キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【さらば】キャプテン松山14【イーグルス】
1 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/23(日) 19:45:12 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。
紅魔スカーレットムーンズと決勝戦が続いてますが、これで14スレ目。 またよろしくお願いします。
前スレ
【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1248260568
登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは
>>2
からになります。
455 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/09(水) 22:10:59 ID:???
>>452-454
松山はまた極端ですね。それにしてもアインは何回K覚醒してるのか。
松山→ スペード2 【ヘディング】 65 +(カードの数値)= 67
咲夜→ ダイヤ6 【高いクリアー】 56 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 64
精鋭メイドA→ スペードK 【高いクリアー】 49 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 64
アイン→ ハートK 【パンチング】 54 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 69
≦−2→ 守りきった紅魔館、次手は?
456 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/09(水) 22:12:39 ID:???
高さを除けば、それはいたって普通のヘディングだった。
特殊な打ち方をするわけでもない。正確にボールの芯を捉えた会心のシュートでもない。
しかしそれも当たり前。松山にはここまで、手にした能力を使いこなす時間なんて与えられてないのだから。
だから、この敗北も必然だったのかもしれない。
咲夜「くっ、こんなの聞いてないわよ!?」
精鋭メイドA「羽でも隠してるんじゃないですかー!?」
懸命にジャンプして、ヘディングシュートに僅かに掠るも、クリアはできない。
次にゴールネットを揺らす音が聴こえるのを覚悟した咲夜たちだが……代わりに聴こえたのは咆哮だった。
アイン「だらっ……しゃあ〜〜〜〜〜〜!!」
拳がボールにめり込んだ。
アインが右斜め上に、矢のように飛んで松山のヘディングを迎撃したのだ。
激突直後、ヘディングの威力に圧されかけるが……アインは歯を食いしばると、裂帛の気合を拳に注入した。
バゴオオォォォンッッッ!!!!!
松山「!!」
松山の目前で、シュートはアインのパンチに弾き返された!
457 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/09(水) 22:13:42 ID:???
リリカ「! うわぁ!?」
横とびの無理な体勢で弾いたボールは、勢いよく右サイドのリリカのところまで飛んだ。
シュートをブロックするように、小さくジャンプしたリリカは腹部でボールの勢いを殺して足元に落とす。
リリカ「おっどろいたなぁもう! でも守ってくれたし文句だけは言えないね!」
カペロマン「くそっ!」
カペロマンがすかさずタックルするが、一瞬早くリリカはひらりかわしてボールを蹴り出す。
真っ直ぐ最短距離を飛来してでボールは、精鋭メイドのF番に。
精鋭メイドF「よしピンチの後にチャンスありですよみんな!」
威勢良く、皆を鼓舞する精鋭メイドFの言葉には、他のメイドにはない力強さを感じさせた。
咲夜が、この試合でやけに目立つ働きをする精鋭メイドF番を、初めて見かけるメイドのように注視する。
咲夜「変ね……あのメイドはさっきもお嬢様の手助けなんてしてた。
そこまで機転が利くメイドなんて紅魔館にいたかしら?」
試合の途中でありながら気になってしょうがなくなった咲夜は、メイドAを起こして、訊ねてみた。
精鋭メイドA「あの子ですか? え、名前をお知りになりたい……? た、たしか、名前は……」
458 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/09(水) 22:14:40 ID:???
精鋭メイドFの名前を決めてください
A メイド・イン・セブン
性格 何かあると素数を数えて落ち着く癖がある
B ロザリア
密にメイド長の座を狙っている野心家。努力を怠らない。ポブルセンが気になるが、公言できないでいる。
C 七転抜刀
誰とでも打ち解けられるが、深い付き合いはしない。
その辺りをメイド向きと評価され、咲夜に気に入られている。
D ナナオ
性格 普段は控えめな態度で目立たないがよく気が付くタイプでフォロー上手
E ナナコ
雑用全般を担当。周りからはお母さんと呼ばれているが
その度にちっちゃな傷が。獲物は某FFキャラから盗んだ包丁
*先に「4」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
*アインが覚醒しました! セーブ力+1!
*レミリアが覚醒しました! シュート力+1!
出かけなければならないので、おそらく今日はここまで。
459 :
森崎名無しさん
:2009/09/09(水) 22:15:54 ID:/Chzgwus
A
460 :
森崎名無しさん
:2009/09/09(水) 22:16:59 ID:wQSFge5c
C
461 :
森崎名無しさん
:2009/09/09(水) 22:23:48 ID:isHQYhXo
B
462 :
森崎名無しさん
:2009/09/09(水) 22:25:04 ID:bpKF7awU
A
463 :
森崎名無しさん
:2009/09/09(水) 22:31:29 ID:+nZG78LQ
B
464 :
森崎名無しさん
:2009/09/09(水) 22:32:22 ID:hkFWAPp2
C
なんという覚醒率
309 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/03/14(土) 00:05:45 ID:???
1番→ JOKER 【パンチング】49+ (カードの数値)=
もうジョーカー引いたって止められないけど……だけど!
413 :森崎名無しさん:2009/04/20(月) 00:53:16 ID:???
アイン→ ハートK 【パンチング】 52+(カードの数値)=
アイン「やるじゃなーい!?」
447 :森崎名無しさん:2009/04/20(月) 23:25:11 ID:???
アイン→ クラブQ 【パンチング】 53+(カードの数値)=
やるじゃなーい!?
502 :森崎名無しさん:2009/04/22(水) 16:51:21 ID:???
アイン→ クラブK 【パンチング】 53+(カードの数値)=
753 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 20:27:16 ID:???
アイン→ クラブ5 【パンチング】 54 +(カードの数値)=
825 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:58:03 ID:???
アイン→ クラブJ 【パンチング】 54 + (人数補正+5) +(カードの数値)=
頼むぞっ!我が愛しのゲンコツちゃん!
451 :森崎名無しさん:2009/09/09(水) 21:25:50 ID:???
アイン→ ハートK 【パンチング】 54 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
引きの平均11.714
大会前パンチング49
現在パンチング55
465 :
森崎名無しさん
:2009/09/09(水) 22:32:41 ID:???
性格まで変わるのか
466 :
森崎名無しさん
:2009/09/09(水) 22:33:14 ID:/wahxBDg
A
467 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2009/09/09(水) 22:36:08 ID:bxoHytSQ
C
468 :
森崎名無しさん
:2009/09/09(水) 23:36:53 ID:rEwQwbEM
A
469 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/10(木) 00:06:20 ID:???
A メイド・イン・セブン
性格 何かあると素数を数えて落ち着く癖がある
咲夜の視線にさらされたメイドAは、わたわたと手を振ったり落ち着き無くさせるが
頭の方では一生懸命に、精鋭メイドFの特徴を掘り起こしていた。
精鋭メイドA「特筆することは特にないです……ただ、その」
咲夜「はっきりおっしゃい。別に叱ってるわけじゃないのだし」
は、はいっと冷や汗まで頬に浮かべたメイドAは、精鋭メイドFの名前から先に伝えた。
精鋭メイドA「名前はメイド・イン・セブンです。それからちょっと奇癖があって……
たまにお皿割ったりストレスが溜まったり困ったことがあったりすると、素数を数えるんです
邪魔するとマッハ怒り出すので、その間は誰も声をかけられなくなっちゃってるんですよ〜」
聞き届けた瞬間、咲夜は顔を顰めて「そういうのは昼寝癖だけで沢山よ」と呻くように一言呟いた。
咲夜「またそんな奇癖の主なのね……教えてメイドA。私は後何回そういう時にナイフを投げればいいの?」
精鋭メイドA「は、はは……(教えないほうがよかったかな? ごめんね〜セブン)」
届かないと知りつつ、メイドAは釈明に愛想笑いを乗せるが、当然セブンは知りえない。
ボールを持ち、果敢にも西行寺の姫に勝負を挑むところだった。
セブン「行くわよ。レミリアお嬢様に負担かけなくたって点は取れるって証明するの!」
幽々子「妖精にしては強気ね。そういうの流行ってるの?」
470 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/10(木) 00:07:50 ID:???
先着2名様で
セブン→ ! card 【ドリブル】50 +(カードの数値)=
幽々子→ ! card 【タックル】51 +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 幽々子「あら〜〜〜?」
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(小悪魔(ロング)がフォロー)(こぼれ球・ランダム)(フライハイトがフォロー)
≦−2→ セブン「19 23 29…」
*セブンのマークがJOKERの場合、【???】を手に入れます。
*セブンのマークがダイヤの場合、【???】を手に入れます。
*セブンのマークがハートの場合、【やや頭脳的なドリブル】を習得します。
*セブンのマークがスペードの場合、【やや華麗なドリブル】を習得します。
*セブンのマークがクラブの場合、【やや強引なドリブル】を習得します。
補足・補正については
>>33-34
を参照してください。
>>464
さんありがとうございます! カードに愛された者の成長力って凄いな。
今度こそ、ここまで。
471 :
森崎名無しさん
:2009/09/10(木) 00:08:39 ID:???
セブン→
ハート7
【ドリブル】50 +(カードの数値)=
472 :
森崎名無しさん
:2009/09/10(木) 00:09:14 ID:???
幽々子→
ダイヤA
【タックル】51 +(カードの数値)=
473 :
森崎名無しさん
:2009/09/10(木) 00:23:35 ID:???
乙でした
セブンが早速7引くとかどういうことよw
どっかの人みたいに7でさらにスキル発動とかやってたら
大変なことになってたかもな
474 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/10(木) 22:37:37 ID:???
>>473
乙感謝です!
またJOKER引いたら7関連のスキル獲得もある、かもです。
セブン→ ハート7 【ドリブル】50 +(カードの数値)= 57
幽々子→ ダイヤA 【タックル】51 +(カードの数値)= 52
≧2→ 幽々子「あら〜〜〜?」
475 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/10(木) 22:38:08 ID:???
挙動不審だが徐々に間合いを詰めてくる幽々子に気付いたセブンは
幽々子がポブルセンからボールを掠め取った場面を想起した。
セブン「(あの亡霊……気配その他を希薄にして、いつの間にか死角に入ってするりとボールを奪うのね)」
セブンは、さっきの幽々子の奪い方を考慮に収めて、動きだけじゃなく気配にも注意を払った。
キックフェイントを一つ入れて抜こうとした時。幽々子から音も気配も急速に薄れるのを感知した。
セブン「(! ここで仕掛けてくる!)」
セブンはボールコントロールが乱れるにも構わずスピードを上げた。
幽々子が左斜め後ろ方向から伸ばした足があえなく空を切る。
幽々子「あ、あら〜?」
珍しく素で驚く声が聴こえたが、セブンは足を止めない。
いつの間にか背中へ寄られる、そんな亡霊の恐怖を味わってしまったからか、冷たい汗が背を伝うのを感じた。
そして観客席が大きくどよめく。紅魔館の多くのメイド達から厳選されて出場してるとはいっても
所詮は名無し。その認識が一般的だった妖精メイドが、西行寺の姫を抜く姿は記憶に残すに値した。
セブン「す、凄い! こ、こんな歓声浴びるのはじめてだわ……!」
ドリブルしながら、新鮮な感動に浸るセブン。その前に、今度は本来GKの河童……河城にとりがチェックに。
ここで抜ければセンタリングで決定的なチャンスを演出できる。
セブンは勝負か安全にパスか……誰かを待たず自己で判断を下した。
476 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/10(木) 22:38:32 ID:???
先着で
セブンの判断 → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値とマークで分岐します。
ダイヤ→ ドリブルで挑む!
ハート→ パス!「小悪魔(ロング)に!」
スペード→パス!「パチュリー様に!」
クラブ→ パス!「後ろに……分は弁えないとね」
JOKER→「ここで家宝の出番よ!」
477 :
キャプテン井沢
◆TR3983VR7s
:2009/09/10(木) 22:39:52 ID:???
セブンの判断 →
スペード6
478 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/10(木) 23:18:38 ID:???
セブンの判断 → スペード6
スペード→パス!「パチュリー様に!」
にとり「やらせない……ここから先は通すもんかあああ!!!」
セブンに立ちはだかるにとりは、観客席の萃香が思わず唸る程の気迫……表情が鬼気迫るそれになっていた。
GKを下ろされた時には憮然と反発したが、蓋を開けてみたら
現在の力量を二回りは……それ以上も越えるシュートの撃ち合いだ。ほとほと打ちのめされてたところに。
松山のあのヘディングを、紅魔館の……この大会まで無名のGKが撃墜したのを……見てしまった。
にとり「(そしたら今度は……名前もろくに知られてない妖精メイドが、亡霊姫を抜くだって!?
情けない、情けないったらありゃしない! 私は心ンどっかで河童だけど天狗になってたんだ!)」
イーグルスのゴールを任されて以来、それまで一緒に練習をすることもできない実力者達とチームを組めた。
外来人や幻想郷の実力者達と勝ち進み、いつの間にか自分もその一員で実力者と誇らしく思ってた。
もし過去に戻れて、そんな自分を前にしたら……にとりはその横面をはたいてしまうかもしれない。
焦燥感、無力感……複雑にもつれた感情は怒りに統一されて、それが真正面の相手――セブンにぶつけられた。
セブン「うわわ……!?(これは……奪られる!? 誰かにパスを……そ、そう! パチュリー様に!)」
セブンはにとりの迫力に圧倒されて、紅魔館の実力者・パチュリーに任せる選択を採った。
パチュリーは若干の落胆を覚えた。目前で、フライハイトが、パスコースを塞ぎに動き出していたからだ。
フライハイト「(予想より鋭いパスだな……ええい間に合え!)」
479 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/10(木) 23:19:16 ID:???
先着2名様で
セブン→ ! card 【パス】 50 +(カードの数値)=
フライハイト→ ! card 【パスカット】 53 +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ パチュリーがトラップして、行動選択!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(雛がフォロー)(こぼれ球・ランダム)(ポブルセンが下がってフォロー!?)
≦−2→ フライハイトまたもカット成功!
今日はここまで。
セブンといったら最初何を連想するかで世代がばれる気がします。
480 :
森崎名無しさん
:2009/09/10(木) 23:30:13 ID:???
セブン→
ハート5
【パス】 50 +(カードの数値)=
481 :
森崎名無しさん
:2009/09/10(木) 23:35:49 ID:???
フライハイト→
クラブ2
【パスカット】 53 +(カードの数値)=
482 :
森崎名無しさん
:2009/09/10(木) 23:38:06 ID:???
乙でした
セブンといえば女性
…俺どんな生活してるんだろ
483 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/11(金) 17:14:49 ID:???
>>482
セブンといえばマンチェスター・ユナイテッド……は置いて
やっぱりウルトラマンセブンかな。北斗の拳のケンシロウもセブンといえばセブン。
背番号で考えれば該当キャラ沢山いますね。
セブン→ ハート5 【パス】 50 +(カードの数値)= 55
フライハイト→ クラブ2 【パスカット】 53 +(カードの数値)= 55
0→ こぼれ球・ランダム
484 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/11(金) 17:18:05 ID:???
幽々子が抜かれた時、フライハイトはすぐさま紅魔勘の司令塔を封じる行動に出ていた。
自陣でパチュリーにボールが渡れば致命傷になりかねない。
ボランチとして、危険な相手にボールが渡るのを事前に阻止しようとカットに入ったが……
フライハイト「くぉっ!」
パチュリー「(やっぱり通らないか。あのメイドも土壇場の判断力には欠けてるようね。)」
ボールを弾くことに成功する。するが、フライハイトはパチュリー以上に悔しげに顔を歪めた。
セブンのパスはとっさに逃れるパスだったせいか、勢いがなく、充分カットが見込めると思えた。
しかし結果はこぼれ球。フライハイトは自分の動き出しが遅れたのを痛烈に責めた。
フライハイト「(こんな時間帯に集中を切らしてどうする!? もっとプレーに集中しないと……!)」
ボールはバウンドして、左サイドの鈴仙と小悪魔の中間地点に転がっていく。
先に奪取するべく、両者が動いた。
小悪魔(ロング)「いっただき〜!」
鈴仙「追いかけっこで兎に敵うと思うの!?」
気炎を燃やしてボールを拾いに向かう鈴仙。
その様子を目の当たりにして……見守る師匠は憂鬱げな顔をした。
永琳「(妹紅を抜いて調子に乗ってるわね。……こういう時うどんげは決まってポカするものだけど)」
やっと意識を戻して、かしましく騒ぎはじめたレミリアから数歩距離を取り……永琳は残り時刻を確かめた。
永琳「(35分。ロスタイムは結構ありそうだけど……次の一点が決勝点になる見込みは高い。
ここでボールを奪えるかどうかは……大きく左右するわよ、うどんげ)」
485 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/11(金) 17:19:19 ID:???
先着2名様で
鈴仙兎飛ぶ!→ ! card + (???→ ! card) +(カードの数値)=
小悪魔ダッシュ!→ ! card +(カードの数値)=
*数値の高い方がボールをキープします。
*???のマークがダイヤ・ハートの場合、???の数値の1/2を鈴仙の数値に加算します。
*???のマークがスペードの場合、しかし何もおこりません。
*???のマークがクラブの場合、鈴仙のカードを生贄にします。
*???のマークがJOKERの場合……?
出かけてきます。続きは後ほど。
486 :
森崎名無しさん
:2009/09/11(金) 17:20:23 ID:???
鈴仙兎飛ぶ!→
クラブ2
+ (???→
クラブ6
) +(カードの数値)=
487 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/11(金) 17:20:37 ID:???
あ
永琳「(35分
これでは誤解招きますね。
現在の時間が35分です。残りは10分とロスタイムです。
488 :
森崎名無しさん
:2009/09/11(金) 17:32:36 ID:???
小悪魔ダッシュ!→
ダイヤA
+(カードの数値)=
489 :
森崎名無しさん
:2009/09/11(金) 17:35:28 ID:IRC2QwvY
…むちゃくちゃハイレベルだな
490 :
森崎名無しさん
:2009/09/11(金) 17:37:17 ID:???
>>やっぱりウルトラマンセブンかな。
どうでもいい話ですが実はこれ間違いです
正しくは「ウルトラセブン」ですね
森ロワさんや滝さん辺りなら詳しい話をしてくれるかも
気に触ったらすいません
491 :
森崎名無しさん
:2009/09/11(金) 19:24:29 ID:???
セブンといえば七つの大罪。悪魔の館のメイドにはふさわしい名前ね
492 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/11(金) 22:33:39 ID:???
>>490
指摘ありがとうございます。実は特撮あまり知らなくて……
>>491
お見事です! それ、採用していいですか?
鈴仙兎飛ぶ!→ + (???→ クラブ6 ) +(カードの数値)=
小悪魔ダッシュ!→ ダイヤA +(カードの数値)= 1
伝説が生まれた
493 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/11(金) 22:35:58 ID:???
幻想郷で、スペルカード戦と並んで隆盛を極める競技・サッカー。
その中でもこの大会は注目度が高い。新興チームの台頭に、可能性を感じさせる無名な者、外来の者。
主催側の紅魔館も本気で、久しぶりに揃った東方コンビ相手に優勝を獲りにいく事が注目度に拍車をかけた。
一歩。
鈴仙「この形のボールの奪い合いなら私に勝てるわけないでしょ!?」
鈴仙が声を張り上げ、思わず目を向けてしまった小悪魔を、狂気の瞳で転倒させる。
決勝戦でも、霊夢のGK出場と、フランの開始即ゴールから始まり……吸血鬼姉妹の予期せぬ退場。
魔理沙や射命丸のゴール。幾つものド派手なプレー、ショッキングな展開が続いて観客達を飽きさせない。
それは年経た妖怪達であっても変わらず、幻想郷に戻ってきた鬼などは当分酒の肴に困らないだろう。
二歩。
鈴仙「(よしこの差は絶対挽回されることない! ボールを奪って今度は私が自力で〜……)」
ほくそえんだ鈴仙。だが、その表情がどこかに一挙に力を持っていかれる脱力感に塗り潰された。
しかしその中でも、記憶に残り語り草となるのは、このプレーだと、決勝戦を観た者達は口を揃えて言う。
494 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/11(金) 22:36:23 ID:???
そして――三歩!
そして――伝説が生まれた。
ドベズシャアアアァーーーーーーゴスゥッ! ……コロコロ。ボムッ。
小悪魔「………………………………………………………………。
あ、ありのまま今起こった事を話すよ!
私は兎の目を見て転ばされたと思ったら、今度は兎が転んでいた!
な、何を言ってんのかわからないと思うが私にも何がなんだかわからない。
頭の羽がポロリと落ちそうだった……へタレとか臆病とかチャチなもんじゃ断じてない!
もっと恐ろしい月の兎の片鱗を味わったぜ……!」
理想的な姿勢の良さでうつ伏せなってる鈴仙は、突然こけてその勢いでダイビングヘッド!
転んでやっと起き上がった小悪魔の足元へピッタリボールを届けたのだ。その精度はまさにマジック!
観客「…ッ……っく、わは、ぶぁはははははははっははは!!!!」
全ての観客達から、怒涛の笑い声の奔流が鈴仙へ贈られる。
それは紛れもない賞賛だった。皆が純粋に本能に理性や建前の壁を破壊された末の現象なのだから。
射命丸「ふひゃははははは!! な、何ですか一体何やってるの!?
く、苦し〜そんでもって悔しい! 肝心要の一瞬を撮り逃しちゃったじゃない!!」
激しく衝撃を受けたのは、多数の観客だけではない。プレー中なのも忘れ笑い転げる天狗の記者をはじめとし。
例えば永遠亭の関係者達は、今だ計り知れぬ衝撃のまま、彫像のようにノーリアクション。
一人、聡明たる月の頭脳と呼ばれる賢者の女性が……へたり込み、膝を抱えて座り込んでる姿が目撃された。
495 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/11(金) 22:37:44 ID:???
萃香「ふわっははは! いやまいったね。名を付けるなら三歩必殺ならぬ三歩必転ってところか!」
橙「藍様〜いったい何が起こったのです? どうして兎さんは倒れてるのに、みんな笑ってるんですか?」
藍「……っく、……よ、世の中には、っぷ……こ、こういう不条理に振り回される哀れな兎もいるのだ、よ」
紫「(月の兎……意外と可能性に溢れてるのかも。で、でも、う……くふふ、も、もう駄目……!)」
当然ながら、そうした反応は小悪魔と鈴仙の耳にも届いていた。届かないわけがなかった。
しかし両方とも、周囲の反応や笑い声にかまけていられなかった。
鈴仙「(私は石、私は石、私は石…………石なの石なんだってば)」
小悪魔(ショート)「ありえないことが起こったけど、チャンスはチャンスだね!
それっパチュリー様!」
小悪魔が、得意のパスでフライハイトのマークからも外れ完全フリーのパチュリーにパスを出した。
軽やかに衝撃を逃がしてトラップしたパチュリーは、すぐ反転して、バイタルエリアに走りこむ!
パチュリー「(そうね。このチャンスに決めないと……でもこの馬鹿騒ぎ、喘息に響くわ……ゴホゴホ)」
前方ではとっくに立ち直ったレティ、もともと笑い以外の感情に燃えるにとりが守備の手筈を整えていた。
エリア内のポブルセンは完全にマークされている。それでも両手を挙げてボールを要求してはいるが……
パチュリー「(ふう……。日符でも、全力の結界を張った紅白の巫女相手にはきついわ……。
それでも体力を削るぐらいはできるのかしらね? ここは……)」
496 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/11(金) 22:38:06 ID:???
先着で
パチュリーの判断 → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値とマークで分岐します。
ダイヤ→ ポブルセンに低いボール!
ハート・スペード→ポブルセンに高いボール!
クラブ→「日符・ロイヤルフレア!」
JOKER→ パチュリー「全属性なら……どうかしら」
497 :
森崎名無しさん
:2009/09/11(金) 22:39:32 ID:???
パチュリーの判断 →
ダイヤ5
喘息属性ならどうかしら
498 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/11(金) 23:11:26 ID:???
>>497
???「天則属性ならどうかな〜?」
パチュリーの判断 → ダイヤ5
ダイヤ→ ポブルセンに低いボール!
パチュリー「(そろそろ喘息に耐える体力が……だけどレミィのいない今ここで倒れるわけにはいかない)」
咲夜を中盤に加えたとはいえ、レミリアに代わって前線の指揮を取るパチュリーは無理を控えた。
イエローカードを貰ってるといえ、残り時間を考えればここでポブルセンに打たせぬ理由は一つも無い。
レティ「どうやら直接じゃなくパスね! 私はカットに行くから後を頼むわ!」
パチュリー「彼女が相手……それならパスは、あれね」
499 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/11(金) 23:12:06 ID:???
先着2名様で
パチュリー→ ! card 【パス】 52 +(カードの数値)=
レティ→ ! card 【パスカット】 53 +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ パチュリーのパスにポブルセンが頭で合わせる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(にとりがフォロー)(雛がフォロー)(霊夢が大きくクリア)
≦−2→ レティが苦手属性を越えてカット!
*パチュリーのマークがクラブ以外の場合、【ノエキアンデリュージュ】(*補正+5)が発動します。
*【ノエキアンデリュージュ】が発動の場合、レティの必殺技の効果は半減します。
*レティのマークがダイヤの場合、【アンデュレイションレイ】(*補正+3)が発動します。
*レティのマークがハートの場合、【フィンブルの冬】(*補正+5)が発動します。
*【フィンブルの冬】は成功の場合、至近のシューターに凍傷ペナルティ(-2)を発生させます
補足・補正については
>>33-34
を参照してください。
500 :
森崎名無しさん
:2009/09/11(金) 23:15:16 ID:MHN2ItKQ
パチュリー→
ハート5
【パス】 52 +(カードの数値)=
501 :
森崎名無しさん
:2009/09/11(金) 23:15:49 ID:???
レティ→
スペード8
【パスカット】 53 +(カードの数値)=
502 :
森崎名無しさん
:2009/09/11(金) 23:22:24 ID:???
何とかしてしまうレティさんかっけー
503 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/11(金) 23:55:11 ID:???
>>502
レティはどんな展開でも(どんなスレでも)安定して頼れますね
パチュリー→ ハート5 【パス】 52 + (+5) +(カードの数値)= 62
レティ→ スペード8 【パスカット】 53 +(カードの数値)= 61
−2→ にとりがフォロー
レティの接近にもパチュリーは顔色一つ変えなかった。
そうした情動まで、体力の無駄と切り捨ててるか押さえ込んでる節さえある。
ただ静かに、パチュリーはボールを浮かせて、指先を向けた。
レティ「え!?」
細い指先から、激しく勢いのある水流がボールを運ぶ。
水なら恐れることもないとレティがボールを蹴り出そうとするが、水飛沫に触れて、力が抜けるのを感じた。
レティ「な、なぜ? これは……」
パチュリー「土水符。土は貴女の不利な属性」
丁寧に説明してくれたパチュリーだが、その隙にレティが意地を見せた。
土属性の反発に負けず、足を懸命に動かして甲の部位をボールに掠らせる。ボールが揺らいでコースを外れた。
504 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 00:03:11 ID:???
そこでカバーに入ったのはにとり! 激しい水流に全く怯まずぶつかっていった。
にとり「属性なんつっても水には違いないでしょ!?
おりゃあ〜〜〜〜〜!!」
水の中から完全にボールを外へ出すと、にとりは躊躇せず安全圏に蹴って味方へ届けようとする。
だが、誰の力も頼みにしない……むしろ失敗など想定してたとばかりに
ポブルセンが左横から回り込んで、クリアをさせじと接近してきた。
フックをかけるような動きだが、足は正確にボールを刈り出そうとしている。
霊夢「にとり! 横から来てるわよ!」
にとり「なんっ……!?」
ポブルセン「水遊びなんざ流行んねえんだよボケが! ボールを呉れてお家で好きなだけやってな!」
505 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 00:03:58 ID:???
先着2名様で
にとり→ ! card 【パス】 46 +(カードの数値)=
ポブルセン→ ! card 【パスカット】 50 + (悪体勢-! dice) +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ にとりがクリアしてピンチ脱出!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(イーグルスのゴールキック)(雛がフォロー)(小悪魔(ロング)がフォロー)
≦−2→ ポブルセンが強引にボール奪取して……
今日はここまで。
なんだか妙なスレが立ってる……?
ウルトラセブンの間違いはすみませんでした……これから特撮関係はあまり出さないようにします。
506 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 00:05:25 ID:???
にとり→
ダイヤJ
【パス】 46 +(カードの数値)=
お値段、以上を出すにとりさんに期待!
そして乙でした
まあ、ミスは人間だから誰でもやってしまうもの
あまりお気になさらぬよう
507 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 00:09:18 ID:???
ポブルセン→
ハート6
【パスカット】 50 + (悪体勢-
2
) +(カードの数値)=
ポブルセン■
508 :
490
:2009/09/12(土) 00:10:26 ID:???
こちらこそなんか余計な事言っちゃってすいませんでした
指摘した奴が言うのもアレですが、あんまり気にしなくても良いと思いますよ
509 :
キャプ森ロワ
:2009/09/12(土) 00:18:40 ID:???
>>490
呼ばれた気がしたので。
大丈夫です。
>>506
さんや
>>507
さんの言うとおり本当余りお気になさらぬよう。
ちなみに私も平成特撮は全くと言っていいほど知りませんしw
昭和だって殆ど記憶が途切れてますしw実は結構いっぱいいっぱいなのですよw
と言うことで戯言失礼しました〜
510 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 00:41:40 ID:???
>>506
ありがとうございますー
その暖かい言葉はきっと下の彼にも届くでしょう……かな?
>>507
いえ、気にしてるって程では。
教えてくれてありがとうございました。
>>508
森ロワさんだ! ありがとうございます。
そうですね。もっと頑張って不足してる知識を埋めていきたいですね。
ラブマリー乙でした。
511 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 00:43:03 ID:???
ずれてました。さっそくミスとは……
それでは、ここまで。
512 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 07:01:19 ID:???
このままだとポプルセン(笑)だな。
丸坊主になる約束は消えてないよな?
513 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 18:10:04 ID:???
>>512
残念ですが丸坊主の件はポプルセン本人にもちかけてませんので。
ただ希望すれば、申し出る協力者は結構な数になるでしょうね。
それと私信……!
ターク・ハルと若林の期待通りの見事なプレーを渇望しています!
にとり→ ダイヤJ 【パス】 46 +(カードの数値)= 57
ポブルセン→ ハート6 【パスカット】 50 + (悪体勢- 2 ) +(カードの数値)= 54
≧2→ にとりがクリアしてピンチ脱出!
514 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 18:11:16 ID:???
ポブルセンは弾くだけではなく、あくまで自分がゴールを奪うため、足首に引っ掛けるように足を伸ばした。
一方でにとり。霊夢の声に危険を察知し、全力で味方へフィードを上げるのに集中した。
明暗分けたのはそこだろう。
にとり「だゃあああぁっっ!!!」
ポブルセン「なっ……がっっ!?」
にとりが全力注いで蹴ったボールは、掬おうとしたポブルセンの足を弾き飛ばした。
そのままボールはグングン飛んで……中盤に下がってきてた松山が、誰より早く胸でトラップする。
まだタッチラインの外で試合展開を見つめるしか出来ないレミリアが歯軋りした。
レミリア「(もういい金輪際アイツに期待するのは止めだ。……私か……フランがあそこにいれば……!
雨さえ降らなければ! 神社の彼奴らは風雨に縁がある連中ばかり……だからなの?)」
レミリアは、必勝を期して用意した策が天の采配で流されたのも……
自分自身がifに思いを馳せること自体が不服で仕方ない。
しかしそれでもここからではどうすることもできず、歯痒い心地で見つめるだけだった。
レミリア「(パチェが上がってしまっている……頼むわよ咲夜。何としてでも防ぎなさい!)」
515 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 18:12:33 ID:???
松山は、ハーフウェイラインでしっかりとボールの感触を確かめながら、広くフィールド前方を見回した。
パチュリーが攻撃参加したぶん、中盤の守備が薄くなっているが……
こちらもフライハイトと幽々子が攻撃に参加できない。組み立ても慎重に差配しなくてはならない。
松山「(だけど試合時間は残りたった五分! 単独で突破強行してでも……今度こそ得点して試合を決める!)」
咲夜「(味方のフォローはない。貴方一人で中盤を……私を抜けるかしら)」
どうしますか?
A ドリブル突破を仕掛ける
B 右サイドから攻めさせる
C 左サイドから攻めさせる
D 味方の上がりを待ってキープに徹する
E その他 行動を併記してください
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
516 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 18:15:04 ID:ga4zUKHY
B
517 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 18:15:49 ID:de8RDboY
C
518 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 18:16:02 ID:/xFbn0UU
B
519 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 18:27:38 ID:spHxK1Yg
A
520 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2009/09/12(土) 18:33:11 ID:OI79V/Pw
C
521 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 18:34:22 ID:3dKXvoGM
A
522 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 18:50:59 ID:gvJ0SWrg
A
523 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 20:03:49 ID:???
A ドリブル突破を仕掛ける
松山「(時間も少ない……強気で行くぞ!)」
同時に体力も把握して、松山はここでのドリブル突破を是とした。
咲夜は当然、ゴールまでの最短距離を塞ぐ形でディフェンスに入り……
小悪魔とセブンにも、左右から寄せるように指示を出す。下がらずここで突破を阻止する強気の構えだ。
強気と強気のぶつかり合い。観客席の萃香が笑みを深くして……紫までがその決断を喜ぶように目を細めた。
萃香「ん〜? どしたんだい紫。なんか嬉しそうじゃん?」
目を細めたと言っても、それは一瞬のこと。
すぐに表情を改めはしたが、友人の萃香の目は誤魔化せないかと紫は舌を巻きつつ、返答した。
紫「ええ好ましいわ。ここでパスを選択するなら、見込みを外れてたと私は厳しく採点したでしょう」
萃香「ほ? どうして? 真ん中は厚いんだから横の味方に任せるのも悪くないんじゃない?」
そう言いながらも、萃香も疑問に思う表情をしていない。
紫の言いたいことは先刻から察しているからだ。
ここで問うてる理由は、酒の肴に、言葉遊びを楽しんでるからだった。
524 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 20:04:30 ID:???
紫「今の松山君には武器がある。決して勝算が低い勝負でもない。ならば、弱腰になる必要はない。
これからスーパーシューティングプレイヤーを目指すならば、単独突破で局面を打開する度胸も必要よ」
萃香「ほっほ〜? 失敗して"エゴイスト"なんて言われても……かい?」
探るような萃香の問いにも、紫はやはり動じず、聞き手が対応に困るような返答を選んで聞かせた。
紫「あら、彼は今でさえ裏切り者と呼ばれてるのよ? そんな風聞など恐れるに足りないんじゃなくて?」
萃香「(光の奴、ほんっとーにさ。厄介な相手に厄介な目の付けられ方をしたもんだね……)」
厄介な友人との会話をそこそこに切り上げて、そこで萃香は観客の歓声につられて、ピッチに視線を戻す。
そちらでは、咲夜ら三人相手に果敢にドリブルを仕掛ける松山が、一声吼えた。
松山「ここで抜いて同点に追いつく! うぉおおおおおっ!!!」
525 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 20:05:11 ID:???
先着4名様で
松山→ ! card ドリブル 56 +(カードの数値)=
咲夜→ ! card タックル 55 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
セブン→ ! card タックル 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
小悪魔(ショート)→ ! card タックル 48 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 松山ここで突破成功! 優位な状況でバイタルエリアへ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(カペロマンがフォロー)(こぼれ球・ランダム)(小悪魔(ロング)がフォロー)
≦−2→ 咲夜達がボールを奪う! そして……?
*【ワイルドイーグル】発動中です。松山のガッツ(500/900)
補足・補正については
>>33-34
を参照してください。
*紫の評価値が上がりました。好感度が上がりました。
続きは少し遅れます。
526 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 20:05:43 ID:???
松山→
ハート4
ドリブル 56 +(カードの数値)=
527 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 20:06:05 ID:???
あ、また修正ミス。
松山「ここで抜いて逆転する! うぉおおおおおっ!!!」
恥ずかしい……
528 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 20:10:40 ID:???
咲夜→
クラブJ
タックル 55 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
529 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 20:18:36 ID:???
セブン→
クラブ10
タックル 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
530 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 20:43:50 ID:???
小悪魔(ショート)→
クラブK
タックル 48 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
531 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 21:36:30 ID:???
小悪魔が覚醒してますね! うぉおおおおおっ!!!
傷口に塩塗るのは止めて、JOKER2回のボーナス片方に向けたので特別に覚醒内容を投票します。
A 小悪魔の可愛さが怒涛のレベルアップ
B 小悪魔?違うな…私は超小悪魔だ!
C そんなことよりサンタマリア呼ぼうぜ!
D 普通に覚醒でタックル+1
E 小悪魔にアイテムプレゼント!(*希望のアイテム併記してください)
*D、E以外は厳しめの判定があります。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
532 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 21:40:07 ID:75Wm3hoQ
C
533 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 21:40:29 ID:zppXTSM6
A
534 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 21:42:16 ID:3dKXvoGM
A
535 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 21:43:23 ID:de8RDboY
B
536 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2009/09/12(土) 21:44:49 ID:OI79V/Pw
B
537 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/09/12(土) 22:14:17 ID:XjbAUgck
A
怒涛…だと…?
538 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 23:12:30 ID:???
松山→ ハート4 ドリブル 56 +(カードの数値)= 60
咲夜→ クラブJ タックル 55 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 68
セブン→ クラブ10 タックル 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 63
小悪魔(ショート)→ クラブK タックル 48 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 63
≦−2→ 咲夜達がボールを奪う! そして……?
539 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 23:12:46 ID:???
松山のドリブルに、まず正面からは咲夜がタックルに向かう。
ボールだけに向かう綺麗なタックル。などと思ったのも束の間。
松山「なわっ!?」
スライディングタックルで咲夜が低姿勢になったところで、彼女の左手からナイフが飛来した。
完全に意表を突かれた松山は、結界の存在を思い出す暇もなく……咄嗟に右手で顔をガードしてしまう。
咲夜「よし、今よ!」
セブン「合点承知ですメイド長!」
小悪魔(ショート)「わかったよ〜!」
咲夜「……?(な、何これは? 小悪魔のいる空間が輝いて見える。私の目はおかしくなったのかしら……)」
当のメイド長は、目映い悪魔に目を擦らせるが、指示は怠らず連携の取れた守備が展開される。
松山の死角になった右方向からセブンがボールを弾くと、小悪魔が上手くカバーした。
小悪魔「えへへっやったやったパチュリー様〜!」
その時、見る者の心に焼き付いたのは、小悪魔の赤い髪と、赤い色の瞳……そして彼女の笑顔だった。
主人の褒め言葉を貰えると考えてる時の愛くるしさは筆舌に尽くし難く、その場の面々が一様に胸を押さえた。
540 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 23:13:25 ID:???
松山「くそ! やられた……!(だけどこの気持ちは何!? あの赤毛の子を見てると胸がいっぱいに……!)」
鈴仙「もう、もう! あのキャプテン何してるの!? 後半はボール奪われてばっかりじゃない!!
(でもあの小悪魔っ子を見てたら許せてしまいそうだわ! 不思議!)」
射命丸「全くですねぇ。(五十歩百歩ってところだけど。おっと、今は小悪魔さんを撮らないと!)」
魔理沙「……こいつはまずいな。(あの小悪魔もまずいぜ……持ち帰りたくなりそうだ)」
咲夜「……よくやってくれたわ。(何、この、お嬢様への忠誠心にも迫る……満ち足りた気持ちは)」
セブン「(こ、これは……まさか……七つの大罪の色欲なの!?)」
541 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 23:14:00 ID:???
魅力がアップ!
の小悪魔(ショート)が、小悪魔(ロング)にパスを送ると、上がっていた松山と鈴仙も戻る。
またも好守が逆転して、フライハイトが盛んに指示を出す。
フライハイト「直接奪いに行かず引いて守るぞ! こちらには博麗さんがいるんだ。壁を築けば失点はない!」
紫「(やっぱりあの子は守備的ね。それだけじゃ足りなくてよ。色々と)」
*鈴仙の評価値と好感度が下がりました。
フライハイトの声に従い、DFは勿論、ボランチも自陣深く下がったのを見て、小悪魔はパス出しに窮した。
小悪魔(ロング)「時間も少ないから当たり前だけど、これじゃ攻めようが……」
パチュリーを見るが、フライハイトに張り付かれてる彼女にはじっと見つめ返されるだけ。
ただ眼差しは信任、この場の攻撃指揮を預けるつもりだと。
指示無しで妙手を期待されてるのだと小悪魔は気付いた。
小悪魔(ロング)「(ここの判断を、わ、私が……?)」
542 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 23:14:33 ID:???
先着で
小悪魔(ロング)の判断 → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値とマークで分岐します。
ダイヤ→ ポブルセンが下がってきて……!?
ハート→「右サイドから攻めます!」
スペード→「左の厄神をどうにかすれば……」
クラブ→「延長戦に持ち込むしか……」
JOKER→ ここでスーパー降誕!!!
今日はここまで。
543 :
キャプテン井沢
◆TR3983VR7s
:2009/09/12(土) 23:20:04 ID:???
小悪魔(ロング)の判断 →
スペード4
許せる!
544 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 23:22:00 ID:???
小悪魔(ロング)の判断 →
ダイヤ4
545 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 18:01:13 ID:???
>>543
天の声「かわいい後輩から返事が届いておりますじゃ」
山森『井沢さんありがとうございます! ミラクルドライブ習得しました!』
小悪魔(ロング)の判断 → スペード4
スペード→「左の厄神をどうにかすれば……」
パチュリーの期待とは裏腹に。
突破力も得点力もなく、センタリングするのが明らかな小悪魔では攻め込もうにも攻め込めなかった。
やむなく小悪魔は左サイドに走りこみ、そこからじりじりとゴールに近づいて場を濁すしかできない。
雛「……」
レティ「……(コク)」
小悪魔が誰かのオーバーラップに期待して、一瞬視線を逸らした隙に、雛とレティがアイコンタクトで意思疎通をした。
次の瞬間、それまでPAで停滞してたのが嘘のように、突如雛がローリングして小悪魔(ロング)に向けて突進する!
雛「隙ありですよ!」
小悪魔(ロング)「わ、わひゃあ!?」
意表を突かれた上、目前に迫る厄の塊に戦いた小悪魔はパスの判断を下せず、反射的にタックルの回避にかかった。
546 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 18:01:57 ID:???
先着2名様で
小悪魔(ロング)→ ! card ドリブル 45 +(カードの数値)=
雛→ ! card タックル 54 +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小悪魔が雛をかわして、一枚減ったPAにクロス!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(紅魔館の左コーナーキック)(こぼれ球・ランダム)(レティがフォロー)
≦−2→ 雛がボールを奪って行動選択!
*雛のマークがダイヤの場合、【ペインフロー】(*相手補正-2)が発動します。
補足・補正については
>>33-34
を参照してください。
【バッドフォーチュン】
*特殊リベンジ・万能妨害型
*味方の選手が判定で7以上の差をつけられて敗北した場合に発動
*全能力+2 相手選手の行動がクラブの時に相手選手の数値補正-4 発動後からは消費ガッツ3倍
*次の判定で味方が勝利すると効果消滅
547 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/09/13(日) 18:08:59 ID:???
小悪魔(ロング)→ ! card ドリブル 45 +(カードの数値)=
許せるっ!
548 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 18:09:02 ID:???
小悪魔(ロング)→
クラブ3
ドリブル 45 +(カードの数値)=
549 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 18:09:41 ID:???
雛→
クラブ2
タックル 54 +(カードの数値)=
550 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 18:39:56 ID:???
悪い流れだな
勝負どころで松山が足引っ張ってるのが痛い
自分の責任で優勝逃してサヨナラしたら本当に悪役だなw
551 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 18:52:35 ID:???
>>547
二言ありませんね!? それじゃ何を許してもらおうかなあ……。
ちょっと精神と時の部屋入って考えてきますね!
>>550
今更ですが負けてもゲームオーバーにはなりません。
ただ優勝すれば、今後の松山(と守矢神社)の活動にも有利になる点が多いです。
小悪魔(ロング)→ クラブ3 ドリブル 45 + (-4)(カードの数値)= 44
雛→ クラブ2 タックル 54 +(カードの数値)= 56
タックルなど接触の時に両者のカードのマークがクラブの場合、守備側の反則になります。
雛がタックルに行く直前になって、小悪魔(ロング)は慌ててがむしゃらな回避行動に移った。
余りの杜撰な動きに、雛は対応を誤った。ボールだけを刈ればよかったところで、キッキングしてしまう。
そのまま両者は揃って転倒してしまった。
小悪魔(ロング)「いたっ!」
雛「あっ……」
ピィーーッ!!!
552 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 18:53:05 ID:???
審判が雛の反則を取り、ここに来て紅魔館にFKが与えられた。
紅魔応援団からの特大の声援が、スタジアムを揺るがす。
実況「なんとここで紅魔スカーレットムーンズにフリーキックが与えられました!!
後半終了間際の膠着してた所に転がり込んだ千載一遇のチャンス! このチャンスは逃せません!!」
突然の嬉しい誤算に、紅魔スカーレットメンバーが揃って手を叩くなり、喜びを露わにする。
守備参加していたフライハイトが、それを肩越しにチラリと見て……転倒した雛の元へ駆け寄っていった。
フライハイト「鍵山さん怪我は?」
雛「私は平気です。小悪魔さんも。結界のおかげですね……」
フライハイト「そうか、よかった……(しかしフリーキックか。どう凌げば……いや、それより先ず……)」
フライハイトの懸念にタイミングを合わせたように、例の審判がやってきて、……カードを取り出した。
553 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 18:53:24 ID:???
先着で
雛の運命 → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。
8〜K→ お咎めなし!
4〜7→ 厳重注意(*次回のカード率上昇)
2〜3→ イエローカード!
A→ レッドカード!?
JOKER→ 少女が出したのはまたも神のカード! 誰かの元へGO!
554 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 18:54:56 ID:???
雛の運命 →
クラブ5
555 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 19:11:15 ID:???
雛の運命 → クラブ5
4〜7→ 厳重注意(*次回のカード率上昇)
審判の口からは、厳重な注意がされた。
説教まで発展しなかったのは、内向的である雛が項垂れてたのと、時間が残り少ないからだろう。
審判「それでは以後は注意してクリーンなプレーを心がけるように」
言葉尻に審判はポブルセンに意味ありげな眼差しを送った。
さすがのポブルセンも既にイエローを貰った状態で、審判に食ってかかりはせず、ただ煩わしげに背を向けた。
松山「フリーキックか……」
フライハイト「延長戦も視野に入れて、MFまで含めて壁を築いて危険性を完全に排除するか……
長めのロスタイムに期待して、前線に人数を残すか。どうするマツヤマ?」
松山「そうだな……(ここはよく考えて決めた方が良さそうだな……)」
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