キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【さらば】キャプテン松山14【イーグルス】
1 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/23(日) 19:45:12 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。
紅魔スカーレットムーンズと決勝戦が続いてますが、これで14スレ目。 またよろしくお願いします。
前スレ
【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1248260568
登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは
>>2
からになります。
264 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:37:44 ID:???
★いい人なのにいつもなんかアレな役回りで萌える
★もっと絡んでほしい
神奈子「え? これだけなのかい?」
射命丸「いいやいいや。八坂の権現ともあっては、迂闊にコメントを寄せられなかったのでしょう!」
神奈子「なんだか調子よく上手いこと乗せようって、そんな気がするねえ」
射命丸「(ギク……! あ、あやや)さ、さぁ、コメントに返事されてはいかがでしょう!?」
神奈子「……萌えると言われても困るし、まして人じゃないのだけど、受け取っておくわ。
役回りについてや、今後の関わり方や活躍については期待してくれていいわよ。
ま、強敵としてかもしれないけどね」
フライハイト「(強敵か。僕達には心強い味方だが……マツヤマには……)」
射命丸「47位の八坂神でした! 次は……。……おっと私の同胞の楓ですね!
張り切っていきたいと思います! ……いや、解ってます。だからスキマに連れ込まないで下さいー!」
フライハイト「(しまった! 神奈子さんのところに残るチャンスだったじゃないのか!?)」
265 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:38:30 ID:???
◆43位 (9票)
八雲紫(キャプテン松山)
紫「ふーん。天狗の祝辞ね……」
射命丸「コメントが寄せられてますよ。守矢の神様より一つ多いですね」
紫「あらありがとう。それで……どうして用紙を後ろ手に隠してるのかしら?」
射命丸「い、いやあ。あはは。フライハイトさん、お願いします!」
フライハイト「あ、ちょっ……一体コメント何て書いて……」
紫「(スキマで横に移動) 私に寄せられたコメント……なんか期待しちゃうわ」
★いつか松山を引きずり回した理由ちゃんと説明しろよーババ(ryくぁwせdrtgyふじこ
★かわいいスキマババアは新鮮だったw
★ババァWEBマネー買ってこい!
紫「セルロースの境界を弄って……はい綺麗さっぱりなくなっちゃいました〜」
フライハイト「ひっ……!?」
紫「心配せずともいいわ。婆と言われた程度で私が、私が……うふふちょっと瑣末な用事思い出しちゃいました」
フライハイト「……誰もいなくなってしまった。一瞬、八雲さんの両目から紫電が迸ったような……
んっ、何か電車の走る音が……と思ったらあっちで何か光ったな。あそこから出られそうだ」
266 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:39:12 ID:???
◆43位 (9票)
山水丸楓(キャプテン松山)
フライハイト「よし、みんな聞け。ここで僕が解説しよう。
スキマから出たら山水丸さんの部屋の前で、射命丸さんがボロ雑巾状態で倒れていたんだよ!」
楓「な、なんだって!? 文……大丈夫かい?」
文「たはは……あちこち痛いですもう最悪です」
フライハイト「ところで八雲さんは?」
文「ううっ心配してもらえないんですね……スキマ妖怪ならコメント寄せた方に直接お礼に行く言ってました」
楓「明日の三面記事には困らなさそうだね……」
267 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:39:44 ID:???
★勧誘で選手が集まりすぎなかったら間違いなく活躍もキャラ立ちもあったであろう不遇の子
フライハイト「不遇か。あ、すまない」
文「キャプテンさん、勧誘した選手を殆ど取りこぼさなかったらしいですから。
いやあ誰にでも取り得ってありますね!」
楓「またそういう物言いを……あぁそれとね。私は別に自分を不遇だなんて思ってないよ。
悲観したってしょうがないしさ。自分にやれることをやるだけだね」
フライハイト「立派です。(マツヤマの勧誘能力か。その才能を伸ばしたらエージェントに……?)」
文「やれることを、ねえ。……そういえば楓はまだスタジアム中を探して回ってるんですよね!」
楓「もう……綺麗に終わりそうだったのに混ぜっ返さないでよ……」
フライハイト「こ、これからもイーグルスの戦力として期待してますよ」
楓「ありがとう。そうそう。この場を借りて、私の名前を考えてくれた人にも「ありがとう」と言っておくよ
カペロマンコーチから教わったシュートもその内完成させてみせるよ!」
268 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:40:20 ID:???
射命丸「あっはっはっは。さすが私の同胞。一番綺麗に終わって清々しい心地です!」
フライハイト「(はぁ……)それで、次はどこに?」
射命丸「次はいよいよ10位内ランクインのお二人です。
票数もコメント数も多くて充実した取材ができそうで楽しみですね」
フライハイト「(しまった! 山水丸さんならインタビュアー交代してもらうにも打ってつけだったのに!)」
射命丸「さ〜最後は青く澄み渡る空の下! 境内で掃き掃除してる巫女さん達に直撃インタビューです!!」
フライハイト「 ! ? 」
269 :
森崎名無しさん
:2009/09/03(木) 23:41:22 ID:???
デレー
270 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:42:08 ID:???
◆9位 (52票)
東風谷早苗(キャプテン松山)
博麗霊夢(キャプテン松山)
フライハイト「……」
射命丸「突然顔色悪いですね。吐いても自分で片付けてくださいね」
フライハイト「……」
射命丸「さーさー、いよいよ第9位! このスレから仲良くランクインのお二人に登場願いましょう!
守矢神社からは、風祝の東風谷早苗さん!博麗神社からは……」
霊夢「博麗霊夢よ。ご利益たっぷり、素敵な賽銭箱がある博麗神社で巫女をしてるわ」
射命丸「あー! 私の進行にかぶせないでくださいよぅ!」
霊夢「勘が働いたのよ。あんたに紹介させたら碌でもないこと喋りそうだって」
271 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:42:27 ID:???
早苗「人気投票なんていつの間に……フライハイト君? 顔色悪いけどどうしたんですか?」
フライハイト「へ、平気です。永遠亭の薬飲んだから……」
早苗「お薬の乱用はよくないですよ? ここは神様のお膝元です。心安らかに信仰してると病魔も退散します」
射命丸「(心安らかにしてられない原因が自分だとは……まぁ普通は思わないわよね)」
霊夢「それで妖怪天狗が人呼び出して何? 悪さするんだったら退治するわよ?」
早苗「だ、駄目です退治するなんて! 射命丸さんは守矢の大事な戦力です! そうじゃない時にお願いします!」
射命丸「(ひ、ひどいわねこの風祝も) 私は忙しい合間を縫って、あなた達のインタビューに来たのですよ?
気を取り直して、最初は風祝さんのコメントから紹介していきましょう!」
272 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:43:05 ID:???
★やっぱり可愛い
★ハチマキを作ってもらいたい女性No.1
★ここまでくると、なにがなんでも最後まで見守りたい
★活躍しきれない不運なとこも好きですいえ活躍するに越したことないんですけど
早苗「(パァァ)あ、ありがとうございますっ。とっても嬉しいです」
フライハイト「(よかったまともだ……だけどどうしてだ? ハチマキという単語に不穏な何かを感じてしまう)」
射命丸「清楚で清らか、神秘性まで備えた風祝さんに寄せられるコメントとしては、定番で面白みないですね」
霊夢「あんたは黙ってなさい。ところで早苗、ハチマキ作れるなら御守り作りも手伝ってくれない?」
早苗「いいですよ。今度共同で作りましょう」
フライハイト「(平和だ……このまんま終わってくれるといいな……)」
射命丸「(この助っ人の子は、頭の回転も早くて実力も極めて高いのにメンタル弱くて駄目駄目ねえ)」
273 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:44:39 ID:???
★どうしてこうなった!
★色んな意味で印象深い。もうヒロインではなさそうだけどw
★ドロドロ愛憎劇!
★ダークヒロインいいな
★もうラスボスになっちゃえ
霊夢「料理の上手い奴が倒れてるわよー?」
早苗「ふ、フライハイト君!? 一体何が……この手に握ってるメモは?」
射命丸「あちゃ、見つけてしまいました。それでは清く正しいコメント返しをどうぞ!」
早苗「……それじゃ、順番に丁寧に答えていきますね。
別にどうともなっていません。
印象深いというのは嬉しいですが……なんだか道外れたみたいな言い方しないでください。
なんのことかよくわかりませんが、愛は足りない気がします色々と。
ダークヒロイン? やっぱり良くない響きですが……なんだかしっくりくる気もして不思議ですね。
誰のラスボスになるかわかりませんけど、誰であろうと正道を歩む風祝として、精一杯戦います」
射命丸「ありがとうございましたー。これからが本当の地底ですよ」
フライハイト「……(ブルブル)」
274 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:45:44 ID:???
★マリアナ海溝
★ちがうよ!いまは2943だよ!(・∀・)
★ヒロインじゃない方が松山との関係は良くなりそうな気がする
★憎みつつも無視出来ない男に苦しむ腋巫女…
★いつか仲直りできるといいな
★松山と仲のいいとこ見たいな…もう一回ぐらい…
★「試してみたいんですよ…私と松山くんと、どちらが上かをね!」
霊夢「雨乞いする奴が泡吹いてるわよー?」
射命丸「ついでに風祝さんの背中から祟りっぽいそんなのが渦巻いてますねー」
早苗「……心乱さず丁寧にお答えします。
世界一深い海溝ですね。人間関係を示すに絶望的な表現と思います。だけどくじけず頑張ってください。
松山君と仲直りですか……。奇跡ってとても尊いものです。
いいえ。松山君の方がずっとずっと上です。それを認めないといつまでも下風に立つことになるから」
射命丸「お行儀の良い返事ですね。つまりません。
もっとここはほら、松山君なんて大ッ嫌い顔も見たくないあっち行って! とか
うふふ松山君が悪いんですよ……私達を捨てたりなんてするから! というのを期待してっぎゃあ!?」
霊夢「はいはい次進めましょ。(それにしても光はえらい言われ様ねぇ)」
275 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:46:15 ID:???
★もっと…もっと蔑めよ俺を!
射命丸「早苗「このブタ野郎!」」
早苗「か、勝手に人を騙らないでください! 例え請われても、そんな風にブタ野郎なんて言うのは失礼です!」
霊夢「(どっちはたいて突っ込み入れればいいのかしら?)」
フライハイト「(う〜んう〜ん……ドイツの豚肉ソーセージはよく扱うけどブタ野郎は……)」
276 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:47:51 ID:???
★赤い顔になって恥ずかしがる霊夢ちゃん
射命丸「(シュタッ)話は聞かせてもらいました! もっと詳しい話を聞かせてください!」
霊夢「いいわよ? 札と針と弾と蹴りで満足するまで聞かせてあげるから」
射命丸「ふふふ、そのような反応されるのは自明の理! そのようなこともあろうかとこれを用意したのです!」
早苗「わ、とても精巧な等身大の人形(だけど、これ有名な漫画で見たことあるような)」
射命丸「さぁさぁ! 赤面して恥らう巫女の愛い顔を見せてください! 私のカメラはその一瞬を……わぷ!?」
霊夢「うっふふふふここで遭ったが百年目! 天狗諸共この人形を破壊するわ!」
射命丸「や、やめてくださいよ! そんなことされたら人形遣いと交渉したのが木阿弥にー!」
フライハイト「(目が覚めたがこれは……もう少し気絶した振りをするのが賢明かな……)」
277 :
森崎名無しさん
:2009/09/03(木) 23:48:23 ID:???
武装錬金ネタまでw
278 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:48:27 ID:???
★これはいい腋
★いちばんきれいな腋
★ツンデレ腋かわいい
★腋・オブ・腋
霊夢「腋言うな」
射命丸「それだけ!? いやまぁ他に言い様ない気もしますけどね」
霊夢「腋言うな」
早苗「大事なことなんですね。だけど巫女=腋って成立しちゃってるとか話も聞きますから……」
霊夢「……腋言うな!」
フライハイト「(そこまで言うならノースリーブな巫女装束着るのを止せばいいのに……
うっ!?【禁則事項】に触れたのか!? い、意識が……!)」
279 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:50:23 ID:???
★赤巫女ルート!
★俺にとっては正ヒロイン!
★松山は彼女を攻略できるのか!
★時に優しく、基本的には厳しく松山を導いてくれてることに感謝!
早苗「……」
射命丸「……」
霊夢「……なんで二人揃って黙って私の顔見てるわけ?」
早苗「いえ、意外でしたもので」
霊夢「何が?」
射命丸「(うん意外よねぇ)いやいやこちらの話なので気にせずとも結構ですよ〜」
霊夢「すごく気になるし居心地悪くなるからそのニヤニヤ顔止めろ」
射命丸「あやや失敬。で、コメントに返事はしないのですか?
そこは面倒そうな顔しないで笑って……ああカメラ仕舞いますはいはい」
霊夢「私がヒロインなんて当たり前でしょ。目出度い巫女だし日本の宝だし。
攻略? 光じゃ無理でしょ。今の光なら上手くすればチルノ程度なら撃ち落せるかもしれないけど
時に優しく厳しく……? 導いたつもりもないし。ま、そう思うんなら好きにすればいいわ」
早苗「(全てはあるがまま、か……こういうところは見習うべきかもしれませんね)」
射命丸「(だけどあるがままに振舞った結果が、今に繋がってるのよね。今後キャプテンさんとどうなるのやら)」
早苗「(関係破綻しないといいですね)」
280 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:50:53 ID:???
フライハイト「(そろそろ起きても大丈夫だな、よっと)インタビューは終わった……んだよね?」
射命丸「はい。ただ今を持って全て終了しました。最後まで役に立たないなりにお疲れ様でした」
フライハイト「どういたしまして。ん、まだ何かあるのかい?」
射命丸「ええ。インタビューの締めに、10位内ランクインしたお二人にはご褒美として贈り物をと」
霊夢「ほんと!? ……でも天狗の用意するものじゃ裏に何かありそうだわ」
早苗「霊夢さん、まあまあ。頂いてみてから判断するのが最善手と思いますよ?」
霊夢「それもそうね」
射命丸「ご理解頂けて何よりです。それではプレゼントですが……!」
281 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/03(木) 23:51:58 ID:???
先着2名様で
早苗への贈り物 → ! card
霊夢への贈り物 → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ→ 専用覚醒の書入手!
ハート→ 人形遣い作・松山人形(*好感度が上がります)
スペード→ 全能力+1!/全能力+1+未経験ペナルティ消滅!
クラブ→ 技術書入手!(*一番高い能力と低い能力の物)
ダイヤ以上・JOKER→ グレードアップして投票に
282 :
森崎名無しさん
:2009/09/03(木) 23:52:55 ID:???
早苗への贈り物 →
ダイヤ5
283 :
森崎名無しさん
:2009/09/03(木) 23:52:55 ID:???
早苗への贈り物 →
クラブ6
284 :
森崎名無しさん
:2009/09/03(木) 23:53:02 ID:???
早苗への贈り物 →
クラブ8
285 :
森崎名無しさん
:2009/09/03(木) 23:53:02 ID:???
霊夢への贈り物 →
ダイヤ9
286 :
森崎名無しさん
:2009/09/04(金) 00:04:06 ID:???
ダイヤのいくつ以上?
287 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 00:05:53 ID:???
すみません、10以上です。削っちゃってました。
288 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 00:33:11 ID:???
早苗への贈り物 → ダイヤ5
ダイヤ→ 専用覚醒の書入手!
霊夢への贈り物 → ダイヤ9
ダイヤ→ 専用覚醒の書入手!
射命丸「私は何度か、守矢の迷宮を調査探索してたのですが」
霊夢「へぇ初耳ね」
早苗「あまり危険な真似はしないでくださいね。とくに試合前に怪我とかされたら……」
射命丸「おや侮ってもらっちゃ困ります。私の速さに敵うものなど、そうそう居ません」
霊夢「だけどあの迷宮にはかなり危ないのもいるわよ? 萃香が真っ向勝負して梃子摺るぐらいの」
射命丸「それは興味深いです! まあ今その話は後回しにしましょう」
霊夢「何これ?」
早苗「本、ですね……皮装本だし、なんだか厳かな感じの」
射命丸「私が迷宮で見かける無数の宝箱の中から頂戴した中にあったんですよ」
霊夢「ふーん。これは……【Red and White】? 確かに私にピッタリそうね」
早苗「私のは……【Fantasista】? でいいのかな」
*霊夢が【Red and White】を入手しました!
*早苗が【Fantasista】を入手しました!
289 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 00:33:37 ID:???
フライハイト「な、何ィ!?」
早苗「きゃっ吃驚した」
フライハイト「す、すみません! (しかし……ファンタジスタだって!?)」
射命丸「そんなに驚く物なんですか? (プレゼントしちゃうの、ちょいとまずったかしら?)」
フライハイト「ファンタジスタ。フィールドで誰も思いも寄らないまさに芸術的なプレーと
創造力溢れるイマジネーションで観客を魅了する選手に与えられる称号で……何してるんです?」
早苗「いえ、ちょっとこのタイトル文のリライトを……ちょいちょいっと……できました!」
フライハイト「(リライト……書き改め!?) ち、ちょっと本を見せて……こ、これはー!?」
射命丸「【Fantasy Star】……ですね」
*早苗がFantasy Star】を入手しました!
290 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 00:34:39 ID:???
*早苗が【Fantasy Star】を入手しました!
早苗「私にピッタリですね! 射命丸さん、素敵な贈り物どうもありがとうございました」
霊夢「一応お礼は言っておくわね。今度お茶でもご馳走してあげるわ」
射命丸「いやいや。長らく付き合わせてしまい申し訳ありませんでしたね。
……お二人はこれからどちらへ?」
霊夢「私? なんだか部屋に戻ってたほうがよさそうな気分ね。誰か訊ねてきそうだし」
早苗「私はちょっと人里にお出かけしてきます」
射命丸「そうですか。ではここでインタビュー終了です。フライハイトさんもお疲れ……ってどうしたんです?」
フライハイト「(【Fantasista】?【Fantasy Star】? 一体どうしたらそんな発想が……ぶつぶつ」
射命丸「ま、放っておいて平気そうですね。さっそく刷らないといけませんしね。今度は部数伸ばせそうです!
おっといけません。代理として、もう一度謝辞を述べさせていただきます。
たくさんの投票とコメント、ありがとうございました。次回の人気投票があればまたお願いします」
291 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 00:34:53 ID:???
人気投票結果発表で終わってしまいましたけど、今日はここまでに。
明日は試合の
>>252
から再開しますね。お疲れ様でしたー。
292 :
森崎名無しさん
:2009/09/04(金) 19:22:59 ID:???
インタビュー乙です
頑張って巫女を応援したかいがあった…!
この試合で覚醒する可能性はあるんでしょうか?
293 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 20:30:44 ID:???
>>292
応援ありがとうございました!!!
早苗「とても励みになりました」
霊夢「ま、感謝しとくわね」
紫「眠たいけれど
楽しいイベントでしたし
また今度も応援や投票
してもらえると
いいわね〜(笑)」
この試合からの覚醒はちょと難しいです。ピンポイントでJOKER引けばわからないですが……
レミリア→ スペードQ 【スカーレットシュート】 64 +(カードの数値)= 76
レティ→ ハートJ 【ブロック】 51 + (人数補正+3) +(カードの数値)= 64
にとり→ ダイヤQ 【ブロック】 47 + (人数補正+3) +(カードの数値)= 61
雛→ クラブK 【ブロック】 46 + (人数補正+3) +(カードの数値)= 61
霊夢の判断 → 4
霊夢→ ハート4 【博麗大結界】 70 + (人数補正+3) +(カードの数値)= 77
≦−1→ イーグルスのゴールキック
294 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 20:31:32 ID:???
レミリア「(今度も充分な威力だ!)これで同点よ! 行けぇっっ!!!」
長距離のロングフィード。それを妹紅がリボンを用いた妖術で、ブレや軌道を強引に修正。
またレミリア保有の、吸血鬼としての身体能力のみならず、荒いフィードでも絶好のパスにしてのけるスキル。
この二つが揃っての力業。紅魔スカーレットムーンズが決勝に用意した切り札に次ぐ奥の手だった。
妹紅「(だけど本来……これは切り札のフランがいて、二者選択できてこそ完璧だったんだ)」
この攻撃を可能にできるシューターが、レミリアしかいない状況では、奇襲も大きく威力を落とす。
レミリアはそれでも構わないと翼を広げて、空中から狙い強烈なボレーシュートを打ち下ろした。
そのボールは、レミリアの注いだ過剰な魔力の影響で、多くの幻惑像を作り出してイーグルスゴールに迫る。
レティ「この高さでこの数!? 狙いが……」
にとり「絞れないっ!」
雛「(これが吸血鬼の力なのね……)」
レティ達の体を張ったブロックは虚像を消すも、ボールの実体を捕らえることはできない。
三度目のレミリアのシュートは、ゴール右下の枠に飛び、今度こそ同点かと誰もが思ったろう。
この試合で、彼女がゴールを守ってさえいなければ。
295 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 20:31:53 ID:???
霊夢「よっと、とっ……!」
赤色に発光するスカーレットシュートに、飛びつく紅白の影。
結界内で、霊夢の巫女としての力は、既にシュートから、レミリアの吸血鬼たる力の大部分を殺いでいた。
気迫の差が出たか、完全にキャッチングするには到らなかったが、シュートを弾くことには成功する。
レミリア「! れい、む……」
これで三本目。
他の追随を許さぬ10得点の記録を保持するレミリアのシュートが、決勝で全てシャットアウトされていた。
観客席から怒号のような歓声が響き渡る。
ドワアアアアアアアアアアァァァァッッッ!!!
実況「今大会攻撃力最強との下馬評の紅魔スカーレットムーンズ! 数々のシュートチャンスに恵まれながら
イーグルスの、博麗の巫女の護りを突破することができません!
レミリア選手の得意の空中シュートも阻止された今、最早打つ手なしか〜〜〜〜!!!?」
精鋭メイドF「ま、まだよっ! まだボールは生きて……!」
296 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 20:32:36 ID:???
弾かれたボールに、上がり目にいた精鋭メイドF番が右から詰めてきた。
しかしレミリアが封じ込まれた事の動揺に加えて、強烈なスピンのかけられたボールをミスキックしてしまう。
守矢イーグルスのゴールキック。紅魔スカーレットムーンズ、起死回生の策も功を奏さなかった。
レミリア「ぐ……みんな……戻り……なさいっ!」
それだけではない。
レミリアが、蓄積した疲労をもはや周囲に隠すこともできずに足を引きずってしまっている。
目は死んでいないが、数々のアクシデントに見舞われた事もあって、吸血鬼嬢の限界はすぐそこまできていた。
その小さく揺れる背中姿を眺めた後、霊夢はボールをセットして、数歩下がり距離を取る。
霊夢「(ゴールキックね……誰に預けようかな)」
297 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 20:33:09 ID:???
先着で
ゴールキックの行方 → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値とマークで分岐します。
ダイヤ・ハート→ ボールは松山に! 行動選択。
スペード→ フライハイトに渡る。
クラブ→ 幽々子に渡る。
JOKER→ 「え〜とボールを真上に蹴り上げ……霊気を込めて……」
*レミリアの決死結界が発動しました。
【永遠に紅い幼き月】
数値差6以上で吹っ飛ばされるか、ガッツ150以下で発動。
全能力+2、発動中はガッツが足りなくても必殺技を使用できる。
続きは少し遅れます。
298 :
森崎名無しさん
:2009/09/04(金) 20:34:45 ID:???
ゴールキックの行方 →
ダイヤ8
299 :
森崎名無しさん
:2009/09/04(金) 20:56:44 ID:???
ゆかりんが妬ましそうにしているのは気のせいでしょうか
300 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 22:50:41 ID:???
>>299
そう見える、それはきっと無意識の罠です。
ゴールキックの行方 → ダイヤ8
ダイヤ・ハート→ ボールは松山に! 行動選択。
レミリアの様子を見た咲夜が真っ先にしたのは、主に代わって守備陣を叱咤激励することだった。
ここで気落ちするなど許さない、烈火の舌鋒を惜しみなくかざす。
咲夜「試合の残り時間はまだまだあるのよ!? 下を向いてて相手の攻撃を素通りさせるというの!?」
既にリボンを結んだ(意思があるので勝手に結ばれた)妹紅も、唇を結んで射命丸のマークに戻る。
その最中で撃ち出された霊夢のキックは、先の妹紅のと比べるとふわりとした曲線を描いた。
ボールは真っ直ぐ、松山の元へ。軽く胸でトラップしてから、松山が、味方の状況を掴もうと前を向く。
松山「(この試合、リードこそしてるけど、攻撃の形を作ってるのは紅魔館の方だ。
こちらは攻撃の基点を託した幽々子さんも、思うように動けてるとは言い難いし……)」
やはりスカーレットムーンズの守備時には、パチュリーが存在感を示している。
ツートップにパスを送り、チャンスにするには、彼女と小悪魔達の守る中盤を突破するしかない。
サイドアタックでも、妹紅とリリカが一対一では通さない、ドリブルの攻め上がを阻止する構えだ。
松山「リードしてるし、レミリアさんも消耗してる。どう攻めるか? 消極策でいくべきか……?」
301 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/04(金) 22:50:56 ID:???
どうしますか?
A 自らドリブル突破だ!
B やっぱりサイドアタックだ!(*左右どちらか併記してください)
C 幽々子にゲームメイクさせる
D もう一度フライハイトとワンツーを試そう
E 幽々子さんにボール預けて【ワイルドイーグル】解除しよう
F 自陣内でボールを回して時間を稼いで焦らせよう
G その他 行動を併記してください
*【ワイルドイーグル】発動中です。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
302 :
森崎名無しさん
:2009/09/04(金) 23:11:09 ID:Y0U8wnkc
A
多分ドリブルはそこまで警戒されてない筈
303 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/09/04(金) 23:23:19 ID:jDp69xmQ
A
いけー!
304 :
森崎名無しさん
:2009/09/04(金) 23:24:53 ID:CgttJnwk
A
305 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 00:20:11 ID:???
>>302
妄執を抱いてる誰かさんは来る!
>>303
松山「必ず帰ってくるから、待っててくれ!」
A 自らドリブル突破だ!
足元のボールを一度見て、顔を上げると、心臓が何拍かする間の自問を松山はした。
松山「ボランチの位置から中央をドリブル突破……俺にできるのか?」
それは今までの自分に求められてきた役割とかけ離れている。
粘り強い守備とキープ。味方の攻め上がる時間を稼ぐ守備的ボランチこそ、松山の仕事場だった。
だが。
これからは、たった一人での挑戦になる。
そこを超えていく為、今の自分に求められるのは……
306 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 00:20:30 ID:???
松山「(今までより完成度の高いオールラウンドの能力!
特性や得意分野に縛られてちゃいけないんだ! ここでの挑戦はきっと意味がある!)」
松山は決意し、ドリブルを開始する。
雪国で培った足腰から生まれる直進的なドリブルは、今は軽妙な足取りのドリブルに変じている。
ボールをさばきながら思う。かつてのドリブルを取り戻すのか、今の感覚を突き詰めるのか。
あるいは二つを合わせた独自のドリブルを編み出すのか。模索する暇さえなく、前からは荒々しい声が。
ポブルセン「ハッハァー! わざわざ餌食になりにきたのかよマツヤマァ!?」
どこまでも猛々しく、ポブルセンが牙を剥いて肉薄してきた。
後方でパチュリーが、松山の相手はポブルセンに任せて、幽々子を警戒して中盤の深い位置まで下がっていく。
幽々子はといえば、パチンと扇子を畳んで、肩越しに涼しげな流し目を松山に送った。
幽々子「(私は体のいいおっとりさんかしら? ま、紫の悪企みが順調なのか、とくと拝見しましょうか)」
ポブルセン「あんな急場凌ぎの技が何度も通用すると思うんじゃねえ! そんな甘かねえんだよ!!」
松山「それでも……抜くッ!」
307 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 00:21:37 ID:???
先着2名様で
松山→ ! card ドリブル 56+(カードの数値)=
ポブルセン→ ! card タックル 53 +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山、突破成功。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ポブルセンが松山を吹っ飛ばす)(ポブルセンが松山を吹っ飛ばす)(ポブルセンが松山を吹っとばす)
≦−2→ポブルセンが松山を吹っ飛ばす!
【Explosion】
ポブルセンが一対一で敗北すると発動。
激昂して全ての行動に、相手を吹き飛ばす意志を込める。
1差で競り勝った相手でも吹っ飛ばして無理矢理勝利する。
互いのマークがクラブ、スペードの場合で、攻撃側守備側関係なく反則を受ける。
今日はここまで。
なかなか精鋭メイドFの名前決定イベントにいけない……
308 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 00:23:37 ID:???
松山→
クラブJ
ドリブル 56+(カードの数値)=
激流では勝てぬ…むしろ激流に身を任せ同化する…
309 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 00:26:06 ID:???
ポブルセン→
ハートA
タックル 53 +(カードの数値)=
310 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 00:27:44 ID:???
このごろ引き悪いなあ
ごめんねポブたん
311 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 01:34:21 ID:???
そういや、ゆゆ様をゲームメーカーに指名したけどぜんぜん使ってなかったなw
312 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 02:07:55 ID:???
ゆゆ様は司令塔って感じじゃないしな
313 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 15:42:53 ID:???
「ハッハア!」とか点取り屋みたいに言うからだ!
314 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 18:05:58 ID:???
>>311-312
東方サッカーでも、能力的にどこでも出来るんだけど、定住ポジションはすぐ思い浮かばない。
そういうところも幽霊的ですね。
>>310
>>313
ポブたんのネオ発言を選んでください
A ハッハア!
B フッヒー!
C ブ…ブヒィ!?
D フォオオオオオオオオオオオ〜〜〜ッ!!
E その他
315 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 18:06:23 ID:???
松山→ クラブJ ドリブル 56+(カードの数値)= 67
ポブルセン→ ハートA タックル 53 +(カードの数値)= 54
ポブルセン「おりゃあああァァッ!!!」
必要以上の気当たりでドリブラーを萎縮させ、鋭い洞察力と野性的な勘でコースを見抜きボールを奪う。
そんなポブルセンのタックルからは、鋭尖かつ強烈な意識が、交錯する前からビリビリと伝わってきていた。
だからこそ今の松山には、ポブルセンの動きから狙いから全てが、容易すぎる程に読み取れてしまった。
ポブルセン「……あ?」
気がついた時には抜かれていた。伸ばした足の向こうにはボールどころか、松山の姿迄が煙の様に消えていた。
タックルの軌道が完璧に読み取られてた上での、完膚なきまでの読み合いの敗北。
敗北がまた重なり、その現実を上の空で受け止める他なく……ポブルセンは魂が抜けたように呟いた。
ポブルセン「なんだよそりゃよ……あんな野郎が、オレの…………?」
この一幕を見て、幽々子はくすりと微笑を浮かべて、咲夜は凍てついた眼差しを向けた。
幽々子「……日日進前程。よかったわね紫。いきなり歩みが止まらないで」
咲夜「(実を伴わぬ大言にも程があるわよ。このまま終わるなら、契約があろうと覚悟を決めなさいね……)」
*幽々子の評価値が上がりました。
*ポブルセンの評価値が1上がってしまった!
*咲夜 → (外剛内柔) → ポブルセン
316 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 18:07:19 ID:???
センターライン右エリアを駆けながら、松山は相好を崩した。
松山「よし……! 抜けた、俺が抜いたんだ!」
試合の流れで考えれば、センターライン付近で一人目を抜いたに過ぎないが
課題として決めてかかった一歩目を着実に踏みしめたことに満足し、松山は心中でガッツポーズをした。
松山「だけど思ったより早く疲弊しそうだ……喜んでばかりもいられない。次は……」
自分の汗の量に気が付くと、手足の先からじんわりと力が抜ける。疲労感を意識する。
そして前方では、ポブルセンが抜かれたことで、パチュリー達も動いていた。
カペロマンには精鋭メイドF番が、鈴仙には髪の短い小悪魔が対応する形を取っており……
二列目から下がったパチュリーとロングヘアの小悪魔が、松山の突破にも、パスをも阻止しようとしている。
松山「中盤を抜けるには、ここでパスか、いやまだドリブルで進む……!?」
317 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 18:08:18 ID:???
どうしますか?
A パチュリー達を抜く!
B 幽々子とワンツーで突破する
C ここだ! ここで決めるんだ!
D 左右にボールをはたく!(*右がカペロマン、左が鈴仙です)
E その他 行動を併記してください。
*【ワイルドイーグル】発動中です。松山のガッツ(740/900)
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
ポブルセンに黄信号点灯?
出かけてきます。続きは後ほど。
318 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 18:11:42 ID:cSRGUUlY
B
319 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 18:12:19 ID:7emvGFx+
A
320 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 18:22:41 ID:JmNOQgEE
A
321 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 18:24:56 ID:1O7jEwgg
B
322 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 18:51:40 ID:QG9FB9sQ
B
323 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 19:44:46 ID:???
咲夜さん、ポブルセンのこと言えないんじゃ…。二失点の原因作ってるし。見せ場全くないし。
324 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 19:48:06 ID:???
ぱっちぇさん達はパスカットに特化してるからまずいんじゃね?
325 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 20:27:50 ID:???
一点目はともかく二点目のファイナルマスタースパークは咲夜さん悪くないだろw
326 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 20:28:07 ID:???
ボブww
327 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 21:53:06 ID:???
ポブルセンの方がゴミに見えるんだよ。
ポプルセンは最初に暴言吐くから何も出来ないとその方がふがいなく見える
328 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 22:40:04 ID:???
>>323
>>325
攻撃参加する必要がない程、攻撃力が高いメンバーが揃ってますしね。
射命丸と直接対決で敗れたのはともかく、あそこのJOKERから失点二つ目では責任求めるのはちと酷ですね。
>>324
特化という程でもありませんが、パスカットに秀でてます。主人に似て小悪魔達も。
>>325-326
しかし松山に負けまくり裏目まくりでも、暴言吐いて暴れまわってこそポプことポプルセン。
B 幽々子とワンツーで突破する
松山「幽々子さん!」
松山は、右寄りに動きながらボールを中央を走る幽々子に預けた。
そのまま、リターンパスを貰おうと適切な動きをするが……ボールを受けた幽々子、パチュリーは思案顔をした
パチュリー「(ワンツー? それなら望むところ……だけど、前の失策を踏まえてなら何か考えがある?)」
幽々子「(あるいは、彼の勘がワンツーに勝機を見出してる? さてさてどういたしましょうか)」
プレー中の一瞬の停滞に、どうしたのかと思った松山と視線を絡めて、幽々子の取った行動は……
329 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 22:40:48 ID:???
先着で
天衣無縫の行動 → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値とマークで分岐します。
ダイヤ・ハート・スペード10以上→「ワンツーで突破しましょう」
スペード9以下・クラブ→「ドリブルさせてもらうわね〜」
JOKER→「取り出したるは稀代の最上大業物〜」
330 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 22:41:27 ID:???
天衣無縫の行動 →
スペードJ
331 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 22:50:35 ID:???
天衣無縫の行動 → スペードJ
ダイヤ・ハート・スペード10以上→「ワンツーで突破しましょう」
幽々子「(そうね。彼の勝負強さにこの場は預けてみようかしらね)」
ボールが返るまで空いた間に松山は不思議がるが
パチュリー達が距離を詰めてきたのに気付き、パス交換を開始する。
松山「ここを突破して、今度こそ追加点だ!」
332 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 22:50:52 ID:???
先着4名様で
松山→ ! card 【ワンツー】 56 +(カードの数値)=
フライハイト→ ! card 【ワンツー】 51 +(カードの数値)=
パチュリー→ ! card 【パスカット】 55 + (人数補正+1) +(カードの数値)=
小悪魔(ロング)→ ! card 【パスカット】 45 + (パチュリー人数差補正+2) +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ ワンツー突破成功! 追加点のチャンスで行動選択。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(カペロマンがフォロー)(こぼれ球・ランダム)(精鋭メイドFがフォロー)
≦−2→ パチュリー「効率的なパスカット成功ね……ゲホッ!」
*パチュリーのマークがスペードの場合、【エメラルドメガロポリス】(*補正+4)が発動します。
補足・補正については
>>33-34
を参照してください。
333 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 22:51:05 ID:???
しまった訂正
334 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 22:51:44 ID:???
ああこれは恥ずかしい訂正ミスだ!
先着4名様で
松山→ ! card 【ワンツー】 56 +(カードの数値)=
幽々子→ ! card 【ワンツー】 51 +(カードの数値)=
パチュリー→ ! card 【パスカット】 55 + (人数補正+1) +(カードの数値)=
小悪魔(ロング)→ ! card 【パスカット】 45 + (パチュリー人数差補正+2) +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ ワンツー突破成功! 追加点のチャンスで行動選択。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(カペロマンがフォロー)(こぼれ球・ランダム)(精鋭メイドFがフォロー)
≦−2→ パチュリー「効率的なパスカット成功ね……ゲホッ!」
*パチュリーのマークがスペードの場合、【エメラルドメガロポリス】(*補正+4)が発動します。
補足・補正については
>>33-34
を参照してください。
335 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 22:52:27 ID:???
松山→
スペードK
【ワンツー】 56 +(カードの数値)=
336 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 22:52:35 ID:???
幽々子→
クラブJ
【ワンツー】 51 +(カードの数値)=
337 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 22:53:36 ID:???
パチュリー→
スペードQ
【パスカット】 55 + (人数補正+1) +(カードの数値)=
338 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 22:56:21 ID:???
小悪魔(ロング)→
ハート2
【パスカット】 45 + (パチュリー人数差補正+2) +(カードの数値)=
339 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 22:57:28 ID:???
小悪魔…なんて分をわきまえた引きなんだ
340 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 23:03:32 ID:???
松山は最高の引きだったんだが、それ以上にパッチェさんが本気すぎた…!
341 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 23:28:33 ID:???
松山→ スペードK 【ワンツー】 56 +(カードの数値)= 69
幽々子→ クラブJ 【ワンツー】 51 +(カードの数値)= 62
パチュリー→ スペードQ 【パスカット】 55 + (人数補正+1) + (+4) +(カードの数値)= 72
小悪魔(ロング)→ ハート2 【パスカット】 45 + (パチュリー人数差補正+2) +(カードの数値)= 49
≦−2→ パチュリー「効率的なパスカット成功ね……ゲホッ!」
松山「(よし、テンポ良く軽快にパス回しができてる!)」
幽々子「(これなら突破もできそうね〜……あら?)」
ショートレンジ、時にダイレクトで折り返すワンツーは、真っ先に向かってきた小悪魔をあっさりかわした。
そのまま、一人中盤の奥に佇むパチュリーにも、もはや止める術はないと思われたが……
パチュリー「次は、そこね」
松山「な、何!?」
パチュリーが人差し指をくいと曲げると、松山が今まさに蹴りだそうとしたコースを塞ぐように
六角柱の形をしたエメラルドの結晶が、芝から隆起した。
松山「(こ、こんなのって……いや、今更常識論持ち出すな! この壁を越える高いパスを……!)」
パチュリー「残念ね。それも失策」
松山「!?」
342 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 23:29:45 ID:???
松山がその声に気付いたときには、すでにパスを上げていた。
そして気が付く。エメラルドの結晶壁は一枚ではなかったことに。
背後に、同じだけの高さの壁が出現していた。ボールはその壁を越えることはできずに、弾かれる。
パチュリーは、ちょうど自分の真正面に跳ね返ったボールを、さも当たり前のように冷静に確保した。
パチュリー「機を得たわ。リトル、あれを」
小悪魔(ロング)「畏まりましたパチュリー様! いきますよファストブレイクです!」
主に代行して、長い髪をたなびかせて小悪魔が宣言した。
ピンチを防ぎ、次こそ同点と活気づく紅魔館メンバー。勿論その中心に据えて頼みとするのは……!
パチュリー「ボールをレミィに!」
咳き込むのを厭わない指示が、今度はパチュリー自身の口から飛ぶ。
その瞳は、僅かに痛ましげに沈痛な色を見せていた。ボールがレミリアに送られた。
松山が上がってることもあり、イーグルスの守備陣では唯一フライハイトだけが、落下地点に走りこめた。
レミリア「ハァ、ハァ……(もう後がない、今度こそ、今度こそ決める!)退け……そのボールは私のだ!」
フライハイト「そうは、させない!」
343 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 23:30:01 ID:???
先着2名様で
レミリア→ ! card 【せりあい】 56 +(カードの数値)=
フライハイト→ ! card 【せりあい】 56 +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ レミリアがボールを奪って、最後のシュートに!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ポブルセンがフォロー?)(こぼれ球・ランダム)(イーグルスのスローイン)
≦−2→ フライハイト「今度はこっちのファストブレイクだ!」
補足・補正については
>>33-34
を参照してください。
今日はここまで。
344 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 23:30:41 ID:???
っと、また訂正を
345 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 23:30:53 ID:???
レミリア→
ハート8
【せりあい】 56 +(カードの数値)=
346 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/05(土) 23:31:45 ID:???
先着2名様で
レミリア→ ! card 【せりあい】 56 + (ファストブレイク+2) +(カードの数値)=
フライハイト→ ! card 【せりあい】 56 +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ レミリアがボールを奪って、最後のシュートに!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ポブルセンがフォロー?)(こぼれ球・ランダム)(イーグルスのスローイン)
≦−2→ フライハイト「今度はこっちのファストブレイクだ!」
補足・補正については
>>33-34
を参照してください。
今日はミスが多い……申し訳ありません。
今度こそ、ここまで。
347 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 23:33:46 ID:???
フライハイト→
ダイヤ8
【せりあい】 56 +(カードの数値)=
348 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 23:33:48 ID:???
レミリア→
ダイヤQ
【せりあい】 56 + (ファストブレイク+2) +(カードの数値)=
349 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 23:34:38 ID:???
フライハイト→
ダイヤ8
【せりあい】 56 +(カードの数値)=
350 :
森崎名無しさん
:2009/09/05(土) 23:34:42 ID:???
フライハイト→
スペード6
【せりあい】 56 +(カードの数値)=
351 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/06(日) 16:23:08 ID:???
レミリア→ ダイヤQ 【せりあい】 56 + (ファストブレイク+2) +(カードの数値)= 70
フライハイト→ ダイヤ8 【せりあい】 56 +(カードの数値)= 64
≧2→ レミリアがボールを奪って、最後のシュートに!
フライハイト「(どんな能力があっても、ボールの奪い合いなら僕は……!)」
この年代においては、最高ランクの読みと反応、バネ、競り合い技術を有するフライハイト。
密集地であろうと、1vs1だろうと、彼より速くルーズボールに対応できる者はドイツの地でもいなかった。
誰か曰く「フライハイトの近くにはボールを上げるな!」それは外の常識となりつつある程に広まる。
しかしそれは外の常識。あくまで外来の常識として、ここで覆されることになる。
レミリア「あぁあぁ……ッッ!!」
疲労に動きを鈍らせたレミリアに先んじ飛んだのはフライハイト。
そうであるからには、フライハイトがボールに先に到達する。
遅れて飛び上がった小柄な影が、そんな運命は紅く塗り替えるとばかりに、フライハイトを吹き飛ばした。
フライハイト「バッ……ぐ、う!?」
レミリア「……渡さないと――そう言った筈、よ……!」
着地したレミリアは、疲労の余りに、もう何もかも忘れて芝に寝転びたい強い衝動を覚えた。
それを根底の意地と誇りで引っ込めさせると、力を振り絞ってドリブルで切り込む。
観客の大部分が、シンと静まり……声もなく見守る中で、レミリアのボールを蹴り進む音のみ響く。
352 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/06(日) 16:23:53 ID:???
レミリアはミドルシュートレンジに入ると、一声も発さないまま、霊夢達の守るゴールを見た。
レティ「(あんな状態で……ま、まだ撃てるというの?)」
ある種の恐怖まで浮かぶレティの表情も、レミリアの目には既に映っていなかった。
イーグルスゴールすら輪郭がぼやけて、そちらを守ってる顔ぶれも視認できない有様だ。
レミリア「(こんな近くの景色が霞んで見えないなんて、どれ程久しいのかしら?
だけど丁度良いわ。只真っ直ぐ蹴るしかできない今なら霊夢のことも他も考えなくて済む……!)」
ゴール前に壁が築かれたのだけは解ったが、それも無視して、レミリアはもう一度足を大きく振り上げた。
胸に去来するのは、ゴールを奪い同点に追いつくことそれのみ。 前の全てをただの障害と認識する。
レミリア「また壁が……でもまだ負けてない。壁を蹴散らすわ! 霊夢を蹴散らすわよ!!
ろうそくの炎の様に……消える前に真っ赤に燃え上がってやる!」
霊夢「……しゃーないわね。いいわあんたの本気に応えてあげるわ!」
精鋭メイドF「(……お嬢様! このままだと……)」
353 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/06(日) 16:24:43 ID:???
先着5名様で
精鋭メイドF→ ! card
レミリア→ ! card 【マスターオブレッドサン】 68 + (ファストブレイク+2) +(カードの数値)=
レティ→ ! card 【ブロック】 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
にとり→ ! card 【ブロック】 47 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
霊夢の判断 → ! num
霊夢→ ! card 【パンチング/博麗大結界】 64/70 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ レミリアが倒れこむ中、スカーレットムーンズ同点に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(精鋭メイドFがねじ込みに!)(精鋭メイドFと雛の競り合いに)(雛がフォロー)
≦−2→ 四度目も防いで、霊夢のフィードが松山に!
354 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/06(日) 16:24:48 ID:???
*精鋭メイドFのマークがダイヤかハートの場合、レミリアのシュートが【???】となり数値に+4されます。
*霊夢の判断が10〜2の場合【博麗大結界】*1の場合【パンチング】になります。
*シュートの数値と、DFのブロック数値差が4〜2の場合、数値ぶんの威力減少が発生します。
*レミリアの【マスターオブレッドサン】には、吹っ飛び係数2がついています。
*レティのマークがダイヤの場合、【アンデュレイションレイ】(*補正+3)が発動します。
*レティのマークがハートの場合、【フィンブルの冬】(*補正+5)が発動します。
*【フィンブルの冬】は成功の場合、至近のシューターに凍傷ペナルティ(-2)を発生させます
補足・補正については
>>33-34
を参照してください。
出かけてきます。続きは後ほど。
355 :
キャプテン井沢
◆TR3983VR7s
:2009/09/06(日) 16:28:11 ID:???
精鋭メイドF→
ダイヤ8
356 :
森崎名無しさん
:2009/09/06(日) 16:30:09 ID:???
レミリア→
ダイヤK
【マスターオブレッドサン】 68 + (ファストブレイク+2) +(カードの数値)=
357 :
森崎名無しさん
:2009/09/06(日) 17:02:42 ID:???
レティ→
ダイヤ9
【ブロック】 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
358 :
森崎名無しさん
:2009/09/06(日) 17:03:20 ID:???
にとり→
ハート7
【ブロック】 47 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
359 :
森崎名無しさん
:2009/09/06(日) 17:04:04 ID:???
霊夢の判断 →
5
霊夢→
ダイヤ5
【パンチング/博麗大結界】 64/70 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
360 :
森崎名無しさん
:2009/09/06(日) 17:40:26 ID:???
松山さんの書く文章は素人とは思えんな
難しい言葉も使うし
361 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/06(日) 20:10:38 ID:???
>>360
や畏れ多いです。他のスレの描写や色んな小説とかの文を引用(拝借)したり埋めたりしてで……ごほごほ
精鋭メイドF→ ダイヤ8
レミリア→ ダイヤK 【???】 72 + (ファストブレイク+2) +(カードの数値)= 87
レティ→ ダイヤ9 【ブロック】 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 62
にとり→ ハート7 【ブロック】 47 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 56
霊夢の判断 → 5
霊夢→ ダイヤ5 【パンチング/博麗大結界】 64/70 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 77
≧2→ レミリアが倒れこむ中、スカーレットムーンズ同点に!
362 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/06(日) 20:13:08 ID:???
レミリアが、疲労に千切れる意識を無理に繋ぎ止め、シュート体勢に入った時。
レティ「止めるわよ!」
にとり「撃たれた直後抑えればきっと威力を減らせる筈!」
ペナルティエリア内のレティとにとりが、レミリアのミドルシュートのコースを塞ぐ。
同点にさせまいと意思が押し寄せ、レミリアの振り足がピクリと一瞬、揺れて静止した。
レミリア「(ふざけるな。お前らなんかに……だけどっその向こうには……)」
一度目は狙い損ねでポストに。だが二度目、三度目は、威力、コース共に自信を持ちながら防がれた。
このまま撃てば今度も……? 本能が深いところで警鐘を鳴らす、が今更止める訳にはいかない。
レミリア「(フランもいない。あの助っ人も役に立たない! ……私が決めるしかないんだ!)」
小さい肩に圧し掛かる重圧、主人としてのプライドが、「撃たねばならない」強制観念にすり替わる。
それに押されてレミリアが最後の力を込めた右足をボールに叩きつけ飛ばそうとした瞬間。
精鋭メイドF「駄目です!」
上がってきたメイドFが、右横から思いも寄らない行動を取った。
なんとレミリアにタックルを仕掛けてきたのだ。レミリアの、焦りに操作されてた思考が空白になる。
363 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/06(日) 20:14:03 ID:???
レミリア「(!?) メイドが、何を……!」
その時になり、やっとレミリアは他者の存在を意識した。
目の前に霊夢がいることもあって囚われてたのを自覚する。
レミリア「(そうだったわね。今やってるのは1vs1で行われるスペルカード戦じゃないんだ。サッカーだ)」
単独でも強力な吸血鬼のレミリア・スカーレット、ただ一人ではないこと。
周囲に味方がいる事を思い出せた。
紅魔館のキャプテンとしての己を思い出せた。
そして、この試合で勝たなければいけない。そう一番の目的も――思い出せた。
レミリア「そこのメイド! その足を真上に向けなさい!」
精鋭メイドF「はっ……はいっ!」
芝、メイドの足裏を土台にして……!
亡霊の領域程も高く舞い上がったレミリアは、決してボールを離すまいと両の腿で挟みつけた。
そのまま、唖然と自分を見上げるにとりとレティの頭上を越すと……
疲労困憊でもうシュートを撃つしかできないと思ってた身体が、ここに到ってとても軽く感じた。
364 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/06(日) 20:14:39 ID:???
松山「あれは、まさかそのまま……!?」
ボールを奪われ、必死に戻っていた松山が、吸血鬼嬢の一連の動きに衝撃を受ける。
壁を飛び越え、ゴールに背を向け着地したレミリアは、ボールを軽く自らの後方へ浮かして……!
レミリア「これが、私の……!」
霊夢「っ!?」
レミリア「【プリティ降臨! オーバーヘッド・マスターオブレッドサン】よ!!」
霊夢「なぁー!?」
直前聴こえた必殺技名も衝撃的だったが、【マスターオブレッドサン】と同じ振り足のオーバーヘッドキック。
威力とスピード、どちらも規格外。霊夢がこれまで目にした【マスターオブレッドサン】の比じゃない。
結界の縛りを易々と振り払い、反応すらできない霊夢は脇腹に灼熱を感じて、真横に轢き飛ばされた。
*守矢イーグルス 2−2 紅魔スカーレットムーンズ
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