ってきたというのに」
フライハイト「ミスコン候補ってより、トラブルの元としか見られなかったからというのは考えられませんか?」
射命丸「なるほど。早速の当たり障りのないインタビュー、ありがとうございました!」
フライハイト「(……どうして僕はこんなところへ駆り出されること増えてるんだろう)」
射命丸「ではまず最初は、第54位の――シャンハイさん!
さっそく迷宮近くで、ひっそり寂寞としたお部屋に突撃取材敢行です!」
フライハイト「お、お〜〜〜!(部屋訪ねたらマツヤマに交代頼んでみようか)」
262 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:35:25 ID:???
◆54位 (3票)
シャンハイ(キャプテン松山)
フライハイト「お邪魔します。……ここがマツヤマの部屋かい?」
シャンハイ「はい、そうです。ようこそいらっしゃいませフライハイトさん、天狗の記者さん」
射命丸「あややおかまいなく。インタビューが終われば風のように疾く去りますので。
……コメントなし? そんな面白みのない人形風情に割く時間はありませんね。じゃ、次〜」
フライハイト「っッッ!!? ち、ちょっと待ってくれ! それは、それに……まだ登場して間もないんだから!」
射命丸「知りません。話や記事のネタにならない人形に構ってられませんしね」
フライハイト「行ってしまった……。名前は……シャンハイちゃんだっけ。どうか気を悪くしないでくれ」
シャンハイ「あい? 何のことかよくわからないです。それより光様のお部屋をお片付けしなくっちゃ。
フライハイト様、どうしたんですか? 目を潤ませて……」
フライハイト「なんでもないよシャンハイちゃん。そうだ困ったことがあったら……
って僕が困ってるんだった! あ、あのさ。今マツヤマはいないのか?」
シャンハイ「光様なら、素敵な魔女さんと河童さんとなんだか険悪なムードになってから、どこかへ……
あっ……フライハイトさんも顔青くさせて社殿に行ってしまいました」
263 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:37:08 ID:???
◆47位 (7票)
八坂神奈子(キャプテン松山)
射命丸「遅かったですね〜それじゃちゃくちゃく行きましょうか。次いで47位の八坂の神様です!」
フライハイト「……」
射命丸「陰気ですねぇ。ネガティブシンキングな顔してると神様だって逃げちゃいますよ。ね?」
神奈子「それはそうだけどさ。……フライハイト君、一体何が……」
射命丸「さてそれじゃインタビューさせていただきますね。
守矢神社におわすは、八卦において、天を意味する乾を創造する風の神にして山の神。
かつて王国の軍神でもあったと謂われる八坂神奈子様にまずは寄せられたコメント紹介です!」
フライハイト「(シャンハイちゃんの時よりも随分持ち上げるな。まあ、神奈子さん上機嫌だし、いいか……)」
264 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:37:44 ID:???
★いい人なのにいつもなんかアレな役回りで萌える
★もっと絡んでほしい
神奈子「え? これだけなのかい?」
射命丸「いいやいいや。八坂の権現ともあっては、迂闊にコメントを寄せられなかったのでしょう!」
神奈子「なんだか調子よく上手いこと乗せようって、そんな気がするねえ」
射命丸「(ギク……! あ、あやや)さ、さぁ、コメントに返事されてはいかがでしょう!?」
神奈子「……萌えると言われても困るし、まして人じゃないのだけど、受け取っておくわ。
役回りについてや、今後の関わり方や活躍については期待してくれていいわよ。
ま、強敵としてかもしれないけどね」
フライハイト「(強敵か。僕達には心強い味方だが……マツヤマには……)」
射命丸「47位の八坂神でした! 次は……。……おっと私の同胞の楓ですね!
張り切っていきたいと思います! ……いや、解ってます。だからスキマに連れ込まないで下さいー!」
フライハイト「(しまった! 神奈子さんのところに残るチャンスだったじゃないのか!?)」
265 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:38:30 ID:???
◆43位 (9票)
八雲紫(キャプテン松山)
紫「ふーん。天狗の祝辞ね……」
射命丸「コメントが寄せられてますよ。守矢の神様より一つ多いですね」
紫「あらありがとう。それで……どうして用紙を後ろ手に隠してるのかしら?」
射命丸「い、いやあ。あはは。フライハイトさん、お願いします!」
フライハイト「あ、ちょっ……一体コメント何て書いて……」
紫「(スキマで横に移動) 私に寄せられたコメント……なんか期待しちゃうわ」
★いつか松山を引きずり回した理由ちゃんと説明しろよーババ(ryくぁwせdrtgyふじこ
★かわいいスキマババアは新鮮だったw
★ババァWEBマネー買ってこい!
紫「セルロースの境界を弄って……はい綺麗さっぱりなくなっちゃいました〜」
フライハイト「ひっ……!?」
紫「心配せずともいいわ。婆と言われた程度で私が、私が……うふふちょっと瑣末な用事思い出しちゃいました」
フライハイト「……誰もいなくなってしまった。一瞬、八雲さんの両目から紫電が迸ったような……
んっ、何か電車の走る音が……と思ったらあっちで何か光ったな。あそこから出られそうだ」
266 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:39:12 ID:???
◆43位 (9票)
山水丸楓(キャプテン松山)
フライハイト「よし、みんな聞け。ここで僕が解説しよう。
スキマから出たら山水丸さんの部屋の前で、射命丸さんがボロ雑巾状態で倒れていたんだよ!」
楓「な、なんだって!? 文……大丈夫かい?」
文「たはは……あちこち痛いですもう最悪です」
フライハイト「ところで八雲さんは?」
文「ううっ心配してもらえないんですね……スキマ妖怪ならコメント寄せた方に直接お礼に行く言ってました」
楓「明日の三面記事には困らなさそうだね……」
267 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:39:44 ID:???
★勧誘で選手が集まりすぎなかったら間違いなく活躍もキャラ立ちもあったであろう不遇の子
フライハイト「不遇か。あ、すまない」
文「キャプテンさん、勧誘した選手を殆ど取りこぼさなかったらしいですから。
いやあ誰にでも取り得ってありますね!」
楓「またそういう物言いを……あぁそれとね。私は別に自分を不遇だなんて思ってないよ。
悲観したってしょうがないしさ。自分にやれることをやるだけだね」
フライハイト「立派です。(マツヤマの勧誘能力か。その才能を伸ばしたらエージェントに……?)」
文「やれることを、ねえ。……そういえば楓はまだスタジアム中を探して回ってるんですよね!」
楓「もう……綺麗に終わりそうだったのに混ぜっ返さないでよ……」
フライハイト「こ、これからもイーグルスの戦力として期待してますよ」
楓「ありがとう。そうそう。この場を借りて、私の名前を考えてくれた人にも「ありがとう」と言っておくよ
カペロマンコーチから教わったシュートもその内完成させてみせるよ!」
268 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:40:20 ID:???
射命丸「あっはっはっは。さすが私の同胞。一番綺麗に終わって清々しい心地です!」
フライハイト「(はぁ……)それで、次はどこに?」
射命丸「次はいよいよ10位内ランクインのお二人です。
票数もコメント数も多くて充実した取材ができそうで楽しみですね」
フライハイト「(しまった! 山水丸さんならインタビュアー交代してもらうにも打ってつけだったのに!)」
射命丸「さ〜最後は青く澄み渡る空の下! 境内で掃き掃除してる巫女さん達に直撃インタビューです!!」
フライハイト「 ! ? 」
269 :
森崎名無しさん
:2009/09/03(木) 23:41:22 ID:???
デレー
270 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:42:08 ID:???
◆9位 (52票)
東風谷早苗(キャプテン松山)
博麗霊夢(キャプテン松山)
フライハイト「……」
射命丸「突然顔色悪いですね。吐いても自分で片付けてくださいね」
フライハイト「……」
射命丸「さーさー、いよいよ第9位! このスレから仲良くランクインのお二人に登場願いましょう!
守矢神社からは、風祝の東風谷早苗さん!博麗神社からは……」
霊夢「博麗霊夢よ。ご利益たっぷり、素敵な賽銭箱がある博麗神社で巫女をしてるわ」
射命丸「あー! 私の進行にかぶせないでくださいよぅ!」
霊夢「勘が働いたのよ。あんたに紹介させたら碌でもないこと喋りそうだって」
271 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:42:27 ID:???
早苗「人気投票なんていつの間に……フライハイト君? 顔色悪いけどどうしたんですか?」
フライハイト「へ、平気です。永遠亭の薬飲んだから……」
早苗「お薬の乱用はよくないですよ? ここは神様のお膝元です。心安らかに信仰してると病魔も退散します」
射命丸「(心安らかにしてられない原因が自分だとは……まぁ普通は思わないわよね)」
霊夢「それで妖怪天狗が人呼び出して何? 悪さするんだったら退治するわよ?」
早苗「だ、駄目です退治するなんて! 射命丸さんは守矢の大事な戦力です! そうじゃない時にお願いします!」
射命丸「(ひ、ひどいわねこの風祝も) 私は忙しい合間を縫って、あなた達のインタビューに来たのですよ?
気を取り直して、最初は風祝さんのコメントから紹介していきましょう!」
272 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:43:05 ID:???
★やっぱり可愛い
★ハチマキを作ってもらいたい女性No.1
★ここまでくると、なにがなんでも最後まで見守りたい
★活躍しきれない不運なとこも好きですいえ活躍するに越したことないんですけど
早苗「(パァァ)あ、ありがとうございますっ。とっても嬉しいです」
フライハイト「(よかったまともだ……だけどどうしてだ? ハチマキという単語に不穏な何かを感じてしまう)」
射命丸「清楚で清らか、神秘性まで備えた風祝さんに寄せられるコメントとしては、定番で面白みないですね」
霊夢「あんたは黙ってなさい。ところで早苗、ハチマキ作れるなら御守り作りも手伝ってくれない?」
早苗「いいですよ。今度共同で作りましょう」
フライハイト「(平和だ……このまんま終わってくれるといいな……)」
射命丸「(この助っ人の子は、頭の回転も早くて実力も極めて高いのにメンタル弱くて駄目駄目ねえ)」
273 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:44:39 ID:???
★どうしてこうなった!
★色んな意味で印象深い。もうヒロインではなさそうだけどw
★ドロドロ愛憎劇!
★ダークヒロインいいな
★もうラスボスになっちゃえ
霊夢「料理の上手い奴が倒れてるわよー?」
早苗「ふ、フライハイト君!? 一体何が……この手に握ってるメモは?」
射命丸「あちゃ、見つけてしまいました。それでは清く正しいコメント返しをどうぞ!」
早苗「……それじゃ、順番に丁寧に答えていきますね。
別にどうともなっていません。
印象深いというのは嬉しいですが……なんだか道外れたみたいな言い方しないでください。
なんのことかよくわかりませんが、愛は足りない気がします色々と。
ダークヒロイン? やっぱり良くない響きですが……なんだかしっくりくる気もして不思議ですね。
誰のラスボスになるかわかりませんけど、誰であろうと正道を歩む風祝として、精一杯戦います」
射命丸「ありがとうございましたー。これからが本当の地底ですよ」
フライハイト「……(ブルブル)」
274 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:45:44 ID:???
★マリアナ海溝
★ちがうよ!いまは2943だよ!(・∀・)
★ヒロインじゃない方が松山との関係は良くなりそうな気がする
★憎みつつも無視出来ない男に苦しむ腋巫女…
★いつか仲直りできるといいな
★松山と仲のいいとこ見たいな…もう一回ぐらい…
★「試してみたいんですよ…私と松山くんと、どちらが上かをね!」
霊夢「雨乞いする奴が泡吹いてるわよー?」
射命丸「ついでに風祝さんの背中から祟りっぽいそんなのが渦巻いてますねー」
早苗「……心乱さず丁寧にお答えします。
世界一深い海溝ですね。人間関係を示すに絶望的な表現と思います。だけどくじけず頑張ってください。
松山君と仲直りですか……。奇跡ってとても尊いものです。
いいえ。松山君の方がずっとずっと上です。それを認めないといつまでも下風に立つことになるから」
射命丸「お行儀の良い返事ですね。つまりません。
もっとここはほら、松山君なんて大ッ嫌い顔も見たくないあっち行って! とか
うふふ松山君が悪いんですよ……私達を捨てたりなんてするから! というのを期待してっぎゃあ!?」
霊夢「はいはい次進めましょ。(それにしても光はえらい言われ様ねぇ)」
275 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:46:15 ID:???
★もっと…もっと蔑めよ俺を!
射命丸「早苗「このブタ野郎!」」
早苗「か、勝手に人を騙らないでください! 例え請われても、そんな風にブタ野郎なんて言うのは失礼です!」
霊夢「(どっちはたいて突っ込み入れればいいのかしら?)」
フライハイト「(う〜んう〜ん……ドイツの豚肉ソーセージはよく扱うけどブタ野郎は……)」
276 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:47:51 ID:???
★赤い顔になって恥ずかしがる霊夢ちゃん
射命丸「(シュタッ)話は聞かせてもらいました! もっと詳しい話を聞かせてください!」
霊夢「いいわよ? 札と針と弾と蹴りで満足するまで聞かせてあげるから」
射命丸「ふふふ、そのような反応されるのは自明の理! そのようなこともあろうかとこれを用意したのです!」
早苗「わ、とても精巧な等身大の人形(だけど、これ有名な漫画で見たことあるような)」
射命丸「さぁさぁ! 赤面して恥らう巫女の愛い顔を見せてください! 私のカメラはその一瞬を……わぷ!?」
霊夢「うっふふふふここで遭ったが百年目! 天狗諸共この人形を破壊するわ!」
射命丸「や、やめてくださいよ! そんなことされたら人形遣いと交渉したのが木阿弥にー!」
フライハイト「(目が覚めたがこれは……もう少し気絶した振りをするのが賢明かな……)」
277 :
森崎名無しさん
:2009/09/03(木) 23:48:23 ID:???
武装錬金ネタまでw
278 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:48:27 ID:???
★これはいい腋
★いちばんきれいな腋
★ツンデレ腋かわいい
★腋・オブ・腋
霊夢「腋言うな」
射命丸「それだけ!? いやまぁ他に言い様ない気もしますけどね」
霊夢「腋言うな」
早苗「大事なことなんですね。だけど巫女=腋って成立しちゃってるとか話も聞きますから……」
霊夢「……腋言うな!」
フライハイト「(そこまで言うならノースリーブな巫女装束着るのを止せばいいのに……
うっ!?【禁則事項】に触れたのか!? い、意識が……!)」
279 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:50:23 ID:???
★赤巫女ルート!
★俺にとっては正ヒロイン!
★松山は彼女を攻略できるのか!
★時に優しく、基本的には厳しく松山を導いてくれてることに感謝!
早苗「……」
射命丸「……」
霊夢「……なんで二人揃って黙って私の顔見てるわけ?」
早苗「いえ、意外でしたもので」
霊夢「何が?」
射命丸「(うん意外よねぇ)いやいやこちらの話なので気にせずとも結構ですよ〜」
霊夢「すごく気になるし居心地悪くなるからそのニヤニヤ顔止めろ」
射命丸「あやや失敬。で、コメントに返事はしないのですか?
そこは面倒そうな顔しないで笑って……ああカメラ仕舞いますはいはい」
霊夢「私がヒロインなんて当たり前でしょ。目出度い巫女だし日本の宝だし。
攻略? 光じゃ無理でしょ。今の光なら上手くすればチルノ程度なら撃ち落せるかもしれないけど
時に優しく厳しく……? 導いたつもりもないし。ま、そう思うんなら好きにすればいいわ」
早苗「(全てはあるがまま、か……こういうところは見習うべきかもしれませんね)」
射命丸「(だけどあるがままに振舞った結果が、今に繋がってるのよね。今後キャプテンさんとどうなるのやら)」
早苗「(関係破綻しないといいですね)」
280 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:50:53 ID:???
フライハイト「(そろそろ起きても大丈夫だな、よっと)インタビューは終わった……んだよね?」
射命丸「はい。ただ今を持って全て終了しました。最後まで役に立たないなりにお疲れ様でした」
フライハイト「どういたしまして。ん、まだ何かあるのかい?」
射命丸「ええ。インタビューの締めに、10位内ランクインしたお二人にはご褒美として贈り物をと」
霊夢「ほんと!? ……でも天狗の用意するものじゃ裏に何かありそうだわ」
早苗「霊夢さん、まあまあ。頂いてみてから判断するのが最善手と思いますよ?」
霊夢「それもそうね」
射命丸「ご理解頂けて何よりです。それではプレゼントですが……!」
281 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:51:58 ID:???
先着2名様で
早苗への贈り物 → ! card
霊夢への贈り物 → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ→ 専用覚醒の書入手!
ハート→ 人形遣い作・松山人形(*好感度が上がります)
スペード→ 全能力+1!/全能力+1+未経験ペナルティ消滅!
クラブ→ 技術書入手!(*一番高い能力と低い能力の物)
ダイヤ以上・JOKER→ グレードアップして投票に
282 :
森崎名無しさん
:2009/09/03(木) 23:52:55 ID:???
早苗への贈り物 →
ダイヤ5
283 :
森崎名無しさん
:2009/09/03(木) 23:52:55 ID:???
早苗への贈り物 →
クラブ6
284 :
森崎名無しさん
:2009/09/03(木) 23:53:02 ID:???
早苗への贈り物 →
クラブ8
285 :
森崎名無しさん
:2009/09/03(木) 23:53:02 ID:???
霊夢への贈り物 →
ダイヤ9
286 :
森崎名無しさん
:2009/09/04(金) 00:04:06 ID:???
ダイヤのいくつ以上?
287 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 00:05:53 ID:???
すみません、10以上です。削っちゃってました。
288 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 00:33:11 ID:???
早苗への贈り物 → ダイヤ5
ダイヤ→ 専用覚醒の書入手!
霊夢への贈り物 → ダイヤ9
ダイヤ→ 専用覚醒の書入手!
射命丸「私は何度か、守矢の迷宮を調査探索してたのですが」
霊夢「へぇ初耳ね」
早苗「あまり危険な真似はしないでくださいね。とくに試合前に怪我とかされたら……」
射命丸「おや侮ってもらっちゃ困ります。私の速さに敵うものなど、そうそう居ません」
霊夢「だけどあの迷宮にはかなり危ないのもいるわよ? 萃香が真っ向勝負して梃子摺るぐらいの」
射命丸「それは興味深いです! まあ今その話は後回しにしましょう」
霊夢「何これ?」
早苗「本、ですね……皮装本だし、なんだか厳かな感じの」
射命丸「私が迷宮で見かける無数の宝箱の中から頂戴した中にあったんですよ」
霊夢「ふーん。これは……【Red and White】? 確かに私にピッタリそうね」
早苗「私のは……【Fantasista】? でいいのかな」
*霊夢が【Red and White】を入手しました!
*早苗が【Fantasista】を入手しました!
289 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 00:33:37 ID:???
フライハイト「な、何ィ!?」
早苗「きゃっ吃驚した」
フライハイト「す、すみません! (しかし……ファンタジスタだって!?)」
射命丸「そんなに驚く物なんですか? (プレゼントしちゃうの、ちょいとまずったかしら?)」
フライハイト「ファンタジスタ。フィールドで誰も思いも寄らないまさに芸術的なプレーと
創造力溢れるイマジネーションで観客を魅了する選手に与えられる称号で……何してるんです?」
早苗「いえ、ちょっとこのタイトル文のリライトを……ちょいちょいっと……できました!」
フライハイト「(リライト……書き改め!?) ち、ちょっと本を見せて……こ、これはー!?」
射命丸「【Fantasy Star】……ですね」
*早苗がFantasy Star】を入手しました!
290 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 00:34:39 ID:???
*早苗が【Fantasy Star】を入手しました!
早苗「私にピッタリですね! 射命丸さん、素敵な贈り物どうもありがとうございました」
霊夢「一応お礼は言っておくわね。今度お茶でもご馳走してあげるわ」
射命丸「いやいや。長らく付き合わせてしまい申し訳ありませんでしたね。
……お二人はこれからどちらへ?」
霊夢「私? なんだか部屋に戻ってたほうがよさそうな気分ね。誰か訊ねてきそうだし」
早苗「私はちょっと人里にお出かけしてきます」
射命丸「そうですか。ではここでインタビュー終了です。フライハイトさんもお疲れ……ってどうしたんです?」
フライハイト「(【Fantasista】?【Fantasy Star】? 一体どうしたらそんな発想が……ぶつぶつ」
射命丸「ま、放っておいて平気そうですね。さっそく刷らないといけませんしね。今度は部数伸ばせそうです!
おっといけません。代理として、もう一度謝辞を述べさせていただきます。
たくさんの投票とコメント、ありがとうございました。次回の人気投票があればまたお願いします」
291 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 00:34:53 ID:???
人気投票結果発表で終わってしまいましたけど、今日はここまでに。
明日は試合の
>>252
から再開しますね。お疲れ様でしたー。
292 :
森崎名無しさん
:2009/09/04(金) 19:22:59 ID:???
インタビュー乙です
頑張って巫女を応援したかいがあった…!
この試合で覚醒する可能性はあるんでしょうか?
293 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 20:30:44 ID:???
>>292
応援ありがとうございました!!!
早苗「とても励みになりました」
霊夢「ま、感謝しとくわね」
紫「眠たいけれど
楽しいイベントでしたし
また今度も応援や投票
してもらえると
いいわね〜(笑)」
この試合からの覚醒はちょと難しいです。ピンポイントでJOKER引けばわからないですが……
レミリア→ スペードQ 【スカーレットシュート】 64 +(カードの数値)= 76
レティ→ ハートJ 【ブロック】 51 + (人数補正+3) +(カードの数値)= 64
にとり→ ダイヤQ 【ブロック】 47 + (人数補正+3) +(カードの数値)= 61
雛→ クラブK 【ブロック】 46 + (人数補正+3) +(カードの数値)= 61
霊夢の判断 → 4
霊夢→ ハート4 【博麗大結界】 70 + (人数補正+3) +(カードの数値)= 77
≦−1→ イーグルスのゴールキック
294 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 20:31:32 ID:???
レミリア「(今度も充分な威力だ!)これで同点よ! 行けぇっっ!!!」
長距離のロングフィード。それを妹紅がリボンを用いた妖術で、ブレや軌道を強引に修正。
またレミリア保有の、吸血鬼としての身体能力のみならず、荒いフィードでも絶好のパスにしてのけるスキル。
この二つが揃っての力業。紅魔スカーレットムーンズが決勝に用意した切り札に次ぐ奥の手だった。
妹紅「(だけど本来……これは切り札のフランがいて、二者選択できてこそ完璧だったんだ)」
この攻撃を可能にできるシューターが、レミリアしかいない状況では、奇襲も大きく威力を落とす。
レミリアはそれでも構わないと翼を広げて、空中から狙い強烈なボレーシュートを打ち下ろした。
そのボールは、レミリアの注いだ過剰な魔力の影響で、多くの幻惑像を作り出してイーグルスゴールに迫る。
レティ「この高さでこの数!? 狙いが……」
にとり「絞れないっ!」
雛「(これが吸血鬼の力なのね……)」
レティ達の体を張ったブロックは虚像を消すも、ボールの実体を捕らえることはできない。
三度目のレミリアのシュートは、ゴール右下の枠に飛び、今度こそ同点かと誰もが思ったろう。
この試合で、彼女がゴールを守ってさえいなければ。
295 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 20:31:53 ID:???
霊夢「よっと、とっ……!」
赤色に発光するスカーレットシュートに、飛びつく紅白の影。
結界内で、霊夢の巫女としての力は、既にシュートから、レミリアの吸血鬼たる力の大部分を殺いでいた。
気迫の差が出たか、完全にキャッチングするには到らなかったが、シュートを弾くことには成功する。
レミリア「! れい、む……」
これで三本目。
他の追随を許さぬ10得点の記録を保持するレミリアのシュートが、決勝で全てシャットアウトされていた。
観客席から怒号のような歓声が響き渡る。
ドワアアアアアアアアアアァァァァッッッ!!!
実況「今大会攻撃力最強との下馬評の紅魔スカーレットムーンズ! 数々のシュートチャンスに恵まれながら
イーグルスの、博麗の巫女の護りを突破することができません!
レミリア選手の得意の空中シュートも阻止された今、最早打つ手なしか〜〜〜〜!!!?」
精鋭メイドF「ま、まだよっ! まだボールは生きて……!」
296 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 20:32:36 ID:???
弾かれたボールに、上がり目にいた精鋭メイドF番が右から詰めてきた。
しかしレミリアが封じ込まれた事の動揺に加えて、強烈なスピンのかけられたボールをミスキックしてしまう。
守矢イーグルスのゴールキック。紅魔スカーレットムーンズ、起死回生の策も功を奏さなかった。
レミリア「ぐ……みんな……戻り……なさいっ!」
それだけではない。
レミリアが、蓄積した疲労をもはや周囲に隠すこともできずに足を引きずってしまっている。
目は死んでいないが、数々のアクシデントに見舞われた事もあって、吸血鬼嬢の限界はすぐそこまできていた。
その小さく揺れる背中姿を眺めた後、霊夢はボールをセットして、数歩下がり距離を取る。
霊夢「(ゴールキックね……誰に預けようかな)」
297 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 20:33:09 ID:???
先着で
ゴールキックの行方 → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値とマークで分岐します。
ダイヤ・ハート→ ボールは松山に! 行動選択。
スペード→ フライハイトに渡る。
クラブ→ 幽々子に渡る。
JOKER→ 「え〜とボールを真上に蹴り上げ……霊気を込めて……」
*レミリアの決死結界が発動しました。
【永遠に紅い幼き月】
数値差6以上で吹っ飛ばされるか、ガッツ150以下で発動。
全能力+2、発動中はガッツが足りなくても必殺技を使用できる。
続きは少し遅れます。
298 :
森崎名無しさん
:2009/09/04(金) 20:34:45 ID:???
ゴールキックの行方 →
ダイヤ8
299 :
森崎名無しさん
:2009/09/04(金) 20:56:44 ID:???
ゆかりんが妬ましそうにしているのは気のせいでしょうか
300 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 22:50:41 ID:???
>>299
そう見える、それはきっと無意識の罠です。
ゴールキックの行方 → ダイヤ8
ダイヤ・ハート→ ボールは松山に! 行動選択。
レミリアの様子を見た咲夜が真っ先にしたのは、主に代わって守備陣を叱咤激励することだった。
ここで気落ちするなど許さない、烈火の舌鋒を惜しみなくかざす。
咲夜「試合の残り時間はまだまだあるのよ!? 下を向いてて相手の攻撃を素通りさせるというの!?」
既にリボンを結んだ(意思があるので勝手に結ばれた)妹紅も、唇を結んで射命丸のマークに戻る。
その最中で撃ち出された霊夢のキックは、先の妹紅のと比べるとふわりとした曲線を描いた。
ボールは真っ直ぐ、松山の元へ。軽く胸でトラップしてから、松山が、味方の状況を掴もうと前を向く。
松山「(この試合、リードこそしてるけど、攻撃の形を作ってるのは紅魔館の方だ。
こちらは攻撃の基点を託した幽々子さんも、思うように動けてるとは言い難いし……)」
やはりスカーレットムーンズの守備時には、パチュリーが存在感を示している。
ツートップにパスを送り、チャンスにするには、彼女と小悪魔達の守る中盤を突破するしかない。
サイドアタックでも、妹紅とリリカが一対一では通さない、ドリブルの攻め上がを阻止する構えだ。
松山「リードしてるし、レミリアさんも消耗してる。どう攻めるか? 消極策でいくべきか……?」
301 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 22:50:56 ID:???
どうしますか?
A 自らドリブル突破だ!
B やっぱりサイドアタックだ!(*左右どちらか併記してください)
C 幽々子にゲームメイクさせる
D もう一度フライハイトとワンツーを試そう
E 幽々子さんにボール預けて【ワイルドイーグル】解除しよう
F 自陣内でボールを回して時間を稼いで焦らせよう
G その他 行動を併記してください
*【ワイルドイーグル】発動中です。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
302 :
森崎名無しさん
:2009/09/04(金) 23:11:09 ID:Y0U8wnkc
A
多分ドリブルはそこまで警戒されてない筈
303 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/09/04(金) 23:23:19 ID:jDp69xmQ
A
いけー!
304 :
森崎名無しさん
:2009/09/04(金) 23:24:53 ID:CgttJnwk
A
305 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 00:20:11 ID:???
>>302
妄執を抱いてる誰かさんは来る!
>>303
松山「必ず帰ってくるから、待っててくれ!」
A 自らドリブル突破だ!
足元のボールを一度見て、顔を上げると、心臓が何拍かする間の自問を松山はした。
松山「ボランチの位置から中央をドリブル突破……俺にできるのか?」
それは今までの自分に求められてきた役割とかけ離れている。
粘り強い守備とキープ。味方の攻め上がる時間を稼ぐ守備的ボランチこそ、松山の仕事場だった。
だが。
これからは、たった一人での挑戦になる。
そこを超えていく為、今の自分に求められるのは……
306 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 00:20:30 ID:???
松山「(今までより完成度の高いオールラウンドの能力!
特性や得意分野に縛られてちゃいけないんだ! ここでの挑戦はきっと意味がある!)」
松山は決意し、ドリブルを開始する。
雪国で培った足腰から生まれる直進的なドリブルは、今は軽妙な足取りのドリブルに変じている。
ボールをさばきながら思う。かつてのドリブルを取り戻すのか、今の感覚を突き詰めるのか。
あるいは二つを合わせた独自のドリブルを編み出すのか。模索する暇さえなく、前からは荒々しい声が。
ポブルセン「ハッハァー! わざわざ餌食になりにきたのかよマツヤマァ!?」
どこまでも猛々しく、ポブルセンが牙を剥いて肉薄してきた。
後方でパチュリーが、松山の相手はポブルセンに任せて、幽々子を警戒して中盤の深い位置まで下がっていく。
幽々子はといえば、パチンと扇子を畳んで、肩越しに涼しげな流し目を松山に送った。
幽々子「(私は体のいいおっとりさんかしら? ま、紫の悪企みが順調なのか、とくと拝見しましょうか)」
ポブルセン「あんな急場凌ぎの技が何度も通用すると思うんじゃねえ! そんな甘かねえんだよ!!」
松山「それでも……抜くッ!」
307 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 00:21:37 ID:???
先着2名様で
松山→ ! card ドリブル 56+(カードの数値)=
ポブルセン→ ! card タックル 53 +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山、突破成功。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ポブルセンが松山を吹っ飛ばす)(ポブルセンが松山を吹っ飛ばす)(ポブルセンが松山を吹っとばす)
≦−2→ポブルセンが松山を吹っ飛ばす!
【Explosion】
ポブルセンが一対一で敗北すると発動。
激昂して全ての行動に、相手を吹き飛ばす意志を込める。
1差で競り勝った相手でも吹っ飛ばして無理矢理勝利する。
互いのマークがクラブ、スペードの場合で、攻撃側守備側関係なく反則を受ける。
今日はここまで。
なかなか精鋭メイドFの名前決定イベントにいけない……
308 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 00:23:37 ID:???
松山→
クラブJ
ドリブル 56+(カードの数値)=
激流では勝てぬ…むしろ激流に身を任せ同化する…
309 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 00:26:06 ID:???
ポブルセン→
ハートA
タックル 53 +(カードの数値)=
310 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 00:27:44 ID:???
このごろ引き悪いなあ
ごめんねポブたん
311 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 01:34:21 ID:???
そういや、ゆゆ様をゲームメーカーに指名したけどぜんぜん使ってなかったなw
312 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 02:07:55 ID:???
ゆゆ様は司令塔って感じじゃないしな
313 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 15:42:53 ID:???
「ハッハア!」とか点取り屋みたいに言うからだ!
314 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 18:05:58 ID:???
>>311-312
東方サッカーでも、能力的にどこでも出来るんだけど、定住ポジションはすぐ思い浮かばない。
そういうところも幽霊的ですね。
>>310
>>313
ポブたんのネオ発言を選んでください
A ハッハア!
B フッヒー!
C ブ…ブヒィ!?
D フォオオオオオオオオオオオ〜〜〜ッ!!
E その他
315 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 18:06:23 ID:???
松山→ クラブJ ドリブル 56+(カードの数値)= 67
ポブルセン→ ハートA タックル 53 +(カードの数値)= 54
ポブルセン「おりゃあああァァッ!!!」
必要以上の気当たりでドリブラーを萎縮させ、鋭い洞察力と野性的な勘でコースを見抜きボールを奪う。
そんなポブルセンのタックルからは、鋭尖かつ強烈な意識が、交錯する前からビリビリと伝わってきていた。
だからこそ今の松山には、ポブルセンの動きから狙いから全てが、容易すぎる程に読み取れてしまった。
ポブルセン「……あ?」
気がついた時には抜かれていた。伸ばした足の向こうにはボールどころか、松山の姿迄が煙の様に消えていた。
タックルの軌道が完璧に読み取られてた上での、完膚なきまでの読み合いの敗北。
敗北がまた重なり、その現実を上の空で受け止める他なく……ポブルセンは魂が抜けたように呟いた。
ポブルセン「なんだよそりゃよ……あんな野郎が、オレの…………?」
この一幕を見て、幽々子はくすりと微笑を浮かべて、咲夜は凍てついた眼差しを向けた。
幽々子「……日日進前程。よかったわね紫。いきなり歩みが止まらないで」
咲夜「(実を伴わぬ大言にも程があるわよ。このまま終わるなら、契約があろうと覚悟を決めなさいね……)」
*幽々子の評価値が上がりました。
*ポブルセンの評価値が1上がってしまった!
*咲夜 → (外剛内柔) → ポブルセン
316 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 18:07:19 ID:???
センターライン右エリアを駆けながら、松山は相好を崩した。
松山「よし……! 抜けた、俺が抜いたんだ!」
試合の流れで考えれば、センターライン付近で一人目を抜いたに過ぎないが
課題として決めてかかった一歩目を着実に踏みしめたことに満足し、松山は心中でガッツポーズをした。
松山「だけど思ったより早く疲弊しそうだ……喜んでばかりもいられない。次は……」
自分の汗の量に気が付くと、手足の先からじんわりと力が抜ける。疲労感を意識する。
そして前方では、ポブルセンが抜かれたことで、パチュリー達も動いていた。
カペロマンには精鋭メイドF番が、鈴仙には髪の短い小悪魔が対応する形を取っており……
二列目から下がったパチュリーとロングヘアの小悪魔が、松山の突破にも、パスをも阻止しようとしている。
松山「中盤を抜けるには、ここでパスか、いやまだドリブルで進む……!?」
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