キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【さらば】キャプテン松山14【イーグルス】
1 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/23(日) 19:45:12 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。
紅魔スカーレットムーンズと決勝戦が続いてますが、これで14スレ目。 またよろしくお願いします。
前スレ
【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1248260568
登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは
>>2
からになります。
490 :
森崎名無しさん
:2009/09/11(金) 17:37:17 ID:???
>>やっぱりウルトラマンセブンかな。
どうでもいい話ですが実はこれ間違いです
正しくは「ウルトラセブン」ですね
森ロワさんや滝さん辺りなら詳しい話をしてくれるかも
気に触ったらすいません
491 :
森崎名無しさん
:2009/09/11(金) 19:24:29 ID:???
セブンといえば七つの大罪。悪魔の館のメイドにはふさわしい名前ね
492 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/11(金) 22:33:39 ID:???
>>490
指摘ありがとうございます。実は特撮あまり知らなくて……
>>491
お見事です! それ、採用していいですか?
鈴仙兎飛ぶ!→ + (???→ クラブ6 ) +(カードの数値)=
小悪魔ダッシュ!→ ダイヤA +(カードの数値)= 1
伝説が生まれた
493 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/11(金) 22:35:58 ID:???
幻想郷で、スペルカード戦と並んで隆盛を極める競技・サッカー。
その中でもこの大会は注目度が高い。新興チームの台頭に、可能性を感じさせる無名な者、外来の者。
主催側の紅魔館も本気で、久しぶりに揃った東方コンビ相手に優勝を獲りにいく事が注目度に拍車をかけた。
一歩。
鈴仙「この形のボールの奪い合いなら私に勝てるわけないでしょ!?」
鈴仙が声を張り上げ、思わず目を向けてしまった小悪魔を、狂気の瞳で転倒させる。
決勝戦でも、霊夢のGK出場と、フランの開始即ゴールから始まり……吸血鬼姉妹の予期せぬ退場。
魔理沙や射命丸のゴール。幾つものド派手なプレー、ショッキングな展開が続いて観客達を飽きさせない。
それは年経た妖怪達であっても変わらず、幻想郷に戻ってきた鬼などは当分酒の肴に困らないだろう。
二歩。
鈴仙「(よしこの差は絶対挽回されることない! ボールを奪って今度は私が自力で〜……)」
ほくそえんだ鈴仙。だが、その表情がどこかに一挙に力を持っていかれる脱力感に塗り潰された。
しかしその中でも、記憶に残り語り草となるのは、このプレーだと、決勝戦を観た者達は口を揃えて言う。
494 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/11(金) 22:36:23 ID:???
そして――三歩!
そして――伝説が生まれた。
ドベズシャアアアァーーーーーーゴスゥッ! ……コロコロ。ボムッ。
小悪魔「………………………………………………………………。
あ、ありのまま今起こった事を話すよ!
私は兎の目を見て転ばされたと思ったら、今度は兎が転んでいた!
な、何を言ってんのかわからないと思うが私にも何がなんだかわからない。
頭の羽がポロリと落ちそうだった……へタレとか臆病とかチャチなもんじゃ断じてない!
もっと恐ろしい月の兎の片鱗を味わったぜ……!」
理想的な姿勢の良さでうつ伏せなってる鈴仙は、突然こけてその勢いでダイビングヘッド!
転んでやっと起き上がった小悪魔の足元へピッタリボールを届けたのだ。その精度はまさにマジック!
観客「…ッ……っく、わは、ぶぁはははははははっははは!!!!」
全ての観客達から、怒涛の笑い声の奔流が鈴仙へ贈られる。
それは紛れもない賞賛だった。皆が純粋に本能に理性や建前の壁を破壊された末の現象なのだから。
射命丸「ふひゃははははは!! な、何ですか一体何やってるの!?
く、苦し〜そんでもって悔しい! 肝心要の一瞬を撮り逃しちゃったじゃない!!」
激しく衝撃を受けたのは、多数の観客だけではない。プレー中なのも忘れ笑い転げる天狗の記者をはじめとし。
例えば永遠亭の関係者達は、今だ計り知れぬ衝撃のまま、彫像のようにノーリアクション。
一人、聡明たる月の頭脳と呼ばれる賢者の女性が……へたり込み、膝を抱えて座り込んでる姿が目撃された。
495 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/11(金) 22:37:44 ID:???
萃香「ふわっははは! いやまいったね。名を付けるなら三歩必殺ならぬ三歩必転ってところか!」
橙「藍様〜いったい何が起こったのです? どうして兎さんは倒れてるのに、みんな笑ってるんですか?」
藍「……っく、……よ、世の中には、っぷ……こ、こういう不条理に振り回される哀れな兎もいるのだ、よ」
紫「(月の兎……意外と可能性に溢れてるのかも。で、でも、う……くふふ、も、もう駄目……!)」
当然ながら、そうした反応は小悪魔と鈴仙の耳にも届いていた。届かないわけがなかった。
しかし両方とも、周囲の反応や笑い声にかまけていられなかった。
鈴仙「(私は石、私は石、私は石…………石なの石なんだってば)」
小悪魔(ショート)「ありえないことが起こったけど、チャンスはチャンスだね!
それっパチュリー様!」
小悪魔が、得意のパスでフライハイトのマークからも外れ完全フリーのパチュリーにパスを出した。
軽やかに衝撃を逃がしてトラップしたパチュリーは、すぐ反転して、バイタルエリアに走りこむ!
パチュリー「(そうね。このチャンスに決めないと……でもこの馬鹿騒ぎ、喘息に響くわ……ゴホゴホ)」
前方ではとっくに立ち直ったレティ、もともと笑い以外の感情に燃えるにとりが守備の手筈を整えていた。
エリア内のポブルセンは完全にマークされている。それでも両手を挙げてボールを要求してはいるが……
パチュリー「(ふう……。日符でも、全力の結界を張った紅白の巫女相手にはきついわ……。
それでも体力を削るぐらいはできるのかしらね? ここは……)」
496 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/11(金) 22:38:06 ID:???
先着で
パチュリーの判断 → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値とマークで分岐します。
ダイヤ→ ポブルセンに低いボール!
ハート・スペード→ポブルセンに高いボール!
クラブ→「日符・ロイヤルフレア!」
JOKER→ パチュリー「全属性なら……どうかしら」
497 :
森崎名無しさん
:2009/09/11(金) 22:39:32 ID:???
パチュリーの判断 →
ダイヤ5
喘息属性ならどうかしら
498 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/11(金) 23:11:26 ID:???
>>497
???「天則属性ならどうかな〜?」
パチュリーの判断 → ダイヤ5
ダイヤ→ ポブルセンに低いボール!
パチュリー「(そろそろ喘息に耐える体力が……だけどレミィのいない今ここで倒れるわけにはいかない)」
咲夜を中盤に加えたとはいえ、レミリアに代わって前線の指揮を取るパチュリーは無理を控えた。
イエローカードを貰ってるといえ、残り時間を考えればここでポブルセンに打たせぬ理由は一つも無い。
レティ「どうやら直接じゃなくパスね! 私はカットに行くから後を頼むわ!」
パチュリー「彼女が相手……それならパスは、あれね」
499 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/11(金) 23:12:06 ID:???
先着2名様で
パチュリー→ ! card 【パス】 52 +(カードの数値)=
レティ→ ! card 【パスカット】 53 +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ パチュリーのパスにポブルセンが頭で合わせる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(にとりがフォロー)(雛がフォロー)(霊夢が大きくクリア)
≦−2→ レティが苦手属性を越えてカット!
*パチュリーのマークがクラブ以外の場合、【ノエキアンデリュージュ】(*補正+5)が発動します。
*【ノエキアンデリュージュ】が発動の場合、レティの必殺技の効果は半減します。
*レティのマークがダイヤの場合、【アンデュレイションレイ】(*補正+3)が発動します。
*レティのマークがハートの場合、【フィンブルの冬】(*補正+5)が発動します。
*【フィンブルの冬】は成功の場合、至近のシューターに凍傷ペナルティ(-2)を発生させます
補足・補正については
>>33-34
を参照してください。
500 :
森崎名無しさん
:2009/09/11(金) 23:15:16 ID:MHN2ItKQ
パチュリー→
ハート5
【パス】 52 +(カードの数値)=
501 :
森崎名無しさん
:2009/09/11(金) 23:15:49 ID:???
レティ→
スペード8
【パスカット】 53 +(カードの数値)=
502 :
森崎名無しさん
:2009/09/11(金) 23:22:24 ID:???
何とかしてしまうレティさんかっけー
503 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/11(金) 23:55:11 ID:???
>>502
レティはどんな展開でも(どんなスレでも)安定して頼れますね
パチュリー→ ハート5 【パス】 52 + (+5) +(カードの数値)= 62
レティ→ スペード8 【パスカット】 53 +(カードの数値)= 61
−2→ にとりがフォロー
レティの接近にもパチュリーは顔色一つ変えなかった。
そうした情動まで、体力の無駄と切り捨ててるか押さえ込んでる節さえある。
ただ静かに、パチュリーはボールを浮かせて、指先を向けた。
レティ「え!?」
細い指先から、激しく勢いのある水流がボールを運ぶ。
水なら恐れることもないとレティがボールを蹴り出そうとするが、水飛沫に触れて、力が抜けるのを感じた。
レティ「な、なぜ? これは……」
パチュリー「土水符。土は貴女の不利な属性」
丁寧に説明してくれたパチュリーだが、その隙にレティが意地を見せた。
土属性の反発に負けず、足を懸命に動かして甲の部位をボールに掠らせる。ボールが揺らいでコースを外れた。
504 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 00:03:11 ID:???
そこでカバーに入ったのはにとり! 激しい水流に全く怯まずぶつかっていった。
にとり「属性なんつっても水には違いないでしょ!?
おりゃあ〜〜〜〜〜!!」
水の中から完全にボールを外へ出すと、にとりは躊躇せず安全圏に蹴って味方へ届けようとする。
だが、誰の力も頼みにしない……むしろ失敗など想定してたとばかりに
ポブルセンが左横から回り込んで、クリアをさせじと接近してきた。
フックをかけるような動きだが、足は正確にボールを刈り出そうとしている。
霊夢「にとり! 横から来てるわよ!」
にとり「なんっ……!?」
ポブルセン「水遊びなんざ流行んねえんだよボケが! ボールを呉れてお家で好きなだけやってな!」
505 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 00:03:58 ID:???
先着2名様で
にとり→ ! card 【パス】 46 +(カードの数値)=
ポブルセン→ ! card 【パスカット】 50 + (悪体勢-! dice) +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ にとりがクリアしてピンチ脱出!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(イーグルスのゴールキック)(雛がフォロー)(小悪魔(ロング)がフォロー)
≦−2→ ポブルセンが強引にボール奪取して……
今日はここまで。
なんだか妙なスレが立ってる……?
ウルトラセブンの間違いはすみませんでした……これから特撮関係はあまり出さないようにします。
506 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 00:05:25 ID:???
にとり→
ダイヤJ
【パス】 46 +(カードの数値)=
お値段、以上を出すにとりさんに期待!
そして乙でした
まあ、ミスは人間だから誰でもやってしまうもの
あまりお気になさらぬよう
507 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 00:09:18 ID:???
ポブルセン→
ハート6
【パスカット】 50 + (悪体勢-
2
) +(カードの数値)=
ポブルセン■
508 :
490
:2009/09/12(土) 00:10:26 ID:???
こちらこそなんか余計な事言っちゃってすいませんでした
指摘した奴が言うのもアレですが、あんまり気にしなくても良いと思いますよ
509 :
キャプ森ロワ
:2009/09/12(土) 00:18:40 ID:???
>>490
呼ばれた気がしたので。
大丈夫です。
>>506
さんや
>>507
さんの言うとおり本当余りお気になさらぬよう。
ちなみに私も平成特撮は全くと言っていいほど知りませんしw
昭和だって殆ど記憶が途切れてますしw実は結構いっぱいいっぱいなのですよw
と言うことで戯言失礼しました〜
510 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 00:41:40 ID:???
>>506
ありがとうございますー
その暖かい言葉はきっと下の彼にも届くでしょう……かな?
>>507
いえ、気にしてるって程では。
教えてくれてありがとうございました。
>>508
森ロワさんだ! ありがとうございます。
そうですね。もっと頑張って不足してる知識を埋めていきたいですね。
ラブマリー乙でした。
511 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 00:43:03 ID:???
ずれてました。さっそくミスとは……
それでは、ここまで。
512 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 07:01:19 ID:???
このままだとポプルセン(笑)だな。
丸坊主になる約束は消えてないよな?
513 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 18:10:04 ID:???
>>512
残念ですが丸坊主の件はポプルセン本人にもちかけてませんので。
ただ希望すれば、申し出る協力者は結構な数になるでしょうね。
それと私信……!
ターク・ハルと若林の期待通りの見事なプレーを渇望しています!
にとり→ ダイヤJ 【パス】 46 +(カードの数値)= 57
ポブルセン→ ハート6 【パスカット】 50 + (悪体勢- 2 ) +(カードの数値)= 54
≧2→ にとりがクリアしてピンチ脱出!
514 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 18:11:16 ID:???
ポブルセンは弾くだけではなく、あくまで自分がゴールを奪うため、足首に引っ掛けるように足を伸ばした。
一方でにとり。霊夢の声に危険を察知し、全力で味方へフィードを上げるのに集中した。
明暗分けたのはそこだろう。
にとり「だゃあああぁっっ!!!」
ポブルセン「なっ……がっっ!?」
にとりが全力注いで蹴ったボールは、掬おうとしたポブルセンの足を弾き飛ばした。
そのままボールはグングン飛んで……中盤に下がってきてた松山が、誰より早く胸でトラップする。
まだタッチラインの外で試合展開を見つめるしか出来ないレミリアが歯軋りした。
レミリア「(もういい金輪際アイツに期待するのは止めだ。……私か……フランがあそこにいれば……!
雨さえ降らなければ! 神社の彼奴らは風雨に縁がある連中ばかり……だからなの?)」
レミリアは、必勝を期して用意した策が天の采配で流されたのも……
自分自身がifに思いを馳せること自体が不服で仕方ない。
しかしそれでもここからではどうすることもできず、歯痒い心地で見つめるだけだった。
レミリア「(パチェが上がってしまっている……頼むわよ咲夜。何としてでも防ぎなさい!)」
515 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 18:12:33 ID:???
松山は、ハーフウェイラインでしっかりとボールの感触を確かめながら、広くフィールド前方を見回した。
パチュリーが攻撃参加したぶん、中盤の守備が薄くなっているが……
こちらもフライハイトと幽々子が攻撃に参加できない。組み立ても慎重に差配しなくてはならない。
松山「(だけど試合時間は残りたった五分! 単独で突破強行してでも……今度こそ得点して試合を決める!)」
咲夜「(味方のフォローはない。貴方一人で中盤を……私を抜けるかしら)」
どうしますか?
A ドリブル突破を仕掛ける
B 右サイドから攻めさせる
C 左サイドから攻めさせる
D 味方の上がりを待ってキープに徹する
E その他 行動を併記してください
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
516 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 18:15:04 ID:ga4zUKHY
B
517 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 18:15:49 ID:de8RDboY
C
518 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 18:16:02 ID:/xFbn0UU
B
519 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 18:27:38 ID:spHxK1Yg
A
520 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2009/09/12(土) 18:33:11 ID:OI79V/Pw
C
521 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 18:34:22 ID:3dKXvoGM
A
522 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 18:50:59 ID:gvJ0SWrg
A
523 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 20:03:49 ID:???
A ドリブル突破を仕掛ける
松山「(時間も少ない……強気で行くぞ!)」
同時に体力も把握して、松山はここでのドリブル突破を是とした。
咲夜は当然、ゴールまでの最短距離を塞ぐ形でディフェンスに入り……
小悪魔とセブンにも、左右から寄せるように指示を出す。下がらずここで突破を阻止する強気の構えだ。
強気と強気のぶつかり合い。観客席の萃香が笑みを深くして……紫までがその決断を喜ぶように目を細めた。
萃香「ん〜? どしたんだい紫。なんか嬉しそうじゃん?」
目を細めたと言っても、それは一瞬のこと。
すぐに表情を改めはしたが、友人の萃香の目は誤魔化せないかと紫は舌を巻きつつ、返答した。
紫「ええ好ましいわ。ここでパスを選択するなら、見込みを外れてたと私は厳しく採点したでしょう」
萃香「ほ? どうして? 真ん中は厚いんだから横の味方に任せるのも悪くないんじゃない?」
そう言いながらも、萃香も疑問に思う表情をしていない。
紫の言いたいことは先刻から察しているからだ。
ここで問うてる理由は、酒の肴に、言葉遊びを楽しんでるからだった。
524 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 20:04:30 ID:???
紫「今の松山君には武器がある。決して勝算が低い勝負でもない。ならば、弱腰になる必要はない。
これからスーパーシューティングプレイヤーを目指すならば、単独突破で局面を打開する度胸も必要よ」
萃香「ほっほ〜? 失敗して"エゴイスト"なんて言われても……かい?」
探るような萃香の問いにも、紫はやはり動じず、聞き手が対応に困るような返答を選んで聞かせた。
紫「あら、彼は今でさえ裏切り者と呼ばれてるのよ? そんな風聞など恐れるに足りないんじゃなくて?」
萃香「(光の奴、ほんっとーにさ。厄介な相手に厄介な目の付けられ方をしたもんだね……)」
厄介な友人との会話をそこそこに切り上げて、そこで萃香は観客の歓声につられて、ピッチに視線を戻す。
そちらでは、咲夜ら三人相手に果敢にドリブルを仕掛ける松山が、一声吼えた。
松山「ここで抜いて同点に追いつく! うぉおおおおおっ!!!」
525 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 20:05:11 ID:???
先着4名様で
松山→ ! card ドリブル 56 +(カードの数値)=
咲夜→ ! card タックル 55 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
セブン→ ! card タックル 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
小悪魔(ショート)→ ! card タックル 48 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 松山ここで突破成功! 優位な状況でバイタルエリアへ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(カペロマンがフォロー)(こぼれ球・ランダム)(小悪魔(ロング)がフォロー)
≦−2→ 咲夜達がボールを奪う! そして……?
*【ワイルドイーグル】発動中です。松山のガッツ(500/900)
補足・補正については
>>33-34
を参照してください。
*紫の評価値が上がりました。好感度が上がりました。
続きは少し遅れます。
526 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 20:05:43 ID:???
松山→
ハート4
ドリブル 56 +(カードの数値)=
527 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 20:06:05 ID:???
あ、また修正ミス。
松山「ここで抜いて逆転する! うぉおおおおおっ!!!」
恥ずかしい……
528 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 20:10:40 ID:???
咲夜→
クラブJ
タックル 55 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
529 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 20:18:36 ID:???
セブン→
クラブ10
タックル 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
530 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 20:43:50 ID:???
小悪魔(ショート)→
クラブK
タックル 48 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
531 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 21:36:30 ID:???
小悪魔が覚醒してますね! うぉおおおおおっ!!!
傷口に塩塗るのは止めて、JOKER2回のボーナス片方に向けたので特別に覚醒内容を投票します。
A 小悪魔の可愛さが怒涛のレベルアップ
B 小悪魔?違うな…私は超小悪魔だ!
C そんなことよりサンタマリア呼ぼうぜ!
D 普通に覚醒でタックル+1
E 小悪魔にアイテムプレゼント!(*希望のアイテム併記してください)
*D、E以外は厳しめの判定があります。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
532 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 21:40:07 ID:75Wm3hoQ
C
533 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 21:40:29 ID:zppXTSM6
A
534 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 21:42:16 ID:3dKXvoGM
A
535 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 21:43:23 ID:de8RDboY
B
536 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2009/09/12(土) 21:44:49 ID:OI79V/Pw
B
537 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/09/12(土) 22:14:17 ID:XjbAUgck
A
怒涛…だと…?
538 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 23:12:30 ID:???
松山→ ハート4 ドリブル 56 +(カードの数値)= 60
咲夜→ クラブJ タックル 55 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 68
セブン→ クラブ10 タックル 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 63
小悪魔(ショート)→ クラブK タックル 48 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 63
≦−2→ 咲夜達がボールを奪う! そして……?
539 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 23:12:46 ID:???
松山のドリブルに、まず正面からは咲夜がタックルに向かう。
ボールだけに向かう綺麗なタックル。などと思ったのも束の間。
松山「なわっ!?」
スライディングタックルで咲夜が低姿勢になったところで、彼女の左手からナイフが飛来した。
完全に意表を突かれた松山は、結界の存在を思い出す暇もなく……咄嗟に右手で顔をガードしてしまう。
咲夜「よし、今よ!」
セブン「合点承知ですメイド長!」
小悪魔(ショート)「わかったよ〜!」
咲夜「……?(な、何これは? 小悪魔のいる空間が輝いて見える。私の目はおかしくなったのかしら……)」
当のメイド長は、目映い悪魔に目を擦らせるが、指示は怠らず連携の取れた守備が展開される。
松山の死角になった右方向からセブンがボールを弾くと、小悪魔が上手くカバーした。
小悪魔「えへへっやったやったパチュリー様〜!」
その時、見る者の心に焼き付いたのは、小悪魔の赤い髪と、赤い色の瞳……そして彼女の笑顔だった。
主人の褒め言葉を貰えると考えてる時の愛くるしさは筆舌に尽くし難く、その場の面々が一様に胸を押さえた。
540 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 23:13:25 ID:???
松山「くそ! やられた……!(だけどこの気持ちは何!? あの赤毛の子を見てると胸がいっぱいに……!)」
鈴仙「もう、もう! あのキャプテン何してるの!? 後半はボール奪われてばっかりじゃない!!
(でもあの小悪魔っ子を見てたら許せてしまいそうだわ! 不思議!)」
射命丸「全くですねぇ。(五十歩百歩ってところだけど。おっと、今は小悪魔さんを撮らないと!)」
魔理沙「……こいつはまずいな。(あの小悪魔もまずいぜ……持ち帰りたくなりそうだ)」
咲夜「……よくやってくれたわ。(何、この、お嬢様への忠誠心にも迫る……満ち足りた気持ちは)」
セブン「(こ、これは……まさか……七つの大罪の色欲なの!?)」
541 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 23:14:00 ID:???
魅力がアップ!
の小悪魔(ショート)が、小悪魔(ロング)にパスを送ると、上がっていた松山と鈴仙も戻る。
またも好守が逆転して、フライハイトが盛んに指示を出す。
フライハイト「直接奪いに行かず引いて守るぞ! こちらには博麗さんがいるんだ。壁を築けば失点はない!」
紫「(やっぱりあの子は守備的ね。それだけじゃ足りなくてよ。色々と)」
*鈴仙の評価値と好感度が下がりました。
フライハイトの声に従い、DFは勿論、ボランチも自陣深く下がったのを見て、小悪魔はパス出しに窮した。
小悪魔(ロング)「時間も少ないから当たり前だけど、これじゃ攻めようが……」
パチュリーを見るが、フライハイトに張り付かれてる彼女にはじっと見つめ返されるだけ。
ただ眼差しは信任、この場の攻撃指揮を預けるつもりだと。
指示無しで妙手を期待されてるのだと小悪魔は気付いた。
小悪魔(ロング)「(ここの判断を、わ、私が……?)」
542 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/12(土) 23:14:33 ID:???
先着で
小悪魔(ロング)の判断 → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値とマークで分岐します。
ダイヤ→ ポブルセンが下がってきて……!?
ハート→「右サイドから攻めます!」
スペード→「左の厄神をどうにかすれば……」
クラブ→「延長戦に持ち込むしか……」
JOKER→ ここでスーパー降誕!!!
今日はここまで。
543 :
キャプテン井沢
◆TR3983VR7s
:2009/09/12(土) 23:20:04 ID:???
小悪魔(ロング)の判断 →
スペード4
許せる!
544 :
森崎名無しさん
:2009/09/12(土) 23:22:00 ID:???
小悪魔(ロング)の判断 →
ダイヤ4
545 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 18:01:13 ID:???
>>543
天の声「かわいい後輩から返事が届いておりますじゃ」
山森『井沢さんありがとうございます! ミラクルドライブ習得しました!』
小悪魔(ロング)の判断 → スペード4
スペード→「左の厄神をどうにかすれば……」
パチュリーの期待とは裏腹に。
突破力も得点力もなく、センタリングするのが明らかな小悪魔では攻め込もうにも攻め込めなかった。
やむなく小悪魔は左サイドに走りこみ、そこからじりじりとゴールに近づいて場を濁すしかできない。
雛「……」
レティ「……(コク)」
小悪魔が誰かのオーバーラップに期待して、一瞬視線を逸らした隙に、雛とレティがアイコンタクトで意思疎通をした。
次の瞬間、それまでPAで停滞してたのが嘘のように、突如雛がローリングして小悪魔(ロング)に向けて突進する!
雛「隙ありですよ!」
小悪魔(ロング)「わ、わひゃあ!?」
意表を突かれた上、目前に迫る厄の塊に戦いた小悪魔はパスの判断を下せず、反射的にタックルの回避にかかった。
546 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 18:01:57 ID:???
先着2名様で
小悪魔(ロング)→ ! card ドリブル 45 +(カードの数値)=
雛→ ! card タックル 54 +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小悪魔が雛をかわして、一枚減ったPAにクロス!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(紅魔館の左コーナーキック)(こぼれ球・ランダム)(レティがフォロー)
≦−2→ 雛がボールを奪って行動選択!
*雛のマークがダイヤの場合、【ペインフロー】(*相手補正-2)が発動します。
補足・補正については
>>33-34
を参照してください。
【バッドフォーチュン】
*特殊リベンジ・万能妨害型
*味方の選手が判定で7以上の差をつけられて敗北した場合に発動
*全能力+2 相手選手の行動がクラブの時に相手選手の数値補正-4 発動後からは消費ガッツ3倍
*次の判定で味方が勝利すると効果消滅
547 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/09/13(日) 18:08:59 ID:???
小悪魔(ロング)→ ! card ドリブル 45 +(カードの数値)=
許せるっ!
548 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 18:09:02 ID:???
小悪魔(ロング)→
クラブ3
ドリブル 45 +(カードの数値)=
549 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 18:09:41 ID:???
雛→
クラブ2
タックル 54 +(カードの数値)=
550 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 18:39:56 ID:???
悪い流れだな
勝負どころで松山が足引っ張ってるのが痛い
自分の責任で優勝逃してサヨナラしたら本当に悪役だなw
551 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 18:52:35 ID:???
>>547
二言ありませんね!? それじゃ何を許してもらおうかなあ……。
ちょっと精神と時の部屋入って考えてきますね!
>>550
今更ですが負けてもゲームオーバーにはなりません。
ただ優勝すれば、今後の松山(と守矢神社)の活動にも有利になる点が多いです。
小悪魔(ロング)→ クラブ3 ドリブル 45 + (-4)(カードの数値)= 44
雛→ クラブ2 タックル 54 +(カードの数値)= 56
タックルなど接触の時に両者のカードのマークがクラブの場合、守備側の反則になります。
雛がタックルに行く直前になって、小悪魔(ロング)は慌ててがむしゃらな回避行動に移った。
余りの杜撰な動きに、雛は対応を誤った。ボールだけを刈ればよかったところで、キッキングしてしまう。
そのまま両者は揃って転倒してしまった。
小悪魔(ロング)「いたっ!」
雛「あっ……」
ピィーーッ!!!
552 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 18:53:05 ID:???
審判が雛の反則を取り、ここに来て紅魔館にFKが与えられた。
紅魔応援団からの特大の声援が、スタジアムを揺るがす。
実況「なんとここで紅魔スカーレットムーンズにフリーキックが与えられました!!
後半終了間際の膠着してた所に転がり込んだ千載一遇のチャンス! このチャンスは逃せません!!」
突然の嬉しい誤算に、紅魔スカーレットメンバーが揃って手を叩くなり、喜びを露わにする。
守備参加していたフライハイトが、それを肩越しにチラリと見て……転倒した雛の元へ駆け寄っていった。
フライハイト「鍵山さん怪我は?」
雛「私は平気です。小悪魔さんも。結界のおかげですね……」
フライハイト「そうか、よかった……(しかしフリーキックか。どう凌げば……いや、それより先ず……)」
フライハイトの懸念にタイミングを合わせたように、例の審判がやってきて、……カードを取り出した。
553 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 18:53:24 ID:???
先着で
雛の運命 → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。
8〜K→ お咎めなし!
4〜7→ 厳重注意(*次回のカード率上昇)
2〜3→ イエローカード!
A→ レッドカード!?
JOKER→ 少女が出したのはまたも神のカード! 誰かの元へGO!
554 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 18:54:56 ID:???
雛の運命 →
クラブ5
555 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 19:11:15 ID:???
雛の運命 → クラブ5
4〜7→ 厳重注意(*次回のカード率上昇)
審判の口からは、厳重な注意がされた。
説教まで発展しなかったのは、内向的である雛が項垂れてたのと、時間が残り少ないからだろう。
審判「それでは以後は注意してクリーンなプレーを心がけるように」
言葉尻に審判はポブルセンに意味ありげな眼差しを送った。
さすがのポブルセンも既にイエローを貰った状態で、審判に食ってかかりはせず、ただ煩わしげに背を向けた。
松山「フリーキックか……」
フライハイト「延長戦も視野に入れて、MFまで含めて壁を築いて危険性を完全に排除するか……
長めのロスタイムに期待して、前線に人数を残すか。どうするマツヤマ?」
松山「そうだな……(ここはよく考えて決めた方が良さそうだな……)」
556 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 19:12:31 ID:???
どうしますか?
A DFだけで壁を築く
B FWと松山を残して、他のメンバーで壁を築く
C 全員で壁を築いて、守りきって延長戦に持ち込もう
D 壁はいらん、どけよう
E 選手交代だ!
F フォーメーションを変えよう!
G その他 発言を併記してください。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
557 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 19:17:35 ID:zpWesh8A
C
558 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 19:17:58 ID:YATbLY1Y
A
559 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 19:32:59 ID:TygIMHGI
B
560 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 19:37:03 ID:XjCRkhYU
C
561 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2009/09/13(日) 19:40:08 ID:YEI+wcz2
B
562 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 19:58:05 ID:UzUn+9dE
A
563 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 20:02:10 ID:Ci+RKaew
B
564 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 21:25:42 ID:???
B FWと松山を残して、他のメンバーで壁を築く
松山「少数でも……うん。カウンターができる人員は残しておこう!」
全員を守備に回せば、紅魔館も後先考えず動員して押し込みにくる。
霊夢やレティがいるとはいえ、全員一丸となった時の破壊力もまた、松山はよく解っていた。
それについて話してると。いつの間にか、フライハイトの右横で話を聞いていたレティも賛同する。
レティ「私もそれがいいと思うわ。
これまで使ってこなかったけど……あちらのメイド長はそういう手腕に長けてるの」
レティの後押しを受けて、フライハイトは遠目のサイドにいるカペロマンと鈴仙を呼び寄せた。
壁に加わるよう要請すると、やはり難色を示されるが、終盤に逆転はさせられないことで納得してくれる。
カペロマン「……ま、しょーがねえな。(一本ぐらい撃ってアイツを黙らせてやりたかったが)」
鈴仙「そうね。ちゃんと守って最後のチャンスを繋げないと!(妹紅には勝ったもんね!)」
守備に回すメンバーを選び終えると、フライハイトが紅魔館の出方についてで話題を変えてきた。
彼の話を聞きながら、松山が紅魔陣営を見ると、誰が蹴るかで若干揉めてる様子だ。
フライハイト「カペロマンのようなシューターもいない紅魔館は、間接フリーキックの見込みが高いだろうな」
カペロマン「オレなら問題にしない角度だがな。直線シュートしか取り得がない奴にゃ真似できんだろうが」
松山「(あっ今なんか見えた。カペロマンと誰かが北中米かどっかで言い争ってるのが見えた)」
565 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 21:28:36 ID:???
若干の軽口を挟みながらも話は進み、壁になることで合意したはDF陣にカペロマンと鈴仙を加えたメンバー。
パスカットの得意なフライハイトと幽々子は間接キックに備えることで、方針は決まった。
松山「(……そろそろか。紅魔館のキッカーは)うわ!?」
霊夢「ちょっといい? いいわね」
そこでぐいと松山のウェアの後ろ襟を引っ張られた。
不意な引っ張りに驚いて振り返ると、いつの間にか霊夢がそこにいた。
この試合で間近で見る機会のなかった霊夢は、今までより疲労の色を濃くしている。
しかし語調はしっかりと、松山にこう言ってきた。
霊夢「一応、光には言っておくけど、このフリーキックを防いだら、私オーバーラップするから」
松山「え……はあ!?」
突拍子もない発言に、松山は即座、南葛と全日本の名物大物ゴールキーパーを連想してしまう。
驚きの余り、これが決定的なチャンスの場面ならばQBKしそうな松山だが……
しかし霊夢は、ただオーバーラップする旨を伝えにきただけな様子で、松山の答えを待たずに踵を返した。
遠ざかってゆく……芝を踏む足音に我に返ると、松山は慌てて彼女を引き止める。
松山「……はっ。ち、ちょっと待ってくれ霊夢さん! そんな、オ−バーラップは……!」
566 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 21:28:48 ID:???
どうしますか?
A やらせていいか
B オーバーラップはやめるよう説得する
C その他 発言を併記してください。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
567 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 21:30:41 ID:0HBxCBOs
C 決める自信があるのか聞いてみる
568 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 21:31:43 ID:LCsTLJxw
A
569 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 21:38:00 ID:VUboGIGs
A
570 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 21:39:52 ID:wblFdCVc
A
571 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 22:08:07 ID:???
A やらせていいか
ゴールキーパーが何に代えても守るべきゴールを空けて攻撃参加するオーバーラップ。
聞いた直後は反射的に、無謀と思ってしまう松山だったが、すぐかぶりを振って考えを改めた。
松山「(そうだよ……霊夢さんはもともとフィールダーだ。そして信頼の置ける。
残り時間ほぼロスタイムのみなんだ。やってきる価値あるよな。それに……)」
ゴールマウスに向かう霊夢の足取りは、隠しているが、やはりどこか重く鈍く感じた。
ハーフタイム挟んだとはいえ、霊夢は左腕を痛めて医務室に行くなどして、充分な休息は取れてない。
それで全力のセービングを重ねて……松山が近くで見て思った以上に、消耗してるのかもしれなかった。
延長戦はきっと戦えない。松山に伝えたのはきっとそのメッセージなのだろう。
松山「(延長戦の途中でレミリアさんの復帰も有り得る以上、にとりには荷が勝ちすぎるな……。
後がない……ってことか。くそ! 俺が攻撃を実らせてれば……!)」
だが今更悔いてもどうにもならない。
松山にできることは、チームメンバーの守りを信じて、前線でボールを待つことだけだ。
そしてやらなければならないことは……何としても得点を、チームに勝利をもたらすことだ。
松山「……(紅魔館のキッカーも決まったみたいだな。蹴るのは……)」
572 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 22:09:24 ID:???
先着で
紅魔館のフリーキック → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。
ダイヤ→ パチュリーが直接狙う!
ハート・スペード→ パチュリーが間接フリーキックでポブルセンに!
クラブ→ パチュリーが間接フリーキックで妹紅に!
JOKER→ イエEー「待って選手交代よ!」
573 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 22:10:15 ID:???
紅魔館のフリーキック →
ハート5
574 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 23:35:23 ID:???
紅魔館のフリーキック → ハート5
ハート・スペード→ パチュリーが間接フリーキックでポブルセンに!
松山が最後のチャンスをものにする決心を抱いて静かに上がって……振り向くと。
PA付近の左サイドにセットされたボールの前に立ってたのは、パチュリーとロングヘアの小悪魔だった。
そこからファーサイドに妹紅が。幽々子は蓬莱人を苦手とする為、フライハイトがマークしている。
そしてニアサイドには……ポブルセン。その近くで挙動不審な幽々子がぽやぽや漂っている。
パチュリー「……ハァ」
小悪魔(ロング)「パチュリー様……?」
珍しく端正な顔を崩した主に、小悪魔が心配げに声をかけると、パチュリーは一言。
パチュリー「ご召喚は計画的に。
リトル……召喚系の本の最初の頁に今の記してちょうだい。全部よ」
小悪魔(ロング)「ええぇ〜〜〜〜〜〜!!?」
パチュリー「(そうなるかどうか……これが彼にとっても最後のチャンスね)」
真実少し混ぜてのちょっとしたジョークを飛ばしたりなんてして……
不安に硬直気味だった使い魔を安心させられた己の配慮に満足してから、パチュリーはボールを強めに蹴る。
ボールは壁の左側へ、鋭く低く飛び、そこへポブルセンが走り込んだ。
イーグルスの最後の砦となる霊夢がそれを見て顔をしかめる。
霊夢「(アイツが来ちゃったか……そいでもオーバーラップ考えると結界は使えない。
使う羽目になっちゃったら……あとは、あっちに任せるしかないか)」
遠くで最後の攻撃に備える松山、魔理沙に射命丸が固唾を飲んで成否を見守る。
荒れ狂ってシュート体勢に入ったポブルセン。その右足が凶暴に唸った。
ポブルセン「いつまでも……いつまでも調子に乗ってるんじゃねェ!!」
575 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 23:36:36 ID:???
先着5名様で
幽々子のカット → ! card
ポブルセン→ ! card 【マーダーショット】 62 +(カードの数値)=
レティ→ ! card 【ブロック】 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
カペロマン→ ! card 【ブロック】 45 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
霊夢の判断 → ! num
霊夢→ ! card 【キャッチ/パンチング/博麗大結界】 63/67/73 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ ポブルセン【マーダーショット】が決まり……紅魔スカーレットムーンズの逆転に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マーダーショットで吹っ飛ばす)(マーダーショットで吹っ飛ばす)(マーダーショットで吹っ飛ばす)
≦−2→ イーグルス瀬戸際の攻撃チャンス!
576 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 23:36:47 ID:???
*幽々子のカットがダイヤ・ハート、ポブルセンの【マーダーショット】がスペード・クラブで
幽々子の数値が上回った場合、シュートを未然に防ぎます。
*霊夢の判断が10の場合【博麗弾幕結界】発動します。9〜8の場合【博麗大結界】
*7〜2の場合【パンチング】1の場合【キャッチング】になります。
*霊夢が【パンチング】【キャッチング】で外来人のシュートを受けると痺れペナルティが発生します。
*シュートの数値と、DFのブロック数値差が4〜2の場合、数値ぶんの威力減少が発生します。
*レティのマークがダイヤの場合、【アンデュレイションレイ】(*補正+3)が発動します。
*レティのマークがハートの場合、【フィンブルの冬】(*補正+5)が発動します。
*【フィンブルの冬】は成功の場合、至近のシューターに凍傷ペナルティ(-2)を発生させます
補足・補正については
>>33-34
を参照してください。
今日はここまで。
長い決勝も終わりが見えてきました。
577 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 23:39:45 ID:???
幽々子のカット →
ハートQ
578 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 23:41:11 ID:???
幽々子のカット →
ダイヤ5
579 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 23:41:41 ID:???
ポブルセン→
スペード2
【マーダーショット】 62 +(カードの数値)=
580 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 23:42:10 ID:???
ポブルセン→
スペードA
【マーダーショット】 62 +(カードの数値)=
581 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 23:44:03 ID:???
レティ→
ハート9
【ブロック】 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
カット判定はカードの数字のみで勝負?
582 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/09/13(日) 23:45:26 ID:???
カペロマン→
クラブ2
【ブロック】 45 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
どっちにせよレティさんでトマタww 私が許すのはこぁだけだ!
583 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/13(日) 23:46:10 ID:???
>>581
はい。
なのでこの時点で【マーダーショット】不発です。ポブあんた……
でも覚醒判定もあるので、残りの選手も引いちゃってください。
今度こそ、ここまでー
お疲れ様でした。
584 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 23:46:56 ID:???
霊夢の判断 →
7
霊夢→
スペード4
【キャッチ/パンチング/博麗大結界】 63/67/73 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
585 :
森崎名無しさん
:2009/09/13(日) 23:55:55 ID:???
ポブルセン(笑)
586 :
森崎名無しさん
:2009/09/14(月) 09:35:19 ID:???
殺人シュート…亡霊にはきかんわな、もう死んでるんだもんw
587 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/14(月) 23:08:44 ID:???
>>585-586
ポブルセンは……日本で苦手なものが針だけじゃなくなったかもしれませんね。
幽々子のカット → ハートQ
ポブルセン→ スペードA 【マーダーショット】 62 +(カードの数値)=
レティ→ ハート9 【ブロック】 51 + (人数補正+2) + (+5) +(カードの数値)= 67
カペロマン→ クラブ2 【ブロック】 45 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 49
霊夢の判断 → 7
霊夢→ スペード4 【キャッチ/パンチング/博麗大結界】 67 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 73
≦−2→ イーグルス瀬戸際の攻撃チャンス!
588 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/14(月) 23:12:08 ID:???
パチュリーの短いボール出しにタイミングを合わせて……
ポブルセンから見て壁の右側のレティ、カペロマンごと吹き飛ばさんと、足を振り上げる。
ポブルセン「いつまでも……いつまでも調子に乗ってるんじゃねェ!!」
変わらぬ蛮言だが、今までより気勢が殺がれてる節がある。ポブルセン也に窮状に気付いてるのかもしれない。
それを掻き消すように必殺の弾丸シュートを放とうとするが……脚は空しく空を切った。
ポブルセン「あ……れ」
ボールが消えた。
真っ直ぐの軌跡でゴール左側ネットにぶち込む筈が、フッと消えた。
気配も前触れない矢先のボールの消失に、ポブルセンの顔が蒼褪める。
幽々子「足元がお留守になってますよ〜。ひゅ〜どろどろどろ〜」
またもや気配を隠してで……取り憑くみたいに忍び寄っていた幽々子が可笑しげに笑っている。
それ見て笑うのがもう一人いた。
ラインの外で逆転を願ってたレミリアが――狂ったような笑い声を上げた。
レミリア「ア……アハハハハッ!! なんて様よ信じられないわ!?
腸が真紅に茹で上がってしまいそう! このスカーレット・デビルともあろう者が……
あんな口先ばっかの人間の男を頼みにして我が物顔に振舞わせてたなんて!」
実妹を彷彿とさせる狂気じみた笑いを続けるレミリアに、介抱してたメイド達や医療スタッフが揃って怯える。
永琳だけはさしたる変化も見せず黙ってみてたが、外来の少年の幻想郷での安寧が永遠に失われた事は解った。
悪魔の契約がいつまでなのか判然としないが、それが終了した時に備えて静かに、心の中で十字を切った。
ピッチの外でポブルセンにいよいよ赤信号が……てところで、審判の測ったロスタイムの時間は……?
589 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/14(月) 23:12:35 ID:???
先着で
ロスタイムは何分? → ! dice
*3以下の場合でも、3分のロスタイムとなります。
*レミリア → (マーダーショット) → ポブルセン
590 :
キャプテン井沢
◆TR3983VR7s
:2009/09/14(月) 23:19:30 ID:???
ロスタイムは何分? →
1
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